合同会社働く楽しさ研究所

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10月18日(日)国家資格キャリアコンサルタント更新講習(web開催)の様子

約6分

10/18(日)に、web会議システム・ZOOMを利用して、
「国家資格キャリアコンサルタントweb更新講習」
~ 学生・若者支援に関わるキャリアコンサルタントに本当に必要な面談技術と心がけ ~
~ 面談中にキャリアコンサルタントが迷った時の拠り所と倫理 ~
の2本を開催いたしました。

今回もZOOMによるオンラインによる講習です。
本日ご参加いただいたのは午前19名、午後9名と少し落ち着いた感がありますが
参加人数に左右されず盛り上がれるのがオンラインの良いところかもしれません。

講習の開始直後は、慣れないZOOMで何とか滑り込むことができた方もいらっしゃいました。
本当にお疲れ様でございます。
スマホの次はZOOM、身につける必要があるのは、キャリアコンサルティングの技法だけでなく
新しいテクノロジーを使いこなすことも含まれているようです。
覚えることが沢山あって飽きない仕事です。

いつの日かAIと話し合うための技術が必要になるかもしれません。
その頃には、私が苦労している様子が想像できます(笑)

さて、それでは、ここからは講習内容の振り返りをいたします。
ご参加いただいた方は復習として、まだ参加されていない方は今後の検討材料として、
講師の話した内容を一緒に振り返りをしましょう。ぜひゆっくりとお読みください。

午前の「学生・若者支援に関わるキャリアコンサルタント」の講習では…

序盤に講師が言いました。
「学生が何を求めてキャリアセンターに訪れるのでしょうか?」

講師が対応した学生が、就活に全く関係ない話題(ゲーム)を持ち掛けてきても…
・普段話せる人がいないのかな?
・就活から逃避しているのかな?
・得意としていることを知ってほしいのかな?
このような、見えない部分について考えを巡らせていました。

相談者の言動には必ず意味・目的があり、なぜそうするのかをキャリアコンサルタントは考えます。
言動をそのまま受けていたのでは家族や友人(素人)と変わりありません。
俯瞰的な視点で相談者と向き合う。そんな役割を果たすのがキャリアコンサルタントではないでしょうか?

座学にありました『未来を生き抜く力』の場面では
50~100年後、”もしかしたら自分は生きていないかもしれない時代”について考えていただきました。

過去の経験を活かす、過去に学ぶことは多々あります。
しかし、過去の経験のみに基づいた情報提供では未来を考える材料として不足しています。
人生の先輩としての助言は『相談者が新しいことを知ること』に繋がる必要があります。
まさに文字通り『温故知新』となる相談を目指すべきではないでしょうか?

未来に何が起こるのか??

数年前から世間では『AIの台頭で消える仕事・残る仕事』について話題になっています。
ただ、どのような事が起こるのかはその時々でないと分かりません。
しかし、未来について考え、話し合うことで情報収集することはできます。

・これからの世代が活躍するのはどんな時代か?
・そのためにキャリアコンサルタントとして今できることは何か?
・キャリアの専門家としてのノウハウを、未来のテクノロジーと融合させるには…?

そんなスケールの大きなテーマについて話し合うことがあっても面白いかもしれません。
※テクノロジー分野に詳しい人から教わることも積極的にしておきたいところです。

午後の「キャリアコンサルタントの拠り所と倫理」の講習では…

序盤の個人ワーク『信頼されるために大切にしている事は?』で沢山の御回答いただきました。
・自己一致
・相談者の意思の尊重
・否定しない
その他にも書ききれないほどです。これら全てが正解だと思います。

しかし、今回の講習での本題は、この『信頼されるために大切にしている事』という言葉1つでも
キャリアコンサルタントごとの解釈が沢山あることに気づいていただくことでした。
この解釈の違いは、キャリアコンサルタントとして提供する相談の品質の違いであるとも言えます。

相談者にとって最適な解釈ができているでしょうか?

残念ながら現在は、キャリアコンサルタント個々の手腕やセンスという名の感覚に依存した相談が行われています。
その結果、キャリアコンサルタントに当たりハズレが出てしまうという状況を招いています。
※『レモン市場』という言葉で示されていましたよね?

相談者にとって最適な助言・指導ができるようになるためには、品質を管理する必要があります。
つまり、解釈の違いによるブレ幅をなくしていくことです。

スポーツが一定のルール上で行われているように、キャリアコンサルティングの世界にもルールがあります。
それは、キャリアコンサルタント歴の長さ、影響力や声の大きさに影響されない一定の解釈、『倫理綱領』です。

今回の講習で初めて倫理綱領をじっくりと眺めたという方は多いかと思いますが
倫理綱領にはキャリアコンサルタントとしての”あるべき姿”が示されています。
基本的理念、自己研鑽、相談者の自己決定権の尊重など事細かく記載されていました。

これらを各々が忠実に実行するようになれば、全体的な品質の向上に繋がります。

『安心して頼ることができるキャリアの専門家』
そう社会に認知されるようになり、キャリアコンサルタントが活躍できる場も増えるのではないでしょうか?

さて、この後は、ライブ形式の講習の場合は、受講者アンケートのご紹介をしておりますが、
web講習ではアンケートはレポートともに後日お送りいただくよう、お願いをしております。

参加された方の生の声は、弊社に到着しましたら改めてご紹介いたします。
みなさま、ぜひお楽しみにお待ちください。

では、最後に定型文ではありますが、今後の更新講習の予定をご紹介します。

弊社の更新講習は、「短時間で手軽に学べる」「地方開催が多くアクセスしやすい」
「1級技能士が企画設計」「受講時間のためではなく実践で役に立つ内容」
など、
受講される方にとって価値ある講習となるよう、たくさんのメリットを提供しております。

また、弊社の講習は国家資格キャリアコンサルタントをお持ちでなくてもご参加いただけます。
例えば国家資格は持ってなくても、キャリアコンサルティング技能士や標準レベルキャリアコンサルタントの資格はある方、
ソーシャルワーカーなどで就労支援に関わる方、企業の人事・人材育成担当の方、
大学等の就職支援部門・キャリアセンターにお勤めの職員の方など、
キャリア支援に携わる方は国家資格保持者に限らずたくさんおられるはずです。

2020年度は、時限的措置ではありますが厚生労働省からweb形式での更新講習の実施も認められており、
弊社もできるだけweb開催の回数を充実させるべく、準備を進めております

この記事をお読みの方にも、ぜひお会いしたいと思っておりますので、お気軽にご参加ください。

『講習内容の詳細が知りたい』『実際に参加してみたい』と思った方は、このすぐ下のオレンジ色のボタン、
「お申込み・日程確認はこちら」から、弊社主催の講習申込専用ページにてお手続きください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

お問合せはこちら お申込み・日程確認はこちら

(当日の様子)※クリックすると、大きな画像でご覧いただけます。

 

 

執筆者

木上 和裕
2級キャリアコンサルティング技能士。
1978年生まれ。IT企業のネットワークエンジニアと、パソコン購入者向けのコールセンター事業部にて、主に電話対応員の教育およびフォローを担当。その後、貴金属メーカーの営業職として主に近畿、関東、中部、北陸地方へと足がかりなしの飛び込み営業にて、営業基盤を作る。デザイン事務所の営業 兼 ディレクションを担当し、顧客とデザイナーの調整、ホームページなど制作物のコピーライティングも手掛けた。
キャリアコンサルティング領域では、一般財団法人にて高校新卒やニート・フリーター、若年者に向けた就職支援(個別のキャリアコンサルティング、各種セミナー講師)に従事したほか、京都市内の私大にて大学生向けキャリアコンサルティング、セミナー講師、企業と大学を結ぶ求人窓口も経験した。
現在は、学生および若年者層のキャリアコンサルティングで得た、若者の就労意識・ニーズの聞き取り経験を活かし、セミナー講師として新卒者に向けたキャリア構築支援を行っている。
キャリアコンサルティングのケース数は9000を超え、働くうえでの疑問や課題をもつ学生や若手社員の課題解決に特化したエキスパート。

◆専門領域
内定者フォロー
新入社員教育
定着支援
新卒採用コンサルティング
若年者向けキャリアコンサルティング(面談・セミナー)