合同会社働く楽しさ研究所

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7月25日(日)国家資格キャリアコンサルタント更新講習(web開催)の様子

約8分

7/25(日)に、web会議システム・ZOOMを利用して、
「国家資格キャリアコンサルタントweb更新講習」
学生・若者支援に関わるキャリアコンサルタントに本当に必要な面談技術と心がけ
面談中にキャリアコンサルタントが迷った時の拠り所と倫理
の2本を開催いたしました。

お疲れ様でございます。サポーターの木上(きがみ)です。
2度目となる東京オリンピックが遂に開催されました!
土壇場で色々とありましたが、そこはスルーして純粋にスポーツを観戦しています。
興味がなかったスポーツでも、世界最高峰の試合となると醍醐味が分かり易くて楽しめますね。
頑張れ日本!そしてビールをもっと美味しくしてやー!(笑)

さて、本日の講習についてですが、午前は12名、午後は8名にご参加いただきました。
あらためて、弊社講習を選んでいただき有難うございます。今後とも宜しくお願い申し上げます。

講習の印象としては、総じてみなさんのアウトプット力が高いと感じました。
各グループを巡回させていただきましたが、それぞれが自らの考えをキレイに表現されており
歯切れよくバトンタッチが行われている印象です。さすがです。
いつもの私なら盛り上げようと冗談を挟んだりするのですが、今回は出番がありませんでした(笑)

それではここからは、私と一緒に、講師から教わったことを振り返ってみましょう。
午後の講習に私(木上)は同席しておりませんが『要点のおさらい』を受け取っています。
ご参加いただいた方は復習として、まだ参加されていない方は今後の検討材料として、ぜひゆっくりとお読みください。

~午前の「学生・若者支援」の講習の振り返り~

講師曰く『安心感を生む関りをたった一言考えるだけでも、本当に難しい。』

履歴書が白紙のまま相談に訪れた学生に、どんな声をかけるか?というグループワークに取り組んでいただきました。
各グループで様々なご意見が発表されましたが、その中でも印象的だったのは…
『「来てくれてありがとう」と伝えるのは相談者を上に見すぎている。
これもまた、フラットな関係性ではないのではないか』というご意見でした。

ごもっともだと私も思いました。
CCとしては、相談に来なくなったらどうしよう…と不安に思うことは理解できますが
相談に来たことを嬉しく思うのは、あくまでCC側の気持ちです。
学生は、自らの就活を前に進めるために相談に来ているのであって、CCに喜んでもらうためではありません。
感謝の気持ちを表すことは大切ですが、その感謝が実は自分のためになってないか?と考えてみるといいかもしれませんね。

そして、CC側の個人的な気持ちや事情を持ち込まず、フラットな関係性と視点をもって接するという事と
『その一言を学生がどう感じ取るだろう?』という点にフォーカスした言葉選びが重要であると学びました。 

講師曰く『目先数年のことを知ってもすぐ陳腐化してしまいます。
CCは、学生が「未来を生き抜く力」を考える必要があります。』

終盤のグループワークで皆様に考えていただいてピックアップされたのは…

  • 広い視野
  • 変化を受け入れる
  • 情報を取りに行く力
  • 流れを見極める力
  • 自分で選んで自己決定する力

これらの『力』でしたが、では、その力を身につけるためには何をすれば良いのでしょうか?

勉強する、誰かに教わる、実践し続ける…等々、色々方法はあると思いますが
重要なのは、助言しているCC自身が上記の力を磨いているかということです。
相談者に自己研鑽の必要性を説くだけでなく、CC自らが実践していなければ机上の空論となります。

まさに『言うは易く行うは難し』です。

若者たちはこれから身につけていくところですが、現在から少し先の未来までは我々CCも同じ時間を生きています。
そして我々は何十年も年長者ですから、上記の力は既に実践していなければならない年代です。

今回は、学生から「どうすれば、その力を身につけられますか?」との問いに答えられるかで頭を悩ませましたが
相談者や世の中に必要とされるCCになるために、今回挙げられた
『未来を生き抜くために必要な力』を磨き続けているでしょうか?
本講習では、CC自らが手本となることも求められているのではないかと気づかされました。

午後の「迷った時の拠り所と倫理」の講習の振り返り

ここでは、講師から受け取った『要点のおさらい』に基づいて振り返ってみましょう。

向学心・思いやり(関わりの効果)・責任感(恐怖心)が必要です。
ご自身の品質管理のために、この3つが備わっているか/発揮できたかを振り返りましょう。

ここで課題となるのが『慣れ』ではないでしょうか?
確かに習慣で仕事ができるようになると肩の力も抜けて、落ち着いた相談ができるようになります。
しかし、同時に「まぁ、これで大丈夫だろう」という慢心も引き起こします。

経験が豊富なCCなら、それで日々の業務はこなせる(こなせてしまう)とは思いますが
それは現状維持のように見えて、急速な時代の進歩に適応できていないかもしれません。
そう考えると、現状維持ではなく、支援の品質は日に日に低下しているとも考えられます。

毎回の関わり方を「これで大丈夫だったかな?」と疑問をもって振り返る。
つまり、意図的に不足を感じる事で、初めて改善に取り組める。品質を高められるということです。

相談者に『できていること、できなかったことを振り返りましょう』と伝えたことはありませんか?
その振り返りはCCにも同じことが言えます。それが日々の品質管理に繋がると私は考えます。
みなさんも、そのように考えてくださると嬉しいです。

経験が長い人や声の大きな人の意見に合わせるのは、事例検討とは言いません。
どんな経験・領域のCCでも、全員同じ立場で参加して、品質を高められる「価値ある事例検討」になります。

みなさんは事例検討を『経験の長い人(熟練者)が、今後の対応をレクチャーする場』だと捉えていませんか?
確かにCC初心者にとっては学びを得られる機会かもしれませんが、これは1級CC技能士がスーパーバイズで行うことです。

経験豊富な熟練者でも、経験則だけに頼っていると思い込みや勘違いを引き起こすことがあります。
熟練者であっても、フラットな視点で事例を見つめ直す機会と意識づけは不可欠です。
にもかかわらず『経験の長短』が優位性を持ってしまうと、熟練者に対して誰も助言ができなくなります。
これでは、熟練者は成長できる場がなくなってしまい、いずれ陳腐化していくだけです。

それを防ぐためにも、事例検討などで面談の振り返りをすることが必要になります。
ただ、今回学んでいただいたように、
参加者の『勘』や『感覚』に基づいた事例検討だと、根拠がない、ただの主観のぶつけ合いですよね。
だからこそ、一定のルールに基づいた視点で助言しあうために、倫理綱領を活用して、
初心者も熟練者も、等しく高めあうことができるのが価値のある事例検討をしていきましょう!

さて、ここからは、当日参加された方々の様子がわかるお写真と、受講者アンケートのご紹介をいたします。
ただ、webで開催している講習については、受講者アンケートは修了認定レポートともに、
後日お送りいただくようお願いをしております。

アンケートで分かる生の声は、弊社に到着しましたら順次このページにてご紹介いたします。
みなさま、ぜひお楽しみにお待ちください。

~当日の講習の様子~

※クリックすると、大きな画像でご覧いただけます。一部、参加された方のご希望により、お顔が映らないように加工しています。

みなさま、ご参加本当にありがとうございました。
上の写真にもあるように、普段は穏やか&笑顔で、締めるところはキッチリ締める。
そんな講習を実施させていただいております。
今回のテーマだけでなく、新たな講習を導入する準備も進めておりますので、その際は是非ご参加いただけると幸いです。
また皆様とお会いできることを楽しみに、改めてこれからも宜しくお願い申し上げます。

~弊社講習のメリットと今後のご案内~

弊社の更新講習は、受講される方にとって価値ある講習となるよう、
特に以下の4つのメリットにこだわって企画・設計・運営をしております。

半日という短時間から参加でき、気軽に学べる

地方開催やweb開催が多く、どこに住んでいても学びの機会を得やすい

全ての講習を1級キャリアコンサルティング技能士が企画設計した、質の高い学びができる

受講後レポートを通した個別指導つきで、現場ですぐに役に立つ技術が身につく

また、弊社の講習は国家資格キャリアコンサルタントをお持ちでなくてもご参加いただけます。
例えば国家資格は持ってなくても、キャリアコンサルティング技能士や標準レベルキャリアコンサルタントの資格はある方、
ソーシャルワーカーなどで就労支援に関わる方、企業の人事・人材育成担当の方、
大学等の就職支援部門・キャリアセンターにお勤めの職員の方など、
キャリア支援に携わる方は国家資格保持者に限らずたくさんおられるはずです。

すでに2021年度開催分の更新講習の募集も9月分まで受付しております
また、厚生労働省から認められていたweb形式での更新講習については、
時限的措置から恒久的に認められる形に移行する計画もありますので、
弊社としても、それに適応できるように準備を進めてまりいます。

この記事をお読みの方にも、ぜひお会いしたいと思っておりますので、お気軽にご参加ください。
『講習内容の詳細が知りたい』『実際に参加してみたい』と思った方は、
このすぐ下のオレンジ色のボタン「お申込み・日程確認はこちら」から、申込専用ページにてお手続きください。

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

お問合せはこちら お申込み・日程確認はこちら

執筆者

木上 和裕
2級キャリアコンサルティング技能士。
1978年生まれ。IT企業のネットワークエンジニアと、パソコン購入者向けのコールセンター事業部にて、主に電話対応員の教育およびフォローを担当。その後、貴金属メーカーの営業職として主に近畿、関東、中部、北陸地方へと足がかりなしの飛び込み営業にて、営業基盤を作る。デザイン事務所の営業 兼 ディレクションを担当し、顧客とデザイナーの調整、ホームページなど制作物のコピーライティングも手掛けた。
キャリアコンサルティング領域では、一般財団法人にて高校新卒やニート・フリーター、若年者に向けた就職支援(個別のキャリアコンサルティング、各種セミナー講師)に従事したほか、京都市内の私大にて大学生向けキャリアコンサルティング、セミナー講師、企業と大学を結ぶ求人窓口も経験した。
現在は、学生および若年者層のキャリアコンサルティングで得た、若者の就労意識・ニーズの聞き取り経験を活かし、セミナー講師として新卒者に向けたキャリア構築支援を行っている。
キャリアコンサルティングのケース数は9000を超え、働くうえでの疑問や課題をもつ学生や若手社員の課題解決に特化したエキスパート。

◆専門領域
内定者フォロー
新入社員教育
定着支援
新卒採用コンサルティング
若年者向けキャリアコンサルティング(面談・セミナー)