合同会社働く楽しさ研究所

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1月9日(土)・1月10日(日)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接指導編・web開催)の様子

約5分

1/9(土)および1/10(日)の午前・午後に、ZOOMを用いたweb形式にて、
「2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座 面接指導編」
を開催いたしました。

いよいよ本日から、面接試験の本番が各地で始まっているようですね。

弊社としても、2級の技能検定対策講座はこの2日間で最後となりました。
今日は、少しでも本番でお役に立つようにと、1人1人丁寧なフィードバックを心掛けて参りました。
ご参加いただいたみなさまは、試験直前ということで
どなたも勇気をもって、本番さながらのロールプレイに臨んでおられましたね。

みなさんの熱のこもった真剣なロールプレイに触発されて、
私自身もついつい指導内容が増えてしまい、時間を超えてしまいました。
今年度最後の講座でしたので、それもまた良しと前向きにとらえています。

さて、それではこの2日間の講座内容を振り返ってみましょう。

今日の講習の振り返り

相談者第一の徹底、自分の関わりに根拠を持つ、ペーシングやミラーリングも用いてみる、
悩む時間も堂々巡りもCLの時間、標準レベルと熟練レベルの差…。

今回の講座では、これまで開催してきた各コマの集大成のように、
要点を盛りだくさんで学んでいただいたかと思います。
その中でも特に、最近悩まれている方が増えている問題把握と具体的展開のスコアの低さについて、
2日間で16ケースを指導した中で共通項が見えてきましたので、そこを繰り返しお伝えしましたね。

狙いを定めたポイントの1つは、口頭試問における「CC視点の問題把握」のズレと浅さについて、でした。

参加されたみなさまは、覚えておられますか?
まずはCL視点とCC視点、そのどちらの問題点なのかという点でした。
CLが話してくれたことは、ほぼほぼCLは気づいている(だから話してくれる)わけですから、
それはCC視点の問題把握にはなりません。
あくまでも、本人がまだ気づいていないことについて、よくよく考えてみてください。

もう一つのポイントは、口頭試問における「具体的展開の質」でした。


例えば、「周囲の人に相談しましょう」程度の提案。これなら、親しい友達くらいでも言えることです。
CCが面談する付加価値なんて全然ありませんよね。
アマチュアでも言えることを、プロであるキャリアコンサルタントが伝えて、
それが熟練レベルと本当に言えるでしょうか…?

あるいは、キャリアシートを書かせるであったり、転職できるかどうか条件を調べるであったり、
今の・目先の問題だけを解決したところで、それで本当に質の高い支援と言えるでしょうか…?
そう遠くないうちに、CLはまた似たような問題を起こして、相談に来てしまいます。それでは何も変わらないですよね。

もっともっと、CLの本質的な問題、例えばCL自身の物事の捉え方・問題の原因となる根本的なクセや囚われなど、
今回の相談テーマに限らず、恒常的に起こしてしまうであろう問題点とその解決策に焦点を当ててください。
CL自身が意欲と自信をもって、前向きに自分のキャリアを歩んで欲しいと願うなら、なおさらです。
CCの出す答えにいちいち頼るCLではなく、自立・自走できるCL像を目指した面談をするようにしましょうね。

それではここから、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。

受講者アンケート(一部抜粋)

1級指導者からいただく言葉は、知人と数回ロープレをしたとしても「気づけないもの」「学び」が多々ありました。 CLが言ってほしいことなど、いつかは自然に声掛けできるようなコンサルタントになりたいです。ありがとうございました。

適宜わかりやすい解説やアドバイスがあり、とても充実した研修でした。ありがとうございました。

試験のノウハウではなく、キャリコンとしての本質的に大切な部分を徹底的に教えてくださるので、長い目で見て力が付く講座だと思いました。3回目の受験となりますが、初めて手応えや学ぶことの楽しさを感じることができました。全く考えてなかった次のステップも考えられるようになり、視野が広がったためか、気持ちが楽になりました。

机上の空論ではなく、実務でもなるほどそうだなと納得する対話力が根拠も得らことが出来るから。八阪先生は傷つけることなくわからせてくれるから。八阪先生ならばこう言うという所は特に腑に落ちて、言えるようになりたいと思う視点がとても参考になります。
チャットでの記録、八阪先生の私見も含めてのコメント、早過ぎて素晴らし過ぎます。人間技ではないと感じる一方で、人を労る優しさが自分には真似できないとさえ感じます。これからも、是非是非対話力を鍛えるこのような機会を企画して頂だけたら嬉しいです。ありがとうございました。

当日の講座の様子

※クリックすると、大きな画像でご覧いただけます。一部、参加者の希望によりお顔やお姿が映らないように加工しております。

今回もアンケートへのご協力、ありがとうございました。
試験に通るためではなく、試験合格後、現場でしっかり質の高い支援ができるCCを増やすため、
という想いをもってこの講座を運営していましたので、
そのことが伝わっている様子がわかって、アンケートを読んで私も胸がジンと温かくなりました。
あらためて、ここで御礼申し上げます。

~ご挨拶と次年度のご案内~

さて、最後のご挨拶ですが、今年度の2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座は、
今回をもって一区切りとなります。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

あとは、試験本番でしっかりと実力を発揮していただくだけですね。
良い結果を掴み取れることを信じております。精いっぱい頑張ってください!

なお、2021年度前期試験に向けた対策講座は、4月から開始を予定しております。
次の試験にチャレンジしようと考えておられる方は、
また日程が決まりましたらHPや弊社Facebookアカウントにてお知らせいたしますので、
どうぞお楽しみにお待ちくださいませ。

執筆者

働く楽しさ研究所代表八阪 義浩
・国家検定1級キャリアコンサルティング技能士
・産業カウンセラー
・日本キャリアデザイン学会会員

立命館大学卒業後、大手百貨店、人事コンサルティング会社、大手精密機器メーカーの人事部門および生産管理部門を経て、キャリアコンサルタントの世界へ。若者サポートステーションでのニート・フリーター、障がい者の就職支援、京都・大阪の総合大学のキャリアセンターにて、就職困難層を中心とした大学生支援に携わる。キャリアセンターの新規立ち上げ、就職困難層向け支援の仕組みづくり、大学生への個別キャリア相談(年間約700件)、セミナー企画運営などを経験。
現在は同業務の傍ら、弊社代表として中小企業向け研修の企画・開発・登壇と、現場で働くキャリアコンサルタントの指導や育成も行なう。