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5月31日(土)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編・オリジナルコース)の様子

5月31日(土)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編・オリジナルコース)の様子

執筆者 | 木上 和裕

5/31(土)にGoogle meetを用いたオンライン形式で
「2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」

~面接実践編・オリジナルコース~
を開催いたしました。

こんにちは。働く楽しさ研究所・サポーターの木上です。

今回はいつもの実践編の中でも7名と少人数での実施となりましたが、
参加者どうしの距離も近く、終始温かい雰囲気の中で進行することができました。
いつもながら本当にありがとうございます!

また、講座スタート直後に実技試験を間近に控えた参加者さんから
「本番前に緊張する場面でどうリラックスすればいい?」というご質問をいただきました。
これは私(木上)にも尋ねられたご質問でしたが、
私自身は指導者ではないのであくまで体験談として

誰も見ていない場所で小さくガッツポーズをすると、前向きになれますよ

とお伝えしましたが…
ものすごく抽象的かつ精神論でした。これで回答になっていたでしょうか?

『緊張クンと肩を組んで乗り切る』
そんなニュアンスで私は2級CC試験を無事に乗り切ったので
あくまでも一つの例として受け止めてもらえれば幸いです。

それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。

ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。

「2級 面接実践編・オリジナルコース」の振り返り

では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。

受講された方の意欲や熱意は、アンケートを通してわたしも1人1人丁寧に確認しています。
今回の学びの内容をどれくらいの熱量で発信していけるのか、
考えを整理し・言語化する訓練と捉えている人と、
ただの回答だと思って適当に済ませる人とでは、頭の鍛えられ方が全然変わってきます。

いつもお伝えしていることですが、本気で2級合格を目指すのであれば、
上位15%に入るアウトプットをしようと、こだわって回答してくださるはずですね。
熱意ある受講者さんがどれくらいのものか、ぜひこの回答から感じ取ってください。

2級 面接実践編・オリジナルコース 参加者の声

相手の景色を見られる様に関わりながら、CCが自分なりの表現で伝え返す大切さ。その表現の仕方で、CLはCCがどれだけ自分の事を理解しようとしてくれているか感じ、会社では言えない様な自分の心の内の思いを話してくれるようになる。

最初は、後輩がすごい、私は、と比較するお話しだけだったけれど、これはあまり深く関わらなくても話してくれる事。そこで更に丁寧に関わる事で、自分はもし後輩に相談されていたとしても喜べなかったかも、そしてそんな自分も嫌な人間だと思うという、人に話せない本音を話してくれる。話せる人なのか、CLもCCをしっかり見ていると思うので、試験の為に流れを考えて接するのではなく、本当の問題を知りたいという誠意を感じないと話してくれないと改めて感じた。

CC視点を正確に捉えていても、そこを早く解決する事より、CLのペース、性格を大切にする。C Lの問題点は、ただCLの言葉を返す事だけしているようでは到底見えないので、それがまず見えると言う事はとても大切だか、受け取ってもらえるタイミングも合わせて考える。そして、話さない人に対しては、この話を聞いても大丈夫かと聞きながら、相手と歩調を合わせる事で、CLの負担にならないと同時にCCも走り過ぎないようになる。

CC視点の問題点とCLが訴えたい事が混ざりそうな時の対処法やCC視点の問題点をバシッと言えるための方法、気心知れた人との練習の大切さ、講座が終わってからの質問コーナーも本当に勉強になりました。
参加の度に毎回新しい学びを吸収させていただいております。また参加させていただきます。ありがとうございました。

今回の面接実践編では、ロールプレイを通して学ばせていただき、ありがとうございました。
ロールプレイ後、まず率直に感じたのは、涙が出てくるほどの悔しさでした。八阪先生ができていることとして伝えてくださった言葉も、その直後は素直に受け取りがたいほど、「全然できなかった」という気持ちがすごく大きかったです。八阪先生は、私自身ができていないと分かっているからあえて優しく伝えてくださっているのだと感じていました。こういった自分自身の思いがどこから来るのか、講座後もしばらく考えていました。

まずは、面談で一番大事にしたかったことを大事にできなかったところです。第一に相談者に安心して本音をお話しいただけるように関わることは、八阪先生が繰り返し伝え続けてくださったことであり、私自身も一番意識してきたことなのに、ここに来てそれを実践できなくて悔しかったです。
また、高田さんのCL役もできるように事前に準備していたのですが、自分がCC役で高田さんのケースを担当することになった時、「相談者のまだ言葉になっていない思いを言葉にして伝えることや、相談者の日常に思いを馳せること」を意識して先走ってしまい、目の前の高田さんのペースに合わせた関わりができなかったと感じています。頭ではそれが相談者第一ではないと分かっても、実践できなかったという事実から、あくまでも準備は準備として、自分の目の前にいる相談者と真摯に向き合うことがいかに大切かを痛感しました。

「全然できなかった」と感じたのは「もっとできると思っていた」からで、その奥には学んできたことを発揮しきれなかった悔しさや、傲りや甘えもあったのかもしれません。八阪先生の講座で学ばせていただき、実務の中では良い変化を感じられていただけに、安定的に実践できるレベルに至っていないことが分かったショックは大きかったのだと考えています。
ただ、悔しさから涙が出たのはいつぶりだろうとも思いました。それは、それだけ自分自身が真剣に取り組んできた証として捉えています。また、自分でやると決めて挑戦したことそのものは肯定したいです。

面談は生物で、一度出した言葉は取り消せず、文章ほど時間をかけて考えられない難しさを感じています。だからこそ、自分の発する言葉に責任を持ち、相談者第一を実践できるように、進んだり戻ったりしながらでも、ここからまた訓練していきます。

今回は勇気を出してロープレに初参加。以前見学者として参加した時とは違い、勇気を出して良かった、大収穫の講座でした。面談では緊張はなく、口頭試問では手が震えるほどの緊張があったなど、自分の反応を認識する事もできました。

(この文章の間に、講座内容のまとめの部分を熱心に書いてくださってしました)

オンラインミーティングの画面、CLが話す吹き出しの中はトークテーマやCLの訴えたいことで、小窓に映るCLとその小窓全体を見て、このCLってどういう状況?誰に何と言ってるの?と考える私なりのイメージができました。
他にも、本来の面談の状態、尺度を認識しておき、そこからズレる状態、緊張やネガティブによってズレた分を本来の尺度に戻す。自分のスケールを意識するというお話など、すぐに実行可能な助言が本当に有り難いです。また、講座内容も常に改良され、今回は(※毎回そうです)口頭試問がマストではなく、参加者自体が時間の使い方を選択出来るのも素晴らしいと感じました。有難うございました。

八阪先生、木上先生、本日もありがとうございました。
前回見学に参加した際、口頭試問の質問に対して説明ができるようにと自分自身の相談について説明ができることを目標とし引き続き意識して見学しました。今回「面談の設計」をしていくという先生のお言葉が印象的でした。

今回の織田さんのようにずっと話し続けるCLはこれまで職場でも、試験の上でも、よく接してきたと思います。私はこれまで「面接の設計」という言葉を聞いたら、自己理解や仕事理解、環境を確認してといったCC側の都合で当てはめていく面談と思い込んでいましたが、八阪先生の講座に参加させていただくようになってから『相談の時間はCLの為の時間』ということを改めて学び、随所で八阪先生がCLの為の時間と言われることにわかっているつもりではいたけれど、前回、そして本日の見学で私自身の理解が進んだように思います。
文字で説明するのが難しいですが、同じ話をずっとしているCLに対して、繰り返し話をする理由にCCは気がついてあげなければいけないし、都度的確な質問を交えながら話をしたいCLであることを口頭試問で説明できなければならないのと思いました。

また逆に話したがらないCL、あまり多くを語らないCLについての接し方についても勉強になりました。話が進まなければより丁寧にCCが前に出ず寄り添うこと。話が広がらないとつい焦りがちでCCから話をしすぎてしまい段々面談が苦しくなってくるので、一喜一憂せず丁寧に、話すスピードもCLに合わせて行けばいいのだなあと感じました。

日々限られた時間の中で業務をこなしていくことが多く、自分のペースで仕事を進めていくことが今年に入り数ヶ月はずっと続いていました。職場の環境問題もありますが、ついつい思い込みで相談を進めてしまうことがあります。先日担当していた相談者の方からの紹介で私を訪ねてきてくださった方がいました。在職中であり、アルバイトに来た人から今の職場と他の職場の違いを聞き、自分の今後のどうしたらよいかと転職も含めて考えたいと私に相談に来られました。
うれしいことですが、これまで見学などで勉強を重ねていくと、その人の将来を考える責任の重さを感じます。そしてキャリコンの勉強を継続していかないといけないと改めて感じました。

試験も大切ですが、日々の相談が相談者の為になるよう明日から頑張ります。ありがとうございました。

今回も3つの面談と相談者さんの深い役作りから気づきをいただきました。この場に参加できたことに感謝です。木上さん、ロールプレイ内容の打ち込み、ありがとうございます。

面談では基本的態度と関係構築がやはり土台になること。特に、「自分には何もない」という心情が空っぽの自分という言葉で表現されたのは、CLが自分を受容した現れと八阪さんに言われ、あらためて自分のかかわりと結果を再認識できました。
また「過去はゼロ、でも、そうではないはず。<空っぽ>って、気づく、何かを求めている自分をみつけたところからやれそう、やりたいことをみつけていきませんか。」の八阪さんの言葉に具体的展開がクリアに現れました。ありがとうございます。

また、自分の気づきとしては、気持ちとは、そのシーンやその言葉を発した背景にある考え、価値観を聴き続けることで「友達みたいな後輩」「憧れを実現させた後輩に自分はそれを関心のままに留めていた。だからこのままでは成長がない」「自分は空っぽ」と内省が深まったのだと思います。ずっと相談者に聴く姿勢を続けるのは難しくて20分、途中1、2度相談者から離れていましたことを教えていただき、自分ではきづいていなかったです。
そういわれてみて、その面談の場から離れている自分に思いあたりました。全く自分の世界に入ってました。相談者のため息(感情)が感じられると勝手に話を切り替えてしまう。ので、関係がこわれてしまう。(いつもやってしまう癖です。)
関心の矢印をどこに向けているのか、意識して取り組みたいです。(自分を暴こうとしなくても、ひとりの自分を受容できたらいいなと、思いました。)

相談者役をやらせてもらい、自分の新しい職場に慣れてなくて、店や家庭といった自分の居場所と同じように頑張ってたら残業や休日の呼び出しで家族の中でも孤立している役で、こんなはずじゃなかったという自分の裏側に孤独、承認欲求、もどかしさ、現実から逃避したい気持ちが浮かんできて、声高にいう人も実は自分の居場所がなくておぼれている状態なのかもと、役を通してそんなにひとを怖れなくていいのかもと思いました。

最後に「成長しました」と、いわれて、なかなか言葉通りにはうけとれないまでも、八阪さんがみていてくださっていたことに感謝です。この学びをなんとか続けてきてよかった、うれしく思いました。ありがとうございます。

ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。

当日の講座の様子

アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。

ニコニコ&拍手!そんな場面が何度もありました。見学者の方が見ている中でのロープレは
プレッシャーがとんでもないはずですが、それでも最後まで走りきられたのは本当に脱帽です。

そして途中、講師の八阪さんやCC役の方のネット回線が切れるなどのアクシデントもありましたが
みなさんが写真のような雰囲気で温かく対応してくださったおかげで、
焦ることなく柔らかい雰囲気を保つことができました。

ここだけの話、こういう時に場を繋ぐのは結構大変だったりするので本当に助かっています。
あらためて感謝の気持ちを込めて…ありがとうございます!

それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。

2025年度の2級CC技能検定対策講座のご案内

弊社が企画・運営する2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
わかりやすくまとめたページ
をご用意いたしました。

特に、弊社では「面接準備編」の講座の受講から始められることをお勧めしています。
「面接準備編」では、最難関とされる実技試験(面接)の突破に向けて、
絶対外せない大事な視点や、熟練レベル(2級)にふさわしい考え方や姿勢を
きちんと身に付けることを目的として企画・設計している内容です。

初めて試験にチャレンジされる方はもちろん、
何度挑戦してもなかなかうまくいかない方にとっても、
揺るがない足場を整え、困った時の拠り所がわかる内容です。

次の試験で合格したい!という方は、いきなり「面接指導編(ロールプレイ講座)」や
「事例読み解き編」などの実践編から入るのではなく、
しっかり基礎固めができる「面接準備編」から一歩ずつ学んでいってほしいです。

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