合同会社働く楽しさ研究所

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6月20日(日)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(web開催)の様子

約5分

6/20(日)の午前・午後に、ZOOMを用いたweb形式にて、
「2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」(面接指導編)
を開催いたしました。

約20日ぶりの講座となりましたが、今回もたくさんの方にお越しいただきありがとうございます。
この日は午前・午後と連続参加される方も複数おられて、試験直前の熱気を感じる一日でした。
今月からは、午前も午後もロールプレイを行なう面接指導編をお届けしておりますが、
面接試験の本番が近いこともあり、みなさん躊躇うことなくどんどんロールプレイに挑戦されていましたね。
たくさんの見学者がいる中でのチャレンジでしたが、その勇気がぜひ報われるよう、本番でも頑張りましょう。

今回も、口頭試問に特に注力しつつ、フィードバックを厚めにお返しさせていただきました。
そして、見学している方にも、ただ漫然とケースを見るのではなく、
「自分がこのロールプレイを行なったとしたら、どう答えるか」
という視点で見ていただくことで、たくさんの気付きを得られたのではないでしょうか。
チャットでリアルタイムでお伝えしていた、私(講師)だったらこう関わる、というポイントも
随時お送りしていましたので、それも理解の助けになっていれば幸いです。

さて、それでは今回も、この記事の中で講座内容を振り返ってみましょう。

今日の講習の振り返り

午前・午後のどちらの講座でも共通してお伝えしたこととして、

具体的展開を意識するなら提案の有無ではなく関わり方の根拠を持つことでした。

特に面接試験の採点区分で、問題把握から具体的展開にかけての”後半部分”のスコアが低くなりがちなせいか
小手先の方策を追いかけたり、試験官に見せるために無理やり提案を出したりなど
相談者を置き去りにした対応ばかりしてしまうケースが散見されます。
今回の講習では、まずその原点に立ち返るところからお伝えしましたね。

自分が合格したいから提案する、というその姿勢が垣間見えたとき、相談者がどう思うでしょう?
口頭試問は、試験官ではなく相談者が聴いているつもりで臨むことが必要です。
「私が受かりたいから、20分以内で無理やり進めたんですよ」と相談者に言ったとしたら
相談者は本当に納得するでしょうか?それを熟練レベルと呼べるでしょうか?

それよりももっともっと大事なことは、20分間の面談時間をいかに客観的に見つめているかです。
20分間で、どこで、どんな応答をして関係構築したのか、問題把握をしたのか。
実際にCCの見立て通りの反応を相談者がしてくれているのか、そうでないのか。それはなぜか。
その20分間の支援を踏まえて、次に相談者がやってみたい・やって欲しいと思っていることは何か。
それを相談者がやれる状態になるために、CCは何をしたのか・次何をするのか。
いくらでも考えることはあるはずです。

求められてもいない宿題を出したり、望んでもない適性検査をさせることが具体的展開ではありません。
相談者本人が嫌だと言っているのに、上司や家族に相談させることでもありません。
そのレベルの提案なら、素人さんと何も変わらないですよね。

具体的展開をきちんとするためには、自分の支援にきちんと根拠を持って関わりましょう。
なぜ次にそれをするのか、そして相談者が「それなら良いよ」と思ってくれるという根拠は何か。
そこをちゃんと説明できて、相談者が聴いても納得できる内容で伝えてください

20分の面談の展開次第では「まだまだ寄り添って○○のお話を聴く」になることも、あるはずです。
それがもっとも効果的で相談者のためであるなら、お話を聴くことこそが具体的展開です。
自分のエゴのために無理やり行動化につなげるのではなく、
「なぜそうするのか」を説明できるスキルを伸ばしていきましょう。

それではここから、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。

受講者アンケート(一部抜粋)

口頭試問でのご指導いただいた部分もありますが、ロールプレイのチャットで記載されていた【先生ならこうする】の部分を読み、ここが自身にはまだ足りないなと気付けました。まだまだ、「面談」を第3の思考(俯瞰的に)で冷静に捉えられていないようですが、これからもどうぞ厳しいご指導をお願いいたします。

他の方がされているのを見学させていただきましたが、自分の不得手なところが理解できるとともに、先生のアドバイスをチャットで見ることができたため、とても勉強になりました。

ありふれた試験対策用の講座ではなく、心に響く教えをしてくださるので 実務に携わっている知人にもぜひ勧めたいと思います。今回2回目の参加でしたが、もっと早く先生の講座を受講していればよかったという気持ちでいっぱいです。

当日の講座の様子

※クリックすると、大きな画像でご覧いただけます。一部、参加者の希望によりお顔やお姿が映らないように加工しております。

みなさま、アンケートへのご協力をいただきまして、ありがとうございます。
最後の最後まで、課題が見つかったことで「やらなきゃ」という想いも強くされたかと思います。
でも、それが悪いことではないと思ってくださいね。
「自分には課題が無い」と思っているCCほど危険なものはないですから、
課題があると誠実に向き合えるCCであることを前向きに捉えつつ、1つ1つクリアしていきましょう。
合格は、その1つ1つの積み上げの先にありますから…。応援していますよ。

~今後のスケジュールのご案内~

弊社では、この5月からweb形式にて、2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座を開催しております。
直近の日程では一部満席(キャンセル待ち)のものもありますが、
6月以降開催分では、まだお席にゆとりがある日程もございます。

コロナ禍による緊急事態宣言の影響で、集合形式での講座が難しいこともあり、
例年以上にweb形式での参加ご希望の方が多く、お席が早く埋まる傾向がございます。
参加をご希望の方は、ぜひお早めにお申し込みください

なお、今後の開催日程・参加申込は、
こちらをクリックして、外部の講座・イベント予約サイトからお申込みいただけますので、どうぞご利用ください。
みなさまとお会いできることを、楽しみにしています。

執筆者

働く楽しさ研究所代表八阪 義浩
・国家検定1級キャリアコンサルティング技能士
・産業カウンセラー
・日本キャリアデザイン学会会員

立命館大学卒業後、大手百貨店、人事コンサルティング会社、大手精密機器メーカーの人事部門および生産管理部門を経て、キャリアコンサルタントの世界へ。若者サポートステーションでのニート・フリーター、障がい者の就職支援、京都・大阪の総合大学のキャリアセンターにて、就職困難層を中心とした大学生支援に携わる。キャリアセンターの新規立ち上げ、就職困難層向け支援の仕組みづくり、大学生への個別キャリア相談(年間約700件)、セミナー企画運営などを経験。
現在は1級キャリアコンサルティング技能士として、2級・標準レベルのキャリアコンサルタント向けの個別指導・スーパービジョンや、国家資格キャリアコンサルタント更新講習・技能検定対策講座などを通して、支援の現場で働くキャリアコンサルタントのレベルアップにつながる指導・支援を行なっている。「本質・本気・本物」をモットーに、相談者第一がとことん徹底できるキャリアコンサルタントが指導のベースである。