合同会社働く楽しさ研究所

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7月3日(土)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(web開催)の様子

約5分

7/3(日)の午前に、ZOOMを用いたweb形式にて、
「2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」(面接指導編)
を開催いたしました。

この日は、この春夏シーズン最後の技能検定対策講座で、始まる前からちょっと寂しい気持ちもありました。
また、面接試験の日程が組まれている最後の週末でもありましたので、
「今日、この後本番なんです」という方もおられましたね。
本番直前まで徹底して訓練しようという姿勢は、本当にすごいなと思います。
うまく結果に結びついて欲しいですね。

そして今回も、絶対に外せない「相談を客観的に捉える」という視点を中心にした指導をさせていただきました。
ロールプレイ中にチャットでお送りした指導内容を見ていただければわかるように
今、自分は何をしているのか、関係構築なのか問題把握なのか具体的展開なのか、
自分の関わりに意図を持って取り組めるようになると、面談のレベルが格段に上がってきます
これは、試験対策だけでなく日常の面談業務でも同じですので、
面談業務をしている方は、ぜひ実践でも取り入れてみて欲しいです。

さて、それでは今回も、この記事の中で講座内容を振り返ってみましょう。

今日の講習の振り返り

今回、この記事で振り返って欲しいところは、参加者された方向けの具体的な指導場面から、

関係構築ができたのはなぜか?具体的に場面を上げて考えられるようになることを取り上げます。

講座に参加されたみなさまは覚えておられるでしょうか?
「相談者の方が○○のような反応だった/○○とお話しいただけたから、関係構築ができた」と
答えてくださっていた、あのシーンです。
そこで私がお伺いしたのは、「では、その反応をしていただけたのは、あなたが何をしたからですか?」と問いましたね。

本当の関係構築は、ここにあるはずです。
「反応してくれたから関係構築ができた」は、ただ単に結果から見ているだけであって、
それは関係構築を”した”とはいえません。取りようによっては、偶然やまぐれとも受け取れます。
関係構築は、決して偶然起きるものではありません

その理由は、CLはあなたと関係構築をするために来ていないからです。
CLは自分が抱えている悩みを聴いてほしい、わかって欲しい、できれば解決までしたい。
そんな想いで来所しますが、CCに対して「あなたと関係を築きたい」とは思っていません。
それでいて、「この人に相談しても大丈夫なのか?信用できる人なのか?」という心配や疑問は持っています。
悩みは聴いてほしいけど、それは安心して、信頼して話せる人でないとダメ、ということですね。

だからこそ、いったい何をして、どの程度の関係構築を築こうと思って関わったのか、
自分の関わりについて、考えて、知恵を絞り、意図的に取り組んでください。
CLが関係構築したいと思っていない以上、CCが関係構築をきちんとやろうと思わない限り、
いつまでたってもCLの疑いや不安が晴れることはありません。

面談がずいぶんと経過してから、「やっぱり嫌です」「何でそれやるんですか?」など、
どんでん返しを受けたことがある人も、たくさんいますよね。
それはCLが拒否したのではなく、そもそも関係構築が疎かになっているだけなのです。

自分が何をして、CLと関係構築しようとしたのか、それを必ず意識して面談に臨みましょう。

さて、それではここから、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。

受講者アンケート(一部抜粋)

いつもながら八阪先生のタイピングの速さと、内容把握の速さにただただ驚いております。私へのフィードバックは本当にその通りだと思いました!想いを汲むという表現はとても大切ですが、関係構築でCC側が積極的に関わることの大切さを再認識できました。また、自分の弱いところもフィードバックいただき、改善に向けて心がけられると思いました。

CLとCCのやり取りの中で、リアルタイムで指導していただけるので、自分の考え方・支援の仕方との違いがすぐにわかるのがありがたかったです。関係構築の重要性とともに、自分がまだまだ面談に向けてやらなければいけないこともわかりましたし、1級の先生の見る視点の高さにすごく驚きました。

いつも自分の課題点があぶりだされるかのようなフィードバックをもらえるので、見学でもすごく参考になります。同じ事例を見ているのですが、視点の違いを実感しました。また自分が面談するときに、学んだことを使ってみたいです。

当日の講座の様子

※クリックすると、大きな画像でご覧いただけます。一部、参加者の希望によりお顔やお姿が映らないように加工しております。

アンケートへのご協力、ありがとうございます。
試験直前でプレッシャーのかかっている方もたくさんおられたと思いますが、
こうしてメッセージをいただけることが、いつも私にとっての励みになっています。
気付いたことや学んだことをインプットだけで終わらせず、
しっかりアウトプットして、その手ごたえを感じて、訓練を重ねながら自分のものにしていきましょう!

~今後のスケジュールのご案内~

さて、この7月3日開催分を終えまして、この2021年春夏シーズンの技能検定対策講座は、
全日程を終了することとなりました。
たくさんのみなさまにお越しいただきまして、ありがとうございます。
弊社講座での学びが、少しでも参加された方の良い気づき・成長につながることを期待しております。
そして、9月には合格の一報をたくさんいただけることを楽しみにしています。

今後の技能検定に関する講座・イベントにつきましては、7月は少人数で気軽に何でも聴いていただける
2級技能検定・質問会を毎月開催してまいります。
2021年度後期の試験に向けて挑戦される方や、前期の試験の振り返りをしたい方など、
お越しいただいた方の聞きたいことに合わせて、弊社代表で講師の八阪が1つ1つ直接お答えしてまいります。

上記の質問会も含めて、今後の講座・イベント等の開催日程・参加申込は、
こちらをクリックして、外部の講座・イベント予約サイトからお申込みいただけます。
またみなさまとお会いできることを、楽しみにしています。

執筆者

働く楽しさ研究所代表八阪 義浩
・国家検定1級キャリアコンサルティング技能士
・産業カウンセラー
・日本キャリアデザイン学会会員

立命館大学卒業後、大手百貨店、人事コンサルティング会社、大手精密機器メーカーの人事部門および生産管理部門を経て、キャリアコンサルタントの世界へ。若者サポートステーションでのニート・フリーター、障がい者の就職支援、京都・大阪の総合大学のキャリアセンターにて、就職困難層を中心とした大学生支援に携わる。キャリアセンターの新規立ち上げ、就職困難層向け支援の仕組みづくり、大学生への個別キャリア相談(年間約700件)、セミナー企画運営などを経験。
現在は1級キャリアコンサルティング技能士として、2級・標準レベルのキャリアコンサルタント向けの個別指導・スーパービジョンや、国家資格キャリアコンサルタント更新講習・技能検定対策講座などを通して、支援の現場で働くキャリアコンサルタントのレベルアップにつながる指導・支援を行なっている。「本質・本気・本物」をモットーに、相談者第一がとことん徹底できるキャリアコンサルタントが指導のベースである。