10/10(木)にzoomを用いたオンライン形式で
「1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」
~面接事例読み解き編~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。
秋の夜長という言葉が少しずつ実感できるような、
風邪の冷たさや日暮れの早さの感じる季節になってきましたね。
暑さがすっかり落ち着いたこともあって
「勉強の秋」に向けて学びを深めていこうと思われている方も
きっとたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
この日は、久々の平日夜間講座ということで、
夜遅い時間にもかかわらず「1級合格に向けて着実に力を付けていきたい」と
前向きな姿勢でみなさまご参加いただきました。ありがとうございました。
短時間の座学講座なので、交流というほどのものはありませんでしたが、
それでも1級ならではの広くて深い読み解き方を少しでも吸収しようと
1つ1つの話をとても真剣に・丁寧に聴いてくださっていました。
講座の中でもお伝えしましたが、指導者としてCCさんに何かを指導するときは
「まず自分がお手本になること」が一番です。
今回の様子を拝見していて「人の話を真剣に聴く」を
きちんと実践されているみなさんであれば、それを指導面談中にも実施することで、
「話を真剣に聴くことの効果がどれほどのものか」を
CCさんにしっかりと感じてもらえるようになります。
ぜひ、今日の学びの姿勢を面接試験本番で、
CCに向けて実践できるようになって欲しいです。
それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。
ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「1級 面接事例読み解き編」の振り返り
では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
今回も受講された方の意欲や熱意が伝わるメッセージが届いています。
「アウトプットの質にこだわって、日常の1つ1つの場面で手を抜かないこと」と
お伝えしたこともあって、受講されたみなさんが自分で自分の課題をよく見つめて
誠実に向き合ってくださることがわかりますね。
この記事を読んでいるみなさんも、本気で1級を目指す方のアウトプットの質を
ぜひ感じ取っていただけると嬉しいです。
1級 面接事例読み解き編 参加者の声
面接ケースの内容を読みながら、ポジティブ、ネガティブな側面などを面接ケースの文書から抽出し、読み解くことはとても新鮮でした。また、折れ線グラフで、視覚化する事で、理解度も深まったと感じます。
本日の講座後、残りのケース3も自身でトライしてみました。目をつけるポイント(ネガティブ・ポジティブ)には、まだまだ安定感はありませんが、先生の読み解いた内容も、もう一度自身でも再実践しながら理解に繋げたいと考えております。
本日の内容は、論述にも活かせると考え、論述の自主勉協に取り組んでいきたいと思います。今後は、面接の実践編(見学・ロールプレイ)の両方へ参加予定です。本日の内容を踏まえ、実践でどのように活かせるか、次回の講座参加も楽しみにしております。
八阪先生、ご指導ありがとうございました。
昨夜の講座では大きく2つの事に気付き納得できました。
一つ目は、事例相談者も「傷ついている」事。これは先週に別の講座で事例相談者役を経験し実感したばかりです。何か失敗したらしいことは結果を見ればわかる。でも何が悪いのかわからない。ともするとCLが悪いんじゃないのか?と思いたくなる。そもそもCLの考え方では今後も損してしまうんじゃないか?私はCLのために良かれと思って行動したはずなのに…。次回の面談に来なくなった事の原因が自分にあるとは思いたくない…が「理由」は知りたい。自分の側の問題に気付くスキルはまだ不足しているけれど、それでも改善したいから相談に来た…。
最後のグラフで、こんな事例相談者の心情が手に取るように実感できました。だからSVが私の心情に寄り添ってくれた時、安心して泣きなくなるような気持になったし、話が少しずつ入ってきたんだ、と納得できました。
また相談者も性格?や経験他により様々なステージがある事もよく分かりました。面談途中で「あれ?CLが納得してない?」と感じるCCもいれば最後まで全く気付かないCCもいる。そのステージを捉えて面談を行っていく。この、頭での理解が実践の場でできるかどうか不安ではありますが、知ることができた事は大きいと感謝しています。
二つ目は、「SVは事例相談者のお手本になる」こと。正直ずっとこのやり方が分かりませんでしたが、昨夜の講座で納得できました。私がしてもらって「SVを信頼したい!」と思えた、同じことを実践すること。事例相談者のタイプによりしてもらいたいことはまちまちですが、それを探ってみること。
普段の職場での私は正反対で、(自分が正しいと思う)回答を上から押し付けています…しかも5分で。改善されない部下を「ダメな人、センスがない」などと心の中で断罪してしまう自分にゾッとしました。SVへの道はまだまだ遠いと感じます。信頼関係の構築なくしてどんな提案も入りませんので、まずはココから実践しなければと思いました。目から鱗が落ちた思いです。
本当にありがとうございました。毎回毎回新たな気づきをいただき、苦しいはずの試験準備が楽しく思えます。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
八阪先生
昨日は、面接事例読み解き編に参加させていただき、ありがとうございました。
とても勉強になりました。まさに「読み解く」が実感できました。
今まで試験でケースを読むときは、こんな状況があって、こんな感情になって、迷っているのだな、くらいの理解しかしていませんでした。
短い文章の中から、一語一語の言葉をとらえることの大切さや、「派遣からやっと正社員になれた」という言葉から、この仕事への「離したくない」というCLの想いにまで想像を膨らませることで、こんなにも短い描写が、生き生きと感じられるようになりました。
あと、気づかされた点ですが、事例は、CLが知りたいこと話したいことでなく、CCがやりたいこと聞きたいことをしてしまうがゆえに失敗にいたる訳ですが、結局面談の中で、同じように、自分が聞きたいことやりたいことをしてしまっているのではないか、ということです。
手本であるべきSVが同じことをしているのなら、指導に何の説得力もないのは道理で、CCができていないことを気づかせるような聴き方、接し方を、事例相談者のお手本となれるような面談を行う上でも、事例を読み解き、内容はもちろん大事ですが、心情をよく理解し、関係構築を築けるような面談につなげたいと思いました。
ありがとうございました。
ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。
当日の講座の様子
アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。
今回はちょっと写真が少ないのですが、少しでも講座の様子は伝わりますでしょうか?
字がびっしりの画像を見ていただけると、およそ30分でどれほど細かく見ているのか
これだけでも伝わるのではないでしょうか。
1級という最上級を目指すのであれば、CL理解・CC理解に妥協せず
どこまでも考え続ける姿勢を持つことが大事、ということが伝われば嬉しいです。
わたし自身の読み解きの内容を全部覚えることや
わたしの真似をすることがゴールや正解ではなくて、
あくまでも視点の広さ・深さを参考にしていただきつつ、
ご自身なりの読み解きを繰り返してみて欲しいですね。
それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。
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