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2月8日(土)1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編・口頭試問編)の様子

2月8日(土)1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編・口頭試問編)の様子

執筆者 | 八阪 義浩

2/8(土)にzoomを用いたオンライン形式で
「1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」

~面接実践編・口頭試問編~
を開催いたしました。

こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。

この日は面接試験当日だという方もたくさんいらしたようで、
今までの1級CC技能検定対策講座とは違って、
午前も午後もやや人数の少ない落ち着いた1日になりました。
先にチャレンジした方たちの情報も耳にして、
今まで以上にドキドキしている方もおられたと思います。

今回の講座で指導面談の最後の仕上げに、
そして「合格したい」という欲求による指導・支援の歪みの矯正
少しでも役立てていただけたなら嬉しいです。

ロールプレイでは、どのケースもすごく参考になる・良い刺激の多い内容でしたね。
3人ともレベルが高かった一方で、ロールプレイをした本人は
「いやいや、まだまだですよ」と謙遜するシーンもありました。
合格率5%の難しさに直面すると、どうしても自信って出てこないものです。
その割にCCやCLに自信を持たせようとしたり…このお仕事の難しいところですね。

当たり前のことかもしれませんが、試験の直前ですので。
自信は「自分を信じる」と書きますので、せめて試験の直前や試験当日くらいは、
自分のやってきたことをもう少し信じてみても、いいのではないでしょうか。

自分の心身を良い状態を保つのも、指導者として必要な要素の1つです。
相手への指導・ケアはもちろん、ご自身にもその温かな目を向けてみてください。
試験本番の落ち着きに繋がってくるはずですよ。

それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。

ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。

「1級 面接実践編」の振り返り

「1級 口頭試問」の振り返り

では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。

今回も受講された方の意欲や熱意が伝わるメッセージが届いています。
このアンケートへの取り組み方1つとっても、
その人の学びに対する意欲や本気度が伝わってくるのではないでしょうか。

1級を目指すなら、自分の学びや気付きを言葉でアウトプットすることへの
質・量へのこだわり、そこに手を抜かないという意志は、ぜひ持っていて欲しいです。

この記事を読んでいるみなさんも、本気で1級を目指す方たちの熱量を
少しでも感じ取っていただけると嬉しいです。

1級 面接実践編・口頭試問編 参加者の声

今回の講座で、「スタート時点のCCがどこにいるのか考えること」と「常にオープンクエスチョンが有効なわけではないこと」を教えていただき、CCの意識レベルや状況によって、事例指導の関わり方も変わるということに気が付きました。
現在の私は、関わり方のバリエーションが少ないです。CCによって、その時の状況によって、関わり方を変えるために、引き出しを増やしつつ、相談中に、一つ一つの関わり方の意図を自覚するよう心がけたいと思いました。

「あと一歩の深みが持つ」(「深く話を聴くよりも、CLを明るくしたい」に対し、方法論ではなく、本質を考える)についても、私にとって今後身に付けなければいけない部分と感じました。こちらについては、私自身がキャリアコンサルティング(相談)をしたり、CC⇔CLのロールプレイを行う際に、つい、技法や方法論、やり取りを中心に振り返りがちなので、本質的なことを意識して振り返るようにしたいと思いました。
全体として、自分の関わりが(レベルは低くても一応)「事例指導」と言えるようになるまで、まだまだ道が長いと感じました。
しかし、今回の講座で、少しずつ、事例指導の時間で何が起きているのか(事例指導者は何をしているのか)分かった気がします。

まずは、来年の再受験に向けて(今の自分で合格すると思わない程度には、自分のことが分かっています(笑))、事例指導もCC⇔CLのキャリアコンサルティングも、勉強をしていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

八阪先生、皆さまどうもありがとうございました。試験前最後の講座、またたくさんの気づきをいただき感謝しております。

特に、素晴らしい口頭試問を見せていただき、自分にいつも足らない「育成の視点」の重要性を改めて実感しました。面談内容や進捗は相手によっていくらでも変わっていきますが、SVとして常に育成の視点で事例相談者に関わっていられるか、その軸さえブレなければどんな面談になろうとも筋の通った指導となり、また面談内のどんな場面も育成の材料となり得るという事に気付きました。同時に、それは付け焼刃ではだめで日常から意識して自分のものとしていかないと使えないという事も…。今日の方は常にそれを意識され、ご本人の身についているものだと感じました。

今年度、何度かのロープレをさせていただきましたが、やればやるほど分からなくなり自信がなくなってしまう…おそらく私にはこの「育成の視点」という「軸」がなく、ロープレの出来の良し悪しでの自己評価、他者評価が準拠枠となっている点に問題があると感じました。同時に、せっかく関係構築を重視した面談を意識するのなら、それが事例相談者にとってどのような意味を成しどのような育成につながるのか、ここまで答えていかないと勿体ないと反省しました。
一時は一級受験を決めた自分を呪いたい思いにもなってのいたですが、この学習は本当に奥が深く、学び始めて良かったと思っています。試験だけでなく、日常において常にこの視点を意識していきたいと思います。

最後に、八阪先生、木上さん、たくさんの機会とアドバイスをいただき本当にありがとうございました。精一杯、「目の前の相談者を理解しようと努め、寄り添い共に成長できるよう」私らしい面談をしてこようと思います。

これまで面接準備編、面接実践編(見学)、面接実践編(ロープレ)と受講を重ねてきました。その時々に多くの気づきがありましたが、今回の講座でロープレをさせていただいたことで、SVの一言一言は、目の前の事例相談者のためにあり、何を気付きいてもらい、どう成長してもらいたいのかといった明確な意図のうえで、発言されなければいけないことを身をもって体感できたような気がします。

私自分のロープレには課題がありましたが、改めて「指導者としての面談の品質」とはどうあるべきかが理解できました。目の前の事例相談者が成長していくためには、その本人が現時点の実力の中で受け入れやすく、以降の相談場面で成果を発揮しやすいもの、それを如何にわかりやすく気づいてもらうか?そのために、SVは相手に合わせてそこに焦点を合わせるか?そこに向けて自分のかかわりを冷静に組み立てていく、その俯瞰力と事例相談者に合わせていくことの感覚に触れることができたように感じました。

試験を直前に控えて不安な心境でしたが、今回の気づきを胸に落ち着いて臨んでいきたいと思います。今回もご指導ありがとうございました。

まさに直前の受講で、ロープレを見学させていただきました。他の方のロープレを拝見することでみなさんの完成度が高く、かなり自信を失いましたが、同時にとてもよいお手本と、八阪先生の即時の適切なアドバイスでリズムに乗って拝聴することができました。

3名の方のお手本ロープレを拝見して学んだことは、とにかく相手のペースに歩調を合わせるということです。相手次第で面談はどう転がるかわからない、それがわかったことで、少しだけ楽な気持ちで試験に臨むことができそうです。いや、緊張はマックスではありますが…。必死で逐語を起こしました! 本日はそれをプリントアウトしたものを携えて会場に入ります。

また報告させていただきます。とりあえず、口頭試問もとても実りのある時間になりました。ありがとうございました!!

八阪先生、参加の皆さまありがとうございました。大変勉強になりました。
改めてですが、同じロープレを振り返っても人により意見が色々とある事を実感し、それはそのままCLの多様性と繋がるものだと思いました。当然ながらCCもSVも多様で、だからこそ口頭試問で自身が何を意識しどのようなプランを考え関わっていたのか、事例相談者に対する育成の視点をどのように持ちアプローチしたのか、しっかりと伝える必要があるのだと気付きました。

複数人の中でするディスカッションは、自分の考えの偏りや視野の狭さに気付き、視野を広げる良い機会となりました。自分の身についていないものは出せないと実感する昨今ですが、今すぐ身についていなくても引き出しを増やせることはとてもありがたいです。時間をかけてでも一つ一つ自分のものにしていきたいと思いました。

また、自分と違う意見や反対意見が出た際に「そうか、このような見方・感じ方があるんだ」ともっと素直に取れる柔軟な心を持てるよう人間になりたいです。でないと良い指導はできない…と痛切に感じました。

一級の学習は、試験対策以上に人間力を高める学習だと感じます。やればやるほど(というほどやっていませんが)「まだまだ」と自分の未熟さを感じますが、一歩ずつでも成長できれば嬉しいです。本当に、ありがとうございました。

ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。

当日の講座の様子

アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。

今シーズン最後の1級CC技能検定対策講座となりましたが、
ここまでお付き合いいただいたみなさん、ありがとうございました。
最後の講座も、みなさん真剣に学んでいる様子がすごく伝わってきますね。
試験直前期だからこその意欲と、たまにクスッと笑うシーンなんかもあって、
張り詰めた空気がほぐれるような場面もあったかと思います。

試験当日は、どうしても緊張して堅くなったり、
ぎこちなくなることもあるかもしれませんが、
それでも少しでも、この講座の雰囲気のように
「温かさと真剣さの両立」ができるような指導面談になればと思っています。

すでに試験が終わった方は、お疲れさまでした。
これからチャレンジする方は、健闘を祈っております。

それでは、今回はこのあたりで。次は春の『合格者座談会』でお会いしましょう。
みなさまの吉報を心からお待ちしております。

弊社の1級CC対策講座特集ページ・オンラインストアのご案内

弊社が企画・運営する1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
わかりやすくまとめたページをご用意いたしました。

この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。

詳しくは「1級CC技能検定対策講座のご案内ページはこちら」の
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また、弊社では一部の講座をオンラインストアでも販売しております。
そちらのリンクボタンも掲載しましたので、併せてご利用ください。

みなさまのお越しを心からお待ちしております。