6/30(木)・7/2(土)・7/3(日)に、ZOOMを用いたweb形式にて、
「2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座 面接指導編」
を開催いたしました。
皆様こんにちは!サポーターの木上(きがみ)です。
先週と同様に6月30、7月2、3日の3日間で、合計5回にわたり本講座を実施いたしました。
実技試験の本番直前ということで、おそらくドキドキ感はピークだったのではないかと思います。
まさにラストスパートというところでしょうか、とてもご熱心な方に大勢のご参加をいただきました。
中には皆勤賞と言えるほど参加率が高い方も複数おられ、合格に向けた本気度を感じると同時に
弊社の講座をお気に入りいただけていると思うと本当に嬉しく思います。
そんな期待に応えるために八阪講師は頭脳を、私は指をフル稼働して講座を運営しています。
そして一人でも多くのCCがゴールに辿り着けるように、あともうひと踏ん張り!並走させていただきます。
さて、ここからは講座の要点を私と振り返ってみましょう。
当日ご参加いただいた方は復習に、参加できなかった方は新たな気付きのために、
熟練レベルへの到達・合格に向けて、成長に繋げていただければ嬉しいです。
「2級 面接指導編」の振り返り
講師曰く『キャリコンはCLの問題解決代行業ではありません』(3日間共通の全ケース)
講師は続けて『CCが解決してあげるというのは、CLが自分で解決できる機会を奪ってしまう行為です』
ともコメントしています。
CCの役割は『CLが自ら考え決断し行動するための支援』です。
それに、CLが過ごす一生の中でCCと向き合っている時間は”ほんの一瞬”であって
ずっと傍にいて、何かあるごとに助言をできる立場ではありません。
もし仮にそれができても、事あるごとにドラえもんを頼る『のび太君』を作ることになってしまいます。
でも、あののび太君ですら、最後には自力でジャイアンに立ち向かって成長しましたよね?
めざすところは『CCが居なくても大丈夫な状態』であり、それが健全な姿です。
この立ち位置を間違えていると、相談の全ての骨組みがおかしくなってしまいます。
※当然、試験でも主導的なCCだと判断され不合格になります。
それに、そもそも解決してあげることが実際にできるのか?という問題もあります。
職場についていって横に座るわけでもなく、採用面接を一緒に受けるわけでもありません。
やはり実際に行動するのはCLですから、CLが自ら考え動くことができる支援をする。
言い方を変えれば、CCにできる事は『そこまで』とも言えます。
CCは自分の限界を理解しつつ、それでもなお、できる範囲の中で全力を注ぐ。そんなお仕事だと思います。
講師曰く『伝え返しって、本当に関係構築に役に立ってますか?』(3日間共通の全ケース)
この講師のコメントに驚いた方もいたかもしれませんが、サポーターの私から見ても
『伝え返しが変なことになっている。特に面談開始直後が妙だな…』という違和感がありました。
それが毎回の講座で、ほぼ全員に該当したため全体に共有させていただきました。
伝え返しはCLに『あなたの話をちゃんと聴いていますよ』と実感していただくための手法ですが
CLの訴えをそのままリピートすることが、果たして本当に効果的なのでしょうか?
そして何より不自然です。現実の面談で使っている人を見たことがありません。
NLP(神経言語プログラミング)でも伝え返しはありますが、それは要点を絞ったリピートです。
標準・国家資格レベルの養成講座ではそう教えられていた…
それは仕方ないのかもしれませんが、熟練レベル(2級)の観点では要改善です。
CLの漠然とした悩みを、分かりやすく的確な言葉で伝え返すことが求められているからです。
そして実際に、リピートを禁止したロープレはとても自然な流れて展開されていましたよね?
よりリアルな相談に近づいたことでCL・CC両者のスムーズなキャッチボールが成り立って
CCも考えを整理しやすくなったのか、肩の無駄な力が抜けたのかもしれませんが
口頭試問も改善されたように見受けられます。
このように、たとえ試験であったとしても、自然な受け答えでCLと向き合うことに徹する。
それでも普段より緊張するとは思いますが、そんな応答を心がけてみてはいかがでしょうか?
では、ここからは今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
参加者の声
要約はCCが時間稼ぎのためにやってることでしょ、というお言葉に、己の醜態が脳裏をよぎり苦笑いしてしまいました。2週間前に同じ講座に出て、今回はそこで得たことのアウトプットの場として参加させていただきました。
先生の講座で教わることは、汎用性が高く行動に移せるものが多いと感じています。なぜなら、このケースでは…という話だけではなく、相談の流れの本質的な所までフィードバック頂けるからです。今回は自分なりの目標をたてて参加させていただき、実行できたかなと思います。
先生は参加者のできたことも承認したうえで今後伸ばせるところや改善点を丁寧に指導して下さるので、試験本番前のメンタルでも安心&期待して参加することができます。次回もお世話になります!
講座の初心者に対してからの説明で、丁寧さを感じました。
見学で1回参加させていただいた後、今回初めてのロープレを実践し、フィードバック時に「CLに今の置かれた立場が思い浮かびますか」とお言葉をいただきました。講座修了後、今回の自分のロープレ、CLのおっしゃったことを思い浮かべながら振り返りました。漠然と思い描いていたものが、少し色づいて見えた気がしました。
そのうえで私のCLに対しての配慮も足りなかったし、方策も含めてこんなことを提案したかったなあと思いました。その延長線上で、口頭試問のできたところできなかったところ 今後の進め方も言葉にできるレベルのものが出てきました。
実際は面談後、すぐに自分のロープレを振り返り実践できないといけないことだと思いますが、その点も踏まえて勉強になりました。まだ、録音を聞くのは今からで、更に自分の至らなさに気がつくと思いますが自己研鑽のため聞き直したいと思います。本日はありがとうございました。
ロープレを見学させていただくことにも学びがあるだけでなく、CC役からの質問に答える形で先生が指導される言葉の一つ一つに頭を抱えるほど心当たりや向上させるポイントなどが散りばめられていて大変勉強になります。また受講後の簡易的な逐語録や、振り返りメール等も充実しており、その場だけでない自習も出来ることで、価格以上の価値と学習効果を感じています。ありがとうございます!
八阪先生のコメントを見て、そうかあと、後から気づくことばかりです。また、わかっていながらも、ついやってしまうこともありました。もう一度、あの時の気持ちとか、振り返ってみることにします。ありがとうございました。
当日の講座の様子
アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。
ロープ受講の方も、ご見学の方も、本当にお疲れ様でございました。
連続で参加された方は、回を追うごとに上達されていく姿に感動すら覚えました!
また、本講座のシーズン最終回という事で八阪講師のピリっとした話がありましたが
それは「本気で合格してほしいから」だとコメントしています。
生ぬるい励ましが不合格の原因になることだけは避けなければいけませんし
弊社が目指しているのは皆様の合格です。だからこそ、本気での助言・指導と受け止めてください。
また、試験の結果が出る9月には『合格者座談会』の実施を計画していますので
次回はそこでお会いできればと思っています!
では改めて…エールを送らせてください。『その調子で行ってらっしゃい!(≧▽≦)ノ』
弊社の2級CC対策講座 特集ページのご案内
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この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。
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みなさまのお越しを心よりお待ちしております。