合同会社働く楽しさ研究所

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3月31日(木)国家資格キャリアコンサルタント更新講習(web開催)の様子

約6分

3/31(木)に、web会議システム・ZOOMを利用して、
「国家資格キャリアコンサルタントweb更新講習」
~ 相談者の思考転換につながる質問力アップトレーニング ~

を開催いたしました。

2021年度最後の更新講習は、文字通りの最終日・3/31の開催となりました。
毎月の平日夜間開講の日程を決める中で、まさかこの日になるとはわたしも予想外で、
「社会人が一番忙しいであろう日に、来てくれる人はいるのかなぁ?」と、少し不安にも感じていました。
それでも当日は4名の方にお越しいただき、こぢんまりとではありますが、
その分しっかり濃密に、1人1人のご要望に合わせてお話ができたのは良かったかなと思っています。
お越しいただいたみなさま、ありがとうございました。

面談の中で行なう「質問」について取り上げた講習は数あれど、
今回の講習のように、それをいかにCL第一の形にできるか?という点を学ぶ機会はなかなか無いかと思います。
今回の講習に来てくださった方も、徐々に難しくなるワークの中で
「自分中心に質問していないか、それは本当にCLに向けて投げかけて良いのか」など、
なんとなくではなくきちんと考えて質問することを3時間の中で体感していただきましたね。
学んだことをすぐに取り入れてみよう、という姿勢がすごく頼もしく感じられました。

さて、それでは、ここからは当日学んだ内容の振り返りと復習をしていきましょう。
ご参加いただいた方は復習として、まだ参加されていない方は今後の検討材料として、じっくりとお読みください。

~「質問力アップ」の講習の振り返り~

聴かなければわからない、は相談者を理解する努力の不足

1つ目のグループワークでお話したことですが、おそらくかなりパンチの利いたメッセージだったかと思います。
ただ、今回の講習を参加された方には、
「質問を考えるときに、本当にCL第一になっているか?」と考える大事さを徹底して学んでいただいたので、
この「聴かなければわからない」がいかにCL第一から程遠いか、わかっておられるのではないでしょうか。
わからないと簡単に言う前に、わかろうとする努力はどの程度しましたか?という話なんです。

「聴かなければわからない」の裏に潜んでいるリスクに、もう少し目を向けてみてください。
まず、その「わからない」は「誰が」わからないなのでしょうか。
それって、私(=CC)がわからないから、がベースになっていますよね。
この「私がわからないから」を動機にして質問をして行くと、CL第一が崩れていってしまうのです。

私がわかろうがわかるまいが、CLにとって必要・効果的な問いかけをすること。
そして、わからないことをCLにただ聴く前に、CLの行動・発言や置かれた立場などから、
なぜそのような判断・行動をしたのかを考え抜くこと。
キャリアコンサルタントがプロであるためには、この「考え抜くこと」の徹底こそ求められています。
聴かなければわからないから聴いてみよう、では、素人でもできる対応にしかならないのです。

質問力は急には上がらない。普段から取り組んで”身に着ける”ことが必要。

これは最後のまとめでお話した内容ですが、面談中に限って急に質問を創る力を上げる、ということが
本当に可能なのか?と考えていただければわかりますよね。
全く練習も何もしていない人が、いざ本番の試合の時だけ
「うまくプレーしたいんだけど、活躍できる方法はある?」と聞いているのと同じです。
…もちろん、無理ですよね。わたしたちCCの「質問力」もそれと同じです。

面談場面だけ目の前の人に寄り添ったり、相手の気持ちを理解しようとしても上辺だけになってしまいます。
それよりも、まず毎日顔を合わせる家族、職場の上司や同僚、友人、あるいはお店の店員さんやお隣さんまで…。
身近な人に対して寄り添って言葉を考えることをしてみてください。
あなたと顔を合わせているその人は、何をわかって欲しい?何を理解してほしい?
そう考えながらコミュニケーションを取ることを毎日繰り返す。

これが一番良い訓練になるのです。

何か特別なフレーズさえ覚えればOKという簡単なものではない、それがキャリアコンサルティングですよね。
なぜなら、そのCLの人生や生き方にまで深く関わる仕事だからです。
安易な解を求めず、毎日継続して「相手がわかって欲しいこと」を考え抜く。
遠回りなようで、これが一番なんだと心に留めておいて欲しいです。

さて、ここからは、当日参加された方々の様子がわかるお写真と、受講者アンケートのご紹介をいたします。

~参加者の声~

今までの自分の関わり方、相談者の方に聴いてみたいなという気持ちがいかに自分中心だったか思い知らされた研修でした。平日の夜だったのですが、あっという間に3時間が過ぎたような気がします。学んだことがたくさんあるので、まずはしっかり整理をして、自分の面談が相談者のためのものになるよう、言葉1つ1つに気を付けていきたいです。

これまで質問をする理由は、自分と相手の齟齬をなくすために必要なものと捉えており、自分が聞きたいことを中心に聞いていた。しかしセミナーを通じ、質問はクライアントのためにあること、そして言語化できない気持ちや想いをしっかり考え受け止めることの大切さに気づいた。現在、私の質問は、限りなく効果が低いため、家族と接する時など身近な場面から練習し、良好な関係を築きあげていきたいと考えている。

~当日の講習の様子~

※クリックすると、大きな画像でご覧いただけます。一部、参加された方のご希望により、お顔が映らないように加工しています。

あらためて、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
「安易なフレーズに流れずに言葉を考え抜く」ということにチャレンジしている様子が
伝わってくるシーンですよね。
目の前のお題・目の前のCLに誠実に取り組むことを、是非これからも続けていってください。

~弊社更新講習の特集ページのご案内~

弊社が企画・運営する国家資格キャリアコンサルタント更新講習について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
わかりやすくまとめた特集ページ
をご用意いたしました。

この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度この特集ページをご覧くださいませ。
詳しくは、このすぐ下の赤色のボタン「更新講習特集ページはこちら」をクリックしてください。

みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

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執筆者

働く楽しさ研究所代表八阪 義浩
・国家検定1級キャリアコンサルティング技能士
・産業カウンセラー
・日本キャリアデザイン学会会員

立命館大学卒業後、大手百貨店、人事コンサルティング会社、大手精密機器メーカーの人事部門および生産管理部門を経て、キャリアコンサルタントの世界へ。若者サポートステーションでのニート・フリーター、障がい者の就職支援、京都・大阪の総合大学のキャリアセンターにて、就職困難層を中心とした大学生支援に携わる。キャリアセンターの新規立ち上げ、就職困難層向け支援の仕組みづくり、大学生への個別キャリア相談(年間約700件)、セミナー企画運営などを経験。
現在は1級キャリアコンサルティング技能士として、2級・標準レベルのキャリアコンサルタント向けの個別指導・スーパービジョンや、国家資格キャリアコンサルタント更新講習・技能検定対策講座などを通して、支援の現場で働くキャリアコンサルタントのレベルアップにつながる指導・支援を行なっている。「本質・本気・本物」をモットーに、相談者第一がとことん徹底できるキャリアコンサルタントが指導のベースである。
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