2/10(土)にzoomを用いたオンライン形式で
「1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」
~面接実践編~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。
この日はいよいよ、2023年度秋冬シーズンの1級CC技能検定試験の最終開催日となりました。
午前も午後も、普段よりやや人数が少なくこぢんまりとした講座になりましたが、
おそらくすでに本番の受検を終えた方が増えてきたからかな、と思っています。
一足先に戦いを終えた仲間たちの分まで、最後まで頑張ろうという姿勢が
今日来てくださったみなさんから感じられて、
「わたしも最後まで支援・サポートを頑張ろう!」と
みなさんから前向きにしていただけたなと感じています。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
特に午後の講座では、人数が少ないがゆえに今まであまりやってこなかった
ロールプレイの最中に随時ストップして、きめ細かく指導を入れていくという
個別指導に限りなく近いスタンスを取ることができました。
お試し的に実施した内容でしたが、質問・フィードバックの質もいつも以上に高くなり、
来てくださった方の納得感・理解度もより深められたことが良かったと思っています。
次年度の1級・2級面接実践編の改善材料として、大切に扱っていきますね。
でも、今日来てくださったみなさんは、できれば春夏にお会いするときには
講座の参加者ではなく「合格者」としてお目にかかりたいですね。
間もなく試験本番ですが、最後まで力を尽くしましょう!
それでは、ここからは今回の講座の要点を振り返っていきましょう。
当日ご参加いただいた方は復習に、参加できなかった方は新たな気付きのために、
指導レベル(1級)への到達・合格に向けた成長に繋げていただければ嬉しいです。
なお、昨年の12月下旬からの取組として、
講座内容の振り返りをstand.fmによる音声配信形式に切り替えています。
これまでのように記事に書かれた文章を読むのとはちょっと違ってきますが、
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「1級 面接実践編」の振り返り
では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
今回も、すごく熱心なコメント・感想をたくさんいただいております。
なるべく多様な意見・多様な気付きになるようにピックアップしましたので、
この記事を読んでいるみなさんにも、参考になれば幸いです。
1級面接実践編 参加者の声
今回は、いつもとはまた違う、お土産をいただいた気持ちです。
1つは、少人数でこれまでと違った講座だったことで、個別指導の雰囲気も体験することができたこと、参加者全員でわいわいと話しあえたことです。とても楽しかったです。
そして、何より、ロープレにチャレンジできたこと。
実は、今回の試験、論述で撃沈してしまい、来期を視野にとやや受身的な感じでした。さらに、先日、関係構築もされながらシステマティックに進められた指導ロープレを見る機会があり、指導者側からの視点も投げかけつつ進めていく指導者と自分を比較してしまい、自信を失って、の今日でした。温かく見守ってくださる、八阪先生や木上さん、参加者の皆さんの中だからこそ出来た気がします。
いつもの講座のように「八阪さんなら」の視点を、「弁護士 検事」「羊飼い」と表してくださったのが「たしかに!」と印象的でした。ぶれずに枠の中で先を見通して関わっていく。でも、そのたどり着く先や枠は、CCが気にしていて、たどり着きたくて、自分の成長につながるポジティブなもの、というのがあるのだろうな、と思いました。
目指したいけれど、私にはなかなか遠い。直近の試験で、私ができることとして、「相談者の代弁者」、これはできそうです。「できそう!」と思えること、できていることを伝えていただいた、これが何よりのお土産でした。ありがとうございました。気づきというより、感想と私の気持ちの吐露のような内容になり申し訳ありません。
木上さんも毎回の講座で大量にチャットを打っていただき、ありがとうございます。今回、午前、午後連続だったので大変だったことと思います。それでも、今日の講座でも必要の可能性を見越して、メモされていたのですね。本当に感動でした。
八阪先生、今回、振り返りを音声配信してくださってありがとうございます。試験当日、復習と先生の声に励まされ、癒され、事例相談者第一で向き合えたらと思います。
最後に今期の御礼をお伝えしたく、この場で失礼いたしました。
今回SV役をやらせていただいた際に、事例相談者の応答の内容が不明な点があり、そこをきちんと確認できませんでした。日常の面談でも同様なことが起きている可能性があり、ここは反省点です。曖昧にしてしまった自分に責任あり。
また、事例相談者の不一致点を確認しながら、そこに事例相談者の癖があると明確に指摘が出来ませんでした。いつの間にか事例相談者の価値観(まずは昇進の話を応諾して、そのあとに介護の話を考えていけばよい)に巻き込まれてしまったことが原因です。反省大です。面談を俯瞰してみる視点を持ち続けるにはどうするか、課題だと改めて認識しました。
事例指導者として、事例相談者のやりたかった支援の意図を丁寧に聴いていくことが大切なのだということをあらためて感じました。先生の例えで言えば、自転車で常に事例相談者に寄り添いながら一緒に走っていくイメージです。
事例相談者はどんな支援をその時したのか、どんなことがしたかったのか、事例相談者はどんな気持ちでいたのかを共感的に理解しながら、一方で、面談の結果や事例相談者の面談記録から類推しながら、相談者はどうだったのか。指導者として見立てた仮説を投げかけながら、事例相談者が気づくかどうか、「ボール」を投げていく。事例相談者が投げた「ボール」に気づくかどうかの反応を確かめながら、事例相談者の問題に、事例相談者と一緒に関わっていく、そんなプロセスを相手に合わせてやっていくことが求められているのだと改めて学ぶことができました。
独りよがりの面談という罠には本当に注意しなければと肝に銘じることができました。本日もありがとうございました。
いつもありがとうございます。
1級の講座は今期最後の参加となりました。新しい倫理綱領にも記載がありますが、継続学習や振り返りの大切さを身にしみて感じている今日この頃です。特に振り返りの大切さは、言葉では何度も聞くことは多いのですが、本当の意味で実感できたのは、先生に教えて頂いたからです。その意味でも、振り返りの内容を提出する機会を頂けているだけでも感謝しかありません。
◆RPと自分の面談の検証
・「テンプレ的な言い回し」
自分もやっていました。なぜか。「こういえばいいだろう」と考えてしまう。それは、何て言えばいいのだろうと考えているから。でもその時点で、自分にベクトルが向いており、相手に向き合っていないことになります。普段の面談ではしないのに、試験になるとやってしまう。なおさら、相手に向き合っていない証拠となる。「試験だから」「合格したいからこういえばいい」この思考から、脱却して真摯に真剣に「向き合うって何だろう」「今回はできていたかどうか」と1回1回の自分の面談と振り返ることで、自分を客観的に見つめられると改めて感じました。
・「問題把握や展開まで焦ってしまう」
頭では分かっていても、焦ってしまう。言いたくなってしまう。
「でもそれは、自分のペース、自分が言いたいという事」とおしゃっていました。
そんな自分がいるという事に気付いて、そこを抑えて、相手に向き合う。相手はいま、どこにいるのか、どんな状態にいるのか、ここを事例指導者側が分かっていないと一方通行となってしまう。私には「面談を俯瞰する」ことが、本当に難しく感じています。訓練あるのみ、です(;^_^A
「キャリコン受けてよかった」「キャリコンっていいよ」と言っていただけるようになるには、まだまだ道のりは果てしない(泣)ですが、面談業務に従事している者として、引き続き「キャリコンって何をすべきことなのか」を自分に問いかけながら、引き続き学びを続けていきます。今日もありがとうございました。
昨日はありがとうございました。とても贅沢な時間をいただき感謝いたしております。ご一緒させていただいた方々も大変優れた方がただったこともあり私はラッキーでした。
事例相談者役を練習もしておらず先生に2回もやっていただき申し訳ございませんでした。勇気を出してやろうかと思ったのですが試験前のお二人に迷惑をかけてはいけないと思い挙手することが出来ませんでした。
しかしこれが私なんだなぁとつくづく反省。めぐってくるチャンスをいつでも生かせるように努力をしておかなければいけない。チャンスは偶然ではなくて努力して得るものなんだと分かっているのに出来ない自分がいる。
事例相談者も分かっているのに出来ないのではないか。そんな肯定する気持ちで事例相談者を見つめていきたいと思います。ポジティブな承認が出来るようになるまで勉強します。ありがとうございました。そして先生一人何役!!(笑)とてもとてもお疲れ様でした。
当日の講座の様子
アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。
最後の最後まで頑張るみなさんの姿を見ていると、最初の頃の不安げな様子から
少しずつコツコツ成長して来られたのかな、と感じます。
ただ、ロールプレイをされたご本人は今でも「これで大丈夫かなぁ?」という
不安がついて回っているかもしれません。
対人支援職で、しかもその指導を行なうわけですから、その不安感は悪いものではなくて、
正解がないものへの指導をすることの難しさや醍醐味を味わっているということです。
むしろ、確証をもって「絶対大丈夫!」と思っている人の方が危ういですよね。
それでも、どうしても不安に負けそうになるときは、
弊社の講座に最初に来た時のことを思い出してください。
その当時に考えていた・正しいと信じていた・噂に流されていた姿と、
弊社の講座をとおして学んだ・気づいた・身に着けたものがある今の姿は
決して同じではなく、昇ってきた階段があるはずです。
最後は今までの努力と、試験当日の目の前の人を信じて、
目いっぱい力を尽くしてくださいね。
それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。
弊社の1級CC対策講座 特集ページのご案内
弊社が企画・運営する1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
わかりやすくまとめたページをご用意いたしました。
この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。
詳しくは「1級CC技能検定対策講座のご案内ページはこちら」の
ボタンをクリックしてご覧ください。
今シーズン(2023年度秋冬シーズン)の1級CC技能検定対策講座は
この日の講座でいったん終了になりますが、2024年度春夏シーズンの開催日程については
すでに2月1日からご案内・お申込み受付を開始しております。
今シーズン参加された方は、ぜひ合格をしていただいて、
そしてこれから新たにチャレンジされる新しい仲間のみなさんに
弊社の講座の魅力や効果をお伝えしていただけると嬉しいです。
また2024年春夏シーズンには、新しい方たちとの出会いを楽しみにしております。
※7/11に一部講座の日程変更を発表しています。
以下のボタンから、変更した日程も併せてご確認くださいませ。