合同会社働く楽しさ研究所

働くコトを、もっと楽しいコトへ。

12月15日(水)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(事例読み解き編・web開催)の様子

約7分

12/15(水)に、ZOOMを用いたweb形式にて、
「2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座 事例読み解き編」
を開催いたしました。

お疲れ様でございます。サポーターの木上(きがみ)です。
この日は、以前(11/27)お伝えした過去最高の参加人数を更に塗り替え…なんと43名の方々にご参加いただきました!
多くの皆様にご参加いただき本当に嬉しく思います。ありがとうございます。

今回は皆様の前で八阪講師が事例の読み解きを実演するという講座でしたが、いかがでしたか?
事前に考えられるのは問題把握だけではなく、他にも沢山の着眼点があることに気付いていただけたかと思います。
これは実際の面談にも活用できるものですので、ぜひしっかりと身につけていただけると幸いです。

また、質問コーナーでは思いのほか沢山のご質問を頂きましたので、皆様の疑問にお答えできたのではないかと思います。
もっと質問したい方もおられるかもしれませんが、
今回は時間内にできるだけ事例を読み解くことを優先させていただきました。
どうか御了承のほど宜しくお願い申し上げます。

さて、年が明けると実技試験の本番が待ち構えています。それまで沢山考え、学びを重ねていきましょう!
それではここからは、私と一緒に、講師から教わったことを振り返ってみましょう。

~「2級 事例読み解き編」の振り返り~

講師曰く『課題解決策を考える前に相談者理解を深め、関係構築することが大切です』

目の前で話すことだけでなく、相談に訪れるまでの経緯や過去についてのイメージができれば
相談者がどんなことを話したいのかを想定し、汲み取ることができます。

講座内で八阪講師が図示したグラフは一般的に『ライフラインチャート』といわれるものを応用した物です。
その図式には、相談者がどのような『転機』を経験してきたのかが示されています。
主に自己理解のためのツールとして活用されていますが、相談者理解を深めるためにも活用できます。

相談者が今までに経験した転機では…どう落ち込み、喜び、懸念して、葛藤して、生活が変わり、学びやスキルを得て
そして、これらを経て今どんな思いで相談を申し込んだのでしょうか?

上記が、事前に相談者の事を考えることができるポイントです。
もちろん相談者と面談する際にも、共感的理解を示すことで関係構築に繋がるポイントでもあります。

全体の流れを見ると、もちろん問題把握やキャリアの棚卸などの課題解決に向けたアクションの想定も必要ですが
かといって関係構築ができる前に焦って歩を進めようとすると…
CLよりも自分を優先する、ダメなCCになってしまいます。要注意ですね(笑)

このように相談者と向き合う前であっても、
事前情報からでも相談者の転機を見据え、想定することは可能であるとの内容でした。

講師曰く『相談者のためにきちんと面談できる人に合格して欲しいです』

併せて『2級CCを目指す動機が、本当に相談者の事を第一に考えて真摯に向き合っていますか?』ともお伝えしました。

2級CCの実技試験は思いのほかリアルに作られており、標準レベルや国家CCより更に論理的な思考を求められます。
例えば「相談者との関係構築ができたか?」という問いにも、関係構築のために行った応答や狙いについて
なぜそれを考え行ったのか?根拠を説明できる必要があります。何となくの応答では評価されないということです。

それは何故かというと、相談者の事を第一に考えたアクションができているかを問われているからです。
どうすれば相談者と関係構築ができるのか?
相談者が悩みを打ち明けてくれるには、どんな質問が最適か?
相談者が自らの力で前進するために、どんな方策なら実行可能か?
このように、相談者を第一にしたアクションを相談のプロとして考え抜き、打ち出していくのが熟練レベルのCCです。
それは『何となく』『とりあえず傾聴する』という安易な考えでは成り立ちません。

傾聴、質問、提案…そのアクションの一つ一つは相談者のために、どんな効果を何を狙って行うのか?を意識的に捉える。
口頭試問で答えられるように根拠を言語化しておく、と考えても良いと思います。

また、試験対策的に『こう言えば良い(受かる)』といったCCが創り出す枠の中に押し込めることも危険です。
「それは相談者より、合格したい自分を優先している行為です。」と講師は解説していました。
相談者役からも試験官からも、『型にはめてくるなぁ…』『明後日の方向に走ってるなぁ…』と冷めた目で見られます。

2級CCに合格した人には「ロープレを現実の相談として接した」と振り返る方もおられます。
相談現場でお仕事されている方なら『普段接している相談者の一人』として向き合うほうが自然に振舞えますし
余計なことを考えず、普段通りに関係構築し、相談者の求めを訊くに徹し、相談者が進む方向を一緒に見据えられます。
ただ、試験官の目線は気になりますが…そこはいつも以上に相談者への意識を集中する必要がありますね。

では、ここからは今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。

~参加者の声~

私は問題把握が苦手というところもあり、CLの問題把握の捉え方を学ぶために八阪先生の講座を受講していたところがありました。しかし読み解き編を受講し、一番最初にやるべきことは関係構築ということを再認識しました。また、日常生活から「汲み取る力」を高めることができるということも大切なことと気づきました。本日も貴重なお時間をありがとうございました。日々意識して人とのコミュニケーションを実践していきたいと思います。

これまでの事例読み解きでは、書いてある内容を如何に理解するかがメインでした。大学の学部や会社、職業情報など、必要なものもあるとは思いますが、最も重要な点が抜けていたように感じます。そして、事例研究でも問題把握にばかりに気を取られていたために、ロープレでも関係構築が築けなかったのだと思いました。残りの事例も自分なりに見立てをしようと思います。可能でしたら、残りのケースについても、今後の講座の中で、是非八阪先生の見解を伺えたら有難いです。

関係構築の大切さを、ロープレ言葉やカウンセラー言葉でなく、普段のコミュニケーションの言葉で伝えていただいて、とても有意義な時間でした。また機会があれば参加したいと思います。

2級対策だけではない、今後の姿勢に通ずる大切な気付きを頂きました。ありがとうございました。汲み取る力、そのための徹底的な準備、「この人だったら大丈夫」と思ってもらわなければ相談者の奥底からの言葉は出てこない、と肝に銘じます。日常生活でも「何と言われたいですか?」と相手と向き合ってみます。キャリアコンサルタントは感情を扱う頭脳労働というフレーズに追いつけるよう、自信を持って名乗れるよう進んでいきたいと思いました。本当にありがとうございました。

~当日の講座の様子~

※クリックすると、大きな画像でご覧いただけます。一部、参加された方のご希望により、お顔が映らないように加工しています。

アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。

本講座は2時間という短いものでしたが、その中でも凝縮して事例読み解きのコツを解説できたと思います。
ただ、私の思う所は…もっと時間があれば、より多くのキャッチボールができたのに。と少し残念に思います。
講座の最後に私からご案内した『コミュニティ』でもCC同士の情報交換が行われておりますので、
疑問が沢山ある方は是非チェックしておいてください。
それでは皆様、あらためましてご参加ありがとうございました。またお会いしましょう!

~今後のスケジュールのご案内~

弊社では、2021年度下期の技能検定対策講座を従来より1か月前倒しし、8月から開催しております。
1級・2級それぞれに、試験直前までコマ数を充実させておりますので、
合格に向けて着実にレベルアップしていきましょう。
コロナ禍による緊急事態宣言が続く中で、集合形式での講座ができないことは寂しい事ですが
画面越しでもみなさまに学びの機会をお届けできることは、弊社としても嬉しいことだと思っております。
人気の日程は早くもお席が埋まり始めておりますので、参加をご希望の方は、どうぞお早めにお申し込みください。

なお、今後の開催日程・参加申込は、以下の各ボタンをクリックしていただき、
外部の講座・イベント予約サイト(こくちーず)にてお申込みいただけます。
この記事をご覧のみなさまとお会いできることを、楽しみにしています。

1級 指導編
web開催の詳細・申込
 2級 指導編
web開催の詳細・申込

ボタンをクリックすると、その講座の直近の開催日の申込ページが表示されますが、下にスクロールしていただくと別日程を選べる箇所がございます。

執筆者

木上 和裕
2級キャリアコンサルティング技能士。
1978年生まれ。IT企業のネットワークエンジニアと、パソコン購入者向けのコールセンター事業部にて、主に電話対応員の教育およびフォローを担当。その後、貴金属メーカーの営業職として主に近畿、関東、中部、北陸地方へと足がかりなしの飛び込み営業にて、営業基盤を作る。デザイン事務所の営業 兼 ディレクションを担当し、顧客とデザイナーの調整、ホームページなど制作物のコピーライティングも手掛けた。
キャリアコンサルティング領域では、一般財団法人にて高校新卒やニート・フリーター、若年者に向けた就職支援(個別のキャリアコンサルティング、各種セミナー講師)に従事したほか、京都市内の私大にて大学生向けキャリアコンサルティング、セミナー講師、企業と大学を結ぶ求人窓口も経験した。
現在は、学生および若年者層のキャリアコンサルティングで得た、若者の就労意識・ニーズの聞き取り経験を活かし、セミナー講師として新卒者に向けたキャリア構築支援を行っている。
キャリアコンサルティングのケース数は9000を超え、働くうえでの疑問や課題をもつ学生や若手社員の課題解決に特化したエキスパート。

◆専門領域
内定者フォロー
新入社員教育
定着支援
新卒採用コンサルティング
若年者向けキャリアコンサルティング(面談・セミナー)
  • 最近の投稿
  • カテゴリーで記事を探す
  • タグで記事を探す
  • 過去の投稿