4/13(土)にzoomを用いたオンライン形式で
「2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」
~面接準備編・面接事例読み解き編~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。
先週の合格者座談会を経て、この日からいよいよ
2024年度の弊社の講座が本格的にスタートいたしました。
今年度の初開催講座は、私が一番力を入れているCC技能検定対策講座の中から
絶対合格したい人のバイブル!と銘打った最重要講座の”面接準備編”と、
面接準備編の次ステップにあたる”面接事例読み解き編”をチョイスしました。
学科・論述・面接という3つの試験形式がある中で、
2級の最難関となる面接試験について、悩んでる方・何とかしたい方は
きっとたくさんいらっしゃるんじゃないかなと思っていましたが、
実際に午前の面接準備編は20人近い方がいらっしゃいました。
それだけ、一からきちんと学ぼう・基礎をもう一回見つめ直そうという
「足場固め」の大事さを実感している方が多いのかなと思っています。
基礎を何より大事にしようという姿勢は、2級・熟練レベルに到達するため、
そしてCLに対して価値ある面談・質の高い支援をするためには必須の考え方ですので、
ぜひこれからも「基礎の大事さ」は心に刻んで学んでいってほしいです。
それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。
ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「2級 面接準備編」の振り返り
「2級 面接事例読み解き編」の振り返り
では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
今回も本当にたくさんの熱心なコメントをいただきまして、ありがとうございます。
1つ上のレベルを目指そう、成長していこうとするみなさんだからこそ、
こうして「学んだことの振り返り」にも真剣に取り組んでくださっているんですよね。
そんな姿勢をわたしもこれから支えていきたいと思っています。
講座に参加していない方も、2級チャレンジャーはこれくらいのアウトプットができるんだ、と
ご自身の目標に向けた良い刺激に活用してもらえると嬉しいです。
2級 面接準備編・面接事例読み解き編 参加者の声
受容・共感することで「関係構築」するということは、頭では理解したつもりでいましたが、真に「関係構築できた状態」とは、相談者に「嫌なこと、恥ずかしいこと」を言ってもらえる、「言っても大丈夫だ」と思ってもらえる状態のことであることを実感をもって理解することができました。キャリアコンサルティングとは、あくまでも「相談者ファースト」であり 相談者が「わかってもらいたいこと」に集中するというご説明に腹落ちすることができました。
また「相談者の問題」についても、「相談者が訴えていること」と表面的に理解していたことにも気づきました。「相談者が本当に分かってもらいたいこと」であることを認識することができたことは収穫です。訴えているように見えることが、本当に分かってほしいことではないのだとハッと気づかされました。自分自身に置きかえてみても、本当に思っていることは言えなかったりするものです。でも本当は聞いてほしい。そんな相談者の気持ちを察し、かけてほしい言葉をかけてあげられることが信頼関係を築くことなのだということも理解することができました。
さらに「CC視点の問題」についても、〇〇不足といった表面的な指摘ではなく、今後、相談者に同じことが起こらないようするために、その原因となる「相談者の特性」や「づまずきのポイント」を見つけてあげることだということも理解できました。問題についても「指摘」するのではなく、「やってみようかな」と前向きになってもらうための「投げかけ」なのだということも理解できました。
以上3つが本日の収穫です。本当にありがとうございました。
前週2級合格者座談会に参加して、今回はあらためて「自分はなぜ2級を目指すのか?」を考えながら参加しました。八阪先生のお話は、これから挑む道を照らすとともに、現在の3級レベルのままでは役割を果たせていないこと(まずいぞ)を確信するものでした。
日頃、薄々気づきながら流されていた場面、抜け出せないでいた思考、「はい、そのとおりです・・・」思い当たることがありました。また、CLのためにと誠実に関わっているつもりが、ときにコントロールした結果に満足していたこともあったと思います。企業内の関係性から「関係構築はできている前提」で臨んでいたところもあったと。
まずは相談場面(目の前のCLに向き合う場面)での「関係構築」について見直したいと思います。倫理綱領(R6.1.1が最新ですね)の意味を考え体現できることも忘れずに。本物を目指し、日常を大切に過ごしていきたいと思います。ありがとうございました、これからもどうぞよろしくお願いします。
講座を受ける前は、実技試験に受かる自信がなくどうやって勉強したらいいか不安でしたが、講座受講後は不安が払しょくできたように思います。特に、植物を育てているときを例とした相談者との接し方の違いというお話は非常に理解しやすく、印象に残りました。普段の業務だけでなく日々の生活の中でもその心構えを忘れないようにしたいです。
以前、八阪先生のキャリアコンサルタント更新講座を受けた際、キャリアコンサルタント主導で相談者から色々聞き出そうとするのではなく、相談者が話したくなる関係構築が大切だと学びましたが、今回の講座では関係構築がいかに大切かをさらに深掘りして学べました。
八阪先生の言葉は時に厳しさを感じることもありますが、その厳しい言葉をしっかり受け止めて実践すれば、キャリアコンサルタントとして凄く成長できるのだろうなと思います。自分もキャリアコンサルタントとして、もっと成長したいと思っておりますので、今後もご指導のほど、よろしくお願いいたします。
私は、前回31回を受験しました。展開力と問題把握が未到達でした。準備不足で試験に臨んでしまったことを素直に反省しています。試験が終わってからずっと相談者のことを考えています。どうしたら相談者にとって有意義な時間となったんだろう?と相談者の深い気持ちを考えています。
私はこの方のもう一人のこの方であることを無意識にできるようになるにはどうしたらいいのか?
受容共感するには?基本となる姿勢は何なんだろう?
ロープレで意見交換すると、面談で解決や糸口を見つけたい、何かを掴んで帰ってもらいたい、面談の20分の間で最後の5分で目標設定までしたいとなど、受験される方々は(自分本位に)準備をされて望まれていることを知りました。
受験のためではなく相談者の利益を第一として臨めることを目標に取り組もうと思いました。わかっているようてわかっていない。出来ないことから目をそらさない。現在は面談業務から離れていますが、ロープレで関係構築から取り組みます。
相談者の人生で主役は相談者でありキャリコンが関われるのはほんの一瞬、その一瞬がどれほどの一瞬なのかをしっかり肝に据えて相談に臨む姿勢を受講して学び基本的姿勢が曖昧で面談の練習を進めてきたことが原因で展開力と問題把握が出来ないことがより一層明確になりました。
更に、振り返りがちゃんとできていないことも課題として取り組みます。色や形がない気持ちを語る相談者の言葉から色や形がでるよう相談時間となるには内省と自己研鑽しかない。自分らしい相談を目指すのではなく、相談者にとって有意義な時間であり利益となるような相談を目指すことが第一であることを肝に据えて取り組みます。ありがとうございました。
2級受験対策はもちろんのこと、自分の日頃の面談がいかに自分本位であったか、と反省しきりです。
わたしは話が止まらないCL、抵抗するCLに苦手意識がありました。どうしてこんなにしゃべり続けるのだろう、相づちさえ打てないじゃないか、なぜ提案に合意してくれないのだろう、と。相談者第一を徹底できておらず、CCが聞きたい、知りたい欲求を制御することなく尋ねているからだと気づかされました。
八阪先生のお言葉にあ「なるほど!」とうなずくこと数知れず。
・CLが分かってほしいと思っていることを分かることが相談者理解の第一歩
・CCが聞きたいことを聞くのではなく、CLが伝えたいことを聞く
・CLが分かってほしいことと違う方向にCCが向かおうとするからこその抵抗
自分でやるだけのことをやって、それでも解決できなかったからCCの所にきてくれたCLのことを、抵抗も含めて受け入れるのがプロ、と改めて思いました。抵抗の奥にあるCLの声を聞きとれるCCになるべく、日々の業務と試験勉強に励もうと思えた講座でした。本当にありがとうございました。
何のために検定を受けるのか、何のための面接試験か、改めて考え、自分を見つめ直す機会となりました。有難うございました。まさに時間配分を意識すべきという環境下にいたので、不安に感じていました。キャリコンとしての基本を忘れるべからず、ですね。
私がキャリコンを目指すきっかけは、転職の際に自分で考え、行動に移していく大切さを、直接的な言葉ではなく教えてくれたキャリコンに出会ったことでしたが、同時期に自分都合、数をこなすだけのキャリコンに出くわし最悪の気分も経験。対応によりキャリコンへの信頼感は天地の差になることを体感しました。
キャリコン養成講座をはじめ、その後参加した様々なセミナー、現在、自分が携わる人材関係の仕事を通して感じることは、考えたり想像したりする過程が疎かにされ、効率的に「自分が」欲しい答えや結果を求める傾向に偏っているということです。いわゆるタイパ・コスパ偏重の考え方です。
今回の講座に、上記のような点を指摘する意味も含まれていたと思います。そういう場面に遭遇すると憂いを感じることも多々ありますが、何より自分の中に存在し、強く表に現れていると気づいた時は自己嫌悪に陥り、悶々とします。
実務上は、時間や費用の制約もあり、それらを意識しなければならないのが現実ですが、相談者に1%でも相談して良かったと感じていただけることを第一に向き合いたいと思います。
今回の「面接事例読み解き編」で事例の読み方を深く学ぶことができました。グラフ化することで相談者の真の問題を把握することができるとは全く新しい発見でした。
これまで自分がやってきた受検対策は知らない単語や制度を調べて、表面上で言葉通りの読み方をした解釈のうえに自分のシナリオを描き、ロープレ練習で試し、できるまで練習回数を増やす方法でした。受検本番でうまくいかないのは当然で勉強の中身が全く効果のないものでした。
グラフ化することで相談者がどんな状態で相談に来たのかを理解し、言いたいことを汲み取ったうえで面談する。決して20分間だけの支援ではないこと。ここを肝に銘じておきたいです。その意識を持つことで相談前から相談後まで、全体像を把握し長い支援の設計見通しができるようになると感じた時間でした。グラフ化はさっそくやってみます。質問にも丁寧に答えていただき感謝いたします。
本講座は2回目になるかと思いますが、今回の講座は腹落ち感が全然違いました。
理由を考えてみたのですが、実際の試験経験がそのように感じさせているのではと思っています。実技試験では事前に5つの事例ケースが展開され、面接当日まで自身でいろいろ準備を進めます。私は、短い事例紹介文から問題を把握し、目標設定まで準備していました…。私の考え方や取組みは、全く誤っていました。
今回の講座で気付くことが出来たのは、
・事例ケースの読み解きのポイント…関係構築を深めるため。
・グラフに起こすのは、問題を探り当てるため(問題把握のため)ではなく、
CLに共感できるようになるため(関係構築をより深めるため)。
・関係構築とは、CLが見ている景色を想像出来ること。
・CLが語ることだけを拾っているだけでは、CL理解にはならない‥CLの相談を表面的に
捉えずに、言葉の裏側、言葉にならない部分を解ろうとすること。
・CLの問題を解決することがCCの役割ではない。答えが無いかもしれない、どうすることも
出来ないかもしれない、そんな時に最後まで傍にいてくれる人と過ごす時間の価値。
本講座を受け、本当の問題把握(心の声)が出来るように‥徹底的に関係構築に拘りたいと再認識しました。
当日の講座の様子
アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。
今回の面接準備編から弊社の講座に参加された方が多かったので、
初めてさん向けに少し丁寧め・ゆっくりめにお話をさせていただきましたが、
みなさんすごく熱心に”聴こう・学ぼう”という姿勢でいらっしゃったのが印象的です。
いつの回の講座でもそうなんですが、今回はいつも以上に
「メモやノート書きをすごく一所懸命にやっている」シーンがたくさんありました。
絶対合格したい人のバイブル!というなかなか強いメッセージをサブタイトルに込めていたので、
それを見て来てくださったからこそ、意欲や熱意の高い方が集まったのかな、と思っています。
弊社としては、明るく・楽しく・真剣に学ぶことを大事にしていて、
クスッと笑えるシーンと、きゅっと気持ちが引き締まるシーンがあるような、
“硬軟織り交ぜた雰囲気”が弊社の講座の魅力だと感じてくださる方が多いので、
今日参加されたみなさんも、そんな講座の中の”波”も感じながら・味わいながら
意味のある学びをしてくださっていることを期待したいです。
合格に向けて、そして何より「より良い支援ができるCC」として成長するために、
ぜひ今日の学びをきっかけにしていきましょうね。
それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。
弊社の2級CC対策講座 特集ページのご案内
弊社が企画・運営する2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
わかりやすくまとめたページをご用意いたしました。
この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。
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