合同会社働く楽しさ研究所

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1月23日(日)国家資格キャリアコンサルタント更新講習(web開催)の様子

約9分

1/23(日)に、web会議システム・ZOOMを利用して、
「国家資格キャリアコンサルタントweb更新講習」
~ 学生・若者支援に関わるキャリアコンサルタントに本当に必要な面談技術と心がけ ~
~ 相談者の思考転換につながる質問力アップトレーニング ~
の2本を開催いたしました。

お疲れ様でございます。サポーターの木上(きがみ)です。
沈静化すると思っていたコロナがまた再燃しました。CCのお仕事は、とかくコロナの影響を受けやすいので困ったものです。
オンラインでも支援や面談はできるのですが、やはり画面越しでCLの表情や仕草を感じ取ることは難しいです。
最近は、せっかくオファーをいただいた案件も直前で延期となったりして、一刻も早く収まって欲しいと感じる毎日です。

さて、本日の講習についてですが、午前は10名、午後は13名にご参加いただきました。
改めて、弊社講習を選んでいただき有難うございます。今後とも宜しくお願い申し上げます。

私が同席した午後の講習(質問力アップ)の印象に残っているのは…
八阪講師が解説した要素をグループワークでしっかりと意識した議論がされていたことです。
グループ内で『あ、すみません。これは情報収集が目的の質問でしたね』と訂正されるなど
そんな様子から、講習の要旨がちゃんと腹落ちしていると感じることができました。

それではここからは、私と一緒に、講師から教わったことを振り返ってみましょう。
午前の講習については八阪講師から『要点のおさらい』を受け取っています。
ご参加いただいた方は復習として、まだ参加されていない方は今後の検討材料として、ぜひゆっくりとお読みください。

~午前の「学生・若者支援」の講習の振り返り~

ここでは、講師から受け取った『要点のおさらい』に基づいて振り返ってみましょう。

講師曰く『自分の関わりの効果を必ず頭に入れてから、何を言う/何をするのかを決めましょう。

続けて『書類添削は、それをやればやるほど「CCの方が正しい」になり、
「大人に教えてもらうまで動かない人物」を生んでしまいます。
その状態の人材を社会に送り出すことの責任の重さをよく考えてください。』とのことでした。

未来ある若者のために、年長者から”教えてあげたい”、場合によっては道を”正してあげたい”
そんな気持ちが働いてしまうCCは少なくありません。
その気持ち自体は否定しませんが、その行為は本当に未来ある若者のためになるのか?という内容でした。

使い古された話ですが、まさに老子の格言『魚を与えるのではなく釣り方を教えよ』がフィットする場面だと思います。
事あるごとに魚をもらいに来る、依存されることを善しとしてしまうのは、
自己決定権と成長のチャンスを奪い続ける行為です。

しかも、その若者が中年、老年になるまでずっと傍に居て支えることはできません。
やはり若者が自力で課題解決できるようになることがゴールです。

これは、ことわざで言う『便りの無いのは良い便り』とも言えるのではないかと思います。
親心としては不安ではありますが、この状況がCCとしては理想なのではないかと考えています。

講師曰く『未来への適応を”一緒に考える”ことが必要。CCも分からないからこそ、フラットな関係性でいられる。』

未来を生き抜く力を伸ばすためにCCにできることを、これからもずっと、考え続けることをやめないでください。

『何でも知っていないと相談には乗れない』と考えているCCが沢山いらっしゃいます。
『CCは専門家だから何でも知っている』と世間から思われていることも原因になっていると思います。
確かに業界知識が豊富なことは強みでもありますが、それだけがCCの価値を決めるものではありません。
現に八阪講師や私(木上)も、全く知らない業界についての相談をこなすことができていました。
※知らない事の方が多いので、否応なく”そうせざるを得なかった”と言った方が正しいかもしれません。

多数の業種・職種がある中で人間ひとりでカバーできる知識量は、たかが知れています。
分からないことが出てくるたびに勉強し、場合によってはCLに教えてもらうこともありました。
そうして学びながら、相談は無事に終結しています。

また前提として、特定の知識がなくても対応できるのがプロのCCです。
相談者がどんな業界、年齢層であっても対応できなければなりません。
それは資格試験(実技)でロープレの相手が複数の異なる属性、しかもランダムで設定されていることが示しています。
特定の知識の有無より、CCには相談のプロとしてどんな相手でも相談できることを求められています。

かといって、全くの知識ゼロというのも問題です。これは自己研鑽していないと言えます。
ですので、未来について考えられる材料(経済の動向や兆候)を収集しておく。
そして、相談の中で知らない言葉が出てきたら、それは成長のチャンスだと捉えて勉強してはいかがでしょうか?

午後の「質問力アップトレーニング」の講習の振り返り

講師曰く『情報収集してはいけないのではなく、他に訊くべきことがあります。』

CCが聞きたいことより、CLが言いたいことを優先する。それが相談者第一であると講師は解説していました。

また、講師は『短い時間でそんなこと(CCが聞きたいこと)聞いている場合ではない』とも続けています。
情報収集型の質問をしてしまうのは…その情報がないと話が先に進められない、的確な助言をしてあげられない。
つまり『ゴールに辿り着けない』という気持ちや焦りから発されるものかと思います。

しかし、そのゴールはCCが一方的に設定しているものに過ぎません。
しいていうなら、ゴールに辿り着く道筋すらCCが先導しているとも言えます。
相談者第一とは、進む・曲がる・戻ることもCLが自分で決めて行うことです。

まっ直ぐ進めばゴールなのに、道路に散りばめられた誘惑に右往左往してしまうCLも居るかと思いますが
外から見ればムダに思える『寄り道したい』という気持ちもCLの自己決定によるものです。
その自己決定を否定してしまうとCCから離れていきます。

そこでCCは気持ちを受け止めながら付き添いますが、あまりにタイムロスが心配な場合は…
「そろそろ日が落ちてきましたねー?」と問いかけます。
CLは『しまった!このままだと辿り着けない』と前に進むかもしれませんし
もしくは『いや、まだウロウロしていたいので…』と表情を曇らせるかもしれません。(課題が残っている)

もどかしいかもしれませんが、ゴールや道筋、辿り着く時間も、全てCLによって決められるものです。

講師曰く『相談者との面談では、会話のラリーを意識することで手詰まり感を軽減できます。』

CL、CCそれぞれの発言をボールに例える。バレーボール、テニス、卓球、色々ありますが…

CLがサーブしやすいように、CCは『いつでも、どんなボールでも受けるから大丈夫!』と言葉や態度で示す。
そして飛んできたボールをCCはしっかりと受け止め、CLが反応しやすいようにレシーブする。

たまに明後日の方向にボールが飛んでくることもあります。CLは思ったことを的確に表現できない場合です。
そんなボールもシッカリと拾い、的確に打ち返すことができる。それがプロのCCが行う立ち回りです。

『こう質問すれば答えやすいかな?』と、CLの状況に応じた言葉やペースで問いかけることで
途切れることなくラリーを続けることができます。

悩み、迷いなど輪郭がはっきりしない気持ちを汲み取り続け、
CLは言葉を発するにつれ気持ちや考えを整理することができる。
そして時には難しいボールを返すことで考えてもらう、気づいてもらう事も必要となります。
それはあくまでもCLが受け取れることが前提ですが、それが気づきを促す質問だと考えられます。

さて、ここからは、当日参加された方々の様子がわかるお写真と、受講者アンケートのご紹介をいたします。

~参加者の声~

今回初めて受講させていただきました。ありがとうございました。先生が、「相談者にとって聞いて欲しい質問かどうか」のお話をされたとき、自身のキャリアコンサルティングを振り返り、コンサルタント視点で質問していた事があったと反省しました。最後におっしゃっていましたが、日常から練習すること・相手が喜ぶ呼びかけも、意識が薄れる事があるので、常に心掛けようと気持ちが引き締まりました。参加させていただきありがとうございました。

自身の支援姿勢がいかに間違っていたか、自己満足に陥って相談者に失礼な対応だったかを心底反省しました。相談者に対して、寄り添うキャリアコンサルタントになりたくて資格を取得しましたが、時間が経つにつれ、業務の成果を出す為に相談者の気持ちを考えていない自身をどこかでオカシイと感じ、今の自身が何者なのかを知りたくて受講しました。オカシイと感じていた今、その自身から目を背けずに真正面から向き合って良かったと思います。ここからが、在りたい自身への再挑戦と思い一から出直したいと思います。

自分では無意識のうちに、面談前から上下関係が発生していた事に気付きました。相談者に耳障りが良い言葉を言った反応で、勝手に信頼関係が築けたと勘違いしていたのではないかな?本当に何でも聴く体勢だったかな?自分が発言した言葉を、途中で放り出していなかったかな?など、講習後も振り返ると、自分に思い当たる事が幾つも幾つも出てきました。相談者が(私の)面談に価値を感じて前に進んでいただけるように、私も一つ一つを考えながら進んで行きたいと思います。

初めてなのでとても緊張して参加させて頂きましたが、終始和やかで、明るく楽しい雰囲気を作ってくださり、あっという間に終了時間になりました。特に、”質問を考えるのは言葉を創る作業です”という言葉で、日頃から言葉は大切に扱わなければと気づきを頂きました。今回は、訊く力のもつ奥の深さを勉強できて大変有意義でした。ありがとうございました。

~当日の講習の様子~

※クリックすると、大きな画像でご覧いただけます。一部、参加された方のご希望により、お顔が映らないように加工しています。

みなさま、ご参加本当にありがとうございました。
今回のような学びの場では『現場での体験談(愚痴)』を話す機会はどうしても少なくなります。
現場での話や聞いてほしいことなど沢山あると思いますし、一人でため込むのも健康によくありません(笑)
そういうときは、同じ志を持った仲間が集まるオンラインコミュニティに顔を出していただきたいと思います。
では、また皆様とお会いできることを楽しみに、改めて宜しくお願い申し上げます。

~弊社更新講習の特集ページのご案内~

弊社が企画・運営する国家資格キャリアコンサルタント更新講習について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
わかりやすくまとめた特集ページ
をご用意いたしました。

この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度この特集ページをご覧くださいませ。
詳しくは、このすぐ下の赤色のボタン「更新講習特集ページはこちら」をクリックしてください。

みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

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執筆者

木上 和裕
2級キャリアコンサルティング技能士。
1978年生まれ。IT企業のネットワークエンジニアと、パソコン購入者向けのコールセンター事業部にて、主に電話対応員の教育およびフォローを担当。その後、貴金属メーカーの営業職として主に近畿、関東、中部、北陸地方へと足がかりなしの飛び込み営業にて、営業基盤を作る。デザイン事務所の営業 兼 ディレクションを担当し、顧客とデザイナーの調整、ホームページなど制作物のコピーライティングも手掛けた。
キャリアコンサルティング領域では、一般財団法人にて高校新卒やニート・フリーター、若年者に向けた就職支援(個別のキャリアコンサルティング、各種セミナー講師)に従事したほか、京都市内の私大にて大学生向けキャリアコンサルティング、セミナー講師、企業と大学を結ぶ求人窓口も経験した。
現在は、学生および若年者層のキャリアコンサルティングで得た、若者の就労意識・ニーズの聞き取り経験を活かし、セミナー講師として新卒者に向けたキャリア構築支援を行っている。
キャリアコンサルティングのケース数は9000を超え、働くうえでの疑問や課題をもつ学生や若手社員の課題解決に特化したエキスパート。

◆専門領域
内定者フォロー
新入社員教育
定着支援
新卒採用コンサルティング
若年者向けキャリアコンサルティング(面談・セミナー)
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