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1月9日(木・夜間)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編)の様子

1月9日(木・夜間)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編)の様子

執筆者 | 八阪 義浩

1/9(木・夜間)にzoomを用いたオンライン形式で
「2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」

~面接実践編~
を開催いたしました。

こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。

この日はこの2024年度の秋冬シーズンで最後となる
2級CC技能検定対策講座の開催となりました。

毎年1月の上旬に夜間講座を最終コマとして開催していますが、
平日の夜にもかかわらず本当に多くの方にお越しいただきました。
あらためて、参加してくださったみなさんに感謝しております。

今回は初めて参加の方もたくさんいらっしゃいましたが、
初めての方も、常連の方も、どなたもロールプレイをした3名の方を温かく見守り、
そして真剣に学んでくださっていましたね。

何よりも、ロールプレイにチャレンジした方たちの
「最後の最後まで学び続けよう」「やれることをやりきろう」
という熱意や意欲が、講座全体に広がっていたのかなと思っています。

弊社の講座の評判の良さがみなさんのおかげでできあがっているんだと
実感できた時間になりました。ありがとうございます。

3ケース目の後でお話したように、
2級・熟練レベルの試験は、どこまでもCL第一できることを試されています。

ケースを前に進めたい、共有や展開をして特定の地点に到達したい、
そう思った時こそ、その気持ちがどこから来ているのか振り返りましょう。

自分はそう思っていたとしても、CL自身は果たして前に進みたいのか、
また進める状態になっているのかもう一度、CLをきちんと見詰めて欲しいです。

また、年始からの風邪ひきのせいで、この日もお聞き苦しいところが何度もありまして、
参加されたみなさまにはご心配・ご迷惑をおかけいたしました。
みなさんは、試験本番の日に体調を崩さないように、お気を付けください。

それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。

ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。

「2級 面接実践編」の振り返り

では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
もう面接試験本番が間近に迫る中で、最後までどれだけ気を抜かず・手を抜かず、
アウトプットにこだわることができるか、今はその分岐点にいますね。

そんな中でも、3時間の学びを自分で咀嚼し、「伝える力」を磨くために
頑張って回答してくださっている方たちの姿勢をぜひ、ここから感じ取って欲しいです。

2級 面接実践編 参加者の声

今日も八阪先生、木上さん、みなさん、遅くまで一緒に学ばせていただいてありがとうございます。

今、自分のロープレを振り返ってみて、私の弱点がまさに露呈したものだったなあと思っていて、CLさんから”「ここにくれば何かヒント(だったかな?)がもらえると思って」といったニュアンスのフレーズに対して、思いっきり揺れた自分が居て、なんとかせねばという気持ちがめちゃめちゃ働いてしまったように思っています。その時点でCC主体になってしまっていたということなのかなとも思います。

どうして、そのフレーズに気持ちが揺れてしまうのか… 相談者第一、相談者理解、頭では理解しているけれども、普段からまだまだCLさんを主体とした関わりができていないということなんだろうなと、グッと堪えることができずCLさんを誘導してしまっていたり、CLさんに気づいていただくための関わりができていないということなんだと思うと、きっと時間はかかるでしょうが、今取り組んでいることを継続することに尽きると思っています。

そして、普段の生活の中でも、”相手が言われたいことを汲み取って伝える”という訓練を続けたいと思います。ロープレが終わった後の皆さんの優しさ・温かさが本当に身に沁みて、今日ロープレをしたことはとても意味あることだったと感じています。皆さんに感謝です。

試験当日まで体調崩すことなく過ごせるよう、無事試験を受けることができますように、お互い体調管理気をつけていきましょう!!また皆さんと一緒に学ばせていただけると有り難いです。引き続きよろしくお願い致します。

今回と同様の講座を受けるのは3回目ですが、初心忘れるべからずを毎度感じるばかりです。特に関係構築に関してはCC側が意図的に行うものということは分かっているようで実際にできているかと問われると即答できない部分でした。CCが汲み取って言語化することの難しさもそうですが、目の前のCLが見ている景色を同じレベルで見ることができているか再度確認していきたいと思いました。 そしてそれらを試験で発揮できるようアウトプットを繰り返ししていく大切さが今回深い学びとなりました。

話が少しずれるのですが、CC役の方と先生のやりとりを見てここにも配慮があるのだと気づきがありました。ほとんどの方がもうすぐ試験を控えている状況で、先生が「改善点だけではなく、できているところに目を向けてみましょう」と話された場面がありました。その言葉は誰もが救われた言葉だったと思います。

私含め、参加者誰もが試験に何かしらの不安を抱えていたり、少しでも何か合格に繋がるものを掴みたいと思ったりしながら、会に参加をしていたと思います。私自身、日々の仕事の忙しさもあり、どこか気持ちに余裕がなくなってきている部分がありました。そんな私が見ているであろう景色を先生は横で一緒に見て、先ほどの言葉を向けてくれたおかげで、やっと息を抜くことができました。ありがとうございます。これが真のCCのあるべき姿だと思うので、目指していきます。

ロープレを見せてくださった3名の方をはじめ今回も本当にありがとうございました。一緒に頑張れる仲間がいることは本当に恵まれている環境ですし、いつも元気をもらいます。面接試験当日は目の前のCLにしっかり向き合ってきたいと思います!

初めて参加させていただきました。まず、関係構築をしていくにはCCが意図的に関わっていくことが大切とおっしゃっていただいたことが、とてもスッキリしました。CLのラポールをまず得るためには、CLから安心され、信頼されることが大切で、そのための努力は「CC側がするもの」と理解しました。これまでCCは傾聴を主とするもの、アドバイスや評価をしないものということを関係構築においても同じとし、CCの方から積極的に関わってはいけないもの、と誤って理解をしていたように思います。

CLに対して投げかける関わり一つひとつに対して、これは関係構築のため、これは問題把握のため、これは具体的展開のため等とちゃんと言えるように、意識して行うことが大切とおっしゃっていただいたことも大きな学びとなりました。そのようにCCが発する言葉一つひとつをしっかり丁寧に意識することで、相談者との面談を納得性高いものにすることが出来、結果、CLからの信頼を得てセッションが良好に進むと理解しました。また、そのように意識して関われば、全体を俯瞰できると共に、ケースの中の出来事が記憶にも残りやすく、副次的に口頭試問においてもしっかり答えることができるのだろうと思いました。

試験前最後の見学目標
・K(関係構築を)をロープレ前半に増やすことを見学しながら呟いてみる
・一歩踏み込む問いをしてみる(考えてみる)


気づき
・受容としてアイメッセージが有効ではないか。私は~についてどう思いますか?と言ってしまいがち
 質問ではなく受け止めのつぶやき的にかかわるといいのか。
 どう思うと思わず言ってしまう私の場合は口調がきつめに聞こえてしまう。
 ~と聞こえた、という関わり方は受容としてとても参考になった。
 半歩先に包むように言葉にしてやさしく投げかけることによる関係構築も。本当にペーシングって大事。
・話し出しの語り口調、様子にケース知っているからこそ、細心の注意を払いたい
・先生のチャットに(転職の話がうわさで広まる職場って、やだなぁ…)に、

 受講者の方と話していて、これが「一致」なのかなと、とても納得できた。
・(後輩に)追い抜かれたなど、直球のボールを投げた場合。

 それを嫌がらず答えてもらえているほどの距離が近いからこそできる。
 口頭試問でも答えることなのかとの気づきも大きい。なぜこの関係性が創れた?か。意図性の大事さ。

試験直前で最後の講座でした。こちらの講座に参加しようと思ったことでもありますが、いずれにせよ、関係構築のなせる業。結局は関係構築から。

状況や職務に注視しがちで、まだまだこちらが引っ張る視点があり、最後の質問でもその視点があり先生が目を覚まさせていただきましたので、残された2日はクライアントファーストを徹底的に意識するように過ごし、口頭試問で自身の解釈・意図(自身の客観視)とCCの本来の役割でお伝えできるような準備をしたいと思います。

自主練の時にお会いする方もそうですが、一緒に参加している方々がすごく上手になっている姿がとても良い刺激でした。
つらいばかりだった試験対策が、対人支援としての成長のためと思えた(試験に関係なく)だけでなく、言いたいことを言うのではなく、言われたいことを言ってもらう。汲み取る力を磨くためになんて言って欲しいんだろう?をひたすら考えることが、会社員や母、子(介護)として、色々なロール(役割)をもつ私の今後の糧になると思えています。

本当に短い期間でしたが、八阪先生、木上さん(ラムネ補給とタイピングで支えていただきました!)、受講生の方々に感謝いたします。合格体験記が書けるように、試験は全集中で臨みたいと思います!ありがとうございました。

2級受験直前に面談実践編を受講でき、目の前のCLが安心して気持ちを開示できる関係性を築き、しっかり受け止める。自分の言葉で伝え返しCLと2人3脚で相談進めなければと、より一層強く思えるうになりました。
口頭試問もやっと語れるようになった程度ですが、段々に何をしたらいいのか理解度が増し一つ一つの気づきは遅いですが成長している実感があります。

これまで関係構築は何となく出来ていれば良いと勘違いしていました。試験官が見ればわかると言われた事がありますが、人任せにした評価より、自分の意図を知ってもらうことでより一層CCとしての自分への理解が深まるのだと理解しました。
また、口頭試問を答えることで自分自身の内省にもつながること。相談終了後にあれこれと後悔が残るのは、CLも同じような後悔ではなく「話し足りない」「あのCCは自分の事分かってくれない」、など、いろんな気持ちを抱くのと同じで、常にCCはCLにそんな思いをさせないようCLと本気で向きあわないければならない。「その場しのぎはしないでは通用しない」ことも痛感しました。

CLの置かれている状況を一緒に見れるよう受容共感も容易な事ではないが、それができて熟練レベルであるのだと思えるようになり、そのレベルになるために今、わたしは苦しんでいる。常にCLを思い苦しむのがCCなのかもしれない。また、CCとして「今こんな気持ち?」「それでどうしたい?」「何が足りない?」を自分の言葉で伝え、CLに気づいていただき、CLがしっかり自分の問題を抱え込めるように相談を進められるようになることを学びました。

CCとCLが2人3脚になること。大丈夫?と声を掛けながら、自分勝手に動いてしまいそうなることを必死で制御できないとバランスが崩れてしまう。崩れたバランスを取り戻すにはまた崩れるかもと不安が先に立ち最初はぎこちなくても、フッと合う一瞬が来ると信じることから、関係性が成り立つと思うと、本当に2人3脚って思うとしっくりくるCLとの関係性だと腹落ちしています。

ロープレ練習もただするのではなく意図をもって相談を進めて行こうと思います。人として成長もさせていただき本当にありがとうございます。今後もよろしくお願い致します。

昨晩の「2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」では大変お世話になりました。八阪さんは風邪をひかれて、咳に悩まされるなか、丁寧なご指導を賜り、ありがとうございました。

わたしは今回、初めて2級を受検するため、国キャリの試験との違いに悩んでおりました。学科試験は国キャリの延長で、勉強の仕方もさほど変化はないのですが、論述、面接は、熟練レベルに悩まされて、正解のないゴールに試行錯誤する毎日でした。

合格率も低く、あきらめかけていたところでしたが、新年早々、参加したこの講座で、今までモヤモヤしていた目の前の霧が少し晴れたような気がします。まだ視界良好とまではいかないのですが、それは私の経験不足からくる心配事と自分自身でわかっているので、あとは試験日まで、できることを積んでいくだけという気持ちが決まりました。

今回の講座に参加して、始めに八阪さんの言葉で「キャリアコンサルタントは解決代行業ではない」とのことが、とても印象に残り、すぐにメモした言葉です。
日々仕事をしていると、問題に直面し、それをどう効率よく解決することが求められているためか、脳が解決したい方向に進んでしまって、ロープレも解決思考になりがちな自分がいました。ですが、キャリコンも仕事として考えたら、そもそも、解決する仕事ではない、と考えたら、進むべきゴール、ゴルフのホールの旗が、別の丘に見えてきた感覚がありました。
CLから求められるゴールを目指さないと、CL視点のコンサルティングにはならないと真の熟練レベルにはならないということだとあらたに気づきました。

講義内容も大変勉強になったのですが、ロープレ中に木上さんとタイピングで逐語を入力していただき、その中に八阪さんだったら、こうするという内容まで盛り込んでいただく技が私は初めてみて、驚きました。
しかも、次の日にテキストとして共有していただけるとは、すぐに振り返ることができ、とても勉強になります。

本当にありがとうございました。またあと少しありますので、口頭試問の勉強を今回の3件について、重ねていきたいと思います。

ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。

当日の講座の様子

アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。

今回は試験の直前の開催ということもあって、
真剣な表情をして考えているシーンのお写真を取り上げてみました。
面接ロールプレイの最中はもちろん、全員への質疑応答タイムや解説パートでも
じっと真剣に画面を見ている・耳を傾けているシーンが多かったですね。

真剣過ぎて眉間にしわができていた人は、
試験の本番はもう少しお顔も心もほぐして、柔らかい状態で臨んでいきましょう。

次はぜひ、春の『合格者座談会』で合格者側として
お会いできることを楽しみにしています。
いい結果が出ることを祈っております。

それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。

弊社の2級CC対策講座特集ページ・オンラインストアのご案内

弊社が企画・運営するキャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
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わかりやすくまとめたページをご用意いたしました。

今シーズンの2級CC技能検定対策講座は開催が終了となりましたが、
弊社では一部の講座をオンラインストアでも販売しております。
そちらのリンクボタンも掲載しましたので、併せてご利用ください。

みなさまのお越しを心からお待ちしております。