合同会社働く楽しさ研究所

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2月5日(土)・6日(日)1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接指導編・web開催)の様子

約8分

2/5(土)・2/6(日)の午前・午後に、ZOOMを用いたweb形式にて、
「1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座 面接指導編」
を開催いたしました。

この週末は、いよいよ今シーズンの技能検定対策講座の最終日となりました。
毎年そうなのですが、この時期は「最終日まで無事に乗り越えられますように」と祈りつつ、自分に鞭を入れる日々です。
受講されるみなさんの「いよいよ最後だ、試験間近だ」という緊張感と、わたしの気力体力との競争でしたが、
今年も無事に乗り切れて、参加してくださったみなさまに大事な機会を提供できたことに、
今はとにかくホッとしています。みなさま、ありがとうございました。

さすがに試験直前ということもあって、みなさんの仕上がりの良さを感じる場面がたくさんありましたね。
特に、SV-CC間の関係構築の丁寧さ・手厚さには目を見張るものがあって、
これまでみなさんがいかに努力をして力を付けてこられたか、その頑張りの成果を拝見できました。
実際にロールプレイをされたみなさんの実感は、いかがでしたでしょうか?
うまくいった方も、まだ課題が残るなと感じた方も、今シーズンの学びで得た力を、ぜひ本番でぶつけてほしいです。

それではここからは、いつものように各講座で学んだことを振り返ってみましょう。

~「1級 面接指導編」の振り返り~

我欲を捨てて、誠実に事例相談者に向き合うこと。

今シーズン最後の1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座、ということで、
実は、このポイント解説に何を持ってくるのか、今回だけは初めから決めていました。
それが、ここで挙げた「我欲を捨てる」「誠実である」ことです。
最後の最後でマインドの話?と思うかもしれませんが、私が一番大事にしているポイントでもあり、
多くの1級チャレンジャーが忘れていることでもあり、そして、あの低い合格率になっている一番の要因だと考えています。

特に影響が出やすいのは、ロールプレイ最中のSV視点の問題点の共有から具体的展開にかけての部分と、
口頭試問で自分の指導を振り返って説明する場面です。
ここまで到達したい、これを提案したいという欲求がわいてきて、無理やり進めようとする指導や、
口頭試問で「できなかった」と言うと減点されるからと「できた」と言い張ろうとする応答。
それは誰のために、誰の利益を求めて行なっている行動でしょうか?

事例相談者に自分の話を聴いてもらいたい・提示した問題を受け止めてほしいなら、
「この人から言われるなら頑張れる・やってみようと思える」という関係性を創ることが何より優先だ、
ということを、もう一度ここで思い出して欲しいです。
それが思い出せたら、これまでの過去の講習開催報告で取り上げた
「~させる」「~を与える」という言葉がおかしい、とわかるでしょうし、
教示的に何かを教え込むよりも、あくまでも同じ目線で一緒になって考えること・寄り添うことの大事さもわかるはずです。

特に、事例相談者はキャリアコンサルタント歴は2年です。私はいつも「まだ2年生ですよ」と言ってますよね。
まだ仕事にも十分慣れていないでしょうし、複雑で専門的なことを言われても理解できなかったり、
そもそもこの仕事の難しさや、支援者としての限界との葛藤にも、まだようやく触れたばかりの段階です。

事例相談者と対面するときは、例えば新卒2年目の若手社員を相手にしている、と考えてみてください。
まだまだ2年目、ほぼ若葉マークの事例相談者さんに対して、
自分勝手な考えや自己都合でグイグイ引っ張る先輩や上司がいたら、どう思われるでしょうか?
それでいて、口だけは「あなたのために」なんて言っているのです。目も当てられませんよね。

事例相談者に自分の胸の内を全部正直にバラしたとき、本当に納得してもらえますか?

誠実な指導者とは何なのか、この問いを通してぜひ考えてみましょう。
不誠実で自分の都合を優先する指導者がもし増えてしまったら…。
事例相談者は、その先にいる相談者は、いったいどれほどの不利益を被ることになるのでしょう?
どんな指導者が求められているのか、試験直前だからこそ、原点に立ち返ってみてください。

誠実という名の道のど真ん中を、まっすぐに堂々と歩く。
そんな方にこそ、1級・指導者としての朗報が届くのだと信じて試験に臨んでいきましょう!

では、ここからは今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。

~参加者の声~

自分ではまどろっこしい言い方になっていることが課題の一つと認識していましたが、良い・悪いの判断は相手がするとのご指導にキリが晴れた思いです。もちろん、なぜそうなるのか、客観的に見つめ直すことは大切ですが、温かい先生の言葉はいつも励まされています。 ありがとうございました。

昨年に、何の予備情報もないまま1級面接対策講座に初参加、また、よりによってロールプレイのトップバッターだったので、場の空気を読む間もないまま、ゴリゴリのシステマティックアプローチでガチガチに型にはめた展開をしてしまいました。今考えると、先生や見学者のみなさまは、「この人、何やってるんだろう」と思われたことでしょう。
以来ここ数ヶ月で、私の中の「相談者第一」の次元が大きくシフトしました。これまでの自分の相談者に対する姿勢が、真の「相談者第一」からいかに乖離していたか、ということを思い知りました。その視点から今の自分を見つめ直した時、もはや「試験に合格したい」との思いは自然と静まり、それ以前の問題として、自分自身がまず、キャリコンとして相談者にきちんと向き合おう、事例相談者のお手本になるキャリコンになろう、ただその思い一心になりました。
今回の研修での気づきもたくさんありますが、ひとつ挙げるなら、私も今日から、出会う全ての人に対して、この人は何て言われたいのか、どんな風に接して欲しいのか、を常に考え、実行しようと決意したことでしょうか。キャリコンとしての成長の前提として、人間としての成長、成熟が必須だと身にしみています。今回も多くの教えを賜り、本当にありがとうございました。

試験前最後の参加となりました。うまくいくことがあると思えば、うまくいかないこともある…ということはまだまだ安定していないということ。1つ1つ、クリアにしていくしかありません。真摯にできたところ出来ないところを見つめ、最後まであきらめずに、振り返りを重ねていきます。
アドバイスいただいたことが、定着できておらず、にもかかわらず丁寧に何度もご指導いただけたこと、本当に感謝です。試験は12日です。今度は良い報告ができるようにしたいです。本当にありがとうございました。

関係構築の大切さ、リカバーの対応等を学ぶことが出来て良い勉強になりました。ありがとうございます。問題の核心に無理に時間内にたどり着くより、関係構築を深めて継続的な支援できるように進めることを大切にしていきたいと思いました。

知人に紹介されて直前に申し込んで受講させていただきました。八阪先生の明るく優しい語り口と鋭い指摘にあっという間の3時間でした。今回は見学という形で参加させていただきましたが、最初に「自分が口頭試問に応える意識で」という投げかけをいただき、随時チャットでコメントをお送りいただけるので、本当に集中して臨むことができ、また記録を読み返すことで色々な気づきがありました。
今まで関係構築はまず最初に行うものと思っていましたが、そうではなく、面談を進めながらも常に関係構築を大切にしていくこと、本番でも意識して取り組みたいと思います。また、ぜひ受講させていただけたらと思います。ありがとうございました。

~当日の講座の様子~

※クリックすると、大きな画像でご覧いただけます。一部、参加された方のご希望により、お顔が映らないように加工しています。

アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。

本当に今シーズン最後の講座になりますので、ここでの締めくくりの一言は
「講座にお越しくださったみなさまが、合格することを祈っております」という一言に尽きます。
6日の午後の講座でお伝えしたように、春にはみなさんの元に吉報が届くことを、私も待ち望んでおります。
試験当日にBestを尽くせるように最善の準備をして臨みましょう。
そして、みんなで、笑って桜を見たいですね!

~弊社の1級CC対策講座 特集ページのご案内~

弊社が企画・運営する1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
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この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度この特集ページをご覧くださいませ。
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みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

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執筆者

働く楽しさ研究所代表八阪 義浩
・国家検定1級キャリアコンサルティング技能士
・産業カウンセラー
・日本キャリアデザイン学会会員

立命館大学卒業後、大手百貨店、人事コンサルティング会社、大手精密機器メーカーの人事部門および生産管理部門を経て、キャリアコンサルタントの世界へ。若者サポートステーションでのニート・フリーター、障がい者の就職支援、京都・大阪の総合大学のキャリアセンターにて、就職困難層を中心とした大学生支援に携わる。キャリアセンターの新規立ち上げ、就職困難層向け支援の仕組みづくり、大学生への個別キャリア相談(年間約700件)、セミナー企画運営などを経験。
現在は1級キャリアコンサルティング技能士として、2級・標準レベルのキャリアコンサルタント向けの個別指導・スーパービジョンや、国家資格キャリアコンサルタント更新講習・技能検定対策講座などを通して、支援の現場で働くキャリアコンサルタントのレベルアップにつながる指導・支援を行なっている。「本質・本気・本物」をモットーに、相談者第一がとことん徹底できるキャリアコンサルタントが指導のベースである。
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