合同会社働く楽しさ研究所

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4月24日(土)国家資格キャリアコンサルタント更新講習(web開催)の様子

約7分

4/24(土)に、web会議システム・ZOOMを利用して、
「国家資格キャリアコンサルタントweb更新講習」
~ 面談中にキャリアコンサルタントが迷った時の拠り所と倫理 ~
学生・若者支援に関わるキャリアコンサルタントに本当に必要な面談技術と心がけ
の2本を開催いたしました。

4月下旬、コロナは収束の兆しもなく昨年と同じような状況が続いています。
しかし、閉塞感こそ拭えていませんが、昨年と明らかに異なるのは『オンライン環境を使いこなしていること』です。
良くも悪くも日々の『仕事』や本講習のような『学び』も、新しいスタイルへの変革が進みました。
そしてこの状況はキャリアを支援する身として、この困難をどう乗り越えるのか?を学ぶことができる機会でもあります。
環境に適応し、「タダでは転ばない!」と教訓を得る。もう少し頑張ってみたいと思えます。

さて、本日の講習についてですが、午前は13名、午後は17名にご参加いただきました。
改めて、本講習を選んでいただき有難うございます。今後とも宜しくお願い申し上げます。

講習の様子についてですが、午前の講習では『CCあるある』でグループワークが盛り上がっていたり
『CCとは…』と哲学的な会話が飛び交うなど、同業だからこそ語り合えるような場面が見られました。
また、午後の講習では半数以上が企業領域や需給調整機関領域などで活動中の方だったようで
講師が話す学生対応ケースの例話に真剣に向き合われる姿が印象的でした。
この講習がCCとしての知見を拡げ、そして深めるための一助となれているようでしたら幸いです!

それではここからは、私と一緒に、講師から教わったことを振り返ってみましょう。
ご参加いただいた方は復習として、まだ参加されていない方は今後の検討材料として、ぜひゆっくりとお読みください。

~午前の「迷った時の拠り所と倫理」の講習の振り返り~

講師曰く『思ったことを言うのは誰にでもできる』

講座ではプロとアマチュアの違いについて触れていました。

プロとアマチュアの大きな違いとして…
①『品質管理を目指して生涯学び続ける”向学心”』
②『CLにとっての最良を常に考える”思いやり”』
③『一言で人生が変わることへの”責任感”』

特に③の”責任感”は”恐怖感”でもある、と講師は補足しました。

一言の重みはCLとの関係が深まるほど増していきます。
つまり、面談が上手く進んでいる時は殊更に気を払う必要があるということです。

例えば、面談が功を奏して順調に事が進み、CCへの信頼度が高まっていると…
「CCの〇〇〇さんが言うんだったら、そうしよう。」と、CLは無条件に飲み込むことも有り得ます。
信頼できる人の助言ですから、疑問を持たないのも仕方ありません。

これは、信頼関係の結果として意図せず『誘導』となる、CL自身が決定権を放棄してしまっているとも言えるでしょう。

そのような状況で投げかける言葉はCLの人生にダイレクトに影響する、とても怖いものです。

このように、プロのCCが行うの品質管理とは、自己研鑽だけでなく『常に自らの言動が及ぼす影響を理解しておく事』でもあると考えられます。
たとえCLに寄り添い、理解のあるCCになれたとしても、その一言で人生が変わることへの”恐怖感”は持ち続けておく必要がある、という事でした。

~午後の「学生・若者支援に関わるキャリアコンサルタント」の講習の振り返り~

講師曰く『学校という場ではCCが意識的にフラットな関係性を構築する働きかけが必要です』

学校という場が『教える側と教わる側』という前提で構成されています。
そのため、面談の場ではCCが意識的にフラットな関係性を構築する働きかけが必要という事でした。

それでも『持つ者と持たざる者』など、上下関係をなくすことは困難です。
だとしたら、CLが安心して話せるような『信頼される相手』としての関係性を築く努力が大切だと考えられます。

そして、グループワークで『履歴書を白紙で持参した学生に、なんと声をかけるか?』というテーマで話し合って頂きました。
ここでの学生の心境として思い浮かぶのは…

  • 約束を果たせていない焦り
  • 他の人ができるはずのことをできていない無力感

などが考えられます。このような学生にどう声をかければ安心感を持つことができるでしょうか?

講師が出したヒントは、CLが白紙の履歴書をカバンに入れ、家を出て、電車に乗り、CCとの面談を待つ心境をイメージするということでした。

その中で、とあるグループではもう一つ『自身に置き換えてみてはどうか?』という意見もありました。

仕事ですので立場や強制力の有無は異なりますが、自分の仕事を進めることができず、それを会社に報告する場面は
『約束を果たせない』『他の人ができるはずのことをできていない』と心境的に近いものがあるのではないでしょうか?

無力感や自責、気まずい、会社に向かう足が重い、上司の顔を見るのが怖い。
このような時、上司からはどう声をかけられると安心できるでしょうか?

CLが聞きたい言葉を汲み取るためには、様々な角度から心境を推し測る必要があります。

その推測の材料はCLの中だけでなく、CC自身の中にもあるのかもしれません。

もちろんCCの『経験に則る』ではなく『経験も含める』という意味です。
自身の経験はあくまでも推測するための一つの材料として捉えます。

そしてCLの環境や状況、CCの経験も含め様々な角度から推測し、安心してもらえる言葉を探す。
ほんの一言だとしても考え抜いて発言するのが面談のプロですから、なかなか考えさせられるワークでした。

ここからは、当日参加された方々の様子がわかるお写真と、受講者アンケートのご紹介をいたします。
ただ、webで開催している講習については、受講者アンケートは修了認定レポートともに、
後日お送りいただくようお願いをしております。

アンケートで分かる生の声は、弊社に到着しましたら順次このページにてご紹介いたします。
みなさま、ぜひお楽しみにお待ちください。

~当日の講習の様子~

※クリックすると、大きな画像でご覧いただけます。一部、参加された方のご希望により、お顔が映らないように加工しています。

みなさま、ご参加本当にありがとうございました。
講座の写真にもあるように『安心感を生む関わりを、たった一言考えるだけでも、本当に難しい』です。

そしてこれは、CLに対するものだけでなく、八阪講師が本講座を受講していただいた皆様に向けたものでもあります。
受講された皆様が安心して学び、意見を出し合える”集いの場”をこれからも創出してまいりますので
これからも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

~弊社講習のメリットと今後のご案内~

弊社の更新講習は、受講される方にとって価値ある講習となるよう、
特に以下の4つのメリットにこだわって企画・設計・運営をしております。

半日という短時間から参加でき、気軽に学べる

地方開催やweb開催が多く、どこに住んでいても学びの機会を得やすい

全ての講習を1級キャリアコンサルティング技能士が企画設計した、質の高い学びができる

受講後レポートを通した個別指導つきで、現場ですぐに役に立つ技術が身につく

また、弊社の講習は国家資格キャリアコンサルタントをお持ちでなくてもご参加いただけます。
例えば国家資格は持ってなくても、キャリアコンサルティング技能士や標準レベルキャリアコンサルタントの資格はある方、
ソーシャルワーカーなどで就労支援に関わる方、企業の人事・人材育成担当の方、
大学等の就職支援部門・キャリアセンターにお勤めの職員の方など、
キャリア支援に携わる方は国家資格保持者に限らずたくさんおられるはずです。

すでに2021年度開催分の更新講習の募集も6月分まで受付しております
また、厚生労働省から認められていたweb形式での更新講習については、
時限的措置から恒久的に認められる形に移行する計画もありますので、
弊社としても、それに適応できるように準備を進めてまりいます。

この記事をお読みの方にも、ぜひお会いしたいと思っておりますので、お気軽にご参加ください。
『講習内容の詳細が知りたい』『実際に参加してみたい』と思った方は、
このすぐ下のオレンジ色のボタン「お申込み・日程確認はこちら」から、弊社主催の講習申込専用ページにてお手続きください。

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

お問合せはこちら お申込み・日程確認はこちら

執筆者

木上 和裕
2級キャリアコンサルティング技能士。
1978年生まれ。IT企業のネットワークエンジニアと、パソコン購入者向けのコールセンター事業部にて、主に電話対応員の教育およびフォローを担当。その後、貴金属メーカーの営業職として主に近畿、関東、中部、北陸地方へと足がかりなしの飛び込み営業にて、営業基盤を作る。デザイン事務所の営業 兼 ディレクションを担当し、顧客とデザイナーの調整、ホームページなど制作物のコピーライティングも手掛けた。
キャリアコンサルティング領域では、一般財団法人にて高校新卒やニート・フリーター、若年者に向けた就職支援(個別のキャリアコンサルティング、各種セミナー講師)に従事したほか、京都市内の私大にて大学生向けキャリアコンサルティング、セミナー講師、企業と大学を結ぶ求人窓口も経験した。
現在は、学生および若年者層のキャリアコンサルティングで得た、若者の就労意識・ニーズの聞き取り経験を活かし、セミナー講師として新卒者に向けたキャリア構築支援を行っている。
キャリアコンサルティングのケース数は9000を超え、働くうえでの疑問や課題をもつ学生や若手社員の課題解決に特化したエキスパート。

◆専門領域
内定者フォロー
新入社員教育
定着支援
新卒採用コンサルティング
若年者向けキャリアコンサルティング(面談・セミナー)