合同会社働く楽しさ研究所

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4月11日(日)国家資格キャリアコンサルタント更新講習(web開催)の様子

約8分

4/11(日)に、web会議システム・ZOOMを利用して、
「国家資格キャリアコンサルタントweb更新講習」
~ 相談者の思考転換につながる質問力アップトレーニング ~
相談者を取り巻く環境への理解を事例とディスカッションを通じて深める
の2本を開催いたしました。

4月になり、桜の見ごろもあっという間に過ぎてしまいました。皆様は桜を実感することができましたか?
さすがに花見はできませんが、そのぶん公園や並木道で桜の横を通り過ぎる時にはいつも以上に桜の有難みを感じました。
そして「また観たいな」と思っていたら、次の日から大雨が続いて桜を散らせてしまいました。
毎年のことではありますが、あの雨は何なんでしょうか?
特に今のような状況においては、もう少し容赦してほしいと思うばかりでした(笑)

さて、本日の講習についてですが、午前は20名(満員御礼!)、午後は13名にご参加いただきました。
午前は特にご新規さんが17名と、新たな出会いが沢山あったことも印象的です。
改めて、本講習を選んでいただき有難うございます。今後とも宜しくお願い申し上げます。

講習の様子は、ご新規さんが多かったこともあり各グループの中でも緊張されていた方が多いように見受けられました。
初めて受講される方には雰囲気が分かりづらかったかもしれませんが、
当社の更新講習は比較的ゆったりとした講習となっております。

たとえ間違っているように思える意見でも、気にせずどんどん出し合って
『これだ!』と意気投合できるような答えに辿り着いていただきたいと思います。
※オモシロ解答も歓迎!そんな関西のノリも交えて運営しております。

また次回お会い出来たなら、今度は肩の力を抜いていただいて結構です。その際は是非よろしくお願いいたします。

それではここからは、私と一緒に、講師から教わったことを振り返ってみましょう。
ご参加いただいた方は復習として、まだ参加されていない方は今後の検討材料として、ぜひゆっくりとお読みください。

~午前の「思考転換につながる質問力アップ」の講習の振り返り~

講師曰く『質問力がないのではなく、即答が難しいだけ。
自分の頭の中にはちゃんと質問があり、時間があればアウトプットできます』

そして思い浮かぶ質問が情報収集・感情受容・思考転換の3種類から
どれに当たるか?を考えるワークがありましたが

『情報収集がゼロの相談が理想です』と講師が言ったように、情報収集はCCが知りたいだけでしかありません。

ただし、CC自身が情報収集だと思っていても、
その質問に答えることでCLの感情受容や思考転換に繋がるなら、それは情報収集ではなくなります。
そのうえで1つ気を付けておきたいのは、その質問が『思い付き』や『勘』ではなく、
質問するCC側の意図が明確であるということが前提です。

次に、本講習では『質問の編集』にフォーカスしました。
質問の編集とは、たとえCLにとって有益な質問が浮かんだとしても、それをストレートに伝える・聞くだけでなく
いかにCLが受け取り易いように編集できるか?という配慮を指しています。

講習後半で、上手く話せないと落ち込んでいる仮想CLへの質問を考えるワークでは
『ごもっとも!』と言える沢山の質問ワードが飛び交っていました。流石でございます。

しかし、もう少し編集が必要な『惜しい!』解答も含まれていました。

  • 上手く話せることが採用されるとは限らないですよね?
  • なぜうまく話せないとダメなんですか?

これらは思考の転換には繋がっていますが『ダメだと思っているCLの気持ち』の否定や指摘になっていませんか?

指摘したり、正しい方向へと導こうとするのは、CLが信じて選んだことの否定でもあります。
そのまま直球で質問すると、恐らくCLには『グサッ』と刺さって言葉を失ってしまうかもしれません。要注意です。

講師曰く『万人に響く魔法の質問ワードは存在しません。それがあるなら我々CCは不要になります』

CLは十人十色で、悩みも人それぞれです。
それらを先入観なく汲み取り、相手が受け取り易いよう編集し、質問の効果を検証する。
この繰り返しで関係性が構築され、CLが課題だと感じていることが解決へと進んでいきます。
その人、その時の状況に応じて何を聞くべきか。
最適な質問を投げかけることが求められているからこそ、CCという存在が必要になるのではないでしょうか。

~午後の「相談者を取り巻く環境への理解」の講習の振り返り~

特に印象的なのは、後半のグループワークです。
誰にも相談できない環境下にいる、思いのほか悩みが深そうな仮想CLが登場しました。
そして、当初設定していた登場人物のうち一人の関係が『良好』から『悪い』へと変わった瞬間に、
問題の本質が大きく変わったことを実感されたかと思います。

これは『同じ状況の人は誰一人として存在しない』ということに気づいていただくための仕掛けでした。
年齢、性別、上司からの昇進の話も、それらが例え同じだったとしても、周囲の環境が1つ違えば全く別の悩みになります。

そこでCCは、パターンでひと括りにせず、目の前にいるCLの発言ひとつひとつから取り巻く環境を思い浮かべて…

  • 相談者の悩みを左右する登場人物は?
  • 周囲の環境がどんな影響を与えているのか?
  • 相談者は環境に対してどう受け止めているか?

そして、相談者を取り巻く環境を理解するためにどんな言葉をかければ良いのか?
幾度もの仮説と検証、最適な質問を繰り返しながら進めていく必要があります。

講師曰く『直球な質問や、CLのプライベートに足で踏み入るようなことがあってはいけません。』

CLの環境を理解するということは、その中に重大なプライバシーが含まれる可能性がとても高いからです。
本当に慎重な関わり方が必要ですし、前提として安心感の土壌がなければ進められません。

そして、CLを取り巻く環境を理解することが『相談者が言わんとしていることを汲み取ること』に繋がります。
直球過ぎる質問や指摘、回りくどい言い回しを避けることができればCLにとっての良き理解者となるでしょう。
そのためには想像や推理を展開する思考回路を鍛えておくことが必要となります。

これは相談の場でなくとも、テレビドラマや物語の登場人物で相関図を作るなど日常生活の中でも訓練が可能です。
しかも、失敗しても誰も困りません。是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?オススメです。

ここからは、当日参加された方々の様子がわかるお写真と、受講者アンケートのご紹介をいたします。
ただ、webで開催している講習については、受講者アンケートは修了認定レポートともに、
後日お送りいただくようお願いをしております。

アンケートで分かる生の声は、弊社に到着しましたら順次このページにてご紹介いたします。
みなさま、ぜひお楽しみにお待ちください。

~当日の講習の様子~

※クリックすると、大きな画像でご覧いただけます。一部、参加された方のご希望により、お顔が映らないように加工しています。

みなさま、ご参加本当にありがとうございました。
時に笑顔もありながら、きゅっと引き締まる場面もあり、
起伏にとんだ講習のつくりをみなさま味わっていただけたかと思います。

特に午後の講習では、少人数であったからこそ、一人一人の発表や感想を述べる時間なども取ることができて、
web講習でありながら他者の意見もたくさん聞くことができました、という喜びの声もいただいております。
そう言っていただけると、登壇・運営していた側として率直に嬉しく感じます。
ぜひまたみなさまとお会いできることを、楽しみにしております。

~弊社講習のメリットと今後のご案内~

弊社の更新講習は、受講される方にとって価値ある講習となるよう、
特に以下の4つのメリットにこだわって企画・設計・運営をしております。

半日という短時間から参加でき、気軽に学べる

地方開催やweb開催が多く、どこに住んでいても学びの機会を得やすい

全ての講習を1級キャリアコンサルティング技能士が企画設計した、質の高い学びができる

受講後レポートを通した個別指導つきで、現場ですぐに役に立つ技術が身につく

また、弊社の講習は国家資格キャリアコンサルタントをお持ちでなくてもご参加いただけます。
例えば国家資格は持ってなくても、キャリアコンサルティング技能士や標準レベルキャリアコンサルタントの資格はある方、
ソーシャルワーカーなどで就労支援に関わる方、企業の人事・人材育成担当の方、
大学等の就職支援部門・キャリアセンターにお勤めの職員の方など、
キャリア支援に携わる方は国家資格保持者に限らずたくさんおられるはずです。

すでに2021年度開催分の更新講習の募集も6月分まで受付しております
また、厚生労働省から認められていたweb形式での更新講習については、
時限的措置から恒久的に認められる形に移行する計画もありますので、
弊社としても、それに適応できるように準備を進めてまりいます。

この記事をお読みの方にも、ぜひお会いしたいと思っておりますので、お気軽にご参加ください。
『講習内容の詳細が知りたい』『実際に参加してみたい』と思った方は、
このすぐ下のオレンジ色のボタン「お申込み・日程確認はこちら」から、弊社主催の講習申込専用ページにてお手続きください。

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

お問合せはこちら お申込み・日程確認はこちら

執筆者

木上 和裕
2級キャリアコンサルティング技能士。
1978年生まれ。IT企業のネットワークエンジニアと、パソコン購入者向けのコールセンター事業部にて、主に電話対応員の教育およびフォローを担当。その後、貴金属メーカーの営業職として主に近畿、関東、中部、北陸地方へと足がかりなしの飛び込み営業にて、営業基盤を作る。デザイン事務所の営業 兼 ディレクションを担当し、顧客とデザイナーの調整、ホームページなど制作物のコピーライティングも手掛けた。
キャリアコンサルティング領域では、一般財団法人にて高校新卒やニート・フリーター、若年者に向けた就職支援(個別のキャリアコンサルティング、各種セミナー講師)に従事したほか、京都市内の私大にて大学生向けキャリアコンサルティング、セミナー講師、企業と大学を結ぶ求人窓口も経験した。
現在は、学生および若年者層のキャリアコンサルティングで得た、若者の就労意識・ニーズの聞き取り経験を活かし、セミナー講師として新卒者に向けたキャリア構築支援を行っている。
キャリアコンサルティングのケース数は9000を超え、働くうえでの疑問や課題をもつ学生や若手社員の課題解決に特化したエキスパート。

◆専門領域
内定者フォロー
新入社員教育
定着支援
新卒採用コンサルティング
若年者向けキャリアコンサルティング(面談・セミナー)