9/21(土)にzoomを用いたオンライン形式で
「2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」
~面接準備編・面接事例読み解き編~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。
先週に続いて3連休の中で講座を開催しましたので、
今回は午前・午後ともに少人数でのこぢんまりとした開催になりました。
参加された方からすると、その分講師を務めたわたしとの距離感も近く、
質問も少しはしやすかったのではないかな、と思っています。
今回参加してくださった方の中には、2級に初めて挑戦する方も複数人おられて、
「基礎をしっかり固めたい」という希望もお持ちでしたので、
この9月の段階から基礎固めができたことをぜひ前向きに捉えて欲しいです。
午前の『面接準備編』も午後の『面接事例読み解き編』も、
どちらの講座に参加された方も2級・熟練レベルの難しさを実感されたのではないでしょうか。
書いてある事例の表面上の言葉を理解しただけだったり、
養成講座で習った用語・テクニックを散りばめるだけでは
太刀打ちできないことにも気づかれたかと思います。
では、どうすればいいのか…?
ヒントは何度も講座の中でお伝えしましたね。
Simpleだけれども、決してEasyではない、CL第一の”徹底”です。
これを、今日から・ここから、本当に自分のものとして身に着けていくために、
弊社の講座や個別指導で、一緒に学んでいけたら嬉しいです。
それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。
ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「2級 面接準備編」の振り返り
「2級 面接事例読み解き編」の振り返り
では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
今回も、「アンケート1つとっても、アウトプットの質にこだわっていきましょう」という
わたしからのメッセージをきちんと受け止めてくださって、
自分事として落とし込んでおられる方がたくさんいらっしゃいます。
ご自身の振り返りとして、そして他者の気付きとの違いを比較しながら
さらに学びを深める機会として、ぜひ参加者の声・気付きをじっくりと読んでみてください。
2級 面接準備編・面接事例読み解き編 参加者の声
本日は丁寧な講義をありがとうございました。相談者第一、頭ではわかっているつもりでも、今日のお話を聴いて、自分出来てないな。という突かれてイタイところがたくさんありました。
自分をわかってほしい。言ってもらいたいことを言う。自分が相談者だったら、まさにそこの部分をケアしてほしいのかもしれません。お話を聴きながら、普段の業務でも、クライアントのおへそが曲がってしまうのは、そういわれてみればこちらの都合を優先して、お話をシャットアウトしてしまうときだなあと思い浮かべていました。
聴いてほしいことを聴いてもらえない状態にしていました。話を聴く側なのに、自分の話をしたいとか、自分の思い通りに事を運びたいという欲求がどうしても出てしまっていました。そこを抑えて、相談者のことをもっとわかろうとする姿勢、改めて日々心掛けたいです。
私は、クライアント(会社やそこで働く人など)の成長支援がしたいと思っていますが、現状、表面的な問題や相談にその場で対応するのに精いっぱいで、本当の課題の把握までなかなかできなくて行き詰まりを感じています。この資格試験に挑戦する中で、相談者の本当の悩み。課題も分かって支援できるようになりたいと思っています。
本日はいいきっかけをいただき、感謝しております。ほかの実践講座も機会があれば参加したいです。引き続きよろしくお願いいたします。
何よりもCLに寄り添う姿勢を大切にという点を強調されていたこと、やはり本質的な大切なことなのだと再認識しました。
試験とは無関係な場でのロープレ時に、講師の方から、クライエントへきちんと共感の伝え返しや受け止めができているものの、そのあとに質問を続けてしまっていると指摘をいただいたことがありました。いま囚われている感情から少し目線を広げてもらいたいとの意図はあったものの、まずは寄り添うということを第一にというご指摘でした。
自分としては今お持ちの感情を受け止めたうえで、次の展開として投げかけた質問だと思っていましたが、展開のタイミングが早かったのだと思いますし、経験からくる自己流を顧みて修正していく機会というのは大切だと気づけた経験でした。
その点について、本日の講座でも同じメッセージをいただき、やはり本質的な部分であると再認識しました。
講座をとおして「相談者中心の面談」というものを深く理解することができました。八阪先生のお話を伺いながら「まったくそのとおり」と心から納得する一方で、今までの自身の面談での至らなさをひしひしと感じて、胸が痛くなることもありました。
人の人生に関わる仕事をしているのに「自分中心」になっていなかったのか・なぜなっていたのかを自問自答し、この仕事が果たす役割について改めて見直す機会にもなりました。
しかし、ここで気づけたことは私にとってキャリアコンサルタントを続ける上で宝物になると思います。
目の前の相談者がどのような気持ちで来談したのか、一歩前に踏み出せない理由は何なのか、その根底にある譲れない・大切なものは何なのかにしっかり目を向けていきたいです。表出していることは、ほんの一部です。自分軸でわかったつもりにならずに、その根っこにあるものにやさしい目を向ける面談をしたいです。そして、キャリアコンサルタントが主導・解決しなくても、面談をとおして問題が整理されたら、相談者自身が選択・決断して進んでいけるという相談者の力を信じたいです。
2級の試験で、この決意を体現するのは容易ではありません。八阪先生も仰っていましたが、身の丈をどれだけ「ありたい姿」に近づけることが出来るのかは、普段の対人関係にあると思います。目の前の人に何が出来るのかを考えて日々精進していきます。
念願の面接準備編、受講できてとても良かったです。32回の対策講座の面接実践編で、観客(見学チケット)として何度か受講させていただくなかで、八阪先生の考え方を概ねわかったような気になっていましたが、思い上がっていました。(笑)
本日の面接準備編は基礎からとても分かりやすく、大切なポイントを植物を育てるときの例や買い物の例など分かりやすい実例を挙げて指導してくださったので、土に水が染み込むようにスーッと内容が心に入ってきて、ひとつも違和感がありませんでした。
私は33回で面接試験3回目のチャレンジになります。1回目はA社さん(※ 具体的な業者名が入っていたので伏せます)、2回目は職場関係のキャリコン講師に指導を受けましたが、どちらも「20分で具体的展開までたどりつかなければ試験には落ちます」といった内容でしたので、時計とにらめっこしながら、自分本位の面接試験でした。ただ私自身、やりながらもずっと違和感があったのです。
しかし、今回八阪先生の3つのワナの話を聞いて腑に落ちまして、次の33回の試験は迷わず「合格のための自分本位の面談」ではなく「相談者第一の面談」で行こうという決心がつきました。ありがとうございます!
余談ですが、質疑応答で<日常生活からありがとうに続く言葉を考える>という話と<相手が人のせいにしているときは聞くモードに徹し、自分が悪いと気づき始めたとき提案モード>という貴重な話が聞けたので、私も他の方々のように良い質問が出来るようになりたいと心から思いました。
今後は積極的に講座を受けていきたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ロールプレイケースに書かれた数行から、どれだけ書いていないことまで読みといていくか。その大切さと姿勢を学びました。そして、第32回の面接試験(島田さんでした)で、私はCLが最初に語った「○○について相談したい」の言葉だけを受け取っていて枝葉の部分ばかり摘み取っていました。
また、自分が聞き慣れている業界や職種に対しては分かった気になって、聞き慣れていない業界や職種に身構えて自分が知らないことを知るために、どちらの場合でもCLの話しを聞こうとしない姿勢であったと反省しました。
色分けやグラフ化する過程でCLの感じていること、考えていることを理解しようと考え抜くことをしていきたいと思います。Will、Can、Mustにあてはめた質問に対して、八阪先生が藤田さんについてどのように捉えているかのお話を伺い、理論はこのように使うのだとスッキリしました。
CLを理論にあてはめようとするのではなく、CL理解、支援のために学んだ理論を活かしていきたいと思います。今回もありがとうございました。
ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。
当日の講座の様子
アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。
午前も午後も、どちらもみなさんすごく真剣に学んでくださっていました。
できるだけ、ニコッと表情の柔らかいシーンのお写真を使いたいな、と思って
いくつか探してみたので、これで弊社の講座の雰囲気も伝わるでしょうか?
まじめに学ぶこと、1つでも多く吸収しようと真剣になることは
もちろんすごく大事なことですし、その姿勢もわたしは拍手を送りたいのですが、
ずっと堅いばかりでなく、学びやすさ・わかりやすさも大事にして、
ところどころで関西人らしいツッコミも入れながらの講座を心掛けています。
普段の相談業務でもみなさん実感されると思いますが、
ずっと真面目ばかりだと肩肘が張って疲れちゃいますからね。
緩急を織り交ぜながら、楽しむところは楽しんで、締めるところは締める。
そんなメリハリのついた講座ですよ、という部分が伝われば嬉しいです。
それでは、今回はこのあたりで。
弊社の2級CC対策講座特集ページ・オンラインストアのご案内
弊社が企画・運営する2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
わかりやすくまとめたページをご用意いたしました。
この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。
詳しくは「2級CC技能検定対策講座のご案内ページはこちら」の
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また、弊社では一部の講座をオンラインストアでも販売しております。
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みなさまのお越しを心からお待ちしております。