6/27(木)にzoomを用いたオンライン形式で
「2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」
~面接実践編~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。
この日は久しぶりに夜間開催の2級面接実践編講座を開催いたしました。
もともと平日夜間の講座は「どうしても土日が都合の悪い方もいるだろう」という前提で
開始したものなので、少人数でこぢんまりと開催するイメージでいたのですが、
最近はその様子もずいぶんと変化してきています。
それだけ困っている人がたくさんいらっしゃるということですね。
今回も30名という本当に多くの方たちに参加していただきました。
ロールプレイをする側の方たちからすると、こんなに多くの人に見られるのは
想定していなかったかと思いますが、その環境の中で頑張ってチャレンジしてくださって
そしてすごく質の高い面談・応答をしているシーンもたくさんあって、
3名のみなさんのチャレンジがあって良い講座・良い時間にできたことに
あらためて感謝申し上げます。ありがとうございます。
どのケースも1つとして「簡単なもの」や「こうすればいい」というものはなくて、
ロールプレイをやればやるほど、見れば見るほど難しいと感じられた方もいると思いますが、
だからこそ2級は熟練レベルなんだ、簡単な支援なんて無いんだと
もう一度その当たり前に立ち返って欲しいです。
CLのことをわかろうとする努力に、ゴールは無いはずですからね。
それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。
ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「2級 面接実践編」の振り返り
では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
今回は初参加の方も何名かいらっしゃいましたが、
慣れている方や弊社の講座にすでに馴染んでいる方とそん色ないくらい、
すごく充実したアウトプットを出してくださっていて、わたしも読んでいて嬉しくなりました。
ご自身の振り返りとして、そして他者の気付きとの違いを比較しながら
さらに学びを深める機会として、ぜひ参加者の声・気付きをじっくりと読んでみてください。
2級 面接実践編 参加者の声
今回、初めての受講でした。
まずは、ロープレを公開してくださった3名の方と八阪先生、木上先生に感謝申し上げます。
頭ではわかっているはずなのに、試験を意識しすぎているあまり、問題把握をしよう、目標設定まで進めようと私の都合で進めていたこと、CLに集中できていなかった自分が思い出され、改めてCLファースト、前に立たず寄り添うことの重要さに気づきました。
八阪先生の「解決を求めないCLもいる。話せる場所をつくることに意味もある」との言葉ではっとしたことです。
また、ロープレの口頭試問で、CLの問題点とは、「言ったことではなく訴えたことである点」であり、私はCLの問題をまとめていただけで、口頭試問の意味を理解していなかったことも分かりました。
他に、口頭試問の中で八阪先生が「一言でいうと?」との問いかけがありましたが、これは端的にまとめる学びになると、私自身もこれから意識して取り組みたいと思います。
先生方の丁寧な解説のおかげで理解が深まりましたし、たくさんの気付きをあることができました。
あっという間の時間でした。本当にありがとうございました。
八阪先生、木上先生、本日もありがとうございました。
先日の見学も参加させていただいた際に3人の相談者の相談について見学いたしました。今日は自分が最も苦手とするケースが拝見でき、少し安心できました。
過去の試験の際に当たった男性で、今回の喜多さんと同じようにスーパーマーケットに勤務していて社内のDX化が進むことについて行けないと思い転職した方がよいか・・・と言った内容でした。この方の事例は練習の時点でなかなか自分でも難しく感じていたのですが試験であたり、今までの中で最低な結果でした。
そこから苦手感がますます増してしまったのですが、本日は相談内容が見学でき、CC役の方も大変な相談者の方だったとお見受けしましたが最後まで相談されていてすごいと感心しました。
本番になれば絶対に逃げれないし、これまでの学びや経験を頼りにCLファーストで相談しなければなりません。でも以前のケースの時の不安な気持ちが、今は和らいでいます。その理由は、講座に参加をさせて頂くようになり1年少し立ちますが、常に八阪先生からご指導頂いている中で日々の相談の中でも大きく変化したことがあります。それは面談の時間はCLの時間であり、CLがどのように使おうとCCはそれについて行くこと。CCは無理に話を進めず、CLに合わせる。もちろんその他のことでも学びは深まったのですが、CLの時間でCLの好きなように話をしてもらう、CLに満足してもらうことを一番に考えるようになったことは私の大きな進歩でした。
また、私自身「ねばならない」という強い思いが自分が思っている以上に強いとここ最近改めて感じました。自分で視野を狭めていたな・・と反省点ではあるのですが、八阪先生の講座に参加させて頂くようになり、試験対策だけでなく普段の相談業務、家族、職場の人達との会話や職場の人達の行動や発した言葉の裏の思いなどを考えるようになり、感謝を感じるようになる場面が増えてきました。
なので、どの年代の相談者の方も、周囲の誰にも相談できず重い気持ちで相談に来られたことを労い、誰にもいえないことを言って頂いたことに感謝しつつ、その重い気持ちを少しでも和らげるようCCは努力しなければならないと思うし、相談者が自分のペースで進んでいく後ろをついていく相談を行っていこうと思っています。
本日もありがとうございました。
(1)感想
初めて面接実践編でロープレさせていただきました。逃亡したいくらいに緊張しましたが、緊張状態でのロープレは、本試験への良き機会にもなると自分に言い聞かせ、参加させていただきました。終わってみれば、とても学び多い時間で、参加させていただいて良かったと思っています。八坂先生はじめ、参加された皆さまに感謝しています。
(2)関係構築と共感的理解
幸いにも今回は関係構築が進んだ感覚があったものの、「なぜ、進んだのか」と自問するときに、まだまだ自分でよく分かっていないことがあると思いました。今まで、そういった視点で考え関わっていなかったので、こうした状況なのだと思います。今後は、意図をもって関係構築に努めたいと思います。
チャットの中で先生の意見・視点を示されている【】部分を読むと、それだけで相談者の心の動きが分かるように感じます。それは、思いを汲み取っておられるからではないかと思いました。自分の応答との違いを良く研究したいと思います。また、私がCLをやった、役員になれなかった記録を拝見しても、「そうそう」と言いたくなる【】ばかりでした。あれだけ、左脳しか働かない相談者でも、あの問いかけに接したら右脳が動き出すように思いました。
(3)問題把握と目標設定
相談者が本当に困っていることへ辿り着けないと、目標や方策が表層的となり、将来、また相談者が困ることになるといことを理解し肚落ちさせることができました。
自己理解、仕事理解がありきじゃない!そう思いながらも、知らずにそのフレームで考えている自分がいました。見えた!などと思うことなく、疑いを持ち続けるようにしたいと思います。
本当にありがとうございました。本試験、頑張ってきます。
合否に関わらず、今後ともよろしくお願いいたします。
前回(6/23)は初めての参加でしたので、ただただ圧倒されて、ロープレを見るだけで精一杯で...このロープレに対して、口頭試問でどう答えるかなど、考える余裕もありませんでしたが、今回は少し冷静になって自分ならこう答えるかも?と考える事ができました。
しかし、ロープレ挑戦者のレベルはやはり高く、私の考えた口頭試問の回答よりもはるかに深い回答を答えておられたため、本当に自分はまだまだであるという思いを新たにいたしました。
八阪先生の視点は更に深く、色々考えさせられました。質問時間などもありましたが私などは何を質問したら良いかも思いつかず・・・といった感じでした。
亀さんのような歩みではありますが、少しずつ私も進化できているかもしれませんので、次回も是非参加させて頂きたいと思いました。ありがとうございました。
今回の学びや感想は以下です。
・CLの思考の傾向の問題点(思い込みや決めつけ)を感知すること、それを口頭試問で触れることの重要性を再認識した。
・昨日の喜多さんのケースも(CL役の熱演により?)難しかったということになっていましたが、前に進むか否かはCLの気持ち次第なので、出て来た選択肢を並べつつ、どう思われますか?どうされたいですか?と聞いて決めてもらえば良いのではないかと思いました。従って、CCがやり得たこととしては「社内に残ると色々問題ありそうと思われているんですね。社内に残ることについて考えたいですか?それ以外のことも考えたいですか?」最後は「今考えたいですか?(今は決めないという選択肢もある)」という問いかけもあると思いました。
ロールプレイのCC役・CL役を30名が見守る中で実践してくださった皆様に、まずは感謝の気持ちをお伝えしたいです。ありがとうございました。
振り返りメールの中に、CLから自分はどう見えているかの視点のお話がありました。今回の3事例のロールプレイを見て、相手にとって自分は今どう見えていて、どの立ち位置で、どの距離感で関わっていくのがCLとの関係で最善であるかついて、まず考えることが大切であると再確認することができました。自分はどう見えているかを考えたとき、私自身は面接ではどういう状態になっていただろうかと考えました。
面接試験ではCCを演じなければならないと思っていました。確かにそうなのですが、私ではないCCを演じてしまっていた自分がいました。私というCCが目の前にいるCLのためにどのような関係を築き、どういう相談をできるかを考えることが重要であったのに、架空のCCになりきろうとしてギクシャクしてしまって、CLに寄り添いきれなくなっていたのではないかと思います。
「もっと年配の経験のある相談員と代わってもらえませんか」相談業務を始めたばかりのころ、電話相談を受けていた時に私自身が実際に言われたことです。なぜそういわれたのだろうと、当時振り返りました。上司から「ちゃんとしなくてはと思い込みすぎて、メモを取るとこがメインになってしまっていなかった?」とアドバイスされたのを思い出します。電話の向こうにいたCLは、私がちゃんと向き合わず、よいCCにならなくてはと空回りしていることを感じとったから、そうおっしゃったのだと気がつきました。
相談業務を始めたころに学んだことを忘れずに、「私というCCは、目の前のCLにとってどんな関係構築ができ、どんな相談をしていくことが最善だろうか」という姿勢でいることを大切にしたいと思います。今回の講座を受講し、過去も思い起こしながら学び直すことができました。
試験に受かりたい気持ちはもちろんあるのですが、働く楽しさ研究所の講座に通い始めてからの数か月自体がかけがえのない学びとなっております。これから出会っていくCLの力になることができるように、研鑽し続けたいと思います。
ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。
当日の講座の様子
アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。
試験の直前ということで、みなさんの学ぶ姿勢についても
ますます前のめりと言うか、真剣なまなざしの方が増えてきていますね。
4月~5月のニコニコしながら学んでいた頃と違って
気を引き締めて臨もうという時期になってきたことが伝わってきます。
今回も3ケースとも学びの多い内容だったと思いますので、
講座に参加された方は、この写真・画像を見ながら当日のことを思い出して、
どんなロープレだったかな?もし口頭試問をするならこういう回答かな?など
最後まで考え続けることを止めないで、少しずつでも努力を積み上げて欲しいです。
学びっぱなし・やりっぱなしにしないで、見て・聴いて・体験したことを
しっかりと自分の力に変えていって、合格に近づいていきましょう。
それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。
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