合同会社働く楽しさ研究所

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11月20日(土)1級・2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接準備編・web開催)の様子

約7分

11/20(土)の午前・午後に、ZOOMを用いたweb形式にて、
「1級・2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」(面接準備編)
を開催いたしました。

ここ数日一気に朝晩の冷え込みが強くなってきましたね。
コロナ禍を考慮して、自宅からのオンライン配信形式での講座を続けていますが、
最近はデスクに座っていても足元の寒さに思わずブルっと震えてしまいます。
コーヒーもホットが嬉しい季節になってきましたね。みなさんはいかがでしょうか。

今回も、午前・午後ともに1グループ程度の少人数での開催になりました。
講座の内容をそのままただお伝えするだけでなく、個別の質問を拾い上げながらお話させていもらいました。
特に午前の講習では、質問と回答だけで30分以上を超えるなど、みなさんの熱意をひしひしと感じられました
初挑戦の方にとっては試験のイメージやポイントを掴んでいただく場として、
何度もチャレンジされている方にとっては、自分が忘れていた原点に戻る機会として、
この講習を上手に活用していただけたかな、と思っております。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

それではここからは、講座内容を一緒に振り返っていきます。
ご参加いただいた方は復習として、まだ参加されていない方は今後の検討材料として、ぜひゆっくりとお読みください。

1級CC技能検定対策講座 面接準備編の振り返り

指導したいからするのではなく、指導の効果をきちんと考えること。

講座の中ではたくさんのエッセンスをお伝えしましたが、今回はこれをピックアップしてみます。
指導に臨むにあたって、しっかりと準備をして臨むことは悪いことではないのですが、
その指導内容が本当に効果があるのか、実際に対面してから考えることは大事ですよね。
事例相談者は、自分が用意してきたものをぶつけるためにいるのではありません。

その「効果を考える」ことがきちんとできていると、なぜこの内容なのか・この関わり方なのか、
根拠を持って説明できるようになります。指導の根拠を持つことの大事さも、お伝えしましたね。

指導を受けるために来た事例相談者も、指導開始時点で「なんでも受け入れる」状態になっているわけではなく、
まだまだ葛藤したり、自己正当化を図ったりして、素直に受け止められないことがままあります。
いくら「正しいこと」であったとしても、相手が受け入れてくれない状態であれば、お伝えしても効果は出ませんよね。
だからこそ、効果を考えることが指導の根拠と繋がってくるのです。
そしてこれは、将来1級を取得して指導現場に出たときも同じです。

私は、単に目先の面接試験を突破するための仮初めのテクニックを身に付けて欲しいのではありません。
実際に指導者という立場になり、指導現場に出たときにどうすれば効果が出るのか。現実味を持って考えてほしいです。
指導を受けに来る方がどのような状態であるかをきちんと理解して、その人のことを受容して、
そして「その人に合った指導」ができなければ、指導者としての説得力も生まれないですよね。
何度もお伝えしていることですが、指導者はお手本にならないといけません。

目の前の事例相談者に「はい、わかりました」と言わせることではなく、
その事例相談者が現場に帰って、また相談者との面談業務に臨む時に、指導前よりも上達しているか/改善しているかどうか。
ここで指導の価値が決まります。
みなさんには、そこまで考えたうえで、日々の練習や面接試験に臨んでほしいです。

2級CC技能検定対策講座 面接準備編の振り返り

自分勝手な筋書きや自己都合で支援をしないこと。

文章化すると当たり前のように思うかもしれませんが、実際には「2級試験対策」の名のもとに
そのような方法・情報がたくさん流れてしまっているのが現状ですよね。
この講座の中では、「20分以内に具体的展開に届かないとダメ・目標合意しないと受からない」などが
典型的な「自分勝手な筋書き・自己都合の考え方」として取り上げました。
この日の講座にお越しいただいたみなさんには、これでは熟練レベルと言えないことは、分かっていただけたかと思います。

「相談者第一の支援」という言葉をどこまで徹底して実践できているか、
2級・熟練レベルに挑戦するうえで、ぜひもう一度振り返る機会にしてもらいたいです。
目先の提案内容や言葉・声のトーンだけでなく、面談に臨む心構え、面談時間の使い方、面談内容の設計、話題の選択…
面談時間も、その前の準備も、何もかもすべてを相談者第一にしてください。それが「徹底する」ということです。

そして、熟練レベルにふさわしい技術とマインドを磨くためには、
参加者の方から質問があった「客観視・俯瞰する力」も必要です。
ロールプレイの最中や直後にすぐそれができることが理想ですが、そんなにすぐにできるとは限らないですよね。
そんな方には「論述試験を解く練習」を上手に使ってください、というお話もさせてもらいました。

一度論述試験を解いてみて、一日寝かせてみてください。
そして、翌日になってから、ちょっと冷静に落ち着いた状態で、自分の回答を見てみましょう。
何かおかしいところだったり、「ここはやっぱり違うかなぁ」と気づくことってあるはずです。
それがまさに「俯瞰している状態」ですから、俯瞰する力を鍛えるうえでは非常に有効です。
良かったらぜひ、試してみてくださいね。

それでは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
当日ご参加いただいた方は、他の方の意見からもぜひ学びを深めてみてください。

受講者アンケート(一部抜粋)

いろんな方からアドバイスをもらいましたが、今回の講座受講して今までの情報がひっくり返されました。時間内に目標設定の合意を得ることが合格の秘訣と思い込んでいました。面談中は時計を見ながら次は何を質問しようとか頭の中で必死になって相手が見えてませんでした。
シナリオ通りの話題が出たとき心の中で「キター!!!」という気持ちでいっぱいでした。私はウキウキの表情だったですね・・・面談開始の「もう少し詳しく話しを聞かせてください」はレッドカードなんですね。毎回この台詞から始まっていました。八阪先生が私の実技試験を見ていたのかと思うほどズキズキと刺さりました。
周囲が合格していくなか焦りと不安が募り諦めモードで勉強していましたが先生の話を聞いてやる気がでました!「目の前の相談者を第一に」を自分のなかに落とし込み真っさらな状態で試験に挑みたいと思います。ありがとうございました。

明快かつ理屈の通った説明が続く講座で、納得できるものでした。また、我々参加者の気づきを促してくれる質問もあり、まさに、ロールプレイに近似した構成で、とても勉強になりました。キャリコンの資格の価値を落とさないプロを目指して、より一層、自己研鑽に励みたいと思えた講義でした。ありがとうございました。

本日は、1級技能士の本質を知りたくて参加させていただきました。初めのワーク(指導者のあるべき姿)から、もうその答えは出ていて、自分にとっては、目的を早々に達成できた講座となりました。そればかりではなく、ビジュアルを使った説明が自分にとてもわかりやすかったです。2階建て3階建てのありたい姿の話、折れ線グラフの話。これらは試験だけでなく、今後の面談に対する考え方として活用させていただこうと思いました。ありがとうございます。

当日の講座の様子

※クリックすると、大きな画像でご覧いただけます。一部、参加者の希望によりお顔やお姿が映らないように加工しております。

みなさま、アンケートへのご協力ありがとうございます。これから回答される方からのメッセージも、楽しみにしていますね。
この講座は面接準備編というタイトルで、1~2月に字視される最難関の実技試験(面接)に挑戦される方が
あるべき支援・指導の姿にそって面談ができるように、特につまずきがちな点に絞って学んでいただきました。
今シーズンの面接準備編の開催はこの日で一旦終了になりますが、「大切なこと」はしっかりお伝えさせていただいています。
HPの記事や振り返りメールなどでもご案内していますので、自分の中に落とし込んでいきましょう。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。ぜひ、実践に活かしていきましょうね。

~今後のスケジュールのご案内~

弊社では、2021年度下期の技能検定対策講座を従来より1か月前倒しし、8月から開催しております。
今期は、試験合格に絶対外せない視点・考え方を学ぶ「面接準備編(旧称:基礎知識編)」と、
個別指導付きのロールプレイを経験できる「面接指導編」の2本建てでお届けします。

講座の詳細や参加者の感想・合格者の声などをまとめた特設ページもご用意しております。
このページの下部にある「1級・2級CC対策講座の詳細・申込」のボタンをクリックしてみてください。
この記事をご覧のみなさまとお会いできることを、楽しみにしています。

1級CC対策講座の詳細・申込 2級CC対策講座の詳細・申込

執筆者

働く楽しさ研究所代表八阪 義浩
・国家検定1級キャリアコンサルティング技能士
・産業カウンセラー
・日本キャリアデザイン学会会員

立命館大学卒業後、大手百貨店、人事コンサルティング会社、大手精密機器メーカーの人事部門および生産管理部門を経て、キャリアコンサルタントの世界へ。若者サポートステーションでのニート・フリーター、障がい者の就職支援、京都・大阪の総合大学のキャリアセンターにて、就職困難層を中心とした大学生支援に携わる。キャリアセンターの新規立ち上げ、就職困難層向け支援の仕組みづくり、大学生への個別キャリア相談(年間約700件)、セミナー企画運営などを経験。
現在は1級キャリアコンサルティング技能士として、2級・標準レベルのキャリアコンサルタント向けの個別指導・スーパービジョンや、国家資格キャリアコンサルタント更新講習・技能検定対策講座などを通して、支援の現場で働くキャリアコンサルタントのレベルアップにつながる指導・支援を行なっている。「本質・本気・本物」をモットーに、相談者第一がとことん徹底できるキャリアコンサルタントが指導のベースである。
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