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7月6日(土)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編)の様子

7月6日(土)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編)の様子

執筆者 | 八阪 義浩

7/6(土)にzoomを用いたオンライン形式で
「2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」

~面接実践編~
を開催いたしました。

こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。

この日はここ最近の実践編講座と違って、いつも通りの人数と言いますか
10名ちょっとくらいの参加者でしたので、落ち着いた感じで講座がスタートしましたね。

もともと、コロナ禍の前は対面でしか講座を開催していなかったので、
そのころは「少人数制」をウリにしながら運営していたのですが、
ちょっとその頃を思い出すような雰囲気で開催できたかなと思っています。

たくさんの方に支持をいただいて、賑やかな講座もそれはそれで嬉しいのですが、
1人1人の表情や様子をきちんと見ながらお話しできるのはありがたいですね。

今回の講座では、3つのケース(3回のロールプレイ)で
それぞれに異なる「課題感」が出てきた内容になったかと思いますが、
いずれも、CC役の方はもちろん、CL役の方も、見学者の方も、
わが身に置き換えて学んでもらえれば、一皮むけて熟練レベルに進歩できるポイントを
ピックアップして説明させていただきました。

音声配信や振り返りメールを参考にしながら、
最後の仕上げにぜひ今日の学びを役立てていただければ嬉しいです。

それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。

ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。

「2級 面接実践編」の振り返り

では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
今回は初参加の方も何名かいらっしゃいましたが、
慣れている方や弊社の講座にすでに馴染んでいる方とそん色ないくらい、
すごく充実したアウトプットを出してくださっていて、わたしも読んでいて嬉しくなりました。

ご自身の振り返りとして、そして他者の気付きとの違いを比較しながら
さらに学びを深める機会として、ぜひ参加者の声・気付きをじっくりと読んでみてください。

2級 面接実践編 参加者の声

今回、見学と言うことで参加させていただきましたが、他人がやっているロープレを見る機会は大変参考になりました。

1つの事例に対しても、CLの立場・経験等ですごく変わると言うことが実感できました。まさに「同じものを同じタイミングで見ていても、捉え方が変わる。」だからこそ、試験でも・普段の支援や面談業務でも、正解を追い求めることや「このように回答すればいいですか?この回答が正しいですか?」という発想は変な方向に進んでしまうだけ、というのもわかったといってはオーバーですが、腑に落ちました。
私は、このように見立てた・こう判断した→その根拠は○○と自分の視点を自分の言葉で言えるようになることが大切なことも理解できました。

ロープレですが、面談で”できなかったこと”うまく言おうとするのではなく正直になって”どう工夫したのか”、”何ができて、何ができなかったのか”自分を客観視することがクライアントのためだけでなく、今後の私の成長という観点からも大切なことを学ばさせていただきました。
多角的視野を得ることができました。ありがとうございました。

八阪先生、木上さん、ご一緒させていただきました受講者のみなさん、二週にわたってお世話になりました。ありがとうございました。とても濃密な学習時間でした。

・CC役をやって気が付いたこと
先週は見学をさせていただきまして、わかったような気になっておりましたが、実際にロールプレイをやってみるとまったく思うように動けませんでした。挨拶からコケ、傾聴もCLの顔や表情を見ずに事前の資料の情報に頼り、CLに思っていることをお話ししていただきたかったのに「〇〇についてもう少し詳しく教えていただけませんか」と言葉にしていなかったこと。質問形式になってしまったこと。富山県は東京と違って簡単に教員枠は空かないので触り方は難しいことがわからなかったこと。このような状態で慌てすぎてCLの見えている世界に寄り添うことはまったくできませんでした。反省だらけでした。

・CL役をやって気が付いたこと
大学生の事例は、事例だけ読んでも一番どうしたいのかわかりづらいCLでした。ところが、CL役になってみて案外身近に感じました。面談が始まり、冒頭でCC役より「今日はどこにしぼってお話をしましょうか」と声をかけられたとき選べなくて、まだあのタイミングでは答えられなくて、「選択できません」というと角が立つのではっきりさせないまま選択できない状況をお話しすることにしました。
しかし即座にCC役がそれに気が付いてCLの話を好きなように話させてくださる方針に切り替えてくださり、またゆっくりペースを合わせてくださったので話をしながら思いを巡らせることができました。ぽつぽつと話すうちに少しずつ自分の中で諦めたことや我慢していたことや言ってもどうしようもないことなど輪郭が見えてきました。
CC役はこのCLからは方策が思い浮かばないとおっしゃっていましたが、CLとしてはCCとお会いして話したことで一人で悩んでいたことに終止符が打てましたし、これがきっかけで、面談後ですが、現実的な自分なりの就職活動プランを考えてみようと思うようになりました。
面談の20分間だけがカウンセリング時間ではないのだともわかりました。じわじわと面談後の時間も効き目が広がっていたのです。新たな発見でした。CLにとって良い方向にむかったので、CCには手ごたえがないように感じられたかもしれないけれども面談は成功していることがあると気が付きました。

実際の試験の前日に参加させていただきました。今回実際にロープレをする立場として参加しましたが、私には「本当に話したいことは深堀れば語ってくれるはず」という思い込みがありました。そのため、関係構築はうまくいっているはずなのにふわっとしたことしか話さないってことは、本当に話したいことと違うことに焦点を当てているのか?そもそも関係構築ができているというのも間違いか?と口頭試問のところで自身の不安を伝えてしまいました。

クライアントがふわっとしているからふわっとしか語らない。その中でCLの思考が向かっているところに焦点を当て、これからクライアントが生きやすくなるようどうすればいいかを考えるということを前日に確認できてよかったです。ありがとうございました。

今回の見学もたくさんの学びをありがとうございます。八阪先生、木上さん、そして試験の直前に見学をさせてくださった3人の皆さんに感謝申し上げます。

◎自己犠牲の思考のある人が、自分の判断基準と向き合う時間を作る大切さ。結果は同じでも、何もせずに決めることと、一度吟味し自分の意思で決めるのとでは全く違います。自己犠牲の思考は、年齢や性別に限らずあらゆる方が持っている可能性があります。CCは、CLの発言や行動の裏の深くにある問題点を見抜く力が必要なのだと改めて考えさせられました。

◎未来が暗い選択しかないCCとの関わり方。前回同様、今回もガツンと来ました。今まで自分の頭の中で、あれやこれやと考えていた今後の支援は、どうもCLのペースと合っていないように感じ、想像のCLに、Yesなんだけど、本当に心からのYes?という返事をもらっていた為(全部頭の中の妄想ですが)すっきりしました。いつでも味方がいる安心感。ここが抜けてました。ありがとうございました。

◎試験官もCLも自分の味方。落とそうとしている試験ではない。頑張って寄り添えばヒントをくれる。この言葉を教えていただいただけでも、今回受講した価値があったと思えたくらいでした。
今回も濃い3時間越えの講習をありがとうございました。
明日頑張ります!

前回参加したときは、ロールプレイが対面でしたが、今回はwebで行われました。人前でのロールプレイは緊張するだろうなと思いますが、3名の方は堂々とされておりすごいなと思いました。
1ケース目は、早々に富山に行くかどうかという話に進みましたが、もう少し現在の音楽教師の仕事について聞いてみたいと思いました。2ケース目は、CLが自分で決めてしまうところがあり、今後も難しい選択を迫られた時に同じ思考であることが危険であるとあったと思います。これは私個人の仕事のやり方も同じなのではと、はっとさせられました。3ケース目は、学生特有の揺れている心情をうまく表現されており、本番さながらと見ていました。CCが関係構築をきちんとされたからか、CLがこの先こうしていきたいという道筋が見えたようでした。
もうしばらくは自身がロープレをする自信と勇気はありませんが、見学だけでも本当に得るものはあると実感しています。

ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。

当日の講座の様子

アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。

最後の最後まで、できることをやろう、自分の力を磨いて本番を迎えようという
前向きで積極的なみなさんのおかげで、春夏シーズン最後の2級CC技能検定対策講座も
すごく充実した内容で終えられて、本当にホッとしています。

この日の講座でも「良いところは良い、改善が要るところは改善を」と
是々非々でお話をさせてもらいましたが、それも一所懸命に受け止めてくださいましたよね。
最後までCL第一を徹底できるのか、自分自身の関わり・考えは
「自分が合格したいから」という視点になっていなかったか、
熟練レベルに求められるCL第一の質を最後まで追求していきましょうね。

そしてその先に、合格という成果があるんだと信じて、
誠実の道を真っすぐに歩んでいってほしいです。

それでは、今回はこのあたりで。次はぜひ「合格者座談会」でお会いしましょう。

弊社の2級CC対策講座 特集ページのご案内

弊社が企画・運営する2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
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この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。

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みなさまのお越しを心からお待ちしております。