12/20（土）にGoogle meetを用いたオンライン形式で
「2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」
～面接実践編・オリジナルコース～
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・サポーターの野島です。
師走の週末というご用事の多いこの時期に
お時間を作ってご参加くださったみなさん、ありがとうございました。
初参加の方もおられて賑やかな講習となりました。
また弊社としては、同時刻に更新講習も開催するという初の試みもありました。
更新講習の講師は山盛先生、そして2級面接実践編の講師は八阪先生です。
「うまくいくかな？」と、いつもと少しだけ違った緊張感の中で開始時間を迎えました。
いざ講座が始まったら、心配（スタッフ側だけですが）は傍に置いて集中！
3ケースのロールプレイと口頭試問に対して、八阪先生がフィードバックしていきます。
どのケースも、CCをされた参加者さんが積極的に質問をしながら振り返っておられました。
「CLのために、もっとできることがあるはず」
このような熱い想いが伝わりましたし、トコトン考えるお姿も印象的でした。
CLが見ている世界を、どう感じ取るか。
わずかな沈黙や表情の変化の裏にある想いを、どう汲み取っていくのか。
見学で参加されたみなさんも、じっくり向き合う時間だったのではないでしょうか？
今回も、stand.fmの音声配信形式での振り返りを収録しました。
この記事にもリンクを貼って紹介していますので、
振り返り講座に参加された方はもちろん、この記事をご覧になられたみなさんに
ぜひ上手に活用していただければ嬉しいです。
「2級 面接実践編・オリジナルコース」の振り返り
では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
今回も受講された方の意欲や熱意が伝わるメッセージが届いています。
このアンケートへの取り組み方1つとっても、その人の学びに対する意欲や本気度が
伝わってくるのではないでしょうか。
技能士試験の合格を目指すなら、自分の言葉でアウトプットすることへの
質・量へのこだわりは、ぜひ持っていて欲しいですね。
この記事を読んでいるみなさんも、本気で合格を目指す方のアウトプットの質を
ぜひ感じ取っていただけると嬉しいです。
2級 面接実践編・オリジナルコース 参加者の声
見学させていただき、ありがとうございました。
今日は特に相談者の方々の景色がどういうものなのかをしっかり考えることに注力しました。
⚫︎4つも内定をもらえたのだから出来ていることが十分あるはず。就職活動を始めてから今日までずっと悩んで、心休まることもなかっただろうに、やっとすぐ先にゴールが見えているのに、動けなくなっている相談者さん。不甲斐ない、焦り、選ばない会社に申し訳ない。様々な気持ちが溢れてしんどいだろうなぁ。いっそどちらかしか受からなかったらこんなに迷わなかったかも、と自分が認められた事すら、無ければ良かったと考えるかも知れません。私達はまず、優劣付け難い2社から内定をもらい、羨ましい、贅沢と周りから思われそうな相談者の真の辛さを理解しなければいけないし、経験のある大人の視点から、「じゃあ、こうしたら良いじゃない」と軽々しく向き合っていけないと強く思いました。そして、期限までに理想的な形にしなくては、というのも無理な話で、相談者を苦しめるだけなのだということも、アドバイスいただき気づきました。
⚫︎生きるのに精一杯の相談者さん。働く意味なんて、生きるため、生活するために決まっている。それ以外は余裕がなくて求めることもない。そんなメッセージを強く伝えてくる方でした。そして、その目的だけでしがみついている職場も、しんどくていつまで続けられるか分からない。正社員登用も受かる自信はない。そんな水の底に沈んでいる様な相談者さんとは、同じその水の底で、ここは冷たいね、しんどいね。と、痛みや辛さを同じ視点から見る大切さを感じました。
⚫︎和菓子への未練と愛情。「うちの会社だけじゃなくて、どこも大変だし、このご時世仕方ない」だけでは片付けられない、今からどうにもならないのは分かっているけれど、もう少し自分も何か出来たんじゃないかという気持ちもあったかもしれない、とお話を聞いていて思いました。部長として、毎月の売上などでお店が厳しくなってくる様子をどんな思いで見ていたのだろうか。絶対試行錯誤していたとは思うけれど、本人からすると、もっと出来たかもと悔やまれるかもしれません。そんな今更言っても仕方ない気持ちを誰にも言えず、苦しいだろうから、ここで吐き出していただくということなんだな、と、面談と八阪先生の解説で整理できました。
今日もありがとうございました。
・クライアントと対峙した時（むしろ予約した段階）から、言語・非言語、「話し方」もよく観察し、自身の関わり方をよく考えていくことが改めて大切だと再認識できた。話し方を観察するとは、例えば、身に降りかかっている「状況」をよく語るCLは、ストレートな感情は口にしないが、「こんな環境でこんな状況になっている」とCCに分かってほしいと思って、訴えている。それも直接語られないが気持ちが含めれているのだと学んだ。このように、CLによって気持ちや感情をストレートに訴えてくるタイプ、身に起きた状況・全体像を中心に話すタイプ、身構えているタイプなど、CLを観察し自身の関わり方を変幻自在にフィットさせていけるよう技術を磨きたい。
・CC側がCLの話したいこととズレていかないために、また置き去りにしないために、質問をする前に、自身の頭の中でセルフチェック＝CLは、それを言われたいのか？聞かれたいことなのか？CLが「言われたいこと」を考えることが優先、CCが言いたいことではないという先生の言葉も印象に残った。
・事例２の面談では、CCの教科書通り、正論のような質問を、関係構築が十分でない前に質問する（例：正社員になるにはどんな条件が必要か人事に確認してみたら？/やりがいってどんな部分に感じました？）と、「生活費を稼ぐことで必死だった」と何度も言っているCLには響かない、むしろ気持ちが離れていく、ということが身に染みて分かった。相談者理解をするということは、安易に質問しないこと、置かれている環境・状況をしっかりと想像し推し量ること。軽々しく質問しないこと、共感・受け止めを常に気をつけていきたい。
・なぜCLは一歩前に進めないのか、決められないのかを理解する際に、「てんびんを想像して聴いてみること」これも学んだこと。普通に考えると○○という状況だと、□□に向けて進んでいくのになぁと心の中で思った時に、そこまでしてCLの足が止まってしまうモノとは一体何なんだろうという、てんびんのもう一つには何が乗っかっているのか想像しながら聴くこと、これが問題把握にも繋がっていくと思った。
初めて参加させていただき、2,000円でこんなに内容の濃いものだとは思っておらず、非常に充実した学びとなりました。
第34回の試験を初めて受験した時は5つのケース内容に目を通して自分でそれぞれの状況を想像しただけで挑んでしまいました。今回皆様のロープレや先生のフィードバックを視聴している中で、私自身が「片輪走行」でCCの問題ばかりを必死に拾おうとしていたこと、表面的な対応しかしていなかったのだと痛感しました。そして、自分自身がまだまだ勉強不足で「感情の拾い方」が出来ず、自分が相談者だったら「分かってほしいことを理解してくれない相手に相談はしたくない」と思うだろうと感じました。「ふがいない」という気持ち、「先の見えない不安」、「やるせなさや未練」など、相談者の気持ちをちゃんと拾えるような仕事がしたいと思います。
個人的には、3つのロープレ後の参加者からの質問に対して、先生が仰った、下記の内容が印象に残り、私の面接試験を振り返りました。
・水に浮くのが精一杯の人に、60分後に25メートルプールを泳ぐことは無理。無理矢理すすめると事故が起こる→「何とかせねば！」という気持ちが先走っていました。
・主訴からズレないために、言う前に頭の中で一旦考える。自分の中でセルフチェックをかける→時計を気にして、無理にすすめようとして相手を困惑させたかも。
・言いたいことを言うのではなく、「言われれたいことを言う」これが仕事。→相手に気付いてほしくて、つい伝えたいことを先に行ってしまう。
「合格せねばいけない」という意識ではなく、「相手のことをどれだけ一緒に考えて、感情を拾えるか」に意識を向けて、今回受講した内容を何度も振り返り、1月11日の試験に挑みたいと思います。このたびは多くの学びや気づきをいただき、ありがとうございました。また参加させていただきたいです。
相談者を置き去りにして、自分の考えるカウンセリングストーリーで進めようとしてしまった。自分の準拠枠で考え進めたといえる。さらにいうならば、進め方に柔軟性がない。今日の振り返りを妻に話したときに妻から指摘された。そうだよな。と思いつつ、自分をよく知る人にリフレクションを話すのは勇気いるが（合格するの？ と懐疑が深まる）、自分の根源からくる癖なので、意識すべきだろうな。
口頭試問は、具体性がなかった。意図⇒話す内容⇒結果⇒評価 が必要とのこと。これはロールプレイ中に考えることというが、難しいが間違ってもいいので、言う訓練をしておかないとできないのだろうな。
自分の思惑通りにいかないと焦るところはある、プレッシャーはもちろんあるし、相談者の為に真剣にやらなければいけないが、どこか余裕をもつためには、この出会いを楽しむ、うん、表現は難しいがこの尊い出会いを大事にしたいという想いだろうか、そういうのが根底にあってもいいかもしれない。数回試験に落ちると、却ってがちがちになりそうなので。
いい機会でした。ありがとうございました。
今回もご指導ありがとうございました。逐語録を確認し、振り返りを行いたいと思います。また、お相手してくださった方にも感謝しております。今回も単なる試験対策だけでなく、実際のキャリアカウンセリングにおいても留意すべき、いくつも大切な点を伺うことができました。
いつも感情を追うのが下手で、事柄ばかりおっていることが反省点なのですが、そのこと自体もべき論に陥っていて、相談者をきちんと受け止められていないことの表れだと認識しました。
まずは、相談者をよく見ること。相談者の話したいことを聞き、受け入れること。そのためにも最初の入り（相談者の話し始めの内容・表情・態度など）は、より注意深く観察する必要があると痛感しました。もっと入りを大切にします。
また、相談者が伝える経緯説明と訴えたいことは似て非なるものであることにも留意が必要で、相談者を受容し共感的理解をしつつ、そこをいかに冷静に観察しながら面談を進め、口頭試問で言及するか。まだまだ道のりは遠いですが、コツコツ精進したいと思います。本当にありがとうございました。
ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。
当日の講座の様子
アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。
講座の最後に笑顔でパシャリ！
ちょうど今日は弊社のマスコット、みかんちゃんの3歳のお誕生日なんです。
お洋服を買ってもらったそうですよ。（トコトン可愛いです）
みかんちゃん登場のおかげで素敵な笑顔の集合写真が撮れました。（最優秀スタッフですね）
2級キャリアコンサルティング技能士の試験は、残すところ面接のみ。
笑顔の奥底には本気と覚悟が詰まっている。
必死にロールプレイのタイピングをしながらも、そんなふうに感じました。
それでは、また次の講座でお会いしましょう。
2025年度の2級CC技能検定対策講座のご案内
弊社が企画・運営するキャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問（Q&A）などを
わかりやすくまとめたページをご用意いたしました。
特に、弊社では「面接準備編」の講座の受講から始められることをお勧めしています。
「面接準備編」では、最難関とされる実技試験（面接）の突破に向けて、
絶対外せない大事な視点や、熟練レベル（2級）にふさわしい考え方や姿勢を
きちんと身に付けることを目的として企画・設計している内容です。
初めて試験にチャレンジされる方はもちろん、
何度挑戦してもなかなかうまくいかない方にとっても、
揺るがない足場を整え、困った時の拠り所がわかる内容です。
次の試験で合格したい！という方は、いきなり「面接指導編（ロールプレイ講座）」や
「事例読み解き編」などの実践編から入るのではなく、
しっかり基礎固めができる「面接準備編」から一歩ずつ学んでいってほしいです。
2024年8月からはオンラインストアでの動画販売も始めましたので、
講座での参加でも、動画形式でも、学びやすい方法をお選びください。
講座で参加されたい方と、オンラインストアの動画講座を購入して学びたい方、
それぞれに合わせてリンク先のボタンを下の方に用意しています。
※講座の場合、クリックすると開催日程カレンダーが表示されます。
表示されたページの中から、希望の日程をクリックしてください。
その後、詳細な内容などがご覧いただけるようになります。
みなさまの指導・支援ができる機会を心待ちにしております。
ぜひこの機会に弊社講座にお越しくださいませ。