合同会社働く楽しさ研究所

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12月26日(日)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接指導編・web開催)の様子

約7分

12/26(日)の午前・午後に、ZOOMを用いたweb形式にて、
「2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座 面接指導編」
を開催いたしました。

2021年最後の講座となりましたこの日は、試験を直前に控えた2級チャレンジャーのみなさまに向けて、
午前も午後も2級面接指導編でのダブルヘッダー開催といたしました。
中には連続参加された方もいらっしゃいましたよね。今回もみなさまの意欲を感じる1日になりました。
ご参加いただいたみなさま、今回もありがとうございました。

今回は、試験直前でもまだ大きな課題が残っている場合は、しっかりと指導をしていけるように、
私自身もいつもよりワントーン上げて指導をさせていただきました。
過去に弊社の講座に参加したことのある方は、「いつもより一段厳しめかな?」と
気づいた方もおられるのではないでしょうか。
合格率15%程度ですから、生半可な気持ちではなかなか合格ラインには届きませんよね。
ここからが最後の力の入れ所ですから、みなさんの成長もより加速していけるよう、
温かくも厳しい指導をお届けできればと考えてのことでしたが、いかがでしたでしょうか。

また、見学されていた方には、ご自分が口頭試問を答えるつもりで見ることが成長の王道というヒントをお出ししました。
他者のロールプレイから一番上手に学び、成長できる人は、他者のロールプレイを批判的に見る人ではないです。
他社が行なった面談を、客観的・構造的に捉える訓練ができるチャンスと考えて、関わりの根拠を説明する練習にすること。
ぜひそのことを思い出しながら、今日の記事も、ご自分のメモも見直してみてください。

それではここからは、いつものように各講座で学んだことを振り返ってみましょう。

~「2級 面接指導編」の振り返り~

CL視点の問題(主訴)と相談に来たきっかけ(来談経緯)は全然違う。

今回は、午前午後ともに一番強調したのはこの点でした。
特に口頭試問の場面で「CLが訴えていた問題は何ですか?」と尋ねたときに、来談経緯を話される方が目立ちます。
具体的には、面談の冒頭で「なぜ相談しに来たか」というCLの説明をただそのままリピートする、というやり方です。
20分間のロールプレイの中で、相談者が本当にたくさんのことをお話になり、
それを聞いたうえで、本当に冒頭の来談経緯がCLが訴えていることでしょうか?

2級・熟練レベルを目指すみなさんであれば、一度きちんとこの点について考えてみてください。
20分間もお話を聴いたにもかかわらず、CLが一番相談したいことが「冒頭の説明だ」と思うなら、
CLは何のためにあなたと20分間もお話をしたのでしょうか?

それは一歩間違えば、「あなたの話は拾い上げる価値が無い」と言っているのと同じだと気付いていますか?
いつも指導をさせていただく時に「自分の関わり・考え方が相手にどう伝わるのか考えてください」とお話をしているのは、
まさにこういう部分で、深く考える・相手視点に立つことが不足していることが理由です。

熟練レベルにふさわしい質の高さで面談をしようとするならば、
自分の関わりがどのような効果を持ち、相手にどんな影響をもたらすのか、その中にリスクが潜んでいないか、
きちんと考えたうえでアウトプットすることが必須です。
CLをどうにかしたい、ケースをどうにかしたいと思うその前に、まず自分自身について考えること。
CLに対して、本気で・全力で、誠実な姿勢を貫いていますか?そう自問自答してみましょう。

自分の関わりを客観視できない状態でCLに向き合うなら、それは相談ではなく雑談です。

CCには言葉しかありません。製造業のように「製品」は無いのです。
自分の言葉と、その背景にある自分の考え方・心構えがサービスの品質に直結します。
それを深く考えないまま相手に届けて良いのかどうか。それで本当にプロ・熟練レベルと胸を張って言えるのか。
自分自身のアウトプットが「不良品」にならないように、自分の考え・行動・言葉をシビアに見る目を養いましょう。

では、ここからは今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。

~参加者の声~

八阪先生の「関係構築9割以上」とおっしゃられた意味と、来談者中心を徹底的にお考えになっていらっしゃることが大変よくわかる講座でした。CLがまとめを望んでいないなら行わない、CCが聞きたいこと知るためだけの質問はしない等、目から鱗が落ちるご指導でした。自分でそこまでできるかが、まだ分かりませんが大変勉強になりました。ありがとうございました。

八阪先生の講座を通じ、相談者第一に考え相談者の気持ちを汲み取ること大切であることを理解し、それができるようになりたいと思って取り組んで参りましました。
特に、ロープレの練習以外でも日常生活において出会う人との会話においても話し相手の気持ちを汲み取ることを意識しながら生活してきたつもりです。その結果、本日のロープレにおいては、八阪先生の講座を受ける前よりは相談者の気持ちを汲み取りながら面談が進められるようになったかなと感じることができました。
今後は、相談者が繰り返し言われることなどもしっかり汲み取って相談ができるようになりたいと思います。八阪先生の講義を受けて頂いた振り返りメールやチャットによるコメントや動画などを今一度振り返り、相談者第一で相談者の気持ちを汲み取る力を更に向上させていきたいと思います。本当にありがとうございました。

CLが聞いて欲しいこと、CLの見ている景色をCCも見ることの大切さと難しさを感じています。ここが出来なければ、本当のCL理解もできない。先生の解説を伺いながら、ここまでCLの気持ちを理解できていなかったと反省するばかりです。CLの訴える問題と来談経緯を混同しないこと、もやりがちな注意点です。どのような意味をもってCLが語っているのか、ここが最も難しい点ですが、ここがわかるようになっていきたいです。

八阪先生の「関係構築9割以上」とおっしゃられた意味と、来談者中心を徹底的にお考えになっていらっしゃることが大変よくわかる講座でした。まとめをCLが望んでいないなら行わない、CCが聞きたいこと知るためだけの質問はしない等、目から鱗が落ちるご指導でした。
自分でそこまでできるかが、まだ分かりませんが大変勉強になりました。ありがとうございました。

相談者の背景や見えている(見てきた)景色を同じように見る姿勢を持ちながら、同じく考え悩むのではなく、どのようにしたら現在の悩みや迷いを減らし、生きやすく(楽になるか)なるかを考える必要があるのだと思いました。
見学していると、CCとCLの様子を客観的に見れて、とても参考になります。実践にはロープレ練習も必要ですが、どこまで心底相談者を第一に考えているか?を問われているのだと感じています。

~当日の講座の様子~

※クリックすると、大きな画像でご覧いただけます。一部、参加された方のご希望により、お顔が映らないように加工しています。

アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。

アンケートでのフリーコメントの量を見ていると、みなさんがどれだけ真剣に、熱心に学ぼうとしているか、
意欲の高さがすごくよく伝わってきます。
今日の記事で書いた要点も、しっかりつかみ取ってくださっていることがわかります。
その意欲が、試験本番で良い方向に出るように、私も最後までサポート・指導をさせていただきますね。
直接の指導だけでなく、HPやFacebookでの情報発信、コミュニティでの交流など、
気付きの場面をこれからも創ってまいりますので、ぜひ上手に活用してください。
またお会いできることを楽しみにしています。本日はご参加ありがとうございました。

~今後のスケジュールのご案内~

弊社では、2021年度下期の技能検定対策講座を従来より1か月前倒しし、8月から開催しております。
1級・2級それぞれに、試験直前までコマ数を充実させておりますので、
合格に向けて着実にレベルアップしていきましょう。
コロナ禍による緊急事態宣言が続く中で、集合形式での講座ができないことは寂しい事ですが
画面越しでもみなさまに学びの機会をお届けできることは、弊社としても嬉しいことだと思っております。
人気の日程は早くもお席が埋まり始めておりますので、参加をご希望の方は、どうぞお早めにお申し込みください。

なお、今後の開催日程・参加申込は、以下の各ボタンをクリックしていただき、
外部の講座・イベント予約サイト(こくちーず)にてお申込みいただけます。
この記事をご覧のみなさまとお会いできることを、楽しみにしています。

2級 指導編
web開催の詳細・申込

ボタンをクリックすると、その講座の直近の開催日の申込ページが表示されますが、下にスクロールしていただくと別日程を選べる箇所がございます。

執筆者

働く楽しさ研究所代表八阪 義浩
・国家検定1級キャリアコンサルティング技能士
・産業カウンセラー
・日本キャリアデザイン学会会員

立命館大学卒業後、大手百貨店、人事コンサルティング会社、大手精密機器メーカーの人事部門および生産管理部門を経て、キャリアコンサルタントの世界へ。若者サポートステーションでのニート・フリーター、障がい者の就職支援、京都・大阪の総合大学のキャリアセンターにて、就職困難層を中心とした大学生支援に携わる。キャリアセンターの新規立ち上げ、就職困難層向け支援の仕組みづくり、大学生への個別キャリア相談(年間約700件)、セミナー企画運営などを経験。
現在は1級キャリアコンサルティング技能士として、2級・標準レベルのキャリアコンサルタント向けの個別指導・スーパービジョンや、国家資格キャリアコンサルタント更新講習・技能検定対策講座などを通して、支援の現場で働くキャリアコンサルタントのレベルアップにつながる指導・支援を行なっている。「本質・本気・本物」をモットーに、相談者第一がとことん徹底できるキャリアコンサルタントが指導のベースである。
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