合同会社働く楽しさ研究所

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3月17日(木)国家資格キャリアコンサルタント更新講習(web開催)の様子

約6分

3/17(木)に、web会議システム・ZOOMを利用して、
「国家資格キャリアコンサルタントweb更新講習」
~ 事例検討の効果的な進め方と倫理綱領の上手な活用法を学ぶ ~

を開催いたしました。

この日はおよそ1か月ぶりの平日夜間開催の講習でしたが、年度末のご多忙な時期にも関わらず、
弊社の講習に関心を寄せてくださった方にお集まりいただきました。
夜間開催は土日と違ってこぢんまりと開催することが多くて、この日も1グループだけだったのですが、
いつも言うように、その分より丁寧に、細かいところまで拾い上げながら指導ができて良かったと思っています。
参加されたみなさま、本当にありがとうございました。

今回は、2月から新しい名称に変えた「事例検討の進め方」をテーマにした講習を開催しました。
従来は「キャリアコンサルタントのあり方と倫理」という名前で開催しておりましたが、
内容はこれまで同様に、人の人生・生き様に深くかかわる私たちCCがどうあるべきなのか、
基本を徹底することで、プロとしての足元を固める内容です。

この日お越しいただいた方や、過去に参加された方はお分かりだと思いますが、
「基本を侮るなかれ」と感じられる、大事なのに忘れている視点・心を思い出す講習ですよね。
わたしも、この講習は特に思い入れもあり、大事にしています。
技法やテクニックを身に付ける前に、どれだけ真摯にCCに向き合えるか、自分の関わりに責任を持てるか。
更新講習の目的が「CCの資質向上のため」という厚労省の定めにもあるように、
わたしも良い支援ができるCCを育てるための一番の肝となる講習としてお届けしています。

さて、それでは、ここからは当日学んだ内容の振り返りと復習をしていきましょう。
ご参加いただいた方は復習として、まだ参加されていない方は今後の検討材料として、じっくりとお読みください。

~「事例検討の効果的な進め方」の講習の振り返り~

主観で良い悪いを決めるのではなく、倫理綱領に則って支援の良し悪しを検討する。

今回の講習で、最初から最後まで一貫してお話していたのはここでしたね。
前半の座学&個人ワークの段階で「信頼されるCC像」のお話をしたときも、
後半の事例検討で、CCの問題点をピックアップするときも、
「わたしがおかしいと思うから、こうすべきだ」という発想では、本当に良いCC・良い支援は見出せません。
主観で良し悪しを述べるのは、ただ感想を言っているのと変わらないからです。
それでは、CCどうしがただ衝突して終わってしまいます。

人の人生が変わるかもしれない場面に関わる、わたしたちCCだからこそ、
個人の価値観やものの見方に頼っていてはいけないですよね。
拠り所とするのは、CCであれば誰でも遵守する必要がある「倫理綱領」です。
「倫理綱領」を元に、全員が同じ目線で考えられるようにすることを大事にしましょう。
そして、倫理綱領を必ず読むことも、ぜひやってください。
特に、自分の関わり方迷った時や、面談で上手くいかない時こそ、です。
知ってる人・自分にとって都合のいい言葉を掛けてくれる人ではなく、です。

わたしたちキャリアコンサルタントが何のために事例検討をするのか。
事例を持ってきたCCは、「今困っているから」という困り度・焦り度が高いからかもしれません。
でも、もう少し広い視野で見てみてください。そして講習内容を思い出してみてください。
良い支援ができるようになること、そのために自分の品質を管理すること、でしたよね。
「なんとなく」「感覚で」など、あいまいな振り返りにしないためにも、
絶対守らないといけない倫理綱領をベースに、シビアな目線も交えて振り返れるようにしましょうね。

事例検討はCCとしての成長の場。勇気を出して事例を持ってきたCCに寄り添えますか?

シビアな目線での振り返りの一方で、もう一つ大事にして欲しいのはここでしたね。
講習に参加された方は、覚えておられますか?2つ目の事例検討の振り返りでお話した部分です。

事例検討の場に事例を出してくることは、非常に勇気の要る話ですよね。
どこかしら問題があった、何か間違ってしまった箇所があるから、うまくいかなかったのです。
つまり、事例を持ってくるCCは、すでに自分の側に何らかの問題があることを承知で持ってきています。
そのCCの気持ちに、どれだけ受容ができているでしょうか。
そして、事例を持ってきたCCが安心する言葉を返せているでしょうか。

「事例検討をしてください」と言うと、すぐに粗探しをする癖がついている人が本当にたくさんいます。
では、その粗探しをしている自分自身の姿を、事例を持ってきたCCからどう見られているでしょう?
あるいは、「そんな風に粗探しばかりする人だ」ということをCLが知ったら、果たしてどう思うでしょう?
技法や関わり方、応答のフレーズ、理論などを学ぶ前に、
まずCCとしてのあり方や心構えこそ大事、というのは、こういうことですよね。

より良いCCを1人でも増やし、質の高い支援を1つでも多く実践するために、
まずは勇気を出して事例を持ってきてくださった方に寄り添い、支え、良いところを見つける。
そして事例検討が終わったら元気になって帰っていく。そんな場を創れるようになってほしいです。

さて、ここからは、当日参加された方々の様子がわかるお写真と、受講者アンケートのご紹介をいたします。

~参加者の声~

事例検討で主観ではなく、根拠ある意見を述べることが難しく感じました。一方、これまで受講した講習において、このように論理立てた内容、解説を受けたことがなく改めて理解できました。

自分自身がどんなCCでありたいのか、そしてCCという仕事が何のためにあるのか、もう一度見直す良い機会になりました。これまでいかに感覚や主観で相談者と関わろうとしていたのか、その考えがまだまだ未熟だったと反省しています。それと同時に、このお仕事の大切さや魅力にも改めて気付き、キャリア支援をすることへの意欲も湧いてきました。貴重な気付きの機会をいただいて、ありがとうございました。

~当日の講習の様子~

※クリックすると、大きな画像でご覧いただけます。一部、参加された方のご希望により、お顔が映らないように加工しています。

あらためて、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
最初のワークの段階から、CCとしてのあり方をすごく考えてくださっている方ばかりで、
とても安心して講習を進められたことを思い出します。
アンケートでもたくさんの気付きが会ったことが伝わりますね。
ぜひ、他の方のアンケートを読んで、それもご自身の学び・気付きとして取り入れていってくださいね。
それでは、またお会いしましょう。

~弊社更新講習の特集ページのご案内~

弊社が企画・運営する国家資格キャリアコンサルタント更新講習について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
わかりやすくまとめた特集ページ
をご用意いたしました。

この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度この特集ページをご覧くださいませ。
詳しくは、このすぐ下の赤色のボタン「更新講習特集ページはこちら」をクリックしてください。

みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

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執筆者

働く楽しさ研究所代表八阪 義浩
・国家検定1級キャリアコンサルティング技能士
・産業カウンセラー
・日本キャリアデザイン学会会員

立命館大学卒業後、大手百貨店、人事コンサルティング会社、大手精密機器メーカーの人事部門および生産管理部門を経て、キャリアコンサルタントの世界へ。若者サポートステーションでのニート・フリーター、障がい者の就職支援、京都・大阪の総合大学のキャリアセンターにて、就職困難層を中心とした大学生支援に携わる。キャリアセンターの新規立ち上げ、就職困難層向け支援の仕組みづくり、大学生への個別キャリア相談(年間約700件)、セミナー企画運営などを経験。
現在は1級キャリアコンサルティング技能士として、2級・標準レベルのキャリアコンサルタント向けの個別指導・スーパービジョンや、国家資格キャリアコンサルタント更新講習・技能検定対策講座などを通して、支援の現場で働くキャリアコンサルタントのレベルアップにつながる指導・支援を行なっている。「本質・本気・本物」をモットーに、相談者第一がとことん徹底できるキャリアコンサルタントが指導のベースである。
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