合同会社働く楽しさ研究所

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5月30日(日)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(web開催)の様子

約6分

5/30(日)の午前・午後に、ZOOMを用いたweb形式にて、
「2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」
(面接準備編・面接指導編)
を開催いたしました。

5月最後となった今回の講習は、午前午後ともにたくさんの方にご参加いただき、
のべ30名近くの方がお越しくださって大変賑やかな一日になりました。

この日の講習は、午前の基礎知識編が面接準備編と名を変えてから、初めての講座でした。

この変更は、講座内容とタイトルを一致させることが主たる目的でしたが、
昨今の面接(実技)試験の合格率の低さもあってか、多くの方に関心を持ってご参加いただくことができました。
座学中心の講座にもかかわらず、最後まで熱心に聴いてくださっていた方が多くて、
真剣に学びたい・どうしても受かりたいという意欲を画面越しからもひしひしと感じました。

そして、午後の面接指導編では、ロールプレイ挑戦者が4名、みなそれぞれにご自身の課題の克服に向けて
面談にチャレンジしてくださっていましたね。
見学者がいるという環境は大変緊張もされたと思いますが、
インプットよりもアウトプットこそが実力を磨ける場ですから、ナイスチャレンジだったのではないでしょうか。

口頭試問よりもフィードバックを厚めに返した方が多かったですが、私自身のケース・CLの見方と、
ご自身のケース・CLの見方を比べてみて、どんな視点を持てばよりレベルアップできるのか
少しでも参考にしていただければ嬉しいです。みなさん、お疲れさまでした。

さて、それでは今回も、この記事の中で講座内容を振り返ってみましょう。

今日の講習の振り返り

午前の面接準備編では、2級挑戦者が陥りがちな「3つのワナ」というテーマでお話をしました。
毎回、2級の指導をさせていただくうえで強調していることは、「どこまで相談者第一を徹底できているか」です。
今回もそこを念を入れてお伝えをさせてもらいましたが、今日はもう一つのポイントを挙げてみます。

それは、CC側の動機・関わりの根拠が健全かどうかです。

特にロールプレイの進め方、短いロールプレイ時間をどう捉えて進めていけばよいのか、
関係構築・問題把握・具体的展開などの各項目の移り変わりの場面でどう関われば良いのか、
このあたりは質問もいただいたので、丁寧にお話させていただきました。

多くの方が悩みがちなポイントですが、みなさまに絶対押さえておいていただきたいのは、
自分が試験に受かりたいからこうする、という我欲にまみれた考え方ではなく、
本当に・真剣に相談者第一を貫くとどんな面談になるか、それを恐れず実行できるか、
という視点です。

私が受かりたいかどうかは、CLには関係ありません。
試験時間が限られていることも、CLには関係ありません。
誰が聴いても「それが一番相談者のためだ」と納得できる面談の進め方。
それが徹底できて初めて熟練レベルになるんだ、ということがわかっていただけたかと思います。
あとは、練習を重ねて、本当に実践する力を磨いていきましょうね。

午後の面接指導編では、今回も4名の方にロールプレイをしていただきました。
口頭試問で非常に上手に・そして俯瞰的に自分の面談を見ておられる方がいて、
参加された方も見学していた方も、すごく驚かれたのではないでしょうか。

また、ロールプレイでも、焦ってCCが展開を急ぐことなく、
どこまでもCLのペースに合わせながら、CLの伝えたい/聴いてほしいことに集中してましたね。
午前の面接準備編や、過去の講座での学びを活かしておられる姿が随所にみられました。
それが何とか結果に結びついてほしいですね。

前回もお伝えしましたが口頭試問で根拠を説明できるかは、この試験の最大の要所です。

CLの人生が変わるかもしれない、キャリアの分岐点に差し掛かっている、
キャリアコンサルタントが関わるCLは、大なり小なり「人生の山場」を迎えています。
そんなCLに対して、根拠もなく「なんとなく私が思ったから」「私が言いたいから」など
自分勝手な基準で関わりを決めているCCがいたとしたら、どうでしょう?
それで本当に信頼関係が構築できるでしょうか?

まず自分の出した一言一言に、きちんと目的や意図を持つこと。
そしてその意図が健全であり、誰に聴かれてもCL第一だと胸を張って言えるものであること。
そのうえで、その意図と関わりの内容を、整理して伝える力を磨くこと。

2級に合格したい・質の高い支援をしたいと思うなら
誰に聴かれても恥ずかしくない意図を持って関わること、を大事にしてください。

それではここから、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。

受講者アンケート(一部抜粋)

とても良かったです。特に、次に同じ問題ができてもCL自身が解決できるようにとおっしゃったところが、すごく納得できました。でも、それが難しいところです。先生のフィードバックが的確で、オブラートに包まずはっきり言ってくださるので、すでに友人に勧めて、今回実際に参加されました。

講師がリアルタイムで入力するチャット内容、丁寧なフィードバック、関係構築や問題把握の答え方、具体的展開などすべてにおいて参考になりました。まだまだ自分自身が実践する際にクライアント主導で進められるか?意味のある質問をし口頭試問で的確に説明できるか?その人に合った問題把握、具体的展開等の説明ができるか自信がありませんが、講師のチャット内容等を見直し試験まで勉強していきたいと思います。ありがとうございました。

大変勉強になりました。他の方々が見ていらっしゃる中でのロープレは大変緊張しましたが、本番はもっと緊張する場なので、とてもいい経験になりました。数ヶ月前の自分ならおそらく挑戦できていないと思います。以前、八阪先生の国家資格キャリアコンサルタント更新講習を受講させていただいて自分自身を振り返り、どうありたいのかを考えたことをきっかけに、少しづつではありますが、失敗を恐れず挑戦できるようになってきたと思っています。自分自身の挑戦が、相談者の成長につながることなので、努力していきたいと思います。今日はありがとうございました。今後もご指導のほど、よろしくお願い致します。

当日の講座の様子

※クリックすると、大きな画像でご覧いただけます。一部、参加者の希望によりお顔やお姿が映らないように加工しております。

みなさま、アンケートへのご協力をいただきまして、ありがとうございます。
みなさん、反省・反省というコメントがつい多くなりがちですが、CC自身の自己肯定も大事です。
できているところはできていると自信を持ち、まだまだ未熟なところは一歩ずつ改善する。
いきなり上手くはならなくても、今日より明日は一歩でも半歩でも前進できるようにしたいですね。
そしてその前進に、この講座での学びがお役に立っているなら、それが一番です。
またどうぞお越しくださいませ。ありがとうございました。

~今後のスケジュールのご案内~

弊社では、この5月からweb形式にて、2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座を開催しております。
直近の日程では一部満席(キャンセル待ち)のものもありますが、
6月以降開催分では、まだお席にゆとりがある日程もございます。

コロナ禍による緊急事態宣言の影響で、集合形式での講座が難しいこともあり、
例年以上にweb形式での参加ご希望の方が多く、お席が早く埋まる傾向がございます。
参加をご希望の方は、ぜひお早めにお申し込みください

なお、今後の開催日程・参加申込は、
こちらをクリックして、外部の講座・イベント予約サイトからお申込みいただけますので、どうぞご利用ください。
みなさまとお会いできることを、楽しみにしています。

執筆者

働く楽しさ研究所代表八阪 義浩
・国家検定1級キャリアコンサルティング技能士
・産業カウンセラー
・日本キャリアデザイン学会会員

立命館大学卒業後、大手百貨店、人事コンサルティング会社、大手精密機器メーカーの人事部門および生産管理部門を経て、キャリアコンサルタントの世界へ。若者サポートステーションでのニート・フリーター、障がい者の就職支援、京都・大阪の総合大学のキャリアセンターにて、就職困難層を中心とした大学生支援に携わる。キャリアセンターの新規立ち上げ、就職困難層向け支援の仕組みづくり、大学生への個別キャリア相談(年間約700件)、セミナー企画運営などを経験。
現在は同業務の傍ら、弊社代表として中小企業向け研修の企画・開発・登壇と、現場で働くキャリアコンサルタントの指導や育成も行なう。