合同会社働く楽しさ研究所

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12月13日(日)国家資格キャリアコンサルタント更新講習(web開催)の様子

約6分

12/13(日)に、web会議システム・ZOOMを利用して、
「国家資格キャリアコンサルタントweb更新講習」
~ 面談中にキャリアコンサルタントが迷った時の拠り所と倫理 ~
~ 相談者を取り巻く環境への理解を事例とディスカッションを通じて深める ~
の2本を開催いたしました。

12月は2日連続講習でしたので、昨日に続いての講習登壇となりました。
ちょうどキャリアコンサルティング技能検定対策講座の試験日でしたので、
参加される方がいつもよりやや少なかったのですが、
その分丁寧にゆっくりと、お一人お一人の学習の様子を見ながら進めることができました。

今年度からweb講習を本格化させたことで、少人数で更新講習をやる機会が無かったのですが、
その分とても新鮮に感じたのを覚えています。
「なんだか得した気がする」「今までで一番学びが深かった」などのコメントをくださった方もいましたね。
そういういお言葉をいただくと、人数の多寡に関係なく、
できることをしっかりやることの大事さを実感いたしました。

今回はリピーター参加の方が特に多かったのですが、
初めて来られた方も、ぜひぜひまたお越しいただければ嬉しく思います。

また、グループワークや受講の最中も、ちょっとコーヒーやお菓子をつまみながら、
リラックスした様子で学んでくださっていたことも、嬉しかったです。
講習中もお話ししましたが、学習内容の定着のためには、
あまり緊張しているのも良くないかな、と個人的に思っています。

ZOOM講習の利点の1つである「自宅で学べる」という点は最大に活かして、
学びやすい状態で学んでいただけくことが、講座内容を吸収しやすくなるはずですので、
これから参加される方も、ぜひぜひリラックスして学んで欲しいです。

では、ここからは講習で学んだ内容を振り返ってみましょう。

午前の「キャリアコンサルタントの倫理」の講習では、終始一貫して品質管理の大事さをお伝えしてまいりました。
そして、その実践として、事例検討で2ケースほど検討してもらいましたね。
読めば読むほど気になるところが出てくるケースで、
グループ内のディスカッションでも、かなりたくさんの意見が出ていたかと思います。

このときお話ししたこととして、事例検討は必ず倫理綱領と照らし合わせながら進めましょうということでした。
倫理綱領を用いることで、主観や思い付きの事例検討ではなく、
参加者全員が同じ視点・フラットな立場で参加できることが実感できたはずです。
例えば、1つ目の事例検討では、今回参加された方々が誰も担当していない教育機関領域の事例でした。
でも、普段関わったことが無い領域の事例でも、倫理綱領があればきちんと検討できましたよね。
それは裏返すと「専門領域だから」「普段から慣れているから」という理由で
事例検討の場で得意げになるのは良くない
ということもわかっていただけたかと思います。

そして、2つ目の事例でお話ししたように、いくら品質管理が大事とわかっていて、事例検討を導入しようとしても、
事例提供者を否定的な目で見ている限り、誰も参加しようとは思ってくれません。
事例を提供した人が前向きに、「参加してよかった」と思ってもらえるように、
事例の良かったところに目を向けて、事例提供者に対しても共感や受容ができる場を創れる
そんなキャリアコンサルタントになって欲しいと思っています。

午後の「相談者を取り巻く環境」の講習では、開始早々に講習のポイントをお話させていただきました。
「言ったことではなく、言わんとしていることまで含んで汲み取れるようになる」でしたね。覚えていますでしょうか?
そして、そのために相談者本人だけでなく、彼らを取り巻く人々とその関係性に注目して、
相談者が相談場面以外、日常の生活の中で何を思い、何を言われて、どんなことを感じているのか、
彼らの世界でものを見る(実際には想像する)ことを練習してください、とお話ししました。

実際に、講習が進むにつれてどんどん着眼点が増えていって、
相談者の主訴や問題点って、言葉通りとは限らないんだとわかっていただけたかと思います。
そもそも、自分の抱えている問題をクリアに抜け漏れなく話ができるなら、
その相談者はおそらく自力で問題解決できますよね。
悩んでいる・困っている人は、そんなに綺麗に整理して話なんてできないですから、
なおさら「言わんとしていること」に注目して欲しいです。

そして、最後の事例検討では、検討途中の仕掛けがものすごく刺さりましたね。
1つしか変えていないのに、相談者の悩みの重さまで変わってしまったことで、
まさに相談業務の難しさと面白さをじっくりと味わっていただく時間になりました。
講習最後の感想のシェアでも、特に印象深かったようで、
この講習での気づきをかみしめていらっしゃる様子が思い出されます。

この日の学びをきっかけにして、現場に戻られた際には、
相談者理解をもっともっと突き詰めていって欲しいです。

さて、この後は、ライブ形式の講習の場合は、受講者アンケートのご紹介をしておりますが、
web講習ではアンケートはレポートともに後日お送りいただくよう、お願いをしております。
参加された方の生の声は、弊社に到着しましたら改めてご紹介いたします。
みなさま、ぜひお楽しみにお待ちください。

では、最後に定型文ではありますが、今後の更新講習の予定をご紹介します。

弊社の更新講習は、「短時間で手軽に学べる」「地方開催が多くアクセスしやすい」
「1級技能士が企画設計」「受講時間のためではなく実践で役に立つ内容」
など、
受講される方にとって価値ある講習となるよう、たくさんのメリットを提供しております。

また、弊社の講習は国家資格キャリアコンサルタントをお持ちでなくてもご参加いただけます。
例えば国家資格は持ってなくても、キャリアコンサルティング技能士や標準レベルキャリアコンサルタントの資格はある方、
ソーシャルワーカーなどで就労支援に関わる方、企業の人事・人材育成担当の方、
大学等の就職支援部門・キャリアセンターにお勤めの職員の方など、
キャリア支援に携わる方は国家資格保持者に限らずたくさんおられるはずです。

2020年度は、時限的措置ではありますが厚生労働省からweb形式での更新講習の実施も認められており、
弊社もできるだけweb開催の回数を充実させるべく、準備を進めております

この記事をお読みの方にも、ぜひお会いしたいと思っておりますので、お気軽にご参加ください。

『講習内容の詳細が知りたい』『実際に参加してみたい』と思った方は、このすぐ下のオレンジ色のボタン、
「お申込み・日程確認はこちら」から、弊社主催の講習申込専用ページにてお手続きください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

お問合せはこちら お申込み・日程確認はこちら

(当日の様子)
※クリックすると、大きな画像でご覧いただけます。参加された方のご希望により、お顔が映らないよう加工しています。

 

執筆者

働く楽しさ研究所代表八阪 義浩
・国家検定1級キャリアコンサルティング技能士
・産業カウンセラー
・日本キャリアデザイン学会会員

立命館大学卒業後、大手百貨店、人事コンサルティング会社、大手精密機器メーカーの人事部門および生産管理部門を経て、キャリアコンサルタントの世界へ。若者サポートステーションでのニート・フリーター、障がい者の就職支援、京都・大阪の総合大学のキャリアセンターにて、就職困難層を中心とした大学生支援に携わる。キャリアセンターの新規立ち上げ、就職困難層向け支援の仕組みづくり、大学生への個別キャリア相談(年間約700件)、セミナー企画運営などを経験。
現在は同業務の傍ら、弊社代表として中小企業向け研修の企画・開発・登壇と、現場で働くキャリアコンサルタントの指導や育成も行なう。