4/19(土)にGoogle meetを用いたオンライン形式で
「2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」
~面接準備編・面接お手本編~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。
2週間前の合格者座談会を終えて、この日からいよいよ弊社でも
春夏シーズンの講座・イベントが本格稼働する日でした。
1月の上旬で一区切りしていたので、この日はおよそ3か月ぶりに開催する
2級CC技能検定対策講座となりました。
わたしも、「いよいよまた新しいシーズンが始まるな!」と
いつも以上に気合を入れて当日の朝を迎えたのを覚えています。
新シーズンならではの光景として、ご新規の方とたくさん出会えたのも
わたしとしてはすごく嬉しかったです。
この日の講座をきっかけに、「本気で学ぶ」「誠実なCCとして成長する」ことに
共感してくださる仲間がまた増えてくれたら嬉しいです。
午前の『面接準備編』では、まさにそんな弊社の支援・指導スタンスをそのまま反映させた
試験対策だけでなくプロのCCとしてどうあるべきなのか、という部分から
とことんお話をさせていただきました。
他の講座ではなかなか触れることのない内容だったかと思いますが、
相談者第一がきれいごとやお題目でなく、本当に実践しないといけないことなんだと
みなさんの心に刻まれていることを期待しています。
そして、午後の『お手本編』では、わたし自身がCCとなって
ロールプレイをさせていただきましたが、最初は元気がなく、反応もイマイチだったCLが
最後は感情がほぐれて溶かされていき、涙ぐんでいるシーンも出てくるなど
CLの変化がわかりやすく出ていた事例になったかと思います。
もちろん、感情が表面に出たから良い/悪い、ということではなくて、
講座を受講されたみなさんには
「あれだけの変化が起きるために、どんな下準備・下支えを面談の中でしていたか」
について振り返って参考にして欲しいと思っています。
面接準備編で学んでいただいたエッセンスが、たくさん含まれていたはずですよ!
それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。
ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「2級 面接準備編」の振り返り
「2級 面接お手本編」の振り返り
では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
受講された方の意欲や熱意は、アンケートを通してわたしも1人1人丁寧に確認しています。
今回の学びの内容をどれくらいの熱量で発信していけるのか、
考えを整理し・言語化する訓練と捉えている人と、
ただの回答だと思って適当に済ませる人とでは、頭の鍛えられ方が全然変わってきます。
いつもお伝えしていることですが、本気で2級合格を目指すのであれば、
上位15%に入るアウトプットをしようと、こだわって回答してくださるはずですね。
熱意ある受講者さんがどれくらいのものか、ぜひこの回答から感じ取ってください。
2級 面接準備編・面接お手本編 参加者の声
今回の面接準備編、あっという間でとても充実した時間でした。八阪先生の「一番身近な人を大事にできないと相談者支援はできない。」というお言葉に、グサグサッときました。身近な人を大切にしていると自分は言えるのだろうか。できていない自分をわかっていて、そのままにしていたことをしっかり認めることができました。今日離れて暮らしている両親の顔を見に行き、心の奥にあったモヤモヤしたものがスーッと和らいでいくようでした。自分に素直になっていこうと思います。
今回の講座を受けて、私自身気づいたことが2つあります。
1つ目は、「相談されたいことを汲み取る力が弱かったこと」です。
相談者さんが悩みを持ちながら、毎日変わらず来る朝をどんな気持ちで迎えるのか、どんな気持ちで会社に向かい、夜眠るのか、こっちの方がいいとわかっていても決められない気持ちや、行き詰っている背景が、面談の中で同じものを見れていませんでした。本当に相談されたいことやお気持ちを知るために質問ばかり繰り返すのではなく、「本当は・・・」と、話したいと思われるその時を待ち、関係構築を大切にしていきたいと思います。
2つ目は、2級試験だからといってスペシャルなものではなく、いつも通りの面談であることです。試験前日の私と試験での相談者さんの状態の大きな温度差をこれまで考えたことがありませんでした。私がこう言われたらこうしようと面談の進め方を考えていること自体、試験日の相談者さんから離れており、相談者さんはその間どんな気持ちで悩んでおられるのか。知識や技法、準備は大切だけれど、今必要なのか、そうでないのか、必要なときに必要に応じて使えていけるものでありたいと思います。また、この学べる環境こそが宝物であると感じています。
こうして、一度立ち止まって自分自身、そしてこれまでの相談の場面を振り返ることができる貴重な時間をいただきました。本当に、ありがとうございました。
八阪先生が「誠実さとは何か?」を一貫して示してくださり、実践できるとはこういうことなんだな、と肌で感じられる講座でした。2級初挑戦にあたり八阪先生の講座で学ばせていただけることを幸運に思います。これから先、今回のワナのようなお話を聞くことがあっても「それは相談者第一なのか?」を軸に考え、ブレずにやっていけるだろうと思えました。本当にありがとうございます。
・なぜ2級を目指すのか?
八阪先生のCC更新講習を通して学ばせていただいたことがきっかけで、上位資格を目指すことを考え始めました。私は企業領域で相談業務を担っているのですが、今年からリーダーという立場になったことも大きかったです。後輩に姿勢を示すこと自体も大切ですし、自分だけでなく後輩の担当する相談者さんも質の高い面談を受けられるよう、指導レベルを目指す必要性をより強く感じました。そのために現在は2級を目指し、最終的には1級に到達できるようになりたいと考えています。
・2級になれたらどんな面談をしたいか?
私は、これまで「相談者が安心して話せる面談」を一番の目標にしていました。八阪先生がそこに徹底してこだわるとお話しされていたことは、根本的なスタンスへの自信に繋がりました。特に「20分ずっと文句を言う人でも、相談者さんがそうしたいならOK」というお話では、過去の面談を振り返って肯定することができました。
とはいえ、その言葉が出る理由や本音、日常の風景まで思いを馳せられていたか、相談者のためになる言葉を常に考えて出せていたかというと、まだまだ熟練レベルに至っていないことも痛感しました。
今後は「相談者第一と頭では分かっていても、実践できていない時がある状態」から、「相談者第一を常に実践できる状態」になりたいです。そこの差はすごく大きく、難しさも感じていますが、今の自分に何が足りないのか気付かせていただきました。
そして、「相談者第一を常に実践できる状態」を実現するためには、言葉だけでなく、とことん訓練して身体に沁み込ませることをやっていく必要があると感じました。そのために、今後も八阪先生の講座を受講させていただき、日常会話ベースで考え、振り返る意識を保ち続けたいです。
相談者第一の面談が実践できるようになった結果として、「合格すべくして合格した」と感じられる状態になることが今の目標です。
普段のコンサルティングでは、相談者の役に立っているのか自問しつつも相談者の反応からしか自己評価できないため、これでいいのか自信を持てず、もどかしさのような感覚がありましたが、本日の授業を通じて「相談者のために」、という徹底した先生のお話にとても共感できました。
また自分では相談者のためにと思っていても、実際の質問として不適切な事例も挙げていただき、自己満足に陥らないよう意識することの大切さをあらためて学ぶことができました。ありがとうございました。よりよいコンサルティングを目指して勉強を続けようと思います。
全体を俯瞰して、かなり早い段階から八阪先生は見立てをされていて、具体的に関係構築や問題把握やひらめきマーク(電球マーク)で選別して掴もうとされているのだと感じました。一方で、それを相談者に感じさせないように、至って受け身で聴いておられる。かと思えば、CCが感じる相談者が言われたいであろうことを言葉にして共感的理解を伝えることで、即ち要約ともなり、その自然な流れがとてもしなやかで、美しいなと感じました。
私は、わかって貰おう、伝わってほしい、そう思うほどデフォルメされてしまいがちで、でもそれは見苦しくて、なにより相談者のための相談ではなく、自分の主張のための相談になってしまっているなと、反省します。
RPが始まる前に、先生が、「どうぞリラックスして聴いて下さいね」と、おっしゃって下さって、おかげでリラックスできて、自分の癖と重ねてみることができました。そう見ると、本当に始めの言葉がけは、とても大事なんだなあと、実感することができました。これこそが、CCが日頃からどう気づきを与えるかを体現することにつながっているのだろうなあとも感じました。
振り返りで、八阪先生は、相手の話に興味を持って聴くことが、面談力アップに繋がるともおっしゃっておられました。私は、自分の面談が、全体的に浅いのを気にしています。どうして捉え方が浅いのか、どうしたら深く聴くことができるのか、どうしたら内省して貰えるのか、知りたいことだらけでした。
でも、根本、私は相手に興味を持って聴いているかと自問すれば、いや、興味は薄く、自分のフィルター越しに相談者を見ているよねと、腑に落ちる感じもします。面談力向上のための講座ですが、以上からもお分かりのように、オンラインで私は体感することができたし、むしろオンラインだからこそ、参加者みんなで録画を通して解説を聴いて振り返りをすることができました。
八阪先生がRPで何を考えているのかを知るだけでなく、自分との比較を自然としていました。自分との比較で言うと、もう一つ、大きな違いがありました。それは、自分は20分間に詰め込み過ぎるくらい詰め込もうとするのに、八阪先生はゆったりと、でも、間違いなく相談者のペースに合わせて辛抱強く聴いておられ、速度を落とし過ぎではないかと心配するのを他所に実は滑らかに懐に入り込んでもおられてました。私も出来るようになりたいです。出来るように研鑽します。
①二級挑戦者が陥りがちな3つの罠について、理解をすることができた。特に、20分で面談を終わらせて欲しいなどとは、相談者は思っていない、自分の都合や自分勝手な筋書きに基づき面談を進めてしまうということは、試験ということを意識し合格のことばかりを考えているとおのずとそのような行動をとってしまう可能性があることを認識することことができた。
②倫理要綱をしっかりと熟読し、理解することの重要性を認識することができた。倫理要綱に記載の内容には、基本姿勢や態度、職務遂行上の行動規範が記載されており、これらをしっかりと自分の中に落とし込んだうえで、面談を進めることの重要性を改めて認識することができた。
③植物を育てる事例になぞらえて、想定と違っても、相談者と向き合い、相談者を置き去りにしない、相談者が無理なくご自身で自然体でやってみようと前向きになれる面談を実施するべきだという先生のご説明は、非常に理路整然と完結明瞭に説明いただき、非常に自分の中に腹落ちするものであった。
④最後に先生が語った「相談者第一を目指そう」というフレーズは今後、キャリアコンサルタントを目指す自分にとっての大切な言葉として常日頃から意識し、コンサルティングスキルの向上に努めようと強く決心することができた。
ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。
当日の講座の様子




アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。
今回は機材トラブルなどもあって、受講の様子やお手本編の動画の撮影にも
四苦八苦していましたので、良い表情が撮れているかドキドキでしたが…
受講されたみなさんのおかげで、雰囲気の良さが伝わる画像をご用意できました。
あらためて見てみると、濃い学びの中で心地よい疲れを感じたような
充実した様子の表情の方が複数入らっしゃいますね。
わたしもそれが見れて本当に嬉しいです。ご参加ありがとうございました。
2級・熟練レベルを目指した歩みは、今日ここからがスタートですので、
現状に満足せず、1つ1つのコミュニケーションに手を抜かず、
日ごろから相手第一の徹底をする生活を、今日からぜひ始めて欲しいです。
そして、この記事をご覧のみなさんで、当日の講座に参加できなかった方は、
これからもまた、『準備編』『お手本編』を開催しますので、
ぜひ弊社で一緒に、CL第一ができるCCを本気で目指していきませんか?
ご参加をお待ちしております。
それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。
2025年度の2級CC技能検定対策講座のご案内
弊社が企画・運営する2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
わかりやすくまとめたページをご用意いたしました。
特に、弊社では「面接準備編」の講座の受講から始められることをお勧めしています。
「面接準備編」では、最難関とされる実技試験(面接)の突破に向けて、
絶対外せない大事な視点や、熟練レベル(2級)にふさわしい考え方や姿勢を
きちんと身に付けることを目的として企画・設計している内容です。
初めて試験にチャレンジされる方はもちろん、
何度挑戦してもなかなかうまくいかない方にとっても、
揺るがない足場を整え、困った時の拠り所がわかる内容です。
次の試験で合格したい!という方は、いきなり「面接指導編(ロールプレイ講座)」や
「事例読み解き編」などの実践編から入るのではなく、
しっかり基礎固めができる「面接準備編」から一歩ずつ学んでいってほしいです。
一部の講座は、オンラインストアでの動画販売もしておりますので、
講座形式での参加でも、動画形式でも、学びやすい方法をお選びください。
講座で参加されたい方と、オンラインストアの動画講座を購入して学びたい方、
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ぜひこの機会に弊社講座にお越しくださいませ。