合同会社働く楽しさ研究所

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11月13日(土)国家資格キャリアコンサルタント更新講習(web開催)の様子

約8分

11/13(土)に、web会議システム・ZOOMを利用して、
「国家資格キャリアコンサルタントweb更新講習」
~ 学生・若者支援に関わるキャリアコンサルタントに本当に必要な面談技術と心がけ ~
~ 相談者の思考転換につながる質問力アップトレーニング ~
の2本を開催いたしました。

お疲れ様でございます。サポーターの木上(きがみ)です。
私は大阪在住なのですが、とうとう気温が10℃を切る日が増えました。足元から冷えて過ごしづらいです。
もっと冷え込みの激しい地域の方からすると贅沢な悩みなのかもしれないですが…
我が家でエアコンは12月まで”おあずけ”となっていますので、もう少し頑張りたいと思います。

さて、本日の講習についてですが、午前は11名、午後は7名にご参加いただきました。
あらためて、弊社講習を選んでいただき有難うございます。今後とも宜しくお願い申し上げます。

私が同席した午前の講習(学生・若者支援)の印象としては…皆様の『頷いている様子』が沢山見られました。
おそらくは、ご自身がおかれている現場を思い浮かべながら、お話を聞かれていたのではないかと思います。
弊社の講習が皆様の納得感に繋がっていれば幸いでございます。

それではここからは、私と一緒に、講師から教わったことを振り返ってみましょう。
午後の講習については八阪講師から『要点のおさらい』を受け取っています。
ご参加いただいた方は復習として、まだ参加されていない方は今後の検討材料として、ぜひゆっくりとお読みください。

~午前の「学生・若者支援」の講習の振り返り~

講師曰く『CC主導では主体性がない新社会人を送り出すことに繋がり、自己決定の機会を奪う行為です。

前提として、学生は働いた経験を持っていないため”無条件の上下関係”が形成されてしまうということでした。

確かに学生は就活に詳しい大人のアドバイスを欲しがります。上手くいく答えが欲しいからです。
しかし、CCが主導で教えてあげるという行為は避けなければなりません。
その行為は学生が自己決定する機会と、主体性を育てる機会すらも奪ってしまう事になるからです。

不器用に立ち回る学生や若者を見ていると、もどかしい気持ちになるかもしれません。
でも、プロのCCであれば、その学生の戸惑う姿勢も受け止めて相談にのるべきではないでしょうか?

たくさん悩み、解決するプロセスを経て新社会人として羽ばたいていく。
その支えとなり、学生本人が『自力』で伸びるのをサポートするのがCCの役割ではないかと思います。

講師曰く『この先を生きていく学生に100年前の常識は通用しません。』

時代の流れが激化している今、10年前の常識ですら既に古いものとなっています。
そこで「ワシの若い頃はなぁ…」と、昔話をするのはCCがやるべきことではないということでした。

確かにオイルショック、バブル崩壊、リーマンショックなど印象強い出来事は多々ありました。
当時の労働や就活も多大な苦労を強いられたのは確かです。
終身雇用も久しいものとなり、今はジョブ型雇用が注目されるようになってきました。
更には、新卒採用そのものを疑問視する声も上がっています。
このように、世界情勢や日本の立場も大きく変わっている現代では当時のノウハウが通用するとは思えません。

大人なら『過去の常識は通用しない』と気づくことができるかもしれませんが
前述のとおり学生や若者は、その昔話を鵜呑みにしてしまう危険性もあります。

だからこそ、CCは『これからの事を知り、これからの事を話し合うべきだ』という講習でした。

午後の「質問力アップトレーニング」の講習の振り返り

ここでは、講師から受け取った『要点のおさらい』に基づいて振り返ってみましょう。

CLと今共有していることだけでなく、そこに至る背景まで含めて受け止め、想像する力や汲み取る力が必要です。
それを行なったうえで「何を言われたいのだろう?」と考えてみてください。(金太郎と熊さんの例)

『今、ここで』と、もう一つ『その時、そこで』という視点で、相談者がCCの目の前に訪れるまで
どんな状況だったのかを考えてはどうかということでした。

  • 壁にぶつかった当時はどんな受け止め方をされたのか?
  • 悩みや課題を抱えながら、今までどんな気持ちで過ごされてきたのか?

このように、過去の背景まで考えを巡らせておくことも相談者の気持ちを汲み取るヒントになります。

気持ちを汲み取ることができれば相談者は『この人は分ってくれている!』と安心感をもっていただけます。
そんな関係性だからこそ打ち明けられる悩みもあるのではないでしょうか?

質問を創る段階は4つ。『発見⇒創造⇒編集⇒観察』このサイクルを常に回していくことで、面談が成立っています。
CLが何か気になる反応を示した時は、CLのせいにせず、自分の質問創りのサイクルの見直しを。

話し方が指示的になってしまうCCによくみられるのは、思ったことをそのまま言ってしまう兆候です。

質問の『発見』や『創造』段階では相談者の思い込みや勘違いを見抜く鋭さが必要ではありますが
『編集』が抜けてしまっていると、投げかける質問は鋭利なものとなりがちです。
それでは質問の意図が伝わらないこともあり得ますし、場合によっては反感を持ってしまう可能性があります。
CCが投げる剛速球を受け取れないと相談者のせいにしてしまうのは、キャリアコンサルティングではありません。
悩みや困りごとを抱えている相談者に対しては、質問の編集が特に重要であると思います。

さて、ここからは、当日参加された方々の様子がわかるお写真と、受講者アンケートのご紹介をいたします。

~参加者の声~

先生の「それではキャリコン失格です」という熱のこもった投げかけに、自分自身のあり方を振り返る機会となりました。テクニックや理論だけの講義ではなく、感情を動かされる講習でした。 キャリアコンサルタントが若者のクライアントに関わるときは、キャリアコンサルタントという時点で若者にとってフラットではない関係性であるということを、しつこいくらい念頭おかないとならないと再認識しました。そこに存在する、座っているだけで、上下関係に感じさせるのだ、ということ、自分が若者であった時のことを思いだしながら、丁寧に想像して、関わりたいと思います。 未知の未来に対して、どう生きていくか、 若者と一緒に考えられるキャリアコンサルタントとなるために、私自身も、その当事者として時代の変化に対応できる生き方を実践したいと強く思いました。

初めて講習を受けさせていただきました。まず育児で現場から2年離れている為、久しぶりに仕事の世界に触れ学習ができた事自体が楽しく感じました。そして先生の率直な語り方も面白く、かしこまっておらずやりやすかったです。グループディスカッションでは、一緒に考えながら進める事ができ、聞いているだけではなく意見を出しながら進めれたので脳みそをたっぷり使ってやる事ができました。

キャリアコンサルタントの質が高まるように考えられた内容・講習で、受講して本当に良かったと思いました。また、事前に学びたいこととして記入していたことにも触れていただき、感激しました。支援につながる質問は、相手の、人の力を信じていないと出てこないんだなと思いました。質問に限らず相談者にとってどうか・・学生・若者支援では特に相手の成長を考えて行動したいと思いました。この出会いに感謝しています。ありがとうございました。

学生に対する支援は多くはないのですが、それゆえ臨床経験も少なく、今回の講習において伺った注意点は大変参考になりました。フラットな関係ができているかはこちらの思い込みではなく、CLの言動及び行動で判断したいと思いました。

~当日の講習の様子~

※クリックすると、大きな画像でご覧いただけます。一部、参加された方のご希望により、お顔が映らないように加工しています。

みなさま、ご参加本当にありがとうございました。
弊社の講習は『キャリアコンサルティングとは何ぞや…?』と、まるで道場のような雰囲気になることもありますが
基本的には穏やかで落ち着いて、笑いながらもピリっとすることがある講習です。
相談現場での喜びや苦労を積み重ねてきたからこそ、相談現場で役に立つ講習をご用意しておりますので
これからも多くの学びを得ていただければと存じます。
また皆様とお会いできることを楽しみに、改めて宜しくお願い申し上げます。

~弊社講習のメリットと今後のご案内~

弊社の更新講習は、受講される方にとって価値ある講習となるよう、
特に以下の4つのメリットにこだわって企画・設計・運営をしております。

半日という短時間から参加でき、気軽に学べる

地方開催やweb開催が多く、どこに住んでいても学びの機会を得やすい

全ての講習を1級キャリアコンサルティング技能士が企画設計した、質の高い学びができる

受講後レポートを通した個別指導つきで、現場ですぐに役に立つ技術が身につく

また、弊社の講習は国家資格キャリアコンサルタントをお持ちでなくてもご参加いただけます。
例えば国家資格は持ってなくても、キャリアコンサルティング技能士や標準レベルキャリアコンサルタントの資格はある方、
ソーシャルワーカーなどで就労支援に関わる方、企業の人事・人材育成担当の方、
大学等の就職支援部門・キャリアセンターにお勤めの職員の方など、
キャリア支援に携わる方は国家資格保持者に限らずたくさんおられるはずです。

すでに2022年度開催分の更新講習の募集も1月分まで受付しております
また、10月からは新テーマ「相談記録の書き方」も絶賛開講中です。

この記事をお読みの方にも、ぜひお会いしたいと思っておりますので、お気軽にご参加ください。
『講習内容の詳細が知りたい』『実際に参加してみたい』と思った方は、
すぐ下のオレンジ色のボタン「お申込み・日程確認はこちら」から、弊社主催の講習申込専用ページにてお手続きください。

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

お問合せはこちら お申込み・日程確認はこちら

執筆者

木上 和裕
2級キャリアコンサルティング技能士。
1978年生まれ。IT企業のネットワークエンジニアと、パソコン購入者向けのコールセンター事業部にて、主に電話対応員の教育およびフォローを担当。その後、貴金属メーカーの営業職として主に近畿、関東、中部、北陸地方へと足がかりなしの飛び込み営業にて、営業基盤を作る。デザイン事務所の営業 兼 ディレクションを担当し、顧客とデザイナーの調整、ホームページなど制作物のコピーライティングも手掛けた。
キャリアコンサルティング領域では、一般財団法人にて高校新卒やニート・フリーター、若年者に向けた就職支援(個別のキャリアコンサルティング、各種セミナー講師)に従事したほか、京都市内の私大にて大学生向けキャリアコンサルティング、セミナー講師、企業と大学を結ぶ求人窓口も経験した。
現在は、学生および若年者層のキャリアコンサルティングで得た、若者の就労意識・ニーズの聞き取り経験を活かし、セミナー講師として新卒者に向けたキャリア構築支援を行っている。
キャリアコンサルティングのケース数は9000を超え、働くうえでの疑問や課題をもつ学生や若手社員の課題解決に特化したエキスパート。

◆専門領域
内定者フォロー
新入社員教育
定着支援
新卒採用コンサルティング
若年者向けキャリアコンサルティング(面談・セミナー)
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