合同会社働く楽しさ研究所

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7月11日(日)国家資格キャリアコンサルタント更新講習(web開催)の様子

約8分

7/11(日)に、web会議システム・ZOOMを利用して、
「国家資格キャリアコンサルタントweb更新講習」
相談者を取り巻く環境への理解を事例とディスカッションを通じて深める
相談者の思考転換につながる質問力アップトレーニング
の2本を開催いたしました。

お疲れ様でございます。サポーターの木上(きがみ)です。
家のドアを開けると聞こえてくるのが蝉の鳴き声か、どしゃ降りの雨音。
今の時期だと仕方ないのかもしれませんけど…ちょっと極端すぎませんか?
そして今は雷鳴が轟いており、時折ビクッとしながらこの記事を書いています(笑)

さて、本日の講習についてですが、午前は4名、午後は16名にご参加いただきました。
改めて、本講習を選んでいただき有難うございます。今後とも宜しくお願い申し上げます。

私(木上)は午前の『相談者を取り巻く環境への理解』に参加していませんが
午後の『質問力アップトレーニング』では特にグループワーク後の意見を代表して発表される方々のトークが秀逸でした。
分かり易く和やかで、そして笑いもとれる。拍手喝采の場面がいくつも見られ、盛り上げ役となってくださいました。
八阪講師も雰囲気づくりを大事にしていますが、受講者の皆様のご協力があると本当に助かります。

それではここからは、私と一緒に、講師から教わったことを振り返ってみましょう。
※午前の『相談者を取り巻く環境への理解』については、講師から『要点のおさらい』を受け取っています。
ご参加いただいた方は復習として、まだ参加されていない方は今後の検討材料として、ぜひゆっくりとお読みください。

~午前の相談者を取り巻く環境への理解の講習の振り返り~

講師から受け取った『要点のおさらい』に基づいて振り返ってみましょう。

目の前のCLだけでなく、CLを取り巻く人や環境にも視野を広げよう。
CCの着眼点は、今日の事例だと最大で90倍以上(!)にまで広がります。

相談者が持つ悩みや課題は、本人だけで解決できるものとは限りません。
多くの場合は誰かしらの登場人物が存在しており、悩みに影響してきます。

相談者本人の言動だけでなく、そんな背景があるということを意識しておくと着眼点は沢山広がります。
相談者が気づいていないだけで、意外と身近なところに助けとなる登場人物が隠れている可能性もあります。

講師が『そもそも相談者は自分の悩みや周囲との関係性をクリアに話すことはできない』と解説したように
CCが補助となり相談者が置かれている環境を客観的に見据えて、悩みや課題の助けとなるポイントを見つける。

そんな関わり方ができるようになれば、今より更に相談者の役に立つCCになれるのではないでしょうか?

CLを取り巻く環境がたった1つ変わっただけで、CLのわかって欲しいことが”化ける”

更に、相談者のことを「わかったつもり」でなく、アメーバのごとく変化する関係性を毎回丁寧に
「考える・イメージする・汲み取る」ようにしましょう。ということでした。

相談者の悩みには、前述した『登場人物』が関係しています。
「いる・いない、太い・細い、堅い・脆い、健全・不健全」など様々ありますが
その関係性が一つ変わるだけで悩みの内容が大きく変わったことを実感していただきました。

これは、似た悩みを持つ複数の相談者を、一括りにパターン化して対応することの危険性を示しています。

『就活中だが、どう進めれば良いか分からない』(親にお金を握られている学生の事例)

上記の事例のように、表面的には同じような内容で相談をされることはあります。
しかし、背景にある登場人物との関係性や環境は相談者ごとに全く別の物でした。

表面的・一面的な情報だけでの「わかったつもり」ではなく、その相談者を取り巻く環境や登場人物にフォーカスすることで
CCは相談者が『言わんとしていること』を汲み取るためのヒントを見つけ、その相談者に合った助言を行う。

これができて初めて、相談者に寄り添っていると言えるのではないでしょうか?

~午後の思考転換につながる質問力アップの講習の振り返り~

講師曰く『質問力がないのではなく、自分の頭の中にはちゃんと質問があり、時間があればアウトプットできます』

ワークで質問するための言葉を書き出していただいた結果、皆さん沢山の質問ワードをお持ちでした。
つまり、相談の場面でコンスタントに質問ワードが思い浮かばないことが
質問力不足の根本だと気づけたのではないでしょうか?

そして、コンスタントに質問が思い浮かぶためのトレーニング法を学んでいただきました。

  • その質問には意図があって、100%相談者のためのものか?を日々振り返る
  • 日常生活の中で『相手に何を言えば喜んでくれるのか?』を考えて話す
  • つまり、自分が聞きたいことではなく、相手を軸にした問いかけを常に意識しておく

これらが日常的にできていれば、相談の場でも時間をかけずに言葉が出てくるようになる、という事でした。

講師曰く『情報収集が目的の質問はゼロが理想です』

キャリアコンサルティングの大原則である『相談者第一』が、ここで重要な意味を持ちます。

相談者第一と聞くと「そんな悠長に対応している時間はない!」と反応するCCが少なからずおられます。
CCの職務によっては、早く仕事を紹介しなければならない、短時間で数多くの相談予約をこなさなければならない
そのような事情があられるかと思います。

しかし、急いでいるのは相談者も同じです。早く課題や悩みを解決いたいがためにCCへと相談に来ています。

そんな状況の中で、CCが知りたいからという理由で情報収集型の質問を繰り返すと
『その質問に答えるメリットがない→そんな質問に答えている暇や余裕はない』と逆に遠回りになってしまいます。

CCは相談者が課題を解決できるように、困っている今の状況や心境について質問し気持ちを汲み取る。
そして相談者が勘違いや間違った思い込みをしているようなら、思考転換を促す。
相談が無駄なく進むためにCCは『感情の受容』と『思考の転換』の質問に徹することで、寄り道のない解決に繋がる。
まさに急がば回れ、だから情報収集型の質問はゼロで良いということです。
本講習の肝はそこなのではないかと学びました。

さて、ここからは、当日参加された方々の様子がわかるお写真と、受講者アンケートのご紹介をいたします。
ただ、webで開催している講習については、受講者アンケートは修了認定レポートともに、
後日お送りいただくようお願いをしております。

アンケートで分かる生の声は、弊社に到着しましたら順次このページにてご紹介いたします。
みなさま、ぜひお楽しみにお待ちください。

~当日の講習の様子~

※クリックすると、大きな画像でご覧いただけます。一部、参加された方のご希望により、お顔が映らないように加工しています。

皆様、ご参加いただき本当にありがとうございました。
今回はまさかの『Wジンベエくん』や八阪講師の愛犬『あんずちゃん』も登場するなど、
人類以外の参加もあり盛り上がりました。
CCの世界は堅い話になりがちですが、弊社の場合は、楽しく・落ち着いて学んでいただける環境づくりに専念しております。
本日は『相談者を取り巻く環境』と『質問力アップ』でしたが
他にも2講習『学生・若年支援の面談技術』『CCが迷った時の拠り所』といった講習をご用意しております。
もし受講されていない方がおられましたら、是非とも御受講いただけると幸いです。

そして何より、弊社講習をお選びいただき改めて御礼申し上げます。ありがとうございます!

~弊社講習のメリットと今後のご案内~

弊社の更新講習は、受講される方にとって価値ある講習となるよう、
特に以下の4つのメリットにこだわって企画・設計・運営をしております。

半日という短時間から参加でき、気軽に学べる

地方開催やweb開催が多く、どこに住んでいても学びの機会を得やすい

全ての講習を1級キャリアコンサルティング技能士が企画設計した、質の高い学びができる

受講後レポートを通した個別指導つきで、現場ですぐに役に立つ技術が身につく

また、弊社の講習は国家資格キャリアコンサルタントをお持ちでなくてもご参加いただけます。
例えば国家資格は持ってなくても、キャリアコンサルティング技能士や標準レベルキャリアコンサルタントの資格はある方、
ソーシャルワーカーなどで就労支援に関わる方、企業の人事・人材育成担当の方、
大学等の就職支援部門・キャリアセンターにお勤めの職員の方など、
キャリア支援に携わる方は国家資格保持者に限らずたくさんおられるはずです。

すでに2021年度開催分の更新講習の募集も9月分まで受付しております
この記事をお読みの方にも、ぜひお会いしたいと思っておりますので、お気軽にご参加ください。
『講習内容の詳細が知りたい』『実際に参加してみたい』と思った方は、
すぐ下のオレンジ色のボタン「お申込み・日程確認はこちら」から、弊社主催の講習申込ページにてお手続きください。

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

お問合せはこちら お申込み・日程確認はこちら

執筆者

木上 和裕
2級キャリアコンサルティング技能士。
1978年生まれ。IT企業のネットワークエンジニアと、パソコン購入者向けのコールセンター事業部にて、主に電話対応員の教育およびフォローを担当。その後、貴金属メーカーの営業職として主に近畿、関東、中部、北陸地方へと足がかりなしの飛び込み営業にて、営業基盤を作る。デザイン事務所の営業 兼 ディレクションを担当し、顧客とデザイナーの調整、ホームページなど制作物のコピーライティングも手掛けた。
キャリアコンサルティング領域では、一般財団法人にて高校新卒やニート・フリーター、若年者に向けた就職支援(個別のキャリアコンサルティング、各種セミナー講師)に従事したほか、京都市内の私大にて大学生向けキャリアコンサルティング、セミナー講師、企業と大学を結ぶ求人窓口も経験した。
現在は、学生および若年者層のキャリアコンサルティングで得た、若者の就労意識・ニーズの聞き取り経験を活かし、セミナー講師として新卒者に向けたキャリア構築支援を行っている。
キャリアコンサルティングのケース数は9000を超え、働くうえでの疑問や課題をもつ学生や若手社員の課題解決に特化したエキスパート。

◆専門領域
内定者フォロー
新入社員教育
定着支援
新卒採用コンサルティング
若年者向けキャリアコンサルティング(面談・セミナー)