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12月27日(火),29日(木)1級・2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接指導編)の様子

12月27日(火),29日(木)1級・2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接指導編)の様子

執筆者 | 木上 和裕

12/27(火)および12/29(木)に
「1級・2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座 面接指導編」
を開催いたしました。

こんにちは。働く楽しさ研究所サポーターの木上(きがみ)です。
今年最後の講座でしたが、ロールプレイの方も見学の方も、お疲れ様でございました。

みなさまのロールプレイを拝見していて、いつも思うのですが
『実践よりロールプレイの方が難しそうだな…』と。
現実の面談とは異なる緊張感のなかでも、しっかり応答されていて
そんなみなさまをリスペクトしながら、わたしは裏でキーボードを叩いていました。

さて、今回のロールプレイでは、かなり具体的な方策(人材育成の手法)を
提案される場面がありました。
提案のタイミングが良くなかったのか、CLには響かずでしたが…

でも、手法を具体的に学んでおられること自体が、わたし個人としては素晴らしいと思っています。
人材に関わるお仕事で、その知識はいつか役立つ武器になりますので
ぜひ磨き続けていただきたいと思っています。

それでは、ここからは講座の要点を振り返っていきます。
当日ご参加いただいた方は復習に、参加できなかった方は新たな気付きのために、
指導レベル(1級)への到達・合格に向けた成長に繋げていただければ嬉しいです。

「1級 面接指導編」の振り返り

講師曰く『目の前の事例相談者(CC)を尊重していると、話が無限に拡散し続けるて大変です。』

「うんうん」と頷いていると、話が止まらない人っていますよね?
事例相談の場でも、それは起こり得るという話でした。

ただ、そんな状況の中でも『CCは成長のために訪れている』という
本来の目的を忘れないことが大切
だと講師は解説しています。

CCは自らを改善しようと事例相談に訪れているのは確かですが
自己弁護の気持ちが強いCCであることも考えられますし、
話したいことや聴いてほしいことを溜め込んでいるのかもしれません。

かといって、ずっと聴いていると無限に話が続いてしまい、
そのまま放置していると面談時間が終了してしまう可能性もあります。

そこで、あまりに話が脱線しているようなら、ひと声かけて
我に返ってもらうのも方法の一つだ、ということを学びましたね。

いやー、本当に沢山お話しいただきましたけど
もしかして…何から手を付けようかと迷っていますか?

CCさんから沢山お話されるなかでも、ご様子から見て
一番気になるのは〇〇〇についてですか?

大切なのは、SVが主導して話を強引に引き戻すのではなくて
あくまでもCCが自分で気づく問いかけ方をする
ということでした。

また『なぜそんなに脱線するんだろう?』と、経緯に気を配りながら
話を聴くことで、そのCCの傾向を知るヒントも見つかります。

面談時間に限りがあることも、目的を忘れて話が逸れていることにも気づかない、
それは強烈なCCの傾向です。大きなヒントでしょう。

思い浮かぶだけ例に挙げると…
CLとの面談でも一方的に話し続けている可能性がありますし
話が脱線し続けていることに気付けない、客観視が苦手な面もあります。
職場では誰にも相談できない、環境面での課題もあるかもしれません。
これらは、CCが仕事を続ける上でネックになると言える問題点です。

そしてもうひとつ。

CCが『このSVは分かってくれない』と感じていたら
分かって欲しいがために必死に訴え続けるという状況もありえます。
だから、話が脱線し続けているからといって気を抜いた応答をしていると
余計に収拾がつかなくなるかもしれません
ね。要注意です。

一方的に話を聴き続けるのは疲れますが、それでも全部受け止められる。
話が逸れても、本来の目的に気付いてもらえる問いかけ方ができる。
そして、面談のプロセス全てからCCの傾向や改善点を見出せる。

これらもCCの成長支援であり、そのために必要な手法やセンスを
磨くことが指導者に求められる資質なのかな?と、わたしは考えます。

ちょっと大きなことを言いましたが、わたしも1級チャレンジャーです。
八阪講師の解説を聞いてこのように感じましたが、みなさまはいかがでしたか?

ぜひ振り返りメールなども活用して、
みなさまなりの今回の講習での学びを深めていってください。

「2級 面接指導編」の振り返り

講師曰く『振り返る時には「できていること」をきちんと振り返るようにしましょう。

ロールプレイでの口頭試問や、終了後にCC役の方の感想をお聞きすると
自分へのダメ出しが多い傾向が多く見られます。

日本文化の奥ゆかしさなのでしょうか?原因はよく分かりませんが…。
「できている」と言いづらい、何とも言えない感情が付きまといます。

一方で、CCにはCLのできている所を見つける目線が求められます。
それはできる!というCCは多いのではないかと思いますが
でも、何故かその目を自分には向けられない。

自分事になった途端、素直に物事が見えなくなってしまうんですよね。

もしかしたら、それは『自信』を軸に考えているからかもしれません。
わたしは「自信がある?」と問われると、戸惑ってしまいます(笑)

でも、シンプルに考えると…自信が有っても無くても
できている事はできているし、できていない事はできていませんよね?

つまり、自信の有無はいったん横に置いて『事実』を見据えること。
これが自分を客観的に見るコツなのではないかと思います。
フラットな気持ちで、事実に基づいて振り返る習慣があると
浮かれたり、落ち込んだりせず真っ直ぐに自分を見つめられます。

さらに、これは実際のCLとの面談する際にも役立ちます。
フラットな気持ちであれば、同情心や苦手意識などCC側の感情に
左右されずにCLと向き合えるようになれるからです。
数多くの相談を受けていくためには、結構大事な感覚だったりもします。

また、講師が度々「CCは自分が完璧だと思った瞬間に成長は止まる」と
コメントしているように、有頂天にもならずに済みます。
自信過剰なCC…考えるだけでも怖いですね(笑)

できていない事を見つけて改善することは、成長には不可欠です。
でも、それだけじゃなくて「できている事はできている」と
自分を認めてあげることも成長には欠かせません。

だって、ダメ出しばかりだと仕事が楽しくないでしょう?

それでも、客観的に自分を振り返ることが苦手だと思われる方は
他者からのフィードバックをもらうのも方法の一つです。

職場の同僚でフィードバックしあうのも方法の一つですけど
より的確なフィードバックが必要であれば…そこで1級CCの出番です。
できている自分をもっと見つけたいなら、ぜひ八阪講師にご相談を!

では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。

1級 面接指導編 参加者の声

貴社の1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座に初めて参加しました。
7年かけて一級に合格をしましたが、私が一級技能士としての役割をするには、まだ学びが必要と思い八阪先生の研修の門をたたくことになりました。
私が合格をいただけたことをまだ信じられないでいるのは、指導者とは何なのかをしっかり理解し落とし込んでいないのだと半年が過ぎたあたりから強く思うようになった経緯があります。自分が一級を目指していた時に、どのような事例指導者だったら自分の迷いや疑問を話すことができ受け入れてくれたか?を振り返りながら、本日のチャットでの八阪先生のコメントが、指導者として押し付けではないCCを尊重しながら指導していく流れを再確認できました。
相談者のためにいい支援ができるCCの育成が役割であることを落とし込みました。また参加させてください。ありがとうございました。

私は今まで何度か八阪先生の講座を見学させていただいていますが、今回の1級講座で初めてチャット内で「good」以上の「great」という言葉を目にしました。
その方のロープレは本当に素晴らしく、ほれぼれするくらい関係構築の取り方や相談者の気持ちの汲み取り方、意味のある問いかけや相談者が答えた言葉をわかりやすい表現で言語化していたりと、1級でも活用できる箇所が何度もありました。
また、悩んでいる相談者の関係構築を深めるため、まずは話しやすいポジティブな部分からお話ししてもらい、その後問題把握につながる問いかけをしていくというスムーズな流れも見学していて大変勉強になりました。
最後に、口頭試問で質問される、CLやCC視点の問題把握を八阪先生のように「一言で言えるように」なりたいと思う私です。これも訓練と思いますが、私にとってはなかなか難しい課題です。試験勉強の中にとどめず日常業務から意識していきたいと思います。

毎回アンケートの「講座内容のレベル」の回答を考え、立ち止まります。
なぜなら、内容は頭では理解できる、八阪先生の説明もとてもわかりやすい、でも「できるか」となると別だからです。
だからこそ、生活の中で意識して、どんなことからも学び、姿勢をもちアウトプットしていく機会とすることが大切なのだと気持ちを引き締める機会となっています。
「概念化」をどうしたらよいか、それは指導者がしたいことではなく、事例相談者の今後の支援に役立てる、成長のため、あるいはケースの多くは中断ケースで、概念化することで次に出会う相談者に向き合えることにつながる等と理解しているのですが、それを面談でどうするとよいのか、と考えていました。
今回参加して「そもそも何のために今日来たのか」の原点に立ち返る、場合によってはこちらから直接問いかける関わりをすることも大切なのだと思いました。
今回、講座後の交流会に初参加しました。初受検のため、お聞きすることで精いっぱいでしたが、これまでの受検経験を語っていただいたり、自己開示をしていただいてありがとうございました。
私の今の心境と同じような方もおられ、「そういう気持ちになってもいいんだな」と思ったと同時に、いろんなチャレンジャーの方がおられるからこそ、軸は大切にしながら、私らしさももって向き合っていきたいとあらためて思いました。

2級 面接指導編 参加者の声

ロープレをされた4名の皆さん、お疲れさまでした。研鑽の場を提供してくださってありがとうございます。
本日も新たな気づきを得ることができましたし、先生からは厳しいながらもそこには受講者に対する温かい思いや真剣さが伝わるお言葉もいただき、改めてCCとしての使命や責任の重さを感じ身が引き締まる思いでいます。
最も印象に残っていることは、やはりプロとしての自覚ということでしょうか。今ここで何が起きているのかについて、起きている現象や関わり方、意図していること、今後どうするのかなど、きちんとアウトプットできなければプロとは言えないということや、キャリアコンサルティングは人の人生を扱っているという責任ある仕事ということを絶対に忘れてはいけない、というCCとしてのあり方や必要なマインドを再認識することができました。
面談におけるポイントとしては、CC視点の問題点と具体的展開がリンクしているかどうか、具体的展開における方策は今目の前にいらっしゃるCLさんが受け入れてくださるものになっているかどうか、そして、もしCLさんのお気持ちや要望が置き去りになっているように感じたなら、それを素直にお伝えし、CLさんの思いを丁寧に確認しながらギャップを埋めていく作業を行うことが必要、ということを学びました。
また、CLさんが言葉にできない部分を慮ったり、言葉にはしているけれども発している意味合いとは違うものが隠されていることに気づける力を養うためには、先生がおっしゃっているように、日常生活の中での様々な人との関わりの中で、如何に相手の思いを汲み取ることができるか、投げかける言葉のひとつひとつを大事にすることができるか、に尽きるということです。
日常生活における立ち振る舞いや対応の仕方、言葉かけ、配慮など、そういった人としての基本的な姿勢の部分も再点検し、誰に対しても真摯に誠実にありたいという思いを強くしました。本日は本当に貴重な時間をいただきありがとうございました。

初めて面接指導編を見学させていただき、目から鱗が落ちたような衝撃を受けております。
見学しながら【自分だったら口頭試問をどう答えるか】を考えましたが、全然できませんでした。
見学すると、色々な視点のヒントが見えて、とても参考になりました。 今まで練習してきたことがいかに表面的だったかということに気づき、どうしたらこの問題を解いていけばいいのだろう、という考えが先行し、CLのことを本気で理解しようとしていたのか疑問に感じてしまいました。
意図を考えて質問をしていなかったことに気づきました。問題把握のために気になることを聞いておこうという意識だったかと思います。
頭で理解することと実際できるかどうかは不安ですが、少しずつスキルを高めるようつめていきたいと思います。復習を重ねて頑張っていきたいと思います。

面談の中盤から展開される具体的方策がボールだとしたら、それがそもそも適切な方策か、仮にCC視点で適切だったとしても相談者は「今それを受け止められる心の状況」でないと受け取ってもらえないということを実感した面談でした。
人材育成に拒否反応を示している相談者はまだ自分で動こうとしていない状態かもしれないので、人材育成について調べたり短時間の研修はできないかと促しても「う〜ん」と考え込んでしまう。
一緒に立ち止まって仕事に対する思い、強制的に変化を起こされていることに対しての思いを伺い、「急に舵をきられて、こっちの気持ちも誰か聞いて」という思いに寄り添った後でないと、人材育成に対する思い「本当は必要だとは思ってるけど急だったから戸惑っただけ」なのか「本当に必要ないと思っている」なのかに触れていった後に投げるボールだったりするので、今相談者がどの状態にいるか見ながら今日は思いを伺うだけに集中するか面談の後半に投げられそうなら投げてみるかを見極めながら面談ができるようになりたいと感じました。

当日の講座の様子

アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。

毎度ながら、いつもありがとうございます。
大掃除や一年の仕事納めなど、ご多忙な時期にもかかわらず
本当に多くの方にご参加いただきました。御礼申し上げます。

さて、弊社がお届けする今年の講習は、これで最後になります。
年明け早々に2級CCの実技試験シーズンが開始となりますので
弊社も早速1月5日(木)から2級CCの面接指導編を実施します。

そして、1級CCの実技試験対策講座も1月14日(土)から始まります。
ラストスパートをかけたい方は、ぜひお申し込みください。

ではあらためて、弊社の講習にご参加いただきありがとうございました。
みなさま、どうぞよいお年をお迎えください。

弊社の1級・2級CC対策講座 特集ページのご案内

弊社が企画・運営する1級・2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
わかりやすくまとめたページをご用意いたしました。

この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。

詳しくは、1級・2級それぞれの「CC技能検定対策講座のご案内ページはこちら」の
ボタンをクリックしてご覧ください。

みなさまのお越しを心からお待ちしております。