合同会社働く楽しさ研究所

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8月30日(日)国家資格キャリアコンサルタント更新講習(web開催)の様子

約6分

8/30(日)に、web会議システム・ZOOMを利用して、
「国家資格キャリアコンサルタントweb更新講習」
~ 学生・若者支援に関わるキャリアコンサルタントに本当に必要な面談技術と心がけ ~
~ 面談中にキャリアコンサルタントが迷った時の拠り所と倫理 ~
の2本を開催いたしました。

昨日の土曜日に引き続き、連日のダブルヘッダー開催となりました。
昨日に引き続き、午前・午後ともに満員御礼となりまして、
2日間でのべ80名のキャリアコンサルタントの方々の支援・指導に携わることができました。
こうして改めて数にして表してみると、つくづくその大きさを実感いたします。
みなさま本当に、ありがとうございます。

一方で登壇する側としましては、2日間で4講習という強行スケジュールでしたので、
それを乗り切った後にこの記事を書いている今、
声の枯れ具合が思ったよりすごくて、無理をしすぎた気がしています。

キャリアコンサルタントも身体が資本という部分もありますから、気をつけないといけないですね。
次はまた9月に同じパターンがあるので、それまでに回復できるように身体のケアに努めたいです。
みなさまも、この猛暑がまだ続きそうですので、どうぞお気を付けください。

そしてこの日参加されたみなさまも、昨日に続いてとても積極的でしたね。
グループワークの様子を見るために巡回をしていたときも、安心して見ていられました。
修正のための介入が少なく、よりレベルアップするための気づきになる介入を
多く入れさせていただいたので、充実した学びになったのではないでしょうか。
アンケートなどで当日のお気持ちをお伺いできれば嬉しいです。

それでは、昨日に続いて、web上での振り返りをしましょう。
ご参加いただいた方は講習内容の復習として、まだ参加されていない方は今後の検討材料としてお読みください。

午前の「学生・若者支援の技術と心がけ」では、最初の段落からハイペースで重要ポイントが出てきましたね。
信頼関係と上下関係の違いに驚いた方もたくさんおられるかと思います。
相手は情報量も経験も圧倒的に少ない学生ですから、そのことが面談にどう影響を与えるのか、
相談者理解とは「ただ言ってきたことを受け止めるだけ」ではないんですよね。
今、自分と相談者はどのような立場なのか。面談が始まる前から、相談者のことを考える作業は始まっているのです。

そして、面談がはじまったとしても、一言一言への細心の注意が必要です。
たった一言で考えるだけのワークでも、相当悩みましたよね。
では実際の面談では、いったいいくつの言葉を学生・若者に向けて話していますか?
その一言一言、すべてについて、彼らの視点でどう見えるか/聞こえるかをちゃんと考えていますか?
ヤマ勘や感覚に頼った支援は、もはや支援とは言えないということを、心に刻んで面談に臨んでください。

最後に実施した最難関のディスカッションは、答えのないテーマでした。
これも「過去の経験」に頼った支援がいかにキャリアコンサルタントの独りよがりであるか
気付いていただけたのではないでしょうか。
未来を生き抜くための支援とは何か、
彼らがこれから生きていく世界について理解することも、私たちには必要なことだと覚えておいてください。

そして、午後の「キャリアコンサルタントの拠り所と倫理」の講習では、
倫理綱領が自分自身の技量向上にどう生かせるのか、複数の事例検討を交えながら学んでいただきました。
実際に議論してもらったり、発表を聞いてもらう中で、
「何となく良し悪しを言う場合」と「倫理綱領に基づいて良し悪しを言う場合」の説得力の差を感じたかと思います。
経験が長いから、その領域・業界に詳しいから、年が上だから…より良い事例検討をするためには、関係ないんですね。
それよりも、誰もが同じ立ち位置で事例を検討することが相互の学び・気付きを高めてくれます。

特に、2つ目の事例では、私なりの事例提供者への声の掛け方などもお伝えしました。
みなさんは、事例提供者の意欲や勇気につながる関わりが、どの程度できていたでしょうか?
批判だけなら、誰でもできます。そして、倫理綱領に沿わない感覚的な批判では、良い学びは生まれません。

ダメ出しではなく、認められるところを認める。その事例提供者が前向きになれる関わりをする
相談者との関係構築と同じですよね。
事例提供者との関係構築がきちんとできる人が、相談者とも関係構築できる人だと心に留めておいてください。

受講者アンケート・参加者の声のご紹介につきましては、
web講習の際にはレポートと一緒にお送りいただく予定となっております。
今日学んでくださった方々の生の声は、アンケート到着後にまとめてご紹介いたします。
みなさま、ぜひお楽しみにお待ちください。

それでは、最後に定型文ではありますが、今後の更新講習の予定をご紹介します。

弊社の更新講習は、「短時間で手軽に学べる」「地方開催が多くアクセスしやすい」
「1級技能士が企画設計」「受講時間のためではなく実践で役に立つ内容」
など、
受講される方にとって価値ある講習となるよう、たくさんのメリットを提供しております。

また、弊社の講習は国家資格キャリアコンサルタントをお持ちでなくてもご参加いただけます。
例えば国家資格は持ってなくても、キャリアコンサルティング技能士や標準レベルキャリアコンサルタントの資格はある方、
ソーシャルワーカーなどで就労支援に関わる方、企業の人事・人材育成担当の方、
大学等の就職支援部門・キャリアセンターにお勤めの職員の方など、
キャリア支援に携わる方は国家資格保持者に限らずたくさんおられるはずです。

2020年度は、時限的措置ではありますが厚生労働省からweb形式での更新講習の実施も認められており、
弊社もできるだけweb開催の回数を充実させるべく、準備を進めております

この記事をお読みの方にも、ぜひお会いしたいと思っておりますので、お気軽にご参加ください。

『講習内容の詳細が知りたい』『実際に参加してみたい』と思った方は、このすぐ下のオレンジ色のボタン、
「お申込み・日程確認はこちら」から、弊社主催の講習申込専用ページにてお手続きください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

お問合せはこちら お申込み・日程確認はこちら

(当日の様子)※クリックすると、大きな画像でご覧いただけます。

 

執筆者

働く楽しさ研究所代表八阪 義浩
・国家検定1級キャリアコンサルティング技能士
・産業カウンセラー
・日本キャリアデザイン学会会員

立命館大学卒業後、大手百貨店、人事コンサルティング会社、大手精密機器メーカーの人事部門および生産管理部門を経て、キャリアコンサルタントの世界へ。若者サポートステーションでのニート・フリーター、障がい者の就職支援、京都・大阪の総合大学のキャリアセンターにて、就職困難層を中心とした大学生支援に携わる。キャリアセンターの新規立ち上げ、就職困難層向け支援の仕組みづくり、大学生への個別キャリア相談(年間約700件)、セミナー企画運営などを経験。
現在は同業務の傍ら、弊社代表として中小企業向け研修の企画・開発・登壇と、現場で働くキャリアコンサルタントの指導や育成も行なう。