合同会社働く楽しさ研究所

働くコトを、もっと楽しいコトへ。

1月23日(土)1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接指導編・web開催)の様子

約6分

1/23(土)の午前・午後に、ZOOMを用いたweb形式にて、
「1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座 面接指導編」
を開催いたしました。

この日は、年が明けてからは初めて、約1か月ぶりの1級対策講座となりました。
今回もコロナ禍ならではのZOOM開催でしたが、普段はなかなかお会いできない方とのロールプレイを経験できる貴重な機会になったのではないでしょうか。ただ、そうはいっても、本当は直接対面して、雰囲気やしぐさまで含めて面談・指導をしたい、という想いもおありかと思います。 画面越しでしかコミュニケーションができないもどかしさはありますが、そんな中でも、みなさんの工夫と配慮もあって、この日も無事に・有意義な学びが提供できたことを嬉しく思っています。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。

この日は、午前中に2名の方、午後には4名の方がロールプレイにチャレンジされました。
今回は特に練習だからこそ、今までとは違う指導の仕方を試してみる、という方が多くいらっしゃいましたね。新しいこと・指導の幅を広げる取り組みは大事なことですので、その姿勢はぜひ継続をしていただきたいです。
チャレンジを通して、「これはやれそう・効果がありそう」という手ごたえだったり「やっぱり違うんだ」という納得感を、新しい「収穫」として持って帰っていただけたのではないでしょうか。ぜひ試験本番でも活かしてくださいね。

また、午後の講習では、当初の予定時間を超過するほど質問も多く、指導も手厚くなりました。本来、時間内に終わる方が良いのだとは思いますが、申し訳ない気持ちもありつつ、できるだけロールプレイされた方ひとりひとりにフィードバックできるよう、手厚く対応させていただきました。 試験本番も近いですので、これからもみなさんの熱意に少しでもお応えしたいと思っております。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、それではここから、講座内容を振り返ってみましょう。

今日の講習の振り返り

今回の講習では、ご自身の持つクセとの葛藤・戦いをしている方々が多くおられたかと思います。
特に気にされていたこととして、面談の展開の進め方やテンポの部分がありましたね。ついつい事例相談者を引っ張ってしまうのをどこまで待てるか、という方と、なかなか提案や展開に進むことができず堂々巡りをしてしまう、という方と、相反する悩みを持っておられる様子でした。
まずは、先程も触れたように、弊社の講習を1つの「練習」の場として、いつもの自分とは違うやり方を試すということで手ごたえを掴んで欲しいと思っています。

そして、この点についてのフィードバックでお話ししたポイントは、
CCが「どの段階」で事例相談に来るかも、CCの自由であるということでした。

例えば、事例相談者が指導を受けに来るまでには、いくつかのステップがありますよね。
面談がうまくいかなかったことに気づく、自分の失敗を受容できない葛藤や自己正当化、課題と向き合う勇気を出す、課題そのものを見つける、具体的な改善方法を考える…。ざっくりと流れを示すと、こんな形になるのかなと思います。

この中の、どのステップで「事例指導を受けよう」と思って来所するのかは、CCの自由であり、SVがコントロールできるものではありません。これと、指導の進め方のテンポがリンクしていることを覚えておいてください。
まだ課題にすら気づいていないときや、CCの自己正当化が強く起きている段階で、いくら改善提案を促してもなかなか飲み込んでくれません。一方で、答えを欲しがっている状態(この状態自体も問題なのですが)で、提案を全く出さないままだと、事例相談者もそわそわしてしまうことがままあります。

SV自身の課題点とともに、CCの状態も見極めながら「今、何をすることが良いのか」を考えてみましょう。

もう一つのポイントは、SVはCCの見本となる必要があることでした。

例えばCLとの関係構築ができていないCCの場合、「傾聴をもっと練習する」という指導内容になることがありますね。
その際に「あなたは傾聴ができていない」というニュアンスで伝わるのは論外、ということはおわかりかと思います。

ただ、具体的展開のところで一所懸命にレッスン(最近、この表現をよく耳にします)をしようとしても、どうしてもSVが引っ張っている感が否めないことも、傍から見ていて感じています。それよりも、SVがCCに対して見本を見せること、すなわちCCが指導時間中に話していることを、本当に寄り添って傾聴すること。SV自身が抱える「ああしたい、こうしたい」という欲求を自分でちゃんと制御して、相手の話(この場合、指導中のCCの話)をじっくりお伺いする。
そして、「ほら、ちゃんと傾聴してもらえると、今あなたが感じているような効果がありますよ」と伝えた方が、よっぽど効果的に伝わりますよね。

そもそも、自分ができていないことを相手に求めるのはおかしな話です。
指導するとか、~させるとかの前に、まずその内容をSV自身がちゃんと実行できてこそ意味や価値がある、ということに気づいていただければと思います。

それではここから、今回の講座の様子をご紹介します。
受講者アンケートも毎回ご紹介しておりますが、今回の講習分はアンケート結果がまだ一部だけしか届いておりませんので、たくさんの回答が集まり次第、紹介させていただきます。

当日の講座の様子

※クリックすると、大きな画像でご覧いただけます。一部、参加者の希望によりお顔やお姿が映らないように加工しております。

今回もみなさま積極的に学んでくださって、ありがとうございます。2月の面接試験本番に向けて、あと2週間ほどは弊社でも講座を開催いたしますので、最後のもう一段のレベルアップや手ごたえの確認など、ご自身の身になる学びを続けていただけると嬉しいです。

~今後の講座開催のご案内~

弊社では、この2020年度秋冬シーズンに、1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接指導編)を毎月開催しております。

コロナ禍ということもあり、web開催形式のみではありあすが、従来好評をいただいていたライブ形式と同様に、リアルタイム指導・1人1人へのフィードバックができるように工夫をしながら、みなさまに学びの場をご提供しております。
残り開催数も少なくなってまいりましたが、一部の日程ではまだ通常チケット・見学用チケットのいずれも残席がございます。
参加をご希望の方は、ぜひお早めにお申し込みください

今後の開催日程・参加申込は、こちらをクリックして、外部の講座・イベント予約サイトからお申込みいただけます。
どうぞご利用ください。みなさまとお会いできることを、楽しみにしています。

執筆者

働く楽しさ研究所代表八阪 義浩
・国家検定1級キャリアコンサルティング技能士
・産業カウンセラー
・日本キャリアデザイン学会会員

立命館大学卒業後、大手百貨店、人事コンサルティング会社、大手精密機器メーカーの人事部門および生産管理部門を経て、キャリアコンサルタントの世界へ。若者サポートステーションでのニート・フリーター、障がい者の就職支援、京都・大阪の総合大学のキャリアセンターにて、就職困難層を中心とした大学生支援に携わる。キャリアセンターの新規立ち上げ、就職困難層向け支援の仕組みづくり、大学生への個別キャリア相談(年間約700件)、セミナー企画運営などを経験。
現在は同業務の傍ら、弊社代表として中小企業向け研修の企画・開発・登壇と、現場で働くキャリアコンサルタントの指導や育成も行なう。