10/5(土)にzoomを用いたオンライン形式で
「1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」
~面接準備編・面接お手本編~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。
10月に入ってずいぶんと朝晩は涼しくなり、過ごしやすい日が増えてきましたね、
試験の申込期限が近づいてきていることもあってか、
いよいよ技能検定の対策にも力を入れる方が増えてくる時期になります。
実際に今回の講座にいらっしゃった方の中にも、
「勇気を出して、この冬の試験にチャレンジしてみます」という方もおられました。
最初の第一歩を歩みだす時に弊社を選んでくださって、ありがとうございます。
今からスタートラインに立った方も、これまで何度もチャレンジしてきた方も、
午前の面接準備編での「指導者として絶対に欠かせない礎や土台の部分」と
午後の面接お手本編での「事例相談者視点で話を聴きながらキーワードにアンテナを立てる感度」の
2つを大切にして、そこを伸ばしていくつもりでこれから学びを深めてくださると嬉しいです。
最初からできなくても当たり前、慣れてないことは上手くいかないのも当たり前。
すぐに諦めるのではなく、根気よく、コツコツと努力を積み上げて、
学んだことを知識ではなく自分の技量になるように
指導者レベルのスキルとマインドを「身に着ける」ための努力を続けていきましょう!
それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。
ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「1級 面接準備編」の振り返り
「1級 面接お手本編」の振り返り
では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
今回も受講された方の意欲や熱意が伝わるメッセージが届いています。
「アウトプットの質にこだわって、日常の1つ1つの場面で手を抜かないこと」と
お伝えしたこともあって、受講されたみなさんが自分で自分の課題をよく見つめて
誠実に向き合ってくださることがわかりますね。
この記事を読んでいるみなさんも、本気で1級を目指す方のアウトプットの質を
ぜひ感じ取っていただけると嬉しいです。
1級 面接準備編・面接お手本編 参加者の声
昨年も準備編を受講しましたが、「指導者としてのあるべき姿」を改めて考えさせられました。
「指導」ではなく、「育成」であり、自分の価値観を押し付けないということ。日ごろからCLの主訴を第一にと言っていることと同じであり、相談者に気づいてもらうことが大切なことを意識していきたいです。
部下の指導でも原因を聞く質問は効果がないので、これからどうするかを考える質問をするよう心掛けているので、事例指導も同じような心構えでできるようにしていきたいとおもいます。
また、事例相談者のありたい姿を指導者のあるべき姿に置き換えず、加えていくことはどの時点で伝えていったらいいのかは難しいと感じる部分ですが、これができるようになると自分自身も一つ成長できると思うので、身に着けていきたいです。さらに無条件の肯定的配慮については「共感はしても承認しない」との先生の説明を聞いて、日ごろの自分の言動を振り返るとそこはできていないと気づきました。どうしても愚痴や言い訳を言われると同調してしまったり、否定してしまったりしていていると思います。事例指導では気を付けます。
今回の講座を受講してどうして1級を受験する気になったのか振り返ることができ今年の受験のモチベーションを高めることもできました。
職場においてキャリアコンサルタントの指導を通じて、職場全体のレベルを上げ、CLとよりよい関係を築いてほしいと思っているので、自分自身もCCとよりよい関係を築いていくためにも本日の内容を常に考えながら事例指導を行っていくきっかけにします。
今日はリアル八阪先生にお会いでき素晴らしい時間を過ごすことができました。
今回の講座全体を通じて改めて自分自身で一級の勉強をしなければ、今後部下を持つ立場として息詰まる場面が増えていただろうなと感じました。これまで部下と決裂してしまったり何とも言えない空気になってしまうこともあり、プライドの高い若い人達を持て余すことが多々ありました。
八阪先生の講義を通じて、今ある弱みも含めてその人が持っているものを押しのけて「こっちがいいよ!」と、例えベストな方向だったとしてもそれは相手にとって迷惑や不愉快そしてお節介そのものだったのだと痛感しました。「蜜掛け」の発想そのものも抜け落ちてたことに気づけて猛省しました。
キャリコンの勉強を通じて、相談業務だけではなく普段に生きるところが本当に沢山ありました。接客が大嫌いでしたが、相談者の方々と同じ方向を向き一緒に泣き笑いすることがこんなに心が温かくなることに取得するまでは全く気づきませんでした。
職場では八阪先生がおっしゃってたように求人票をバラまいたり、「キャリコンの勉強を頑張っているなと思っていたら職場で評価されるから…」とロープレをやってみると理論や演技の披露の場と化し、実際の窓口の対応を見ても相談者の方の顔が曇るばかりで「キャリコンの試験は何なんだろう?と感じることが本当に沢山あります。
ですが、私は試験はあくまでも通過点でそれを通じて相談者の方々の心を感じる温かい対応が少しでも当たり前としてできるようになり、人としても成長を惜しまない人を見守るSVになれたらと思い、挑戦を決めました。
職場にも一人誰かそれが体現できるだけでも違うのではと信じています。それは少し考えが違うのかなとも思ったこともありましたが、今日の八阪先生の講義を聞いて間違いないなと実感しています。
八阪先生の講義の後、論文にも挑戦しましたが、全く書けなかったのですが今日はちゃんと埋まるようになり驚いています。正直この講義だけでいいんじゃないかと思いましたが(笑)そんな甘いものではないですので、受験を通じてしっかりと自分が先ず「この人は本物だ」と言われるように八阪先生のテキストを何度も読み直そうと思います。本日はありがとうございました。
今日は、ボールの置き方に注目することと、どうして型にはめたやり方でないのに着地するのかわかるといいなと思いながら受講しました。
(講座内容の詳細なので割愛)
八阪講師は、確認・共有をせず進められている。RPはどう進めるのが確実で間違いないのだろうと昨日から、様々なテキストをひっくり返してみた。型にはめるとどうしてもSV指導になってしまうし、野放しで聴くと何やっているのかわからなくなってしまうことが多い。八阪講師のRPはすっきりし、何であのようになるのだろうと常に考えながら見ている。指導面接の設計は「面談中に話をしながら組み立てる」と話され納得しながらも、どうしたらできるのかな~と考えるようにしていきたいと思いました。
「CCがSV側の問題点を受け取ったかのような、模範的な言葉を出してきたシーン」は、なんか変だな~と考えながら見ていた(第三者だから)が、自分がSVだったら「CCが理解した」と思ったのではないかと考えていました。CCの世界に青信号がない(せめて立ち止まろう)ことは目からうろこでした。ありがとうございました。
本日は貴重な学びの機会をありがとうございました。
当講座の受講は2回目でしたが、自分自身が変化していることもあり、初めて聞いているような新鮮さがありました。
今回の講座で一番痛切に理解したのは、自分自身がなぜ1級に届かないのか、ということです。1級を取得する目的が明瞭でないために、それを目指す意味や、合格率5%・20分の1をクリアするための圧倒的な努力や覚悟が足りないということです。
八阪先生の講座に参加するようになる前は、1級をクリアするためのテクニックを追及する講座や本を探しがちでした。しかしながら毎回落ちるごとに自分に向き合い、何が足りていないのか考える中で、いくつかの自分の課題が見えてまいりました。大きく分けると「指導者としてのあり方の像の欠如」と「自分の頭で考え抜くこと」「他人に分かりやすく伝えるアウトプット」が挙げられます。
では、これらをどのようにクリアするか、自戒を込めて記載いたします。
「指導者としてのあり方の像の欠如」については、漠然としている考えを一度言語化し、どう実践できるか考えを深める必要があります。例えば、今の世界情勢について、人々の対話不足による理解不足から、背景の異なる人同士の断絶が起こっていると考えており、それを取り持つことができるのがキャリアコンサルタントといった対人支援者ではないかと考えています。本当の意味で傾聴ができる人を増やすことが、キャリアコンサルタントの役割なのではないかと考えます。人々をつなぐ対話や相互理解を深めるための仲間を増やす、というのが私の1級を取得した先の活動の意義と考えます。
「自分の頭で考え抜くこと」ですが、普段から他者からの情報を鵜呑みにしがちなために、一度取り入れる前に「なぜそれが正しいと思うのか」を自分の言葉で考える癖をつけたいと考えています。
「他人に分かりやすく伝えるアウトプット」は、キャリアコンサルタントとして現場でのカウンセリング、講座の講師としての発話を一語一句振り返ることが必要です。例えば日経新聞の記事を小学生に解説するつもりで話してみる、といったことも練習になるかもしれません。
それから本日は先生が理論を振りかざすのは好きではない、とおっしゃる意味を、私なりに理解いたしました。理論のフレームに当てはめようとするその行為がひとりのクライアントさんに向き合う姿勢から外れてしまうから、と捉えました。
八阪先生、木上さん、ありがとうございました。事例相談者としてのロープレは初めての経験でしたが、非常に大きな気づきをいただけたことに感謝いたします。
SV役の八阪先生がとにかくしっかりとこちらの思いに寄り添ってくださり、自分自身わけのわからない心持ちで混乱しているところを、一つ一つ行動の理由や効果を振り返り、自分でも考えられるような声掛けをいただいたこと。役ながら、ただ不安と混乱の最中だった自分が「自らの価値観に基づきCLに接していたこと」に気付くことができました。
「(CLのことを)心配だった?」と言われ、「そうそう私心配だったんだ!」とホッとするような分かってもらえた安堵感、だからこそ最後の方の「CLの視野はこんなに狭いかもしれない」に納得し、「自分が先走りすぎていた、CLの在宅勤務への思いはとても強かったんだ…」と気づけました。事例相談者役に寄り添いラポールを築かなくては、どんな提案をしても無駄だという事を実感しました。
いつも30分の中で何が何でも具体的展開までしなければと焦る私なので、目から鱗が落ちるような、改めて原点に戻る事の大切さを教えていただけた経験でした。
また、「視野の狭い、広い」を手振りを付けてお話しくださったことも非常に効果的だと感じました。私も日常業務(対障がい者)でよく「視覚化」して伝えることをするのですが、障がいがあってもなくても自分が混乱している時(一杯いっぱいな時)に視覚化されると言葉以上にスッと入ってくる、と実感しました。
また相手のペースに合わせた面談の効果も実感しました。一見当たり前の事ばかりですが、試験対策となるとその基本がおざなりになりがちな自分にも気づけたので、今一度基本に立ち返り「目の前の相談者」に寄り添った面談を心がけていきたい、昨日実感した「安心感」を持ってもらえるような面談をできる人になりたいと思いました。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。そしてどうぞご自愛くださいませ。
ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。
当日の講座の様子
アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。
弊社の講座では、「明るく・楽しく・真剣に」学ぼうということをモットーに、
ついつい堅くなりがちなCCの講座に対して、ちょっとクスッと笑うような場面も
入れられるようにと考えながら進めさせてもらっています。
お顔を伏せてほしいという希望の方がいらっしゃるので
全部が伝わるわけではないかもしれませんが、
楽しむときは楽しみながら、真剣に取り組むべき時はしっかり引き締める、
そんなメリハリを大事にしてお話をさせてもらっています。
今回は特にお手本編のロールプレイ内容を解説しているシーンで、
たくさん笑ってくださる方がいらっしゃいましたね。
指導ってすごく大事な仕事で、指導者は責任の重い役割ではあるのですが、
それをどこか楽しめるくらいの明るさは持っていてほしいです。
この記事を読んでくださっている方に、そんな弊社の講座の雰囲気とポリシーが
少しでも伝わって、そして魅力を感じてくださっていればいいなと思っています。
それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。
弊社の1級CC対策講座特集ページ・オンラインストアのご案内
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この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。
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