合同会社働く楽しさ研究所

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9月12日(土)国家資格キャリアコンサルタント更新講習(web開催)の様子

約6分

9/12(土)に、web会議システム・ZOOMを利用して、
「国家資格キャリアコンサルタントweb更新講習」
~ 相談者の思考転換につながる質問力アップトレーニング ~
~ 相談者を取り巻く環境への理解を事例とディスカッションを通じて深める ~
の2本を開催いたしました。

夏も終わり少し涼しくなりましたが、今回もまだまだコロナの影響は収まらず、オンラインでの講習開催となりました。
早くみなさまにお会いしたいなという気持ちもある一方で、
ありがたいことに今回も午前・午後ともに満員御礼となるなど、みなさまの熱意は画面越しでも実感しております。
初めての方も、リピーターの方も、ご参加いただき本当にありがとうございます。

今回はまさに老若男女といった感じでご年齢の幅も広く、
さらにキャリアコンサルタントとしてお仕事されるステージも
様々なところからご参加いただいております。
わたしたちの仕事は、普段対面するCLの属性によって視点が偏りがちですから、
多様な現場でご活躍されている方々が共通のテーマで話し合う機会は貴重な時間であったかと思います。

また、グループワークでは、各グループごとの色がハッキリしており
『じっくり考える派』も『ワイワイ何でも話そう派』も、どちらも真剣に取り組まれているご様子でした。
ユーモアを交えながらも的確なコメントをされる方もおられ、つい聞き入ってしまう、そんなシーンもありました。

中には、慣れないZOOMの操作に戸惑いながらも何とか無事に終了へと辿り着いた方もいらっしゃいました。
PC、スマホに続き、今度はZOOM。便利な新技術が次々と登場する現在ですが、使いこなせるようになるまでは大変です。
運営側としては冷や汗をかきながら…もとい、とてもやりがいのある講習でした。

それではここからは、私と一緒に、講師から教わったことを振り返ってみましょう。
ご参加いただいた方は復習として、まだ参加されていない方は今後の検討材料として、ぜひゆっくりとお読みください。

午前の「質問力アップ」では…
相談者は話したいことを話し、聞かれたいことを聞く。その感覚を身に着けていただくための講習でした。
これまでの相談で「的確な助言をするために情報が欲しい」といった
情報収集型の関わり方になってしまう方もいらっしゃったのではないでしょうか?
キャリアコンサルタントとして良い助言をしたいがために、取り調べのような質問になってしまうことがあります。

的確な助言を行う行為そのものは間違っていません。
しかし、相談者は『自分が上手くいっていない』と痛感する中で、根掘り葉掘り何でも答えられるのでしょうか?
また、中には「怒られるんじゃないだろうか」と恐る恐る席につく者も存在します。(特に教育機関で)
そんな背景で質問の仕方に配慮がないと、いかに課題解決のための重要な情報であっても安心して応えづらいでしょう。

多くの場合、相談者が何かしらのミスや勘違いが原因で上手くいっていないというのは事実です。
しかし、それをそのまま指摘したのではアマチュアと同じです。
キャリアコンサルタントとして「ツッコミ所」を見抜きつつも、
そこに相談者が自ら気づくことができるよう思考転換を促す。そんな質問ができてこそ相談のプロです。

相談者は話したいことを話し、聞かれたいことを聞く。それを促すのは安心感のある質問です。
安心感のあるキャリアコンサルタントとして接し、
目の前の相談者が彼/彼女らのタイミングや気持ちで発する情報を受け止める。
その中から得た情報に基づいて頭で考え、相談者が課題解決できるように寄り添い、
時にはミスや勘違いがあれば思考の転換を促してみる。
そのためにも、今回の講座の中で触れた日常でもできるトレーニングを実践し、磨きをかけてはいかがでしょうか?

午後の「相談者を取り巻く環境理解」の講習では…
目の前にいるのは一人の相談者でも、それを取り巻く環境が異なれば悩み方も異なること
実感していただく講座でした。

どうすれば相談者が「言わんとしていること」を汲み取ることができるでしょうか?
人によっては言葉足らずで言い表せないことや、言いづらいこともあります。
講座の中で設定した、仮想の相談者が発する『(転居を伴う)昇格に応じるべきか悩んでいる』という言葉一つでも
その相談者を取り巻く環境(登場人物と関係性)が異なると、
悩みの原因も180度変わったことを体感できたかと思います。

このように、一括りに『子持ちだから』『〇〇〇の仕事だから』と決めつけずに関わる力が
キャリアコンサルタントには必要
であると考えています。
実際の現場でも、目の前にいる相談者の発言だけでなく背景にある様々な人達との関わり、環境があることを意識する。
「言わんとしていること」を汲み取るためのアンテナを立てておくことをオススメします。

それが相談の手詰まりを解消することにも繋がり、
相談者にとっても安心して話したくなるような関係構築にも寄与するでしょう。

さて、この後は、ライブ形式の講習の場合は、受講者アンケートのご紹介をしておりますが、
web講習ではアンケートはレポートともに後日お送りいただくよう、お願いをしております。

参加された方の生の声は、弊社に到着しましたら改めてご紹介いたします。
みなさま、ぜひお楽しみにお待ちください。

では、最後に定型文ではありますが、今後の更新講習の予定をご紹介します。

弊社の更新講習は、「短時間で手軽に学べる」「地方開催が多くアクセスしやすい」
「1級技能士が企画設計」「受講時間のためではなく実践で役に立つ内容」
など、
受講される方にとって価値ある講習となるよう、たくさんのメリットを提供しております。

また、弊社の講習は国家資格キャリアコンサルタントをお持ちでなくてもご参加いただけます。
例えば国家資格は持ってなくても、キャリアコンサルティング技能士や標準レベルキャリアコンサルタントの資格はある方、
ソーシャルワーカーなどで就労支援に関わる方、企業の人事・人材育成担当の方、
大学等の就職支援部門・キャリアセンターにお勤めの職員の方など、
キャリア支援に携わる方は国家資格保持者に限らずたくさんおられるはずです。

2020年度は、時限的措置ではありますが厚生労働省からweb形式での更新講習の実施も認められており、
弊社もできるだけweb開催の回数を充実させるべく、準備を進めております

この記事をお読みの方にも、ぜひお会いしたいと思っておりますので、お気軽にご参加ください。

『講習内容の詳細が知りたい』『実際に参加してみたい』と思った方は、このすぐ下のオレンジ色のボタン、
「お申込み・日程確認はこちら」から、弊社主催の講習申込専用ページにてお手続きください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

お問合せはこちら お申込み・日程確認はこちら

(当日の様子)※クリックすると、大きな画像でご覧いただけます。

 

 

 

執筆者

木上 和裕
2級キャリアコンサルティング技能士。
1978年生まれ。IT企業のネットワークエンジニアと、パソコン購入者向けのコールセンター事業部にて、主に電話対応員の教育およびフォローを担当。その後、貴金属メーカーの営業職として主に近畿、関東、中部、北陸地方へと足がかりなしの飛び込み営業にて、営業基盤を作る。デザイン事務所の営業 兼 ディレクションを担当し、顧客とデザイナーの調整、ホームページなど制作物のコピーライティングも手掛けた。
キャリアコンサルティング領域では、一般財団法人にて高校新卒やニート・フリーター、若年者に向けた就職支援(個別のキャリアコンサルティング、各種セミナー講師)に従事したほか、京都市内の私大にて大学生向けキャリアコンサルティング、セミナー講師、企業と大学を結ぶ求人窓口も経験した。
現在は、学生および若年者層のキャリアコンサルティングで得た、若者の就労意識・ニーズの聞き取り経験を活かし、セミナー講師として新卒者に向けたキャリア構築支援を行っている。
キャリアコンサルティングのケース数は9000を超え、働くうえでの疑問や課題をもつ学生や若手社員の課題解決に特化したエキスパート。

◆専門領域
内定者フォロー
新入社員教育
定着支援
新卒採用コンサルティング
若年者向けキャリアコンサルティング(面談・セミナー)