12/14(土)にzoomを用いたオンライン形式で
「1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」
~面接準備編・面接お手本編~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。
この日は論述試験を終えた翌週で、まだまだ熱も冷めやらぬ中で
講座に参加された方もいらっしゃったかな、と思っています。
1週間前の手ごたえは気になりつつ、一方で迫ってくる最難関の面接試験に向けて
準備をしないといけないということで、危機感も膨らんでくる頃ですね。
この時期からでも、「基礎を固める大事さ」は変わらないので、
午前の『面接準備編』でしっかりと指導者のあるべき姿を落とし込んで、
そして午後の『面接お手本編』で、すぐに指導面談のあり方・進め方を
学んでいただけるようなダブルヘッダー構成にさせてもらいました。
午前の座学で基礎を固めた方にとっては、午後のお手本編のロールプレイや
口頭試問でどこまで丁寧に・きめ細かくお伝えするのかが
すごくわかりやすくなっていたのではないでしょうか。
もちろん、当日のロールプレイのやり方だけが絶対正しいというわけではなくて
指導者ひとりひとりに色があるものなのですが、
それでも守るべき基礎を守って、最後まで事例相談者を大切に思うことで
どんな指導面談ができるのか、参考になったかと思います。
ぜひご自身の財産にしてくださいね。
それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。
ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「1級 面接準備編」の振り返り
「1級 面接お手本編」の振り返り
では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
今回も受講された方の意欲や熱意が伝わるメッセージが届いています。
このアンケートへの取り組み方1つとっても、その人の学びに対する意欲や本気度が
伝わってくるのではないでしょうか。
1級を目指すなら、自分の言葉でアウトプットすることへの
質・量へのこだわりは、ぜひ持っていて欲しいですね。
この記事を読んでいるみなさんも、本気で1級を目指す方のアウトプットの質を
ぜひ感じ取っていただけると嬉しいです。
1級 面接準備編・面接お手本編 参加者の声
今回も充実した講座でした。午前は準備編・午後はお手本編と連続して参加したからこそ、わかるからできるの難易度を理解しました。それぞれ指導者の進め方が違って当たり前ですが、基本・基礎は守るべきことが重要であること、上辺だけ綺麗に着飾るのではなく、内面を磨く必要があること、ありたい姿に近づくためには、あるべき姿を実践できることを再確認しました。
・午前の準備編は何度も受講していますが、まったく同じではなく、どんどん深い内容になっています。内容の深まりについては、実際に受講してみないとわからないです。だから、私は何度でも受講したくなります。
・午後のお手本編についても、何度も受講していて、今回のAさんのケースは何回か見学していますが、事例相談者が変われば、八阪先生の関係構築にかける時間も問題に気づきを促すためのボールの投げる回数も違っています。ただ、違わないのは効果を考えて、事例相談者の言語・非言語から、いろいろなことを頭の中で創造し、編集して言葉を伝えていることです。だから、気づきを促すために、一歩前にSVが出たかなと感じても、事例相談者の反応により、そのまま目標の合意に進めるのではなく、肯定的に受容して関係を維持する、そして関係を強固なものにして、再度気づきを促すチャレンジを試みる、その繰り返しをしながら、事例相談者のクセや今の状態を把握しながら、口頭試問で説明する材料として、頭の中に名前をつけて保存するという本物の指導者のスキルを見せていただきました。
お手本編で八阪先生は、「事例相談者の自己紹介の内容を踏まえて、問題点に目星をつけていること、応答をしながら、口頭試問で質問されることを見越して、内容別に名前を付けて保存したり、付箋をつけたりしている」と聴いて、衝撃を受けました。しかも何もなしで、保存するのは難しいから、発言しながら関係・問題・電球マークなどの札出しの行動をすることで、頭の中に付箋をつけて整理している、だから、口頭試問で的確に具体的に伝えることができると教えていただきました。口頭試問までが実技であることを改めて感じました。うまくいかない理由を30分のロールプレイが終わった後で振り返るのではなく、ロールプレイの最中に、広く深く考えていることに気づきました。ありがとうございました。
2級取得後も継続して八阪先生の講座を聴きたく、どうせなら2級対策より1級対策を受けてみようと、「1級面接準備編」を受講しました。正直、「受検を真剣に考えてはいない」状態でした。
が、自分が何をやりたいのかを真剣に考える良いきっかけになりました。
企業の人材開発部門に勤務し社員のキャリア形成支援の企画運営に携わることはできているものの、実際にキャリコンとしての活動機会が無く何を目指すのか、何となくモヤモヤしていました(います)。答えはまだ出ていませんが、今回、指導者になるには何が大切なのかを教えていただきましたので、急がず焦らず内省してみようと思います。今日学んだことをまとめます。
◎マクロ視点 ・・ 講座の中でいちばん考えさせられた内容でした。VUCAと叫ばれる時代、世の中の環境や経済、個人のキャリアの考え方、価値観、働き方がどんどん変化していく中で、キャリアコンサルタントは間違いなく重要になってくると考えています(だから厚労省が10万人を目標にしていることは理にかなっていると思っていました)。しかしそのCCを指導する1級ホルダーはわずか600名強。これでは品質管理が行き届くのは難しいのではないか?「受容共感、誠実な態度」を忘れ自分の考えを押し付けるCCが増えてしまいCLの気づきや成長につながらないのではないか?
最後にこのもやもやを質問させていただいた時、先生は「自分の手の届く範囲で」と答えてくださいました。考えると自分も先生の教え子のひとり。自分自身も本物のキャリアコンサルタントとして成り、かつ本物のキャリアコンサルタントを生み出し社会に貢献することに尽力しなければ、とまさに今思い至りました。
◎受容共感 ・・ CCの指導をする立場でも「関係構築」が大切であること。関係構築の大切さは2級受検時に先生が何度もメッセージとして送ってくださいましたが、やはり級が上がり相手がCLではなく事例相談者になっても同じなのだなと認識しました。SVは正しいことを伝える(相手を正す)ことよりも、まず事例相談者の意図や思いを受け止めて共感すること、そうすればSVの指導を受け取ることができ、自らが気付き答えを出せるような状態にも変化できることにつながると思いました。
有意義な時間をありがとうございました!
午前中に面接準備編を受講したすぐ後にお手本編を見ることができたので、インプットが新鮮なうちに実践イメージを結合した形で記憶に残すことができました。
またお手本の解説の中では、すでにできていることについてフィードバックすることも事例相談者の自信につながる点で指導としての意味があることや、3階層の考え方での関わり方、なかなか事例相談者に伝わらない場合のかかわり方のコツなどについてもご指導いただき、指導者としての大きな考え方に添ったテクニック的なことも知ることができたため、とても実りの多い時間を過ごすことができました。
最後の質疑応答時間に口頭試問への対応として「名前を付けて保存」のコツについてもご教示いただきましたが、これは記憶容量の小さい自分には無理だな思いました(^-^; という場合もありますが、本当に参考になりました。これからもご指導のほどよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
八阪先生、本日は1級1面接準備編の講座では大変お世話になりました。かなりのモヤモヤが取れました。
昨年、先生がおっしゃっていた「とりあえずどんなものか受けてみよう受験」で不合格となり現在迷走中でした。モヤモヤが取れたことは以下の通りです。
①指導者として
1級を受験する理由、指導者としてどうありたいのか?→自分の指導者としての軸を見直す
意識は常に事例相談者であり、指導者として発する言葉は、効果を考え選んでいく。
試験合格、試験時間を意識>目の前の事例相談者は本末転倒。→30分間前進むことばかり考える指導は事例相談者にも見透かされている。
②品質管理
(自分も含めて)キャリコンの質がバラバラなことが気になっていました。初めてうけるキャリアカウンセリングやスーパービジョンが、よくないほうのキャリコンだった場合「キャリアカウンセリングは役に立たない」、「スーパービジョンは2度と受けない」とおもわれてしまう→キャリアカウンセリングが根付かない。メイドインジャパンが世界に認識されたのは、製造業に携わる一人ひとりが品質管理を徹底してきた賜物。効果を考え、言葉を選び、私も事例相談者も受けれらる場を作っていくこと。手本となる。
色々なテクニックの前に、当たり前のことを、粛々とやることの大切さを、改めで意識できました。今後はこれらを自分にしみこませて、自分の引き出し?手札?として操れるように繰り返し振り返ります。
ありがとうございました。
今回初めて『面接お手本編』に参加し、事例相談者役を務めさせていただきました。CC役をやらせていただいたことで、リアルに「CCを育てるための指導とは何か」を学ぶことができました。八阪先生がこれまでおっしゃっていたことはこういうことなのだと、大変腹落ちしました。
具体的には、CCの失敗ばかりに目を向けるのではなく、できていることにも着目し、そこはCCの良い部分だと言葉で伝えること。自分の良い部分に客観的に気付けるということも指導を受ける意義だと再認識しました。また、今回のような「自分は正しいと思い込んでいてなかなか他者の意見を聞こうとしない」CCに対する関わり方についても、学ばせていただきました。どこまでもCCに寄り添い、決して主導的に先には進めないという姿勢こそが、CC自身に学んでほしい姿勢だということ。
また受容・共感的理解をすることの本質も学びました。CCに問題を提示する際の心配りについて、少なからず傷つくということを考え、随所でCCの良い点をまた見つけて関わるという大切さも知りました。
そして、一番驚いたのは、口頭試問です。一瞬で切り替えて、冷静にご自身の指導について振り返り、適切な回答を伝えることの重要性に気付きました。八阪先生のように、あれほど口頭試問で具体的かつ的確な回答ができれば、指導者としての力量を示せるのだと思います。30分の面接以上に、口頭試問で差がつくということを実感しました。このように多くの学びを、今度は実践で活かせるよう研鑽していきます。
お手本を見るのは初めてでした。改めて関係構築とその維持の大切さを学ぶことができました。常に承認しながら事例相談者に気づきを促すプロセスは非常に難しいと思いました。自分で実際に事例相談者と関わる時に自己一致しながらも相手をケアして継続するというのが練習が必要だと思いました。
また、口頭試問もとても苦手なのですが、面談しながら脳に余白を作ってそこに上書き保存していくというスキルができるようになるためには、こちらも練習を重ねることが必要だと思いました。今回も非常に驚きの連続でしたが、たくさんの気づきがありました。
“わかる”と”できる”は全く違うというお話もありましたが、私も”できる”を目指していけたらとおもいます。貴重な時間をありがとうございました。
ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。
当日の講座の様子
アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。
座学のパートは本当に「一所懸命に聴いている」という方が多かったので、
メモを書いている姿や真剣な目をしている方がたくさんおられました。
画像でしかありませんが、そこから熱意を感じ取ってくださって、
弊社の講座の雰囲気などがみなさんに伝わっていれば嬉しいです。
面接お手本編はロールプレイがありますので、
表情も豊かだったり、ボディランゲージが出ていたり
笑ったり・困ったりするシーンもあって、
講座の中に「波」がある様子でした。それもどこまで伝わる…でしょうか?
弊社では、楽しさと真剣さを両立させた講座を目指しているので、
そんな様子がこの記事を通してにじみ出ていればいいなと思います。
ぜひ、次はみなさんもお越しくださいませ。
それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。
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この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。
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