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7月28日(日)1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編・口頭試問編)の様子

7月28日(日)1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編・口頭試問編)の様子

執筆者 | 八阪 義浩

7/28(日)にzoomを用いたオンライン形式で
「1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」

~面接実践編・口頭試問編~
を開催いたしました。

こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。

とっても暑くなったこの日は「オンライン講座日和」でしたね。
外で会場を借りて講座をやることを想うと、涼しい環境で学べるのはありがたいことです。
この日は午前・午後ともに1級CC技能検定の面接をテーマにした講座でしたが、
1級の難しさもあってのことでしょうか、今回もたくさんの方が学びに来られました。
貴重な休みの日に弊社の講座に来てくださって、ありがとうございます。

午前中は見学者も含めて30名もの方にお越しいただき、
ロールプレイをされたみなさんにとってはかなり緊張する環境だったかと思います。

それでも、みんなの前で堂々とロールプレイにチャレンジされたことも、
振り返りも含めて今の自分の現状を受け止めようとされたことも、
すごく勇気の要ることだと思いますが、そこも素直に・誠実に取り組んでくださって、
1級・指導者を目指すうえで大事になる「俯瞰的に・冷静に自分を見つめる」という
指導者としての資質の一部も磨かれた
と思っていただけると嬉しいです。

そして、午後の口頭試問編は、普段の勉強仲間との自主勉強会ではできない
グループで1つの回答を見出していく作業をしていただきました。
内容の正否ではなく、目の前で起きたことをどう捉えるか、どこまで深く汲み取るか、
その”考える力のトレーニング”としての時間を過ごしていただきました。

最終的には本番ではご自分でやっていただくことになるのですが、
それでも「口頭試問のためにここまで深く考える必要があるんだ」という
1つの目標が創れたことが収穫
ですから、ここから1つずつ努力を積み上げていきましょう!

それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。

ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。

「1級 面接実践編」の振り返り

「1級 口頭試問編」の振り返り

では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。

今回はどちらも少人数で開催した講座でしたが、たくさんの方が参加されたときと変わらないくらい、
すごく熱量のある「参加者の声」を届けてくださった方もいます。

1級の合格率が5~8%ということを考えても、これだけアウトプットの質にこだわって、
感想一つとっても充実させられる方は本当にすごいな、と思います。
ぜひ、この記事を読んでいるみなさんも、
本気で1級を目指す方の意欲や熱意がどれほどのものか、感じ取っていただけると嬉しいです。

1級 面接実践編・口頭試問編 参加者の声

①今日のロープレ中にもCCさんの発言で【習ったこと=正解】のような場面がありました。以前私は、目の前の相談者さんではなく『何をどう習ったか?教科書に何て書いてあったか?』を思い出しながらロープレをしていました。つまり相談者さん置き去りです。

【習ったこと=正解】というよりも私の感覚では【習ったこと=基本】というほうが近いです。例えば、教習所で基本的な車の運転方法を教わったからこそ危険が溢れている道路でも咄嗟の判断ができて安全運転ができている。ですが基本に忠実すぎると周囲のスピードに合わずに事故を招くかもしれない。あるいは味噌汁の基本的な作り方を知ってるからこそ具材や味付けを相手に合わせて作ることができる。だからこそ相手に“美味しい、元気になった”と思ってもらえる。逆に相手の好みを無視してレシピ通りに作ると相手は食べてくれないかもしれない。

ロープレも同じだと私は考えています。目の前の相談者さんにとって今何が必要なのか?足りないのか?どう伝えたら気付いていただけるか?今なら何を1番に受け取ってくれやすいか?等々。ひとりひとり相談者さんのお悩みは違います。習ったことだけに囚われずしっかり目の前の相談者さんと一緒に問題を共有して解決していきたいと思います。‥とはいえ【基本】は大切です。基本を軽視することなく【基本の上に目の前の相談者さんのための関わり】というイメージで2階建ての構造で関わっていけたらいいなと思います。

②冒頭の自己紹介のところはやはり大切だなと改めて感じました。
3ケースとも皆さん冒頭から丁寧な関わり方をされていてとても勉強になりました。
特に2ケース目のSVさんは言葉遣いやふわっとした温かさがありとても品格を感じました。
SVだからと偉そうにするとか理路整然と話しSVっぽく見せるのは全く論外だとは思いますが、品格って凄く大切だなって。

『相談に来た2年目の自分にこんな風に接してくれる先生だったら信じて何でも話せる』とロープレを拝見しながら事例相談者目線で思いました。
品格って内面から滲み出るものであって、普段から物事の考え方とか、立ち振る舞い、コミュニケーションなどを意識していかなければと思いました。倫理綱領にも似た様なことが記されていたような。

本日は御指導をいただき誠にありがとうございました。非常に有意義な一日となりました。特に、午前中の面接実践編から口頭試問編への流れが非常にスムーズで効果的でした。
口頭試問では、どのような質問がされるのか、重要論点、そしてどのように回答すべきかといったポイントが一日で非常にクリアになりました。また、グループディスカッションを通じて他の参加者の意見を聞くことができたことも、大変勉強になりました。自分の価値観やキャリア観を推し進めるタイプの事例相談者への対応もポイントがつかめました。
とにかく、早く練習したいなという気持ちになりました。今回の講義で学んだことをすぐにでも練習によって体得していきたいと思います。来週も参加する予定です!よろしくお願い致します。

4月に準備編を受講し久しぶりの講義でした。今回は見学者と言う立場で参加させていただきました。その日のうちに八阪先生からメールで「今日の講座の大切なPoint」のFBがあり振り返りが出来、とても勉強になります。

1級試験は2回目の挑戦となりますが、改めて「事例指導者の役割」について考えさせられました。面談は目の前の事例を持って来て下さった事例相談者のための面談であって事例指導者の主観で面談を進めるんじゃなく事例相談者にとって必要なことに焦点をあてること。事例指導者の指導とは、先生と生徒の関係ではなく一緒に学びながら、事例相談者のより良い支援に繋がるようなお互いの良い学びの場となるよう、事例相談者に教えていただくとの姿勢が大切だと改めて学ぶことができました。

前回の試験では、事例相談者に「なんとか気づいてもらおう」「次はどんな質問をすればいいだろうか」と焦るあまりどんどん関係構築が崩れていくような面談で、事例相談者からは「傾聴ができていないってことですか」と面談で2回も言われる始末でした。あげくの果て口頭試問では、「事例相談者に対して、評価的にならず、事例相談者を理解しようとの姿勢と態度で接し事例の状況、事例相談者の気持ちを、傾聴しながら、関係構築を意識し、面談を進めたことです。」とまったく出来ていなことを答えただめだめ受験生でした。

後半年となりましたが事例相談者ファーストで関係構築の維持を意識しながら研鑽を続けていきたいと思います。引き続きのご指導をよろしくお願いします。

一つのロープレを見て、口頭試問にどうこたえるか個人やグループで考えると、他者の視点を知ることが出来、よい経験になりました。口頭試問は、自分がやったことの意図や効果を具体的に応答の中に含めると、試験官にも自分のやろうとしたことが伝わりやすいと思いました。皆で、口頭試問をブラッシュアップする作業は疲れましたが楽しかったです。
また、最後の時間のフリー質問で、面談でCCとの間で何度も同じようなやり取りがあった時に、受検者として受容共感・理解が事例相談者に伝わっていないのではと考えたほうが良いかという質問に対し、「気にする必要はない。事例相談者が話したいから話しているという受け止めで良い」というコメントを講師から頂き、納得できました。今日は、とても参考になりました。

午前の面接実践編のあとに受講しました。他の方のロープレを「自分が口頭試問を受けるとしたら」という意識で見させていただき、自分なりの言葉でまとめてはみたものの、やはり端的にポイントを突いて答えることは難しく、自身がロープレをしつつその直後にこれをやるのは相当訓練が必要だと改めて思いました。

今回は4人でワークをやる機会があり、他の方々の見方や感じ方を知ることが出来たこと、同じ1級を目指す仲間と様々な意見交換が出来たのはとても有意義でした。講座の中でお話のあった「具体的展開」が具体的ではなく抽象的になってはいけない、というのが一番の課題だと感じました。
出来た点、出来なかった点もそうですが、あらかじめ用意しておいても言えるような内容ではなく、より具体的にかつ端的に述べるためには、ロープレ中からいかに意識を高く持っておくかも重要だと思いました。

最後の質問のところで、事例相談者さんの問題点に直球を投げても良いか否かというお話が出ましたが、そこで信頼関係がどれくらい揺らぐかを見極め、それでも立て直せるのであればやっても良いし、今はそのタイミングではないと判断すればやらないのも良い、ということでしたが、その判断を自身が責任を持って行う勇気も必要だなぁと思いながらお話をお聴きしました。
関係構築と言う言葉は割と簡単に口にしがちですが、それは最初だけ意識すれば良いというものではなく、常に関係構築はし続けなければいけない、一度揺らいでもまたそこから立て直す力がないといけないと、わかってはいたつもりでしたが改めて関係構築の大切さを認識した次第です。

また、口頭試問においては、CCを悪者にするようなダメ出しではいけないということは考えていたことですが、自身へのダメ出しになってもいけないというのは新たな学びでした。事例相談者に対してはもちろん、自身に対しても単なるダメ出しではなくそれをどう成長に結びつけていくかまで言葉にできることが指導というものなのだと気付かされました。

他の方のロールプレイを見て学ぶ事の大切さは理解しておりましたが、面談が進む中での重要なポイントや瞬間を逃さず捉えて、チャットから流れてくる情報共有と八阪先生のコメントを並列に見ながら、どこをどうしたらよいのか確認できたのはとても有意義でした。
現状の自身はアウトプットが納得できるものではなく、何を軸にして進めてよいか理解できておらず、SVが迷子になってしまう状況です。SVとしての視点、立場、役割が全く確立されていないことに気づきましたので、たくさんの事例に触れて、まずはインプットしていきたいです。機会があれば繰り返し受講したいと考えます。この度はありがとうございました。

ロールプレイ参加者の者です。本日はありがとうございました。他のロールプレイ参加者の方が、順番決めや不明点等、積極的に対応してくださり、とても緊張してきたので心強かったです。講座終了後も練習会の発起人に手を挙げてくださった方もいました。参加者の皆さんに支えられました。グループで私は積極的ではないので、そこが今後の課題だと思いました。

試験終了後から面接の練習をしたことがなく、前日に焦って八阪先生のお手本動画を何度も確認しましたが、そもそも事例相談者が違うので、同じケースでも同じようにはならないことがわかりました。またケースに寄ったロールプレイになってしまいました。
見学者の方が多く、見学者で申し込んだ方が良かったかな、少し後悔しそうになりましたが、目標を高く掲げず、ロールプレイをやり切ることを目標にしました。途中でギブアップしようと思いましたが、なんとか最後までやり切りました。緊張で発汗がやばかったですが、この講座はロールプレイをやった方がお勧めです。

ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。

当日の講座の様子

アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。

写真で改めてみると、本当ににぎわっていたことがわかりますね。
30名になるとzoomの一画面では表示しきれないんですが、
それくらいたくさんの方が来てくださって、
同じ目標に向かって歩き始めていることがステキだなと思います。

この日は講座の中で1級チャレンジャー仲間を見つけた方も
たくさんいらっしゃったようですので、これを1つのご縁として
冬の試験本番に向けて少しずつ坂を上っていきましょう。
試験直前に急上昇することは難しいので、
早い時期から少しずつ訓練していきましょうね。

それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。

弊社の1級CC対策講座 特集ページのご案内

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この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。

詳しくは「1級CC技能検定対策講座のご案内ページはこちら」の
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みなさまのお越しを心からお待ちしております。

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