2/1(土)にzoomを用いたオンライン形式で
「1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」
~面接実践編・口頭試問編~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。
この日は2週間ぶりのダブルヘッダー開催となりましたので、
わたしも朝から夕方までずっと「学びの時間」に浸る1日になりました。
いよいよ1級の面接試験も本番を迎える方が出てきましたので、
気の引き締まる思いもありながら、合格に向けて最後の最後まで頑張る方の
お役に立てるように精一杯の指導・サポートをさせてもらっています。
今回の午前の『面接実践編』のロールプレイでは、
3人の方がそれぞれに自分の課題をきちんと押さえたうえで、
そこへの対策・対応がどの程度できるのか?という目的意識を持って
参加してくださっていたかな、と感じています。
そして、見学をしてくださったみなさんも、自分だったらどう考えるか、
それをロールプレイをした人を批判的に見るのではなく、
一つ一つの関わりの意味を考えるために、貴重な学習機会として活用してくださったなら
わたしとしてはそれが一番嬉しいことです。
午後の『口頭試問編』は、面接試験でも特につまずきやすい口頭試問に特化して、
1つの事例に対して、あるいは1つの設問に対して、
どこまで深く考えるのかを学んでいただきました。
最初の発表の時に、わたしから追加で問いかけや指導を入れましたが、
見ている視点の違いには気づけたでしょうか?
「指導レベル」の意味を押さえていないと、口頭試問は充実させられないんです。
今回参加した方はそれを強く実感できたのではないでしょうか。
試験本番でも「CCという専門家を育成する」という意味をよくよく考えて、
頭と心をフル回転させて回答するようにしましょうね。
それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。
ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「1級 面接実践編」の振り返り
「1級 口頭試問編」の振り返り
では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
今回も受講された方の意欲や熱意が伝わるメッセージが届いています。
このアンケートへの取り組み方1つとっても、
その人の学びに対する意欲や本気度が伝わってくるのではないでしょうか。
1級を目指すなら、自分の学びや気付きを言葉でアウトプットすることへの
質・量へのこだわり、そこに手を抜かないという意志は、ぜひ持っていて欲しいです。
この記事を読んでいるみなさんも、本気で1級を目指す方たちの熱量を
少しでも感じ取っていただけると嬉しいです。
1級 面接実践編・口頭試問編 参加者の声
本日もありがとうございました。3名のロールプレイ・口頭試問と八阪さんのフィードバックを聞かせていただき非常に学びの多い4時間でした!
ケースの説明がやたらと詳細な事実ベースだったり、自説を長く語られるCCに対してこれまでは時間がとにかく気になって、あれもできないこれもできてないどうしようどうしよう・・・とそればかり考えてしまっていてそうなったら嫌だなと思ってました。展開しなかったりなかなか前に進まない面談になるのを怖がっている時点で、自分が思い描いた展開で自分のペースで理想のゴールに到達する面談をしようとしている証拠なんだなと改めて気づけました!CCの言動全てをCCを理解するための大切な要素なんだと思える余裕を持ちたいです。
CCが提案をしたけどうまくいかなかった時、提案されたCLの様子について少し形式的というかあわよくば簡単に展開できないかなという意図で聞いていましたが、その質問1つをとってもそれを聞かれた時のCCの受け答えや捉え方など色々な意図を持てることを教えていただき、なんのためにやるのかしっかりした意図ををもってかかわることの大切さにも気づけました。
明日が試験なので、前日の講座でこれらの点について理解を深められたことは本当に良かったです!そうはいっても、もう既に緊張しはじめてはいるのですが、怖がったり焦る必要はないんだと少し気が楽になったと思います。明日は警察にならず誘拐もせず電車にもならずに目の前の事例相談者を中心にめいっぱい頭をフル回転して事例相談者や相談者に思いを巡らせて伝わりやすい言葉ですすめたいと思います。
お久しぶりの八阪先生の講習でした。
特に面談ライブで指導者の関わりがK…関係構築、M…問題把握、G…具体的展開のいずれなのか(どちらとも取れるとか、そのような意図で伝えているのかとか)、その他どのような応答が効果的か、また次につながる質問はどのようなものか…といったコメントを同時チャットでお伝えいただけることの分かりやすさ、ありがたさをつくづく感じながら聞いておりました。
まだまだ1級合格ラインには力不足を感じている私ですが、以前とは違って、八阪先生のその同時コメントを読む力、理解ができてきたこと、またロールプレイの最中に私だったらこのように応答するかな、この応答は素晴らしいなと考え感じられるようになってきたこと、口頭試問で伝えるポイントの理解が深まってきたこと…などに気付かせていただいた講習会でした。
いつも私がやりがちな「誘拐犯」の例えも、あまりにピッタリな表現で笑ってしまいました。
八阪先生の講習は、大変高度な学びだと感じています。どうもありがとうございました。
1級試験直前に再度振り返りをしたいと思い今回この講座に申し込みました。自分自身のロールプレイングももちろん必要ですが、他の方のロールプレイを見学し俯瞰して見る力を身に着けたいという思いがありました。
この講座は2回目の参加ですが、半年前に参加した時とはまた違った視点で受講することができました。ロールプレイングを見つつ、SV、CCの発言の意図なども考えつつ見学をすることができました(前回は、1級試験はこんな風にやるんだ、という単なる見学になっていた)。チャットの八阪先生のコメントと自分の考えが一致したときは「よっし!」と思ったり、気づかなかったところは「なるほど」などと、考えながら見学ができました。1級受験者としては、まだまだ力不足ですが、以前の受講時より少しは成長することができていたように思います。
今回の講座受講後、改めて自身のロールプレイングの逐語を再度読み直してみました。今回の講座の中でのお話を思い出しつつ、読み直すことによってもう一度自身の問題点等について考えを深めることができました。
口頭試問についても、SV視点でどう思ったのか、指導として何ができたか、指導プランなど、私はきちんと試験官に伝えられているのかを考えながら振り返りを行うことができました。
1級試験の直前にこの講座を受講し振り返れたことで、自分自身の良い学びになりました。ありがとうございました。
午前の『面接実践編』の場で「当日参加OK」とのご案内いただき、あまり深く悩まずに手を挙げたのですが、午後の『口頭試問編』も参加させていただいて本当に良かったと感じております。
30分のロープレを見ていれば、そこで起こったこと、やったこと、言ったことはわかる、では何故口頭試問なのか?を考えてみれば、見ているだけではわからないこと、つまり事例指導者が頭の中で考えていたことは話して貰わないとわからないから、今更ですが、ここを再認識致しました。どういう効果を狙ってそれをした(言った)のか、事例相談者の話や態度のどこを受けて(根拠として)そう考えたのか、それを言語化して付加して答えることが必要で、そのためにはロープレ中にも頭の片隅にとどめておくことが重要だと思いました。
また、こちらも1級という資格を考えれば当然ではあるのですが、常に「育成」という視点を踏まえ伝える必要があることも改めて認識した次第です。出来たこと、出来なかったことについてはつい、やったこと言ったことを話すのみになってしまっていましたが、育成という観点から、それがどこに指導の効果として現れるのかを踏まえ伝える必要があることに気付きました。ロープレ中も、その後の口頭試問も、常に、”育成”というキーワードを忘れず、自分が行うこと、話すこと1つ1つについて、その根拠は?その意図は?狙った効果は?ということに意識を向けるようにしたいと思います。
「なんでそうするのか? 提案するのか? 伝えるのか?」
すべてにおいての【意図】が大切であることを気付かされました。意識して日々そう過ごしていこうと思いました。
以前、実践編の見学に参加したのですが、見ることと自分で行うことはまったく違うことがはっきり実感できました。今振り返っても主観から抜けきれずに、皆様や先生の客観的助言がスッと頭に入ってこない部分があり、ノートに私の思考の固まった部分をどうしていくかについて、ポイントを書き出しながら頭と心に落とし込みました。
メモ:指摘はNG。問題探しではなく、CCがこうありたいという状態をどうしていけば実現できるのか、どうしたら新しい視点をもてるのかを一緒に考えて、寄り添っていく姿勢が大切。言葉で伝えるのではなく自分の姿勢や態度で伝えることの大切を知りました。
2級の姿勢が染みついている自分を客観的に知ることができたのは大きな収穫でした。はじめてSV役をしてみて、「どう伝えようか」で頭がいっぱいになっている時点でNGでした。他の方の相談を見ていて、指摘にならないように伝えようと臨みましたが、自分がトライすると指摘になってしまい驚きでした。オブザーブしてくださった皆様の助言で、急がず傾聴していく姿勢を再認識できました。
自分自身が相手に伝えたいこと「相手の立場になったらどう思うか」は自分の課題でもありました。永遠に主観から脱せないのかもしれないですが、それを知ったことによってそういう自分を客観視することが、指導者としてとても大切であること、また指導者は何をするのかということが体感できました。課題が多くありますが、新たな視点を持てたことを忘れず今後も頑張っていきたいと思います。
1級口頭試問編に初めて参加しました。口頭試問は、試験本番はおろか練習でも満足に答えることができません。口頭試問の一つ一つの質問の意味を考えたくて、今回参加しました。目的も無いのに口頭試問を設けることはないだろうと思ったからです。
今回、参加された方と一つの質問に対して10分~15分くらいの時間をかけてディスカッションすることで、他者の考えを知ることができましたし、オブザーバーとして客観的に見ることで、SVは今、どうしてその質問をしたのだろうかとか、それを問われた時のCCの抵抗を冷静に見ることができました。
とかくロープレ中は目の前の相談者に意識を向けつつもどこかしらこの先どう進めようかと考えてしまい、集中していなかったんだなと反省することが多いです。せっかくCCがヒントをくれているのにも関わらず聞き逃していることがあります。
どれだけ準備をしていても相談者が変われば面談内容も変わってきます。型に嵌めず、自分が相談者になったつもりでSVとして関わらなくてはいけないと思いました。事例相談者さんは敵ではない。この人は私を頼ってきてくれている。それに応えるにはどうしたらよいか。素直な相談者だったらやりやすい・・・ですが、相談に来る人に自分の都合の良いモデルを求めても仕方がないです。CCは自分の面談に自信がないから相談にきている・・・口数が少なく、表情も暗い。困っているから相談にきているんだと、それに対して敬意を込めて対応する気持ちを忘れないように。
この口頭試問はCCの面談内容を批判するのでも評価するのでもなく、指導者としてどう育てる必要があるかを問われる内容だと理解しました。ロールプレイの中には交わされている言葉のやり取り以外にSVの指導の根拠であったり、目的であったり見えないものがたくさん隠れています。それを言語化することで、「だから〇〇と言ったのか」と周りの人に理解してもらう必要があることがわかりました。
日常生活でも言葉にしてないことで、誤解を生むことがあります。それで亀裂が生じることもあります。伝える難しさはありますが、どんなシーンでも「言葉にする」ことは大切ですので、目の前の相談者を大事に思うからこそ伝える大切さを忘れないように心がけます。
ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。
当日の講座の様子
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アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。
この日も終日、雰囲気の良い温かい環境の中で
みなさんに学んでいただくことができました。写真でその様子が伝わるでしょうか?
真剣なところは真剣に、ちょっとほぐす場面では笑いも出るように、
硬軟織り交ぜてお届けするのが弊社の講座のスタイルになっています。
研修や講座と言うと、肩肘張って背筋を伸ばしてしまう方もいますが、
弊社の場合はもう少し緩やかに、服装も話すトーンも「普段着」でお願いしています。
そのゆるやかさが気に入ってくださっているようです。
たくさんのリピートもいただいているので、
ぜひこの記事をご覧のみなさんも次の機会は一緒に学んでいきませんか?
試験直前ですが、まだ来週も開催しますので、ご参加をお待ちしております。
それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。
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