6/15(日)にGoogle meetを用いたオンライン形式で
「1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」
~面接準備編~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・枦淵です。
今回は朝からしとしとと雨が降る中での講座開始となりました。
少人数での開催だったこともあり、まずはご参加の皆様から受講の経緯や学びたいことを
お伺いするとこからのスタートでした。
お一人お一人がご自身の想いを丁寧に共有してくださり、それを全員で受けとめあいながら、
1級を目指すスタートの瞬間に立ち会えたことに、サポーターとしても胸が熱くなりました。
講座の中では、なぜ指導者を目指すのか、なぜ指導者が必要なのか、指導者に求められる役割は
何か、この人に話を聴いてほしいと思っていただくためには?…など、1級を目指す上で外せない
指導者としての根本を支える部分を一緒に考えました。
難関資格であるが故に、つい「どうすれば合格できる?」ということに気持ちが向きがちですが、
合格はゴールではなく通過点…その先に自分はどのような指導者になりたいのか、社会に対して。
目の前の相談者に対して、どのように機能していきたいのかを見据えておかなければなりません。
講座にご参加のみなさんの熱心にメモを取り続ける姿を拝見しながら、きっとご自身なりの指導者像が
少しずつ見え始めたのではないかな?と画面の向こう側からエールを送らせていただいておりました。
それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。
ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「1級 面接準備編」の振り返り
では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
今回も受講された方の意欲や熱意が伝わるメッセージが届いています。
このアンケートへの取り組み方1つとっても、その人の学びに対する意欲や本気度が
伝わってくるのではないでしょうか。
技能士試験の合格を目指すなら、自分の言葉でアウトプットすることへの
質・量へのこだわりは、ぜひ持っていて欲しいですね。
この記事を読んでいるみなさんも、本気で合格を目指す方のアウトプットの質を
ぜひ感じ取っていただけると嬉しいです。
1級 面接準備編 参加者の声
今日の講座の冒頭で、学びたいことを伝えました。それはずっと私が課題として抱えていることです。どうすれば事例相談者に気づいていただけるのか。自然に。無理矢理でなく。それに対して、事例相談者に「自分が正しい」を吐き出してもらう。と先生は仰いました。そして、講座の中でもその事について語られていました。
確かに、私自身も自分のカウンセリングに悩んだ時、誰かに話したら、まず自分がやったことを認めて受け止めて欲しいと思います。「それで良かったんじゃない」と言ってもらうと、結果はどうあれ少しホッとします。つまり答えを求めているのではないんですね。
何かもう一つ加えたらもっとよくなるという視点、先生がおっしゃった3階建ての考え方はとても分かりやすかったです。加えていくという表現はいいですね。また、事例相談者がやってほしいことをやる。というのも理解できました。指導者がココと思っても、事例相談者が気になっているところでなければ、スッと落とし込まれませんね。
今回の講座での気づきはあったものの、実際の場面で出せるのかは自信がありませんが、次回逐語検討の機会があれば、気を付けて関わろうと思います。まずは、吐き出してもらう。そして、正しいかどうかではなくて、本音を吐ける相手になれるよう、相手を尊重して関わりたいと思います。ありがとうございました。
私が自己紹介でお伝えしたのは、係長になってうまくいっていない、おそらく関係構築が不十分だからだと思う。だからそれを学びたい。CC2級に延長線上にあるCC1級を学ぶ過程で、指導者としての関わり方、マネジメント力を身に付けたい!というものでした。
振り返れば、私は事例相談者と同じ立ち位置であったことに気づく。指導者側ではなく、一相談者でしかなかった。指導者の役割は、相手の課題を最短ルートで解決するものだ!みたいな思い込みがあった。それは講義の中で指摘があったことでもある。おそらく、私以外にも多くの人が陥る思い違いなのではないだろうか。
私の場合、普段の仕事にもそれは出ていて、「答え」を提示すること、それについて考えてもらうことに偏っていたのだと思う。なぜなら私がそうされたいからだ。考えて、行動に移すことが大事だと分かっているから、それを相手に求めてしまう。私が考える「答え」に誘導していたのだろう。
認識を改めることから始めなければならない。現状は、動機のすべてが”自分のため”であることは否定はできない。自分の能力を伸ばすためにだとか、私自身が自信をつけたいとか。きっとそんな独りよがりな思いが相手に伝わっているのかもしれない。ここも講座の中で指摘があったことでした。相手の問題に対して、話を聞かず答えだけを与えて満足していた。相手の「ありたい姿」より私の「あるべき姿」を押し付けてしまっていた。3階建て構造の話を聞いて、膝を着く思いになりました。なるほど、腑に落ちた。
“事例相談者のため”、果てはその向こうにいる”クライエントのため”にできることは何かを意識しなければと強く思った。そうでなければ本当の意味で、「品質管理」や「育成」を成し遂げることは難しいだろう。係長だから、CC2級ホルダーだから、という驕りも正直あったのかもしれない。指導者の意味をあらため、自分がどうありたいかをいま一度考えたい。
今回参加させていただいた『1級面接準備編』という講座タイトルから、勝手ながらどんな練習や準備をしておけばよいのか?という内容かと想像しておりました。しかし実際に受講しましたら想像とは大きく異なり、練習準備の手前の非常に大切な土台的な部分であったことに少し驚きました。が、同時にとても新鮮かつ心にズシリとくる本質的なことでした。
私自身が今回、この講座を受講しようと思ったのには、もちろん1級を目指すという理由がありますが、どうして1級取得を目指すのか?に関しては、恥ずかしながら『CCになったなら最終目標はやはり1級だ』『1級に合格すれば回りからの評価も上がる』という、自身の欲に根差したものでした。その理由が直ちに100%良くない、という訳ではないとは思いますが、講座中からどんどんと、自身の本当の理由は何なのか?1級技能士を取得するとは、どういう事なのか?を考えさせられました。
資料の一つ一つのワードに深い納得感や感動のようなものを感じ、自身の至らなさを痛感して、辛くとも大変に楽しく刺激的な時間でした。
改めて①自己中心的でなく、あくまでも相談者第一という姿勢、お手本となること、②CCこそ品質管理が重要、③指導者はCCの価値を社会にひろめていくこと、④使命感と覚悟を持つこと、等々が心に響き染みてきました。※もちろん、これ以外にも重要ワードはございましたが。
私自身、更新講習の講師を務めてもおりますので、講習中に多くのCCさん達に出会いますが、知識や手法を伝えるだけでなく今回学んだ基礎や基本、CCという職業の意味や大切さも及ばすながらでも伝えて参りたいと思いました。しかし、まだまだ自身の研鑽は必要ですので、心を新たにし日々の業務、そして1級の資格を目指して努力して参りたいと思います。本当にありがとうございました。
ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。
当日の講座の様子


アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。
雨で始まった講座も、終わるころには晴れ間がのぞくお天気に変わっていました。
講座にご参加の皆さんのお気持ちも、不安や緊張から、ほんの少しでも勇気が出て
明日からまた頑張ろう!自分らしく1級を目指していこう!
と思っていただけていると嬉しいです。
講座中に素敵な笑顔の場面が沢山ありつつも、ご参加のみなさまのご意向でお顔写真の掲載は
控えさせていただいております。その代わりに講座のエッセンスが伝わるものを選ばせて
いただきました!講座の雰囲気が少しでも伝わればと思います。
1級指導者を目指すにあたっての原点を考えた2時間30分。
ご参加のみなさまにとって、いつでも戻ってこられるような時間になったことを願います。
それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。
2025年度の1級CC技能検定対策講座のご案内
弊社が企画・運営するキャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
わかりやすくまとめたページをご用意いたしました。
特に、弊社では「面接準備編」の講座の受講から始められることをお勧めしています。
「面接準備編」では、最難関とされる実技試験(面接)の突破に向けて、
絶対外せない大事な視点や、指導者レベル(1級)にふさわしい考え方や姿勢を
きちんと身に付けることを目的として企画・設計している内容です。
初めて試験にチャレンジされる方はもちろん、
何度挑戦してもなかなかうまくいかない方にとっても、
揺るがない足場を整え、困った時の拠り所がわかる内容です。
次の試験で合格したい!という方は、いきなり「面接指導編(ロールプレイ講座)」や
「事例読み解き編」などの実践編から入るのではなく、
しっかり基礎固めができる「面接準備編」から一歩ずつ学んでいってほしいです。
2024年8月からはオンラインストアでの動画販売も始めましたので、
講座での参加でも、動画形式でも、学びやすい方法をお選びください。
講座で参加されたい方と、オンラインストアの動画講座を購入して学びたい方、
それぞれに合わせてリンク先のボタンを下の方に用意しています。
※講座の場合、クリックすると開催日程カレンダーが表示されます。
表示されたページの中から、希望の日程をクリックしてください。
その後、詳細な内容などがご覧いただけるようになります。
みなさまの指導・支援ができる機会を心待ちにしております。
ぜひこの機会に弊社講座にお越しくださいませ。