合同会社働く楽しさ研究所

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10月9日(土)国家資格キャリアコンサルタント更新講習(web開催)の様子

約8分

10/9(土)に、web会議システム・ZOOMを利用して、
「国家資格キャリアコンサルタントweb更新講習」
相談者の思考転換につながる質問力アップトレーニング
相談者を取り巻く環境への理解を事例とディスカッションを通じて深める
の2本を開催いたしました。

お疲れ様でございます。サポーターの木上(きがみ)です。
秋は長袖が心地よい季節として大好きです。カラージーンズにボタンシャツの組み合わせが私の定番です。
しかし、いざボタンシャツを着てみると違和感を覚えました。ボタンシャツの生地は伸縮性がなく窮屈に思えたのです。
そこで久々に体重計に乗ってみると…どうやら私は『食欲の秋』を全身で享受していたようです。
よく耳にする『スポーツの秋』と呼ばれる季節は、いつになったら訪れるのでしょうか?

さて、本日の講習についてですが、午前は11名、午後は2名にご参加いただきました。
改めて、本講習を選んでいただき有難うございます。今後とも宜しくお願い申し上げます。

午前の『質問力アップトレーニング』では、穏やかに落ち着いた雰囲気で講習が進んだように思えます。
沢山の方が質問ワードを考えていただくことに頭をフル回転されておられる様子も見られました。
講習タイトルのとおり、まさに『トレーニング』になったのではないでしょうか?
午後の『相談者を取り巻く環境への理解』に私はご一緒しておりませんでしたが、少人数での実施となったため
距離が近く、密度の濃い講習となったと八阪講師から聞いております。

それではここからは、私と一緒に、講師から教わったことを振り返ってみましょう。
※午後の『相談者を取り巻く環境への理解』については、講師から『要点のおさらい』を受け取っています。
ご参加いただいた方は復習として、まだ参加されていない方は今後の検討材料として、ぜひゆっくりとお読みください。

~「思考転換につながる質問力アップ」の講習の振り返り~

講師曰く『相談者が何に困っていそうかを考える力が大事です』

相談者が抱える悩み。その多くは思い込みが起因しています。
自己否定や他責、社会そのものへの諦めなど、相談者自身の経験や見聞きしたことにより身に付いたものです。
その思い込みがネックとなり、遠回りしてしまっているという考えられます。

そこでCCは、相談者が話す言葉から思い込みや何で困っているのかを考える事に注力する。
そのポイントを発見できて初めて、思い込みに気付いてもらうための『思考転換のための質問』ができるようになります。

時間が限られていたり、面識が浅い場合もあるかとは思いますが、その中でも常に考えて想定する。
それが『訊く』ための切り口を見つけるために必要であり、質問力をアップさせるためのカギとなります。

相講師曰く『思いついたことをすぐに言えばいいというものではありません』

ここで思い出していただきたいのは、講師がお伝えした京都弁のエピソード(廊下を走る子供の親に向けた言葉)です。

「お宅のお子さん元気ですねー」

回りくどいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは”軋轢を生まず”相手に”気づいてもらう”ための工夫です。
言われた側は「ハッ」とする。その瞬間こそが『気づき』そのものです。
日常会話として通用するかは地方の文化によって異なるとは思いますが、キャリアコンサルティングでは有効だと考えます。

なぜ、この一見回りくどい質問が有効なのか?それは大きく2つの意味があると考えます。
①ストレートな言葉や指摘は相談者を傷つけてしまう可能性がある
 たとえ指摘の内容が正しいものだとしても、自分なりに考えて歩んできた道を一刀両断してしまう行為だからです。
②相談者が自ら考えて気づくことに繋がる
 相談者には見えていなかった角度からCCが質問することで 「ハッ」とする。
 「他者から見てどう思うか?」「他に選択肢があるのではないか?」そう自問し、気づくことができます。
 そして、自ら見つけた課題や方向性に『やらされ感』はなく、自己決定した原動力にもなります。

また、思考転換型の質問は『訂正や指摘』の場面だけでなく、ポジティブな面にも気づいてもらえるような
使い方ができれば、今よりもっと相談者が喜んでくれる存在になれるのではないかと思います。

~「相談者を取り巻く環境への理解」の講習の振り返り~

講師から受け取った『要点のおさらい』に基づいて振り返ってみましょう。

相談者と周囲との関係性を見るポイントは複数ある。「いる・いない、太い・細い、堅い・脆い、健全・不健全」
これらを1つ1つ丁寧に見ましょう(例:親にお金を握られている学生の事例)

関係性を見る際に”いる・いない”だけで判断していませんか?
そして、親や上司との関係性に対して先入観をもっていませんか?

『親は子供を助けるものだ』
『近年の上司はプレイングマネージャーが多いから部下を育てられない』

これらの先入観はCCが今まで見聞きしてきた前例の集積や
経験、時代背景、常識に則ったものですから、完全に排除することは困難です。
そこで大事なのは、先入観があったとしても『CCがそれに捉われないこと』だと思います。

決めつけで接してくる相手と関わるのは思いのほか苦痛です。
話す側は、mず誤解を解く作業から始めなければならないからです。
※その決めつけがネガティブ・ポジティブのどちらでも同じです。皆さんは経験されたことありませんか?

だからこそ、CCは相談のプロとして、周囲の環境に登場する人物との関係性をあらゆる角度から丁寧に見渡していく。
たとえイレギュラーな関係性が見つかったとしても、CCがフラットに受け止めることができれば、
相談者にとって安心して話せる存在になれるのではないかと思います。

目の前の相談者だけでなく、相談者を取り巻く人や環境にも視野を広げよう。
CCの着眼点は、今日の事例だと最大で90倍以上(!)にまで広がります。

例えば「上司と上手く行かず仕事にやる気が湧かない」とだけ話す相談者が居たとしたら
一見すると、環境を取り巻く人を『相談者』と『上司』だけで相談を展開してしまうかもしれません。

しかし、当然ながらその2者だけで社会が構成されているわけではありません。
会社の同僚、家族や友人などの人間関係があり、そして相談に乗っているCCも含めて相談者の環境を形成しています。

  • 困ったときに助けてくれそうな人は?
  • 関わる際に気を付けなければならない人は?
  • 守らなければならない人は?
  • 愚痴をこぼせる人は?
  • 相談者を応援してくれる人は?

などなど、相談者が話している悩みの背景には複数の人との関係性の糸が繋がっており、
これらの相談者を取り巻く環境の中に、悩みの種や活用できるリソースが含まれています。

その繋がり一つ一つに目を向けることで、包括的な視点での相談ができるようになると学ぶことができました。

さて、ここからは、当日参加された方々の様子がわかるお写真と、受講者アンケートのご紹介をいたします。

~参加者の声~

厚労省更新講習一覧を見た時、質問力アップトレーニングのタイトルが一番真っ先に目に止まりました。
自分目線で情報収集し、相談者のことを分かったつもりで満足していたことに気付きました。グループワークを通して「質問」の難しさを体験することができ、何のための質問なのか?を深く考えることができました。
八阪先生は丁寧で分かりやすく、あっという間に時間が過ぎてオンライン講習が苦手な人にもお勧めしたいです!ありがとうございました。

質問を安易にするのでなく、悩みながら考えてするということ、そして相談者が話すメリットのある質問、相談者に何かを起こさせる質問をするということを改めて考えさせられ、意義のある学習時間を過ごすことができました。

本当にクライアントにとって意味のある質問(質問の理由を明確にできる)をしていない自身の面談に気づかされました。様子を見たいと思っているという時点で、自分中心ですね(苦笑)

相談者が口にしていない部分をくみとる力の大切さがわかりました。短時間の講習でも十分理解できました。学んだことを活かせるように意識していきたいです。

~当日の講習の様子~

※クリックすると、大きな画像でご覧いただけます。一部、参加された方のご希望により、お顔が映らないように加工しています。

講習中は、講師の指名にも上手くコメントを発表される方や、勇気ある発表に拍手が送られる様子が見られました。
このようなやり取りが講習を活気づけることに繋がりますので、とてもありがたく思いながら見ていました。
あらためて、御礼申し上げます。ぜひまたお会いできることを楽しみにしております。

そして何より、弊社講習をお選びいただき改めて御礼申し上げます。ありがとうございます!

~弊社講習のメリットと今後のご案内~

弊社の更新講習は、受講される方にとって価値ある講習となるよう、
特に以下の4つのメリットにこだわって企画・設計・運営をしております。

半日という短時間から参加でき、気軽に学べる

地方開催やweb開催が多く、どこに住んでいても学びの機会を得やすい

全ての講習を1級キャリアコンサルティング技能士が企画設計した、質の高い学びができる

受講後レポートを通した個別指導つきで、現場ですぐに役に立つ技術が身につく

また、弊社の講習は国家資格キャリアコンサルタントをお持ちでなくてもご参加いただけます。
例えば国家資格は持ってなくても、キャリアコンサルティング技能士や標準レベルキャリアコンサルタントの資格はある方、
ソーシャルワーカーなどで就労支援に関わる方、企業の人事・人材育成担当の方、
大学等の就職支援部門・キャリアセンターにお勤めの職員の方など、
キャリア支援に携わる方は国家資格保持者に限らずたくさんおられるはずです。

すでに2021年度開催分の更新講習の募集も12月分まで受付しております
この記事をお読みの方にも、ぜひお会いしたいと思っておりますので、お気軽にご参加ください。
『講習内容の詳細が知りたい』『実際に参加してみたい』と思った方は、
すぐ下のオレンジ色のボタン「お申込み・日程確認はこちら」から、弊社主催の講習申込ページにてお手続きください。

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

お問合せはこちら お申込み・日程確認はこちら

執筆者

木上 和裕
2級キャリアコンサルティング技能士。
1978年生まれ。IT企業のネットワークエンジニアと、パソコン購入者向けのコールセンター事業部にて、主に電話対応員の教育およびフォローを担当。その後、貴金属メーカーの営業職として主に近畿、関東、中部、北陸地方へと足がかりなしの飛び込み営業にて、営業基盤を作る。デザイン事務所の営業 兼 ディレクションを担当し、顧客とデザイナーの調整、ホームページなど制作物のコピーライティングも手掛けた。
キャリアコンサルティング領域では、一般財団法人にて高校新卒やニート・フリーター、若年者に向けた就職支援(個別のキャリアコンサルティング、各種セミナー講師)に従事したほか、京都市内の私大にて大学生向けキャリアコンサルティング、セミナー講師、企業と大学を結ぶ求人窓口も経験した。
現在は、学生および若年者層のキャリアコンサルティングで得た、若者の就労意識・ニーズの聞き取り経験を活かし、セミナー講師として新卒者に向けたキャリア構築支援を行っている。
キャリアコンサルティングのケース数は9000を超え、働くうえでの疑問や課題をもつ学生や若手社員の課題解決に特化したエキスパート。

◆専門領域
内定者フォロー
新入社員教育
定着支援
新卒採用コンサルティング
若年者向けキャリアコンサルティング(面談・セミナー)
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