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11月25日(土)1級・2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編)の様子

11月25日(土)1級・2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編)の様子

執筆者 | 八阪 義浩

11/25(土)にzoomを用いたオンライン形式で
「1級・2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」

~面接実践編~
を開催いたしました。

こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。

この日の講座は、先週わたしがインフルエンザに罹患してしまったために
急遽日程変更(延期)しての開催となりました。
多くのみなさまにご迷惑とご心配をおかけしまして、申し訳ございませんでした。

それでも、午前も午後もたくさんの方に来ていただきまして、
わたしも体調が落ち着いた以上は、来てくださった方にしっかりとお応えする、
いい講座・いい指導をして「今日来てよかった」と思っていただけるように、
いつも以上に気合を入れて講座に臨みました。

論述試験の本番が近いこともあり、特に「問題点の捉え方」や「展開の方向性」に対して
課題感を持っている方が多かったようです。そろそろ、そういう時期ですよね。
論述も面接も、同じ「実技試験」のくくりですから、
共通している箇所、応用できる箇所もたくさんあるので、
今日のこの講座の学びを、面接にも論述にも生かしていって欲しいです。

それでは、ここからは講座の要点をわたしと一緒に振り返っていきましょう。

当日ご参加いただいた方は復習に、参加できなかった方は新たな気付きのために、
指導レベル(1級)、熟練レベル(2級)への到達・合格に向けた成長に
繋げていただければ嬉しいです。

「1級 面接実践編」の振り返り

CCはCC視点で事例相談に来ていることを忘れないこと。
SV視点ばかりが先だって”話を聞いてくれない人”にならないようにしましょう。

今回の講座で解説・フィードバックをした中でも、
特にみなさんが熱心にメモを取っていたシーンがここでしたので、
振り返り記事もここをピックアップしてみました。

2級以上に1級の面接試験の難しい部分として、
事例相談者(CC)は自分の課題や失敗を改善しようという意志はあるけど、
その課題の捉え方だったり、改善の方向性自体がずれている、ということがあります。
面談自体も失敗してしまっているけど、その後の改善もまた間違ってしまっている、
どっちも×なのに、×どうしの選択肢の中で検討をしてしまっている
ことがしばしばあります。

こういうCCの姿を見ると、1級チャレンジャーのみなさんにとっては

そうじゃなくて、わたしから見たらここが改善点なんだよ!

と言いたく人もいると思います。
事例指導では、どうしてもCCの問題点をピックアップすることが必要ですし、
人によっては時間の経過に焦ってしまって、前へ前へと進めてしまいがちです。
面接準備編で散々お話していますが、30分で提案や解決への到達が必須という試験ではありません。

ただ、このSVから見たCC視点の問題点をCCに受け取ってもらうのは、非常に難しいです。

CCはCCなりに、自分の問題点を振り返ろうとしたり、ダメなところを咀嚼しようとしたり、
もがきながら・悩みながら自己で処理しようとしています。
その最中に、元々の面談もダメ、今考えてる方向性もダメ、と言われてしまうと…
すごく単純な話ですが、やる気がなくなりませんか?

じゃあ、どうすればいいんだよ!

というCCの心の声が聞こえてきそうですよね。
そう、無理やりSV視点の問題点を出したところで、CCは嬉しくないのです。

SV視点の問題点というと、CCが気づいていないCCのクセ・傾向などを挙げる必要があって、
それを事例の中から見出そうと、1級チャレンジャーの方々が頑張るのはわかるのですが…。
落ち着いて、よくよく相手視点に立って考えてみてください。

SV視点の問題点は、SVにしか見えてないし、SVにしかわからないです。

みなさんも、自分の身に置き換えてみればわかるのではないでしょうか。
自分が一所懸命に考えている・模索している最中に、
横から知った風に「ああだよ、こうだよ」と言われたら、いい気分はしないですよね。

事例指導を受けに来ているCCも、それと同じではないでしょうか。

自分にとって見えていない・わかっていないところから
急にボールを投げられても、なぜそれが投げられたのかもわからないし、
なぜそれを受け取らないといけないのかもわからない。

そして、どう対処していいか・どう答えたらいいのか戸惑いながら、

すみません、よくわからなくて…

と口にすると、SVには”わからない=理解していない”と解釈されて、
さらに説明を追加されてしまい、ますます謎なボールを投げられ続けて…。

これではもう、話を聴く意欲なんて湧いてこないですよね。
でも、こんな形の指導になってしまっている人、いませんか?

SVが行なう指導は、自分の話を言って聞かせることではありません。
その人の想いを汲み取り、成長をサポートするのがSVです。自分が主役にならないように。

どうしたら自分の思うような指導ができるか、ではなく、
どうしたら相手はこちらの話に耳を傾けてくれる状態になるか。
指導においても、目の前の相手を第一に考えること、というスタンスは
通常のCL向けの面談と何ら変わらないのです。

まずはCCが何を見て、どう解釈して、なぜその考え・主張をするに至ったのか、
そこを十分に考え、想像し、汲み取ることから始めてください。

SV視点という、SVにしか見えないものを受け取ってもらうためには、
CCが今見ている・見えているものについての主張や不満、不安を
十分に吐き出してもらってからできるようになることだ、と覚えておいてください。

「2級 面接実践編」の振り返り

CLの抱える問題点を表面的な”対応”や目先の”対処”だけで済ませないこと。
CLが抱える問題点とは、もっと根深い、CLの内面にあるものです。

今回のロールプレイの中でも、特に2回目の事例でここが顕著に出ていて、
見学していた方も含めて一番注目されていたポイントだったのではないでしょうか。

2級チャレンジャーや標準レベルCC・国家資格CCのほとんどの方が、
“CLの問題の解決”というと、今目の前にあること・直近でやるべきことを取り上げて、
その目先の問題をどう扱うか・どう行動するかという話にばかり集中してしまう傾向があります。

でも、本当にそれでCCとしても役割・使命は果たせていると言えるでしょうか?

CCの活動目的は、CLのより良い生き方・働き方に関する支援であり、
CLが自分で自分の生きざまを決めていくための支援、ということを思い出しましょう。

目の前にある求人応募・面接試験をどうするかだったり、
AorBの選択のどちらを選ぶのか整理をする、などの行為は、
その大きなCCとしての目的の中の、ごくごく一部、それも枝葉に過ぎないものです。

せっかく熟練レベルを目指すのであれば、
もっと大事なこと・本質的なことに目を向けられるCCになって欲しいです。

その意味では、この日の2ケース目のロールプレイはすごくわかりやすかったですよね。
学生さんの事例でしたが、CLはしきりにインターンをどうするか、
他の学生から比べて遅れていることを気にしていましたね。

ただ、実際にCC役を務めた方の問題把握のレベルは、その目先の出来事ではなく、
自分で考える力があるはずなのに、焦りでそれを見失っている、というものでした。
CL本人は就活・インターンだけで頭がいっぱいになっているけれども、
CCはそれも踏まえつつ、一歩引いた目線で、CLがこれから歩む人生や社会人生活まで
見通したうえでの問題点を拾っていて、すごく秀逸な展開がされていました。

CCから見たCLの問題を考えるときにヒントにして欲しいこととして、
CL固有の問題を挙げてください、ということをお話ししましたね。
講座に参加された方は覚えておられるでしょうか?

今回の2ケース目のロールプレイは、まさにそれができていた事例で、
仮にこのCLが目先のインターンシップや就活を乗り切れたとしても、
「自分では考える力があるはずなのに、それを無いと思い込んでしまう」
という悪い癖を抱えたままでは、早晩また壁にぶつかって悩んでしまう、
ということはおおよそ見通せますよね。

では、その悪い癖(CLにとってのHappyに繋がらない考え方や捉え方)を
そのまま放っておいて、目先のことだけ解決したらOKだと言えるでしょうか?
もちろん、そんなはずはないですよね。

そして、そのCL固有の悪い癖というものは、CL一人ではなかなか気づくことができません。
だから支援者であるわたしたちCCこそ、その点を注意して見る必要がある
んです。

時期や場面、相手、テーマが変わっても、また似たような問題を起こしてしまわないか?
そうなってしまう本当の要因は何なのか?それを考え抜くことがCCには求められています。

面接準備編でも、あるいは実践編のロープレ後のフィードバックでも、
何度も何度も繰り返しお伝えしていますが、2級・熟練レベルの面談は、
小手先の言葉の使い方や話の運び方でどうにかなるような試験ではありません。

また、小手先の言葉の使い方・話の運び方をいじるだけで、
CLの悩みや困りごとをどうにかしようと思って面談しているのであれば、
その態度や考え方は、CLの人生を軽んじていると言われても仕方ないです。

他者の人生・生き様を支えるお仕事の責任の重さを
もう一度よくよく考えたうえで、熟練レベルとはどういう存在なのか、
ご自身の中で何度も問い直してみてください。

そして、ぜひ本物の支援者を目指して、一緒に学んでいきましょう。

では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。

今回も、すごく熱心なコメント・感想をたくさんいただいております。
なるべく多様な意見・多様な気付きになるようにピックアップしましたので、
この記事を読んでいるみなさんにも、参考になれば幸いです。

1級・2級 面接実践編 参加者の声

人前でロープレするのは約1年ぶりでしたが、今回はわりと落ち着いて、自分らしさも出しつつ、この1年の学びも表現できたようにも感じました。
しかしながら、キャリアコンサルティングをするときと比べ、どこか力が入っており、俯瞰しきれていない部分や、事例相談者の問題の捉え方への偏りが出てしまっておりました。
自身としては1番の問題に見え、口頭試問で回答した部分も、八阪講師からのお話を伺うと、違う部分であり、完全にずれてはいなくとも表層的な部分を雄弁と語っていたようです(笑)

また、口頭試問についても具体的に回答したつもりでも、実際に面談内の表現を使用していなかったり、まだまだ不足していることにも気づきました。
昨年の検定の口頭試問でも同じことがあり、「どこのどんなことを言っているのか、もうちょっと詳しく教えて」と試験官よりツッコミの質問があり、頭が真っ白になったことも思い出されました。
今回の投げかけた事例相談者との問題共有は、事例相談者に受け取ってもらえませんでしたが、そこに向かうプロセスについては少しだけ見えてきたようにも感じました。

また、本心ではないにせよ、「私の○○が良く無かったんですかね?」と言った発言があった部分については、その発言そのものや、発言した意図をもっとお話いただくことを今後に繋げようと思いました。
まだまだ課題が多くありますが、もっと向上したいと思える学びを皆さんからもいただけて大変有意義でした。

今回も内容の濃い講座に参加させていただきました。ありがとうございました。
今回、見学者として参加させていただいたことで事例相談者を冷静に観察することができ、自分にとって意味のある気付きがありました。

・「事例相談者が多く語る言葉、強く語る言葉、特徴的な表現で語る言葉には必ずその人の物事の捉え方が出る」
 そこを丁寧に傾聴していくことで、事例相談者の”ありたい(あってほしい)姿”と、相談者の”ありたい姿”にギャップに生じているが、事例相談者がそれに気付かず前に進めてしまうことで関係が切れていました。今回の3つのケースともに、事例相談者が語られるこれらの言葉が、事例相談者の”あってほしい姿”につながっていたように感じました。

・「事例相談者が、自身のできていない点(問題点)に向き合おうとしているか? そこを指導されたいと思っているか?」
 事例指導者が事例相談者の状態を把握し、事例相談者と同じ景色を見ている状態になることが大切。事例相談者の視点で問いかけることできて、はじめて問題点に向き合おうとされる。カウンセリングの基本を実践することの大切さを再認識しました。

・八阪先生は最初の自己紹介の段階から事例相談者がどのような状態で指導を受けに来られたのか把握されていました。その視点で事例相談者を観察することで情報が多くあり、事例相談者が相談者に行った対応(癖)を想定し、対話の中で問いかけ確認していくことで事例相談者の理解につながると思いました。
今回の講座で得た学びを意識して、目の前の事例相談者に関わっていきたいと思います。

今回初めての講座参加でした。キャリアコンサルティングの奥深さと自分の力不足を直に感じることができました。
これまで自分なりに2級技能士の勉強法は?熟練レベルとは?とまわりに聞いたり、調べたりしてみましたが、ずっとふわふわとした分かるような分からないような状態でした。それがやっと地に足がつきました。
1番腹落ちした言葉は『相談者と同じ景色をみようとする』ことです。

完全に相談者になれる訳ではないですが、キャリアコンサルタント自身がイメージして面談に臨めば聴き方、見方、全てが変わっていくのだと感じます。さっそく、イメージすることを練習したいと思います。面接で行われる5ケースも実際にイメージして準備をします。相談者自身が自分の人生を歩けるための支援を目指すために今私ができることを精一杯に頑張ります。

今回は見学参加でしたが、貴重な学びの機会となりとても感謝しています。
一番印象に残っているのは、事例相談者の問題点を事例相談者自身に気づきを促すことの難しさです。どのような関わりをすればよいのか、考えさせられました。事例相談者に「あなたの課題は・・・・ですよね。このことについてどう思いますか。」と言いたくなる場面があり、見学しながら「ここは我慢、我慢」と思っていました。SVが捉えた問題で面談を進めても、事例相談者はついてきてくれない。頭ではわかっているけど、面談を進めたくなる。そんな自分がいることを常に意識し、どんな面談においても、目の前の人を大切にし関わることができるようにしていきたいです。

●CLがみる景色で話を進める
相談者が見ているのがどのような景色なのかを想像することは、関係構築には必要不可欠だと理解しました。ただ面談を進めながら相談者の見ている景色を想像することは言葉にするほど簡単ではないと感じております。最低限の情報をヒアリングした上で、相談者自身から出てくる言葉のだけでなくその裏に隠れたお気持ちを、相談者が気づいていないことも含め理解しようとすることを意識していきたいです。先生が仰られていた刑事ドラマ、小説、音楽で訓練したいと思います。実際に昨日から音楽の歌詞で訓練していますが、なかなか難しいです…。

●目先の小さい問題を解決するためのCCではない
2ケース目では、相談者の本質的な問題に触れその解決に向けた流れで面談を進められており大変勉強になりました。就活だけでなく、大学進学の際も同様の問題を抱えていたということをCLに気づかせたことで内省を促している様子がとても印象的でした。その視点を持てるようになるには訓練が必要だなと感じました。相談者が本当に困っているもの、アクションを止めているものが何なのかを見極めキャッチできるよう今後意識していきたいです。

●構造変化不可な状況にいるCLへの関わり方
今回、3ケース目の産育休明けの先輩の勤怠状況により本人の業務負担が増しているという内容は、ゴール・結末が見えてしまっているということをまず理解しました。社会的に正とされている反対の立場の人はとても苦しい思いをしているが、だからこそ声を上げられない傾向がある、そしてその状況を飲み込むしかないんだと理解しました。そんな方々が相談者として来られた場合は、抱えていらっしゃるお気持ちをまずはしっかり吐き出してもらい整理できるよう関わり、その構造の中で、肯定的に物事を考えられるようサポートしていくことが大事だと学びました。この状況でも「実はいいこともあるのではないか?」と思わせることが、大切だと理解しました。

CLに問題を乗り越える力があると信じて関わるスタンスが大切だということも非常に心に響きました。当たり前のことかもしれないですが、私は最近忘れかけてしまっていました。共感するだけでなく、CLの力を信じることで投げかける質問やそれによる展開も変わってくるのかなと思いました。熟練レベルの支援ができるように日々訓練していきます。ありがとうございました。

今回見学という立場で参加させていただきました。ロープレをされた3名の方には、とても参考になり感謝しております。ありがとうございました。見学だけでも学ぶことが多く、自分だったらどういう展開に進められるだろうか、CLの為に何が出来るだろうかと考えながら拝見していました。

自分自身の問題点として、傾聴から話を展開して進めるのが苦手なところがある為、皆さんはどうやって展開していくのかを知りたいと思っていました。しかし今回の見学を通して、 場合によっては「話を上手く展開させて、来てもらって良かったと思える気づきがあれば」という気持ちすら、むしろCCの自分本位な考えであるのではと。ケース3番目の方のように、まだスタート地点がマイナスの方は、20分以内に何か得てもらおうとするのは無理があり正しい訳ではなく、その方の問題(どうにもならない問題を抱えていて、とにかく行き場のない不公平感を言葉に出したい)をスッキリさせてあげる事が先決であるとか、本当にケースバイケースですね。
そういうところが、国キャリと2級の違いでもあるかなと思いました。型にはまらないと言われているのも納得です。
また、こちらも自分のケースですが、今までのお仕事を詳しく教えてくださる方の相談では「せっかく教えてくださっているから、後で分かっていなければ」と、時系列で言われた仕事名や内容を覚えておくことに気を取られ、肝心な CLの訴えていることや非言語のヒントなどの記憶が曖昧になり、結果、展開や口頭試問が抽象的になる事があります。最後の方でお話のあった、「追わなくても良い話」の部分を参考に、視点を変えていけたらと思います。

悩んでいるから相談に来ている。どんなケースでも、周りの人に相談出来て解決出来るならわざわざここに来ないという状況であり、まずは、ここは何を言っても許される安全で味方な場である、そして作戦会議の場であるという事を感じていただく。自分が CLだったとして、損得の立場なく、冷静に味方になってくれる専門家がいてくれると安心しますよね。意思決定は自分でするにしても、家族や友達の様な自分に優しすぎる人とは別に、ゆっくり話を聞いてくれる、一緒に考えてくれる人がいるのは嬉しいものです。

改めて、今日のロープレを通して、キャリアコンサルタントって良い仕事だなぁ、でもやっぱり難しい仕事でもあるなぁと思いました。

今日の最大の学びは、自分は見学でしたが、自分のロープレでの行動を口頭試問でうまく説明できる段階には届いてないと感じたことです。その意識はあるので、時間をかければできるかもしれませんが、てきぱきとできるようになるためには、まだまだ訓練が必要と感じ次第です。ですので、CLが訴えていたことは一言で言るようにしたいと思いますし、できたことできなかったこともロープレをやりながら整理できるようになりたいと思います。そのためには、CLの問題・主訴対して、K・M・Gの記号付けによるケース理解の方法を上手く使って、自分の考えと発言の関係をきちんと言語化する訓練をしたいと思います。

本日、初めてオンラインの講座に参加させていただきました。
国家資格CCの受験の際は、養成講座時代のメンバーと情報交換やロープレ練習等、励まし合える環境の中勉強をさせていだだきましたが、今回の2級は周りに受験生がいない中、1人で模索しながら勉強しておりました。
そんな中で今日このような機会を通じ、同じく今期受験に向けて励んでおられる方のロープレを見学させていただき、独学では気付く事ができない視点でのアドバイスをいただけて大変勉強になりました。

今回の講座を通じて1番感じた事が、相談者の視点に立ち、その背景にある感情に応答できる事の大切さを改めて感じました。
試験のためのロープレと身構えるあまりに、問題把握や具体的展開に気を取られ、目の前の相談者の話や訴えたい事を受け止められないまま展開してしまい反省する場面も自分のロープレの中であったのですが、今日講座に参加して、もっとシンプルに相談者に関わる姿勢で良いのかも…と思うきっかけとなりました。

また、しっかり聞かなければならない場面と、事情や事柄についてはある程度流して聞く場面があっても良いという最後にいただいたアドバイスも大変参考になりました。

Zoomが初めてで、操作もおぼつかず緊張して参加しましたが、八阪先生はじめ講座全体が温かい雰囲気の中で進んでいた事でとても安心できました。
次回12/16の面接準備編にも参加予定させていただく予定ですので、よろしくお願い致します!

当日の講座の様子

アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。

午前も午後も、とにかくみなさんが一所懸命に誠実に学ぼうとしている、
そんな様子がすごく伝わってくる講座だったなと思っています。
ご新規で来てくださった方も含めて、全員がロールプレイをした方への敬意と感謝、
そして自分と照らし合わせつつ、批判でなく自分自身への気付きに繋げる。

画面越しではありますが、そういう学び方をしようとしている健全な姿が見えて、
「そう、こんな風に誠実な人たちが、相談者/事例相談者と相対することで
 1つでもいい支援が広がっていく社会にしたいんだよな」
と、わたし自身にもいい刺激をいただけた講座になりました。

講座に来てくださったみなさん、本当にありがとうございました。
そして、ロールプレイにチャレンジしたみなさんの勇気に、もう一度拍手です。

この記事を見ているみなさんにも、写真の様子から
参加されたみなさんの前向きさ・誠実さが伝わっていれば嬉しいです。
そして、ぜひ一緒に学びたい方は弊社の講座に来てくださいね。

それでは、今回はこのあたりで。
また次の講座でお会いしましょう!

弊社の1級・2級CC対策講座 特集ページのご案内

弊社が企画・運営する1級・2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
わかりやすくまとめたページをご用意いたしました。

この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。

詳しくは「1級・2級CC技能検定対策講座のご案内ページはこちら」の
ボタンをクリックしてご覧ください。

みなさまのお越しを心からお待ちしております。

7/11に一部講座の日程変更を発表しています。
 以下のボタンから、変更した日程も併せてご確認くださいませ。