合同会社働く楽しさ研究所

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8月8日(日)国家資格キャリアコンサルタント更新講習(web開催)の様子

約8分

8/8(日)に、web会議システム・ZOOMを利用して、
「国家資格キャリアコンサルタントweb更新講習」
~ 相談者の思考転換につながる質問力アップトレーニング ~
面談中にキャリアコンサルタントが迷った時の拠り所と倫理
の2本を開催いたしました。

お疲れ様でございます。サポーターの木上(きがみ)です。
あっと言う間に東京オリンピックは閉会してしまいました。
2013年の誘致決定から8年かけて準備が進められ(物議を醸しながらも)実施した世界的な『スポーツの祭典』も
一瞬で通り過ぎてしまい寂しく思います。
色々ありましたが、何はともあれメダルを沢山獲れて良かった!とシンプルに喜んでいます。

さて、本日の講習についてですが、午前は19名、午後は5名にご参加いただきました。
あらためて、弊社講習を選んでいただき有難うございます。今後とも宜しくお願い申し上げます。

午後の講習に私(木上)は同席しておりませんので、午前の講習(学生・若者支援)の印象となりますが
グループワークの『お題』が少々難しかったのか、考え込まれる様子が多く見られました。
この『考え込む時間』も大切だと思っています。日常生活の中でじっくり考える機会というのもあまり無いからです。
活気があると盛り上がって楽しく学べるという点もありますが、自問自答することにより得られる学びもあります。

それではここからは、私と一緒に、講師から教わったことを振り返ってみましょう。
午後の講習については八阪講師から『要点のおさらい』を受け取っています。
ご参加いただいた方は復習として、まだ参加されていない方は今後の検討材料として、ぜひゆっくりとお読みください。

~午前の「質問力アップトレーニング」の講習の振り返り~

講師曰く『相談者と”会話のラリー”をすることで相談者を尊重した進め方ができるようになる

CCの役割を『教える』や『答える』と捉えていると、CCが主体の相談となってしまいます。
そして、CCが主体となると相談者の考えや想いから離れていってしまう可能性があります。

相談者の状況に危機感をもって「私が何とかしなくちゃ!」と前のめりに主導権を握ってしまうCCもおられますが
あくまでも”話してもらうこと”に徹する。それが相談者を主体とした会話です。

テニスに例えるなら…基本的にサーブを行うのは相談者です。
そして、どんなボールが飛んできてもシッカリ拾い、かつ、相談者が打ち返しやすい位置へとボールを返す。
場合によってはCCが右往左往することになりますが、それでも会話のラリーができる状況を形成するのがCCです。

しかし、相談者の中にはサーブ(会話の切り出し)が苦手な方も多くいらっしゃいます。
そういう時は会話の『呼び水』として、CCから”打ち返しやすいサーブ”を送る工夫も必要です。

講師曰く『出来事ではなく思い込みに注目し、アプローチすると結末が変わります。(ABC理論)』

講師も「使い古された理論」と言っていましたが、それだけ重要であるとも言えます。
同じ出来事であっても、その人ごとの受け取り方によって結果が変わってくる。という理論です。
そのABC理論に基づいて『面接で上手くまとめて話すことができない相談者』の思い込みについて考えて頂きました。

このような『〇〇ができない』という言葉をひとつ取っても…

  • 3つの対象(自分、他人、人生一般)
  • 4つの種類(ねばならぬ、もうだめだ、最低だ、我慢ならん)

上記のように、思い込み方も沢山あるということです。

CCの活動領域によって相談に訪れる相談者の属性は偏ってくるため、同一視しがちではありますが
同じ『〇〇ができない』という一言でも、その人それぞれに思い込み方が違うということです。

表面的な言葉だけで応答するのではなく、CCはそれぞれの思い込み方があることを前提に向き合い
相談者に『それは思い込みですよ』と気付いてもらうための最適な質問を投げかける。

そのためには、まず『相談者はこう思い込んでいるに違いない』という決めつけを取り払う必要があります。
質問力をアップするには、CCは先入観に捉われない視点も求められるという内容でした。

午後の「迷った時の拠り所と倫理」の講習の振り返り

ここでは、講師から受け取った『要点のおさらい』に基づいて振り返ってみましょう。

講師曰く『キャリアコンサルタントにも品質管理は必須です。』

1人1人がプロとして、自分のアウトプットに責任を持たなければ意見ません。
ご自身の「相談の価値」を磨いていくことで、レモン市場を変えていきましょう。

…ということでした。

CCの仕事は数値化しづらく、表面的なイメージや感覚に左右されやすいところがあります。
だとしたら、レモン市場を脱却するためにCCは何を目指して「価値」を磨くべきでしょうか?

それは『安心感』と『課題解決』の双方を相談者に実感していただくことだと考えます。
どちらかだけではなく、双方です。
そのために、関係性の構築技術や相談者の疑問に応え得る知識を磨きつづけ、品質管理する必要があります。

今は市場が成熟していないため評価基準も定まっていませんが、徐々に認知も拡がり
キャリアコンサルティングという行為の評価基準もハッキリしてくるでしょう。

そして、これは”CCが評価の対象となる”ことになりますが…
『レモン市場からの脱却=正当な対価を得る』には避けて通れないことでもあります。

いざ評価の対象となっても引け目のないCCを目指す。相談者から高評価を得られるCCを目指す。
そのために品質管理は必要だと考えます。

講師曰く『事例検討では、事例提供者が元気をもらえるようなフィードバックを。』

健全で温かい雰囲気であれば、事例提供者も品質管理も「やろう!」と思えるのです。
良い事例検討がCCを育てます。みなさんも、良い事例検討を実践してください。(事例7)

…ということでした。

現段階でキャリアコンサルティングは未成熟な業界ですので、経験の長短に関わらず
全てのCCに『伸びしろ』があると言えます。

そして熟練・初心者問わず学ぶことができる機会が事例検討であり
全員でお互いを育てあうことが理想的な事例検討です。

事例検討には1人では考えつかないこと、意外な盲点などに気付くことができます。

対応に困った初心者が熟練者に助言をもらうだけの場ではなく
事例検討会が『参加者全員が学ぶ場』であるとの意識変革が必要だと考えます。

事例の提供者や助言者だけでなく、そのやり取りを見ているだけの人であっても
「事例検討会でブラッシュアップできる!」と捉えることができたなら
チーム全体の強化に繋がるのではないでしょうか?

そして、もちろんその場が健全で温かい雰囲気であれば、意見交換も円滑になります。
我々CCにはまだまだ学ぶべきことが沢山あり、健やかに成長できる場は重要だと考えています。

さて、ここからは、当日参加された方々の様子がわかるお写真と、受講者アンケートのご紹介をいたします。
ただ、webで開催している講習については、受講者アンケートは修了認定レポートともに、
後日お送りいただくようお願いをしております。

アンケートで分かる生の声は、弊社に到着しましたら順次このページにてご紹介いたします。
みなさま、ぜひお楽しみにお待ちください。

~当日の講習の様子~

※クリックすると、大きな画像でご覧いただけます。一部、参加された方のご希望により、お顔が映らないように加工しています。

みなさま、ご参加本当にありがとうございました。
今回の講習では『信頼されるために大切にしていること』『品質管理に必要なこと』など、
たくさんの学びと振り返りを行っていただきました。
これらは一人で学ぶことが難しく、多くの方が寄り集まって効果が高まるものだと思います。
弊社では今回のような講習という形だけでなく、1つのテーマについて話し合う機会を沢山も受けておりますので
また皆様とお会いできることを楽しみに、改めてこれからも宜しくお願い申し上げます。

~弊社講習のメリットと今後のご案内~

弊社の更新講習は、受講される方にとって価値ある講習となるよう、
特に以下の4つのメリットにこだわって企画・設計・運営をしております。

半日という短時間から参加でき、気軽に学べる

地方開催やweb開催が多く、どこに住んでいても学びの機会を得やすい

全ての講習を1級キャリアコンサルティング技能士が企画設計した、質の高い学びができる

受講後レポートを通した個別指導つきで、現場ですぐに役に立つ技術が身につく

また、弊社の講習は国家資格キャリアコンサルタントをお持ちでなくてもご参加いただけます。
例えば国家資格は持ってなくても、キャリアコンサルティング技能士や標準レベルキャリアコンサルタントの資格はある方、
ソーシャルワーカーなどで就労支援に関わる方、企業の人事・人材育成担当の方、
大学等の就職支援部門・キャリアセンターにお勤めの職員の方など、
キャリア支援に携わる方は国家資格保持者に限らずたくさんおられるはずです。

すでに2021年度開催分の更新講習の募集も12月分まで受付しております
また、現在厚生労働省に新しいテーマでの更新講習(2本)も申請しております。
承認が得られれば10月以降に開催を予定しておりますので、そちらも楽しみにしていてください。

この記事をお読みの方にも、ぜひお会いしたいと思っておりますので、お気軽にご参加ください。
『講習内容の詳細が知りたい』『実際に参加してみたい』と思った方は、
すぐ下のオレンジ色のボタン「お申込み・日程確認はこちら」から、弊社主催の講習申込専用ページにてお手続きください。

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

お問合せはこちら お申込み・日程確認はこちら

執筆者

木上 和裕
2級キャリアコンサルティング技能士。
1978年生まれ。IT企業のネットワークエンジニアと、パソコン購入者向けのコールセンター事業部にて、主に電話対応員の教育およびフォローを担当。その後、貴金属メーカーの営業職として主に近畿、関東、中部、北陸地方へと足がかりなしの飛び込み営業にて、営業基盤を作る。デザイン事務所の営業 兼 ディレクションを担当し、顧客とデザイナーの調整、ホームページなど制作物のコピーライティングも手掛けた。
キャリアコンサルティング領域では、一般財団法人にて高校新卒やニート・フリーター、若年者に向けた就職支援(個別のキャリアコンサルティング、各種セミナー講師)に従事したほか、京都市内の私大にて大学生向けキャリアコンサルティング、セミナー講師、企業と大学を結ぶ求人窓口も経験した。
現在は、学生および若年者層のキャリアコンサルティングで得た、若者の就労意識・ニーズの聞き取り経験を活かし、セミナー講師として新卒者に向けたキャリア構築支援を行っている。
キャリアコンサルティングのケース数は9000を超え、働くうえでの疑問や課題をもつ学生や若手社員の課題解決に特化したエキスパート。

◆専門領域
内定者フォロー
新入社員教育
定着支援
新卒採用コンサルティング
若年者向けキャリアコンサルティング(面談・セミナー)