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5月12日(日)1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接準備編・面接お手本編)の様子

5月12日(日)1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接準備編・面接お手本編)の様子

執筆者 | 八阪 義浩

5/12(日)にzoomを用いたオンライン形式で
「1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」

~面接準備編・面接お手本編~
を開催いたしました。

こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。

1級CC技能検定の対策講座も、早め早めに学んでおきたい・準備しておきたいという方が
年々増えてきていて、今回も5月の開催ながら午前・午後ともに
10名以上の方にお越しいただくことができました。
参加してくださったみなさん、ありがとうございます。

今からでもやれることをやろう、今のうちにコツコツ準備していこうという
前向きさや積極性を感じる方が多くて、わたしも少しでもそこに貢献できるよう、
いつも以上に1つ1つの説明を丁寧めにさせていただきました。

午前の準備編では、1級を目指すうえでの心の持ちよう、
1級・指導者ならではの専門人材を育てる意義・価値・責任などをお伝えさせてもらいました。

午後のお手本編は、それをロールプレイの中でどう反映させていくか、という視点で
学んでくださった方は、特に理解が深まったのかなと思っています。
CC2年生の事例相談者をどこまで労い、温かく迎えるか、そんな部分もぜひ参考にして欲しいです。

それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。

ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。

「1級 面接準備編」の振り返り

「1級 面接お手本編」の振り返り

では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。

今回もすごくたくさんのアンケートをいただいて、内容1つ1つも凄く充実していますね。
1つのアウトプットにもこだわりましょう、とお話したことを
早速実践してくださっているのかな、と思います。

技能検定はインプットではなくアウトプットの能力を測っていますので、
素晴らしいアウトプットをたくさんいただけて、わたしも嬉しいですし、ホッとしています。

2024年から始まったこの新しい講座の魅力が、
この記事を読んでいるみなさんにも伝われば幸いです。

1級 面接準備編・面接お手本編 参加者の声

31回の試験で2級に合格したばかりで、1級の実技について何をするのか全く知らなかった自分にとって、試験の概要をまず知りたかったので、受講してその目的は達成されましたが、加えていろいろな学びや気づきが得られました。

1.1級としての指導者の心構え
➀相談者の手本となること
→ 単に指導することが1級の役割と考えておりましたが、事例相談者から信頼され手本になることは、思えば至極当然であり、今後まず意識したい点だと思いました。
➁社会貢献としての観点 
→ 今まで個々の相談者と向き合うことしか考えていませんでした。「CCの品質管理」「レモン市場」のお話は゛眼から鱗゛でした。確かに標準国家資格では、自分のカウンセリングの質が向上しないと考えて2級を受験した自分にとって共感できるお話でしたが、1人のキャリコンとしての役割の範疇でしか考えておりませんでした。先生の更に踏み込んだ考えに1級の可能性の広がりと同時に責任の重さを感じました。

2.指導方法について
➀CCの誤りを正すことでない
→現在も個人的にボランティアで2級主体の自主勉強会に参加していますが、こうすべきだという指摘魔になっており、CCの思いや手法を十分尊重していないことに気づきました。なぜそのように相談者に関わったのか、CCの意図も聴くようにしたいと思いました。来談者中心療法の3つの基本姿勢(私は受容・共感・一致で学びました)に留意することは非常に参考になりました。
➁対立構造にしない
→対立構造と聞いて、恐らく態度や言葉に現れて表面化しているものと、CCがうちに秘めてはっきりしないものもあるのではないかと感じました。まずは常にCCの思いや相談者への関わりを尊重するようにしたいと思います。そのために指摘ではなく、CCの考えを傾聴するよう心がけたいと思います。また、否定、指摘するのでなく上乗式でCCに成長を意識させる指導方法は自分がCCの立場だったとしても、受け入れやすい指導方法だと感じました。

3.全体を通して
1級を目指す理由としては、自分のキャリコンとしての能力を磨くという漠然とした理由がありましたが、本日の受講は、それに明確な輪郭線をいただいた感じがしております。今後勉強を続けていく中で、本日学んだことをより明確化していきたいと思います。ありがとうございました。

本日もありがとうございました。先月に座談会、面接準備編、面接事例読み解き編、論述事例読み解き編と続けて参加させていただきましたものの、ほとんど復習ができずにいた状態からの受講でしたが、お陰様で良い復習になりました。

CCとCLのこだわりが対立する構造が、ロールプレイを拝見させていただくことで、具体的に理解できました。CCのことを否定せず、CLのことを心配している、取り組む姿勢や気持ちなど、良いところはきちんとフィードバックし、ここは指摘したい、と思ってもすぐに言わず、じっくりCCの話を聴くことの大切さを知ることができました。
問題把握で、遠回しに切り込むところの難しさについて、質問が出ましたが、「CLさんはこのように言ってるんですよね。」と決して「CCさんは」を主語にしない、がポイントだと私なりに理解しました。

また、2級受験時から、堂々巡りになるのことへの怖さがすごくありました。八阪先生からの、堂々巡りは決して悪くなく、繰り返しいるようだが、相手の視点が変わっているので、怖がる必要がないとのお話が、本日一番の収穫だと思います。

来月は更新講習を申し込みましたので、楽しみです。今までの復習をきちんとやります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

事例相談者と対立をしない3階建て構造の考え方は、目から鱗でした。
確かに、事例相談者の考えている「ありたい姿と実態」の2階建て構造を尊重しつつ、指導者の視点も「さらにその上」に乗せるとよりよい指導になるし、現場の部下の育成にも取り入れられる考え方だと思いました。
1級を目指す理由についても、あらためて考えさせられました。マクロ的な視点も必要だけれど、忘れがちだなと反省しました。

今回、初めて面接お手本編に参加しました。また、事例相談者役を担当させて頂き、貴重な経験をさせて頂きました。八阪先生のカウンセリングを一言でいうと気持ちよかったです。

気持ちよかったというのは、受容・共感はもちろん事例相談者(私)の思っていることを八阪先生の言葉で伝え返されたときに、私のことをよく理解してくれていると感じました。そう感じた時に、安心して私が相談者に感じていることや相談者のためになると思って提案したことをすべて話すことができました。そこまで時間をかけて丁寧にやって頂くと八阪先生から指摘された相談者と事例相談者(私)の「こだわり」の違いが腹落ちしました。

例えて言うと、目の前の霧がすっと消えたような感じです。この感覚は、インプット(座学で学んだこと)をアウトプット(実際の面談で実践)するとこうなるんだなということを肌で感じました。この頂いた貴重な経験を今後に活用していきたいと思います。

4月に受講したA-1「面接準備編」A-3「面接事例読み解き編」A-4「論述事例読み解き編」を踏まえて、今回はA-5「面接お手本編」を受講させていただきました。今回の講座は八阪先生が事例指導者(SV)として、実際に事例指導をされる様子を受講者が拝見する形式で、A-1・A-3講座で学んだ知識(陥りがちなミス・落とし穴)や「事例指導者としての事例相談者の方への支援の在り方」への理解を深めるのにとても有意義な講座でした。
個人的には、下記3点が特に勉強になりました。

①相談者(CL)の事例に入り込まない
1級技能士の事例指導は、あくまでも「事例相談者(CC)への支援」であり、事例相談者が事例説明をされている最中も、事例相談者の良かった点がないか「関係構築」を意識して傾聴することの重要性を感じました。相談者(CL)の細かい発言や置かれている状況などに引っ張られずに、しっかりと事例相談者との関係構築や、その発言・思考回路などを行うことに注力します。

②事例指導者(SV)の価値観・進め方に事例相談者(CC)を引っ張り込まない
今回の事例で、『「なぜ、在宅勤務に拘っているかを相談者に聞かなかったのですか?」は絶対にやってはいけないかかわり方』だと聞き、ハッとさせられました。私なら、つい安易に理由を聞いて(問い質して)しまいそうですが、この行為自体が事例相談者と同じ過ちを犯す行為であることに今回気づかせていただきました。常に「指導(上から目線)」でなく、「支援(側方からサポート)」を肝に銘じます。

③意図性と根拠をもったかかわりの重要性
今回はロールプレイ、その後の解説動画共に後日何度も録画を拝見できるとのこと。特に、八阪先生が「関係構築」「問題把握」「具体的展開」など示してくださった箇所と、その後の解説でご説明くださった「意図」については、しっかりと腹落ちして自らも実践できるように何度も繰り返し学ばせていただきます。

本日も有意義な講座ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

■今回講座で感じたこと

<品質管理の観点>
現職場(民間の転職支援会社)にて新任者若手の品質管理、品質アップという点を課題としおります。若手のみならず経験を経てもなお品質については常に学び磨き続けなければならない点を、あらめ再確認しました。

先生の言葉の中で「歴が長いというだけの人からいろいろ言われておかしなことになっている」といったお話は、職場で私が感じる葛藤につながるところでもありました。
レモン市場という言葉は初めて知りましたが、情報の非対称性からくる市場の課題、品質を追求せずとも市場が成立している現実への強い危機感、私が常々感じている違和感に通ずる部分でもありました。自身が今の職場でチャレンジしていることの後押しになる思いで、また同時にだからこそ、1級を本当に取得をしたいと強く感じた所でもあります。

<基礎・基本の重要性>
「基礎基本はレベル0に戻る事ではなく、熟練者も皆守ることである」という言葉も深く刺さりました。職場での事例指導を行っていく中で、効果がすぐに出るケースもあれば、ビジネス観点での成果につながっているのだろうか、成果レポートをまとめている最中でもあったため不安も感じていました。しかし、基礎基本はやはり絶対に崩してはいけないという点に立ち返ることができました。基礎基本こそ繰り返し粘り強く。流行りの表面的なテクニカルな事ではなく土台の安定化、裾野拡大に取り組んでいく事の勇気をいただきました。

<社会的マクロの視点>
普段の業務が個人に向き合う事が中心になると忘れがちですが、あらためてマクロの視点で物事をみる重要性を強く感じました。大きな社会的文脈の中での目の前の方の葛藤の理解、また自身の在り方について問い続けていく事を忘れないようしたいと痛感しました。

まず、一つ目は、指導者は、事例者相談者が、そこに来るまでのプロセスにも意識を向けることが必要であるということである。指導者は、目の前の事例相談者が、良い支援をしようという思いの中で支援を行い、今、目の前にいること、そして、そこに来るまでのプロセスや事例相談者のここに来るまでの心の動きにも意識を馳せることが必要であることを学んだ。

また、事例相談においては、事例相談者が、事例相談を受けることを自己決定し、相談を利用していたとしても、自身の支援において、不足があることを受け入れがたい気持ちが生じていることもあるということもあることから事例相談者の心の動きにも意識を向け、事例相談者が、事例に対してどの程度指導を受け入れる状況にあるかを把握した上で指導を進めて行くことの大切さを感じました。

次に、事例指導を行うにおいては、指導力も必要であるが、指導をどう社会につなげていくかについてなど指導スキルの向上だけではない、広い視野で指導をどう捉え、指導者として何のために、何を行うのかを明確にしておくことの必要性も感じました。

そして、本日の講座の中で、先生が作って下さった資料よりわかりやすい事例や図表が、理解の促進を図ることを感じたことから、自身が行うセミナーや相談担当時、また、事例指導の際にも必要に応じ、わかりやすい事例や図表を示すことができるようなスキルも身に付け、相談者や事例相談者の理解の促進につなげて行きたいと感じました。

本日学んだことを踏まえ、自身の指導者としてのありたい姿としては、まず、事例相談者が、不安や躊躇を感じることなく、事例について話すことができる環境作りと、事例相談者が、事例相談という限られた時間の中で、何かひとつでも「事例相談を受けてよかった。」と感じてい頂ける、指導の提供に努めたいと感じました。

ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。

当日の講座の様子

アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。

準備編の座学でも、お手本編のロールプレイでも、
どなたもすごく真剣に・1つでも多くのものを持って帰ろうと
貪欲に学んでくださっている様子が、この画像からも伝わってくるのではないでしょうか。
楽しそうに笑っているシーンもたくさんあったので、
まじめ一辺倒ではなく、緩急をつけて”楽しく学ぶ”ことができたのかなと思っています。

1級・指導者の役割である「良い支援ができるCCを育てる」という視点で
これからも一緒に、楽しくて気付きの多い学びの機会を提供してまいります。

本番試験まではまだ時間はたっぷりありますので、慌てず急がずいきましょう。
1つずつ丁寧に石を積み上げていけば、秋ごろには立派な石垣、
つまり揺るがない基礎が出来上がります。
ぜひそれを、弊社や弊社の講座に来てくれる1級仲間と共に目指していきましょう。

今回参加された方も、この記事を読んでくださっている方も、
一緒に仲間になって学んでいきましょうね。

それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。

弊社の1級CC対策講座 特集ページのご案内

弊社が企画・運営する1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
わかりやすくまとめたページをご用意いたしました。

この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。

詳しくは「1級CC技能検定対策講座のご案内ページはこちら」の
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みなさまのお越しを心からお待ちしております。

3/11に一部講座の日程変更を発表しています。
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