10/14(月・祝)にzoomを用いたオンライン形式で
「1・2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」
~面接実践編・アドバンス版(仮称)~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。
この日は全く新しい講座を初めてお披露目するということで、
事前打ち合わせの時からずっとドキドキしていました。
慣れた講座・慣れた形式だと心にも余裕があるのですが、
新しいことにチャレンジするのはいつまで経っても緊張しますね。
それでも、興味を持って・勇気を出して今回の講座に参加してくださった方に
あらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。
講座の中では、参加者の方から1名、代表ロールプレイを実施していただいて、
その内容を録画しておき、全員で動画を見ながら要所要所で一時停止を駆使して振り返る、という
個別指導を非常に濃い内容にした形での学びをお届けしました。
さらにその後に、参加者をグループに分けて事例検討をしてもらい、
良い支援・良い指導をするにはどうすればいいのか、
全員でブラッシュアップを重ねていく、ということにも挑戦してもらいました。
これまでの弊社の講座の中でも、一番重厚で濃密な内容でしたが、
半日頑張ってついてきてくださったみなさんには、
普段の講座以上の成長が実感できたのではないでしょうか。
この講座もまだ初出しですので、改善・改良が必要ですが、
みなさんも同じく、ご自身の指導や支援の質を改善・改良させていくことに
こだわり続けて欲しいなと思います。
より良くしていくことに終わりはないのは、お互い一緒ですから、
これからも一緒に「もっと良いもの」を追いかける姿勢を持ち続けましょうね。
それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。
ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「1級 面接実践編・アドバンス版」の振り返り
「2級 面接面接実践編・アドバンス版」の振り返り
では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
今回、初めて開催した講座だからこそ、今までになかった気付き・経験ができたことや
新しくわかったこと・腹落ちしたことがあったと伝わってくる感想もいただきました。
「新しい講座ってどんなものかわからないから…」とちょっと迷っていた人にとっては、
特に今回の感想は参考にしていただけるかと思いますので、
ぜひお目通しいただければ嬉しいです。
この記事をご覧のみなさまは、熟練CCとして・指導者として
成長していきたいという意欲にあふれた方たちが
どんな感想を・どんな熱量で書いてくださっているのか、
内容だけでなく”想い”まで汲み取りながら読んでみてください。
1・2級 面接実践編・アドバンス版 参加者の声
今回はロープレ参加させていただき、始まる前こそ緊張していましたが、ロープレ、解説、事例検討と集中でき、充実の学びの時間でした。自分のロープレに対する八阪先生の解説は、ドクターから診断結果を聞くような感じでした。あえて自分のロープレ症状に診断名を付けるとすれば「手順依存症」かもしれません。
順番通りに進めよう、これが終わったら次はこれ、という傾向が強く、それができれば思考停止。捉えた問題らしきものから見立てを掘り下げていないので、具体的展開ってどうするんだっけ?という迷いが出て、いつも終盤でグダグダになってしまうのだと腑に落ちました。
今回のCLさん(八阪先生が演じたCL)が、ロープレ中に問題となりそうなヒントをサービスしてくださったので、かろうじて問題把握までできたものの、やっぱり具体的展開はできませんでした。普段から主観が強く働く方なので、見えた問題らしきものは”CL視点なのか””CC視点なのか”という意識も薄かったです。面談中に意識していないため口頭試問のCC視点の問題は、解答できていませんでした。
一番勉強になったのが事例検討でした。あんずちゃんチームでは、相談者に対して良くなってほしいという思いからくる温かい発言があり、改めて自分に足りない要素だなと思いました。相談者より広い視野が持てると、指摘ではなく、好意的な提案ができそうです。症状が改善できるよう日々精進します。
最後になりましたが、エネルギーや学びへの興味が湧いてくるような、良い時間でした。拙いロープレを聞いてくださり意見交換してくださった皆様、八阪先生、木上さん、ありがとうございました。
生ライブのロールプレイのセッションでは口頭試問まで見せていただき、自分と重ね合わせて視聴することが出来ました。通常のロールプレイ終了後ではあいまいな記憶で振り返りをしてなんとなくになっている点も、録画したものを観ながら相談者の気持ちとキャリアコンサルタントのかかわり方とそれぞれ解説をしていただき、とてもイメージしやすかったです。
参加者同士の事例検討でも、見立てが様々で相談者の相談したいことが立体的に感じられました。私は、キャリコンとしてのどのような役割が出来て、関係構築、問題把握、具体的展開はどのようなことを示しているのか漠然としていましたが、今回、一連の流れを観て学ぶことが出来て、自分なりに整理することが出来ました。言葉一つ一つの背景を論述のように背景を捉えることが出来ました。
余談ですが…(中略)…今回、なかなか学ぶことが出来ない一連の流れを学ぶことが出来て本当によかったです。ありがとうございました。
今回の講座でCC役をしてくださった方の勇気に感謝致します。
八阪先生の指導をきちんと実践されるが如く、相談者がこの一か月間をどんな気持ちで過ごしたかをお聴きしたり、相談者が話したい事は何かを意識した対応で、初心に戻ることが出来ました。自然な話の流れから、相談者の吐き出したい気持ちの大きさを、ひしひしと感じる事が出来ました。
今回初めての講座で、どんな内容になるんだろうと思っていましたが、CC役の方の面談を振り返りながら、場面場面で何を考えながら対応していたかをお聴きする事が出来、その良し悪しでなく、意図を説明できる事の大切さを改めて考えさせられました。
また、グループディスカッションでは、十分な時間を取って頂き、皆自身の考えを沢山話せた事で、色々な考え方や視点を聴くことが出来ました。上手く展開が出来ない悩みにも、私だったらこうするの様なアドバイスを頂き、とても参考になりました。考えてみれば、普段同じ事例をCC同志でディスカッションする機会はなく、見学して考えを出し合う楽しさも感じました。同じ講座で以前もお見受けした方々だったという、安心感も有ったかもしれません。
あとは、理解して学んだ事を、実践という流れの中で出せるかどうかです。特に口頭試問は、いつも本番のみの状態なので、自分のやった事を文章として組み立てて話す事の難しさは言うまでもありません。ロープレの機会を作るや、学び方の工夫を考えたいと思いました。問題把握が出来た所辺りから、その後の組立てを考えて行く事とか、ずっと持論を展開している方の場合は、こんな視点も有るかもを発信して行くも有りなど、その方のペースに合わせるという大前提は変わらない事も再確認出来ました。同じ目標に向かって頑張っている方々と出会え、勇気を貰えた一日でした。有難うございました。
ロールプレイをさせていただきましたが、なぜか試験当日より緊張していたので「あがっている」と発言した。今回は、事例相談者の話を聴くことだけを拾わず、確認を忘れないようにやりながら進めるように…と心がけよう、今何やっているか相手が分かるようにした方がいいのではないかと思った。ここまでは私の予定。
実際にロールプレイが始まると、「自分が正しい」と言い、何でCLが来なくなったのかと…そのことを自信をもって話すCC。ただ、話についていってしまう自分というか、そこを疑わない。CLの様子を聴いても“覚えていない”との答え。う~んと思いながらも、そうだよねとうなずいてしまう。私自身、事例相談者がどこまで(指導の内容を)理解しているかを確認していないというより、“解ってよ”の方が強かったのではないかと思う。
あとから気づいたのですが、こんな気持ちでいつも臨んでいるんだ~と気づきました。最後に、クロージングみたいにやったのは、この人解っていないよなと気づいていたのであえて確認しました。
振り返りをやっていただいたとき、“自分を見ようと気づき始めていた時”のことを、私は”問題点を完全に分かってくれた”になっていた。“少しCL視点を見ようとしている”のシーンも、私は”ちゃんとCL視点で見ている”になっていた。この辺の差を私がCCを見ることができていない。理解の速さ、質の違いを掴まないで進めている。これらはこまかい指摘をしていただいたのでわかったことである。少し辛かったけど足りないところがよくわかりました。
グループ討議についてですが、50分間をボンと与えられると意外に皆さん自分の意見が正しいように話されてくる。ある講座で5~6人のグループで1人2分の12分と限定し一人で話さないでくださいと伝えて、検討事項を細かく切るとみんな考えてポイントで話すように努め、課題を細かく区切って整理して話す方法もいいのではないかと思います。本日はありがとうございました。
昨日は、八阪先生を始め木上サポーターへこのような機会を頂きましてありがとうございました。そして、事例指導をされたYさん(※)お疲れ様でした。ありがとうございました。
私は、今回初めて1級チャレンジをさせていただくのですが、場面設定の仕方や事例相談に入る前の対応で、その先のクライエントに対する支援の仕方や心の開き方が変わってしまうこと。
関係構築は、本人の言われた言葉のおうむ返しではなく、クライエントの行動や態度などをしっかり観察し良い所をしっかりお伝えすること。関係構築は、最初から最後までしっかり相手を観察することの大切さを教えて頂きました。
アドバイスや提案はできるけど、それよりもしっかり自分のことを見つめてもらえるような言葉掛けをし、自分で気づいて行動をすることで今後の相談に対する意識の変化に繋がること。それは、事例指導に関わる私たちも同じで相手の方のペースで伴走する大切さも教わりました。
まだまだ勉強を始めたばかりですが、今日教わったことをしっかり自分ならどのような言葉かけや視点や視野にして関わるのかを考えて行こうと思います。このように考えることの機会や視点の見方を教えてくれたのは、Sさん(※)でした。
(最後の運営側からの質問に対して)
最後のみんなで検討する機会というのは、自分とは違う視点からみている方同士のコミュニケーションの場となり良かったです。拘束時間は長いのですが、私はリアルな指導と録画を再度見直しできるので、考える、検討する時間があり良かったです。この形のままで、八阪先生の言われる金額で勉強がしたいです。
それと11月4日のイベント案内をもう一度頂けると嬉しいです。ぜひ参加したいです。
(※)の部分は実際のアンケートではお名前が入っていましたので、イニシャルに変えています。
ロールプレイ見学~解説・フィードバック~グループと事例検討ととても濃厚な講座でした。
解説・フィードバックの中でCLの応答から20分でどこまでいくかを何度も考えCLに沿った面談設計をしていること。関係構築→問題把握→具体的展開のような一直線で進むものではないこと(当たり前のことのようで見失っていました)を学びました。
事例検討では、想像していた以上に同じCLの言動に対して自分にはない視点、見立てがあることを知り気づきとなりました。事例検討をどのような時間とするのか、どの参加者にとってもプラスに積み上げられたと感じられる姿勢は職場にあっても活かしていきたいと思います。
本日もありがとうございました。
初めての講座を受講させていただきました。個人的にとても満足度の高い講座で、受講できて良かったです。
普段の実践編も3パターンのロープレを見学できてボリューム満点ですが、今回の講座は、一つのロープレを拝見し、それをじっくり深掘りする、そして個別指導も見学できる。この場面はどういう視点でとか、もしかしたら今この発言を出すのは早いんじゃないか、この時間くらいでどこまてロープレが進んでいるのか、客観視しながらロープレの全体像考えていく。今まで、目の前の相談者しかみておらず、改めて大切なことを確認できたと思います。ありがとうございました。
それから、他の受講者の方々とも意見交換の場があったことで、少し距離が近くなった感じがして嬉しかったです。また時間が合えば是非参加したいです。ありがとうございました!
ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。
当日の講座の様子
アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。
今までの参加者3人がロールプレイをする『面接実践編』の講座では、
ロールプレイをする人はひたすらロールプレイを回していく形で
一番大事なフィードバックの時間が限られていますし、
一方でロールプレイをしない人は「見学者」という距離のある立ち位置で、
学びの深さや理解度が”その人次第”のお任せ状態になっているなど、
講座を運営する中でも「まだ改善の余地が大きいな」と課題を感じていました。
今回のアドバンス版の講座は、それらの課題を改善・解消したニューバージョンですので、
当日の参加者の誰もが「より深く学ぶ」「より強く参加者意識を持てる」ように
なっていたかと思います。その様子が写真からも伝わっていれば嬉しいです。
そして、すごくいい笑顔の写真もありますよね。わたしもすごく気に入っています。
せっかく休みの日に時間を割いて学ぶのですから、
温かくて受容的な雰囲気を大事にしたいというところは
変えない・変わらないように運営したいなと考えていますので、
それが伝わっているとわかるシーンが講座中にもたくさんありました。
これからも「来てよかった」と思ってもらえる講座を提供していきますので、
今回参加された方は、ぜひまた次回・11月の第2回アドバンス版講座にもお越しくださいませ。
もちろん、今回参加できなかった方で、次はぜひという方もお待ちしております。
(※本講座の受講には一定の条件があります。受講可能な方にのみ、弊社公式LINEでパスワードをお知らせしています)
それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。
弊社の1・2級CC対策講座特集ページ・オンラインストアのご案内
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わかりやすくまとめたページをご用意いたしました。
この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。
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みなさまのお越しを心からお待ちしております。