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4月20日(日)1級・2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(論述事例読み解き編)の様子

4月20日(日)1級・2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(論述事例読み解き編)の様子

執筆者 | 八阪 義浩

4/20(土)にzoomを用いたオンライン形式で
「1級・2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」

~論述事例読み解き編~
を開催いたしました。

こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。

この日は先週に開催した面接準備編・面接事例読み解き編からちょっと離れて、
論述試験の問題をピックアップした解説講座を開催しました。
論述試験の事例(過去問題)をピックアップして、もしわたしが受検者として
この事例に向き合ったとしたら、どこに注目して・どんな解釈をするのかをお話しする講座です。

ざっくりと講座内容を説明するときには、「わたしが頭の中で考えていることをバラす講座」
よく言っていますが、あくまでも1つの見解・1つの捉え方であるという前置きはありつつ、
その視点の広さ・深さを解説を通して味わっていただく内容になります。

一度参加すると、その事例の読み解きや見解を聴くのが楽しみになる方が多いようで、
実は結構リピーターの方がたくさん来てくださるのですが、今回もそうでしたね。
先週の面接事例読み解き編に続いての参加、という方もいらっしゃいました。

論述問題は、面接試験と違って何度でもバックできる・見直せるからこそ、
問題点や関わり方を何度も吟味しなおせますし、
限られた枠内に・一定時間内で回答をアウトプットする力を鍛えると、
面接試験にも、普段の支援にも活かせるので、ぜひ今日の学びをとおして
ご自身のアウトプットの質を高めていけるように、これからも研鑽を続けて欲しいです。

それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。

ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。

「1級 論述事例読み解き編」の振り返り

「2級 論述事例読み解き編」の振り返り

では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。

論述対策講座ということもあって「書くこと」にしっかりと意識を置いてくださった、
中身の充実したアンケート回答がたくさんいただけました。

ご自身の振り返りとして、そして他者の気付きとの違いを比較しながら
さらに学びを深める機会として、ぜひ参加者の声もじっくりと読んでみてください。

1級・2級 論述事例読み解き編 参加者の声

本日もありがとうございました。集中的に毎週、座談会や講座に参加することにより、理解が深まります。正直論述を甘くみていたな、と猛省しました。2級の論述は初回を除き、到達点に達しており、前回受験した1級も56点で、問5の解答時間がなかったのが、未達の理由とたかをくくっていました。
2級受験時は、問1はケースの引用、他の問は型で攻めていました。1級も同じかなと思っており、ただ60点ギリギリ未満で何度もチャレンジしている方も多い危機感も少しありました。八阪先生の解説により、事例を丁寧に理解することを今まで怠っていたことに気づきました。再度前回を納得するまで解いてみて、その前の過去問も同じようにチャレンジします。
来月の面接お手本編も申し込みましたので、楽しみにしております。引き続き、どうぞお願い申し上げます。

先週末に「面接準備編」「面接事例読み解き編」を受講し、本日は「論述事例読み解き編」を続けて受講させていただきました。受講前は、「少し間を空けて受講した方が良いかな」と迷いましたが、結果的には同3講座を短期間で続けて受講して大正解でした。

理由として、1級技能士試験の受検経験がないこと、また第13回試験から出題形式が変わったこともあり、過去問での論述対策をどのようにすすめるべきか迷っていましたが、先週受講した2講座の前提知識や学習経験があったおかげで、今日の講座は最初からすんなりと付いていくことができました。先週学んだことの復習も兼ねることができ理解が深まり、論述試験の大部分(※)の疑問が解消できた。
(※問3の「必要なネットワーク」については、正直未だ消化不良です)

今回も「面接事例読み解き編」同様に、3色のマーカーで情報を分析・整理し、表面的な文言を追うだけでなく、相談者の置かれている状況や感情、情報間の繋がりにもしっかりとアンテナを張り、相談者や事例相談者への洞察を深めていく手法がとても勉強になりました。
また、「相談者から事例相談者がどうみえるか」という観点は今までほとんど意識していなかった観点であり、「たしかに事業部長まで経験した20歳も年上の先輩社員」に遠慮なく率直な気持ちを吐露できないかもと自分事のように納得しました。

今日の学びを復習するとともに、普段手書きする機会がないなか、時間を計測しての筆記学習にもしっかり取り組む必要があると思いました。ゴールデンウィークの長期連休を活用して、A-1・A-3・A-4講座の復習と、論述試験の手書きでの解答練習をしっかりと行います。

本日もありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

今日の講座で、まず相談者の主訴や課題を理解すること、次にその理解に照らして事例相談者の支援が相談者から信頼され、その言葉を受け取ってもらえるように機能していたのかを確認することが必要であることが理解できた。そのためには自分が熟練したCCとしての力を備えていなければ始まらないため、先生から助言いただいたように、これから2級技能士試験に挑む方のロープレを見て、その課題に気付くことができるようにしたいと思った。
また、今まで相談を受ける側の人間が相談者からどう見えているのかについて考えたことがなかったので、それを意識したいと思った。そして最後に、先生が言われる、「※わたしの言った・書いたコピーをするのは学習ではなく、考えることの放棄です。」ということを忘れずに、自分で考え、自分自身の答えを出すこと、そしてそれを自分の言葉で書く訓練したいと思います。その際になぜそういえるのか、その根拠を明確に示せる必要があることも大きな気づきとなりました。

今回もお世話になりました。今回の講座で一番「そうだった…」と気づかされたのは『相手からどう見られているか』でした。残念ながら、どんなに柔和な笑顔でも、優しい口調でも、今回の事例のように、最初から上下関係ができてしまう場合、そのことに気付くことができるか、またSVとして、気付いてもらうために、どう促すか?とても難しいなと思います。私自身が「圧がある」と指摘されがちなので、刺さったかも知れません。

2つ目に、80分という時間をどのように進めていくかです。読み解かねばならない情報量も多いですし、普段、アウトプットも「書く」よりも「入力」なため、記入時間でタイムオーバーにならないように、今からしっかり慣れていきたいと思います。

3つ目に「図で関係性を書く」ことが新鮮でした。まだSVとしての視点が私の中になく、SVとCCと自分が一緒になってしまい、迷子になってしまいがちです。自分の立ち位置を明確にするために、これからは図を書いて整理できるようになりたいと思いました。

最後に、今回の講座だけではありませんが、八阪先生が何回も仰っていた「面談は誰のため?キャリコンは誰のためにいるの?」です。もちろん1級を目指しているし、受かりたいですが、たとえ、1級ホルダーになれなくとも、一番大事にしていきたいと思っています。

この講座は次回参加にしようか悩みましたが、早めに受講して対策ができるようにしようと今回参加しました。自分のこの判断にグッジョブ!と言いたいです。ありがとうございました。

これまで3度2級試験にトライしています。1度目は対策本や講座を受講せず受験し、論述が点数足らずでした。2度目は対策本を読みトライしたら論述・面接共に不合格。3度目は対策講座を受講しましたが論述・面接とも力及ばずでした。不合格となってしまったことで、受からなくてはと考えるようになり、試験対策を気にするようになっていたことに本日受講して気が付くことができました。

論述はこのクライアントと自分が向き合うときにどのような視点で考えるか、このコンサルタントはこういう展開をしたが自分ならどうするか、実際にどのようにクライアントと対峙するかという視点が欠けていました。実際にこのクライアントが相談に来たと仮定して、言葉のひとつひとつに注意を向け、論述なので表情は見えませんが、どんな気持ちで語っていたかを考えようと思いました。クライアントが隣にいて、自分の見立てを覗いているような意識で取り組みたいです。ありがとうございました。

昨年に続いて2度目の参加です。
今回使用した事例は受検の際に自分で一度解いたはずですが、八阪先生の読み解きによってまるで初めて読むかのように新鮮でした。

受検時の問題用紙を引っ張り出して自分の走り書きを参考にしつつ、記憶を手繰り寄せながら受講しました。方向は間違っていなかったと安心したところもありましたが、やはり読み解きの深さと思考を整理する速さについてはトレーニングの必要性が大!!と感じました。

事例相談者と相談者の関係性(今回のケースはお二人が同じ会社)については、受検時に全く配慮ができていなかったことに初めて気づきました。
また、問3「必要なネットワーク」は良いアイディアが思い浮かばず苦労した記憶があるのですが、どのように考えれば相談者にとって有益な支援に繋がるのかが少し見えたような気がします。
さらに理解できなかった一文「関係機関や関係者との連携も考慮し」という点も、やっと理解が追いつきそうです。

受講後に、講座で書き込んだ3色ペンの線と一言メモ入りの問題用紙を使って、試験の倍以上の時間をかけてゆっくり解いてみました。
以前の解答と比較してみると、内容の充実度も一貫性もレベルUPしたように思いました。ただ、「根拠」をうまく文章に入れられていないので、明解で簡潔で読みやすい文章を書く力については相当鍛えなければいけない…と震えました(笑)
面接でも同様に必要な力だと思いますので、しっかりトレーニングしていきたいです。

前回、同試験を受け合格はしましたが、きれいで読みやすいストーリーで書くことに気を取られていたことに気が付きました。そのことが、主語が「「自分」になっており、CLを置き去りにしている行動であることも見直していく点であることがわかりました。また、「〇〇から仕事理解不足である」や「〇〇から自己理解不足である」といった型にはめた表現方法にこだわっていた点を修正していきたいとも感じました。
一番最初のCLの言葉「今、転職活動中で~」からCLが転職に対してどのような気持ちや状態であるのかを読み取っていかなければいけないことに気が付き、今までであれば「あっ、転職活動中なんですね」で読み流していたと思います。

また、「コロナ~」や「経営方針~」といった言葉から、「他人の力で自分の状況を変えられてしまった(それが嫌だ)」や「自分以外の存在が自分のやりたいことを邪魔してくる」まで深く読み解く・理解し、CLの悩んでいる本質に届き、支援していくことがキャリアコンサルタントの仕事であることを再認識させていただきました。
講座の後、前回の論述回答を読み直し、内容の薄さ(浅さ)に反省です。すぐにはできないと思いますが、CLの言葉をよく読みいろいろな「見立て」も出来るよう、頑張りたいと思います。

ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。

当日の講座の様子

アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。

ずっとお話を聴いていただくタイプの講座だっただけに、少しでもお話を楽しく聴けるように、
なるべくフランクにお話したり、ちょっとツッコミを入れてみたりしながら
読み解き解説をさせてもらいましたので、笑っているシーンがたくさんあって嬉しいです。

もちろん、笑うこと/笑わせることが講座の目的ではないのですが、
まじめ一辺倒だとどうしても疲れてしまうので、ちょっとした心の休息になるような
そんなシーンも織り交ぜて講座をお届けさせてもらっています。

楽しむところを引き締めるところ、バランスを取りながら学べるのが
弊社の講座の”雰囲気の良さ”につながっているようで、そこがいつも好評をいただいています。
そして、そんな弊社の”雰囲気の良さ”を感じながら学びたい方に、ぜひ来て欲しいと思っています。

当日来てくださったみなさま、あらためてありがとうございます。
そしてこの記事を読んでくださっているみなさま、ぜひ一緒に学びませんか?
多くの方にお越しいただけるのをお待ちしております。

それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。

弊社の1級・2級CC対策講座 特集ページのご案内

弊社が企画・運営する1級・2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
わかりやすくまとめたページをご用意いたしました。

この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。

詳しくは「1級・2級CC技能検定対策講座のご案内ページはこちら」の
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みなさまのお越しを心からお待ちしております。

3/11に一部講座の日程変更を発表しています。
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