合同会社働く楽しさ研究所

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10月10日(日)1級・2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接指導編・web開催)の様子

約7分

10/10(日)午前・午後に、ZOOMを用いたweb形式にて、
「1級・2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座 面接指導編」
を開催いたしました。

いよいよ試験の申し込みも終わって、本腰を入れて試験対策をする時期ですね。
弊社でもこの日から、秋冬シーズンのロールプレイ講座を開講いたしました。
今シーズンの初日となったこの日は午前も午後も大盛況で、
特に午前の1級の講座は今までで一番参加者が多かったかと思います。
たくさんのみなさまにお越しいただきまして、ありがとうございました。

今回も、チャット機能を用いたリアルタイム指導で、要点がすぐにつかめる指導をさせていただきました。
ロールプレイをされている方たちは、後々のご自身の振り返りの材料として、
見学をされている方たちは、いつ・どこで・どんな関わりをするのかお手本として、
上手に活用していただければ嬉しいです。

それでは早速、1級・2級の各講座で学んでいただいたことを振り返ってみましょう。

~「1級 面接指導編」の振り返り~

事例相談者の反応が鈍いときこそ、指導効果を考える

これは、試験対策としてだけでなく、
実際に1級を取得して指導者になってからも欠かすことのできない視点です。
何をするか、何を言うかが大事なのではなく、指導を受ける側(事例相談者)にとって効果があるのかを考えましょう。
どんなに優れた技法や理論を用いても、効果が無ければ意味がありません。

試験対策に熱を上げるあまり、視野が狭くなってしまう人が時折おられます。
当たり前のことですが、指導は、それを受けた人が「やってみよう」と思って初めて意味があるのです。
そして、それは「理論や技法として優れているかどうか」ではなく
「この人から指導を受けたいと思うかどうか」の方が重要です。

みなさんも、ご自分の立場に置き換えてみてください。仕事でも、趣味の話でも構いません。
どんなに理屈として正しくても、新しい技術や技法であっても、
「なんでお前から教わらなきゃいけないんだ」と思うような人から
本当に素直に学ぶことができるでしょうか?…難しいですよね。

指導者と事例相談者も、指導場面(試験なら試験会場)で初めてお会いする関係性です。
そこからスタートして「あなたの指導だからこそ、聴いてみます」となるために
いったいどうやって関係構築をしたのか、そこにこだわって初めて指導効果が生まれます。

話を聴いてもらえる人になる。

指導者がそれを事例相談者に身をもって示すことも、指導そのものです。
頭でっかちにならないように、まずは目の前の事例相談者にとっての効果ある関わりとは何か、
その視点を忘れずに指導を進めていきたいですね。

~「2級 面接指導編」の振り返り~

理解と把握は違う。

短い一言ですが、2級の講座の要点を一言に凝縮するならこれが一番だと思います。

CCが知りたい・知っておかないといけないという前提で、あれやこれやと質問をぶつける人がいますが、
弊社の講座に来てくださったみなさまは、そのやり方はもうやめにしましょうね。
それを繰り返している限り、いつまで経っても標準レベル/入口レベルのままだからです。

自分(CC)が知らないからという動機で尋ねる質問に、CLが答える意味や価値があるでしょうか?
「相談者第一」は、決してお題目ではありません。実際に面談でやらないといけないことです。
そのためには、自分が発する問いの1つ1つにまで、相談者第一を反映させてください。

CLは事実を把握されたくて来るのではありません。CLがCCに求めているのは理解です。

自分の悩みや困り事、不安、愚痴、怒り…それら諸々の感情を理解してくれる人。
その感情が起こるに至った背景やこれまでの経緯をきちんと汲み取れる人。
いちいち全部説明しなくても、その苦しさや悩ましさを分かってくれる人。

それをCL自身が実感できて初めて、「あぁ、この人に相談してよかった」となり、
プロとして/熟練レベルとして相応しい面談ができるようになるのです。

相談者第一を実践することが求められているんだ、ということを、
今のうちにじっくりと、そして本気で見直してみましょう。

それではここから、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。

~参加者の声~

資格を目指した初心を忘れないように言い聞かせながらも、結果としては合格するための自分本位な面談にしかなっていなかったと感じています。誠実に向き合うとはどういうことかが、八阪先生の言葉や表情からも伝わってきました。基本的で本質的な事から見直す必要を感じております。是非、申し込みさせて頂いた今後の面接指導で実践としての学びを深めたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。

指導はキャリアコンサルタントの品質管理である、という事がとても印象に残りました。指導という言葉に苦手意識がありますが、相談者の目線に合わせて、相談内容を聴かせて頂くこと・相談者の方の成長を意識し、指導を担当させて頂く視点が大切なのだな、と感じました。参加者に合わせた講座の進め方を行って頂き、ありがとうございます。

課題を的確に指摘いただき、学ぶばかりでした。見学にしようかとも思ったのですが、実際にロープレして自分の問題点が明らかになったので、勇気を出してよかったです。厳しく指摘されても、それが事実であること、2級合格の実力をつけるにはそれを乗り越えなければならないことを理解していますし、先生のお話の仕方がソフトで優しいので傷つくことなく素直に受け入れることができました。今後ともよろしくお願いいたします。

講師の八阪さんがユーチューブで語っていた「1級技能士とは?どんな事が出来る人物(キャリコン)か?」を自問自答していたことが、私には響きました。試験の対策より、そこを重点的に考えていたと。そしてこの講習は、その考えを具現化していた3時間と感じました。私も常にこの試験で求められることは何かな?と自問自答していました。ありがとうございました。

~当日の講座の様子~

※クリックすると、大きな画像でご覧いただけます。一部、参加された方のご希望により、お顔が映らないように加工しています。

いつもアンケートへのご協力をいただきまして、ありがとうございます。
試験本番まで数か月ある早い段階で、大事なことに気づいてくださったのが良かったです。
自分ではできているつもり、努力しているつもりでも、
合格が欲しいという気持ちが強くなればなるほど、どうしても細部に目が行きがちです。

1級挑戦者の方も2級挑戦者の方も、今回の講座をもう一度原点を見つめ直すためのきっかけとして
ぜひ心の中に留めていただければ私も嬉しいです。
ぜひまたお会いして、一歩成長したお姿が見られることを楽しみにしています。
ご参加ありがとうございました。

~今後のスケジュールのご案内~

弊社では、2021年度下期の技能検定対策講座を従来より1か月前倒しし、8月から開催しております。
今期は、試験合格に絶対外せない視点・考え方を学ぶ「面接準備編(旧称:基礎知識編)」と、
個別指導付きのロールプレイを経験できる「面接指導編」の2本建てでお届けします。

1級・2級それぞれに、試験直前までコマ数を充実させておりますので、
合格に向けて着実にレベルアップしていきましょう。
コロナ禍による緊急事態宣言が続く中で、集合形式での講座ができないことは寂しい事ですが
画面越しでもみなさまに学びの機会をお届けできることは、弊社としても嬉しいことだと思っております。
人気の日程は早くもお席が埋まり始めておりますので、参加をご希望の方は、どうぞお早めにお申し込みください。

なお、今後の開催日程・参加申込は、以下の各ボタンをクリックしていただき、
外部の講座・イベント予約サイト(こくちーず)にてお申込みいただけます。
この記事をご覧のみなさまとお会いできることを、楽しみにしています。

1級 準備編
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 1級 指導編編
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2級 準備編
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 2級 指導編編
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ボタンをクリックすると、その講座の直近の開催日の申込ページが表示されますが、下にスクロールしていただくと別日程を選べる箇所がございます。

執筆者

働く楽しさ研究所代表八阪 義浩
・国家検定1級キャリアコンサルティング技能士
・産業カウンセラー
・日本キャリアデザイン学会会員

立命館大学卒業後、大手百貨店、人事コンサルティング会社、大手精密機器メーカーの人事部門および生産管理部門を経て、キャリアコンサルタントの世界へ。若者サポートステーションでのニート・フリーター、障がい者の就職支援、京都・大阪の総合大学のキャリアセンターにて、就職困難層を中心とした大学生支援に携わる。キャリアセンターの新規立ち上げ、就職困難層向け支援の仕組みづくり、大学生への個別キャリア相談(年間約700件)、セミナー企画運営などを経験。
現在は1級キャリアコンサルティング技能士として、2級・標準レベルのキャリアコンサルタント向けの個別指導・スーパービジョンや、国家資格キャリアコンサルタント更新講習・技能検定対策講座などを通して、支援の現場で働くキャリアコンサルタントのレベルアップにつながる指導・支援を行なっている。「本質・本気・本物」をモットーに、相談者第一がとことん徹底できるキャリアコンサルタントが指導のベースである。
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