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6月23日(日)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編・口頭試問編)の様子

6月23日(日)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編・口頭試問編)の様子

執筆者 | 八阪 義浩

6/23(日)にzoomを用いたオンライン形式で
「2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」

~面接実践編・口頭試問編~
を開催いたしました。

こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。

この日は一番人気の『面接実践編』の開催であり、なおかつ学科・論述試験が終わってから
初めて開催するロールプレイありの講座だったので、たくさんの人が集まるかな?と期待していました。
実際には、おそらく過去最高ではないでしょうか、37名もの方にお越しいただきました。

当日にzoomにアクセスしてからびっくりした方もいらっしゃったのではないでしょうか?
見学席があるからこそできる形式ですが、少しでも「学びたい・成長したい」という意欲を
拾い上げる機会になったかなと、あらためて開催してよかったと実感しています。

そして何より、これだけたくさんの方がいらっしゃる中で
ロールプレイに臨んだ3名の方の前向きさと勇気に、拍手もお送りしたいです。
本当にお疲れさまでした。みなさん、質の高い面談をされていて、
見学していた方にも良い刺激になったかと思います。

午後の口頭試問編も、当日参加の方も含めて10名の方にお越しいただきました。
3グループできたのは今回が初めてだったので、こちらも賑やかな雰囲気でしたね。
参加者限定講座で、最難関の口頭試問に特化している内容ということで、
本気で合格したいという熱意のある人が集まってくださいました。

口頭試問の内容をディスカッションした後の発表内容について、
3人がかり・4人がかりで取り組んだみなさんと、1人で考えたわたし自身のものと、
どこがどれくらい違っていたのか、肌で感じて理解されたのではないでしょうか?
一番の違いは「回答の質へのこだわり」と「表面で終わらずとことん考え抜く努力」の差です。

みなさんの熱意があるからこそ、口頭試問の内容を発表した後のフィードバックでは
だいぶ厳しめのトーンでお話しましたが、
「プロ・熟練レベルとはあれくらいの徹底ぶりが必要なんだ」と、
もう一度気を引き締めていきましょうね。

それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。

ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。

「2級 面接実践編」の振り返り

「2級 口頭試問編」の振り返り

では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
今回は初参加の方も何名かいらっしゃいましたが、
慣れている方や弊社の講座にすでに馴染んでいる方とそん色ないくらい、
すごく充実したアウトプットを出してくださっていて、わたしも読んでいて嬉しくなりました。

ご自身の振り返りとして、そして他者の気付きとの違いを比較しながら
さらに学びを深める機会として、ぜひ参加者の声・気付きをじっくりと読んでみてください。

2級 面接実践編・口頭試問編 参加者の声

本日初めて見学として参加させていただきました。
本日は参加させていただき、大きな衝撃がありました。これまでの面談2級の試験対策について考え方が変わった時間でした。

これまでの面談では、相談者の方の言葉からしか思いを受け取っておらず、その背景にあるもの、本当に相談者の方の思い考えから出てきたものなのかということを考えもしていなかったような気がします。本日の2ケース目ロープレで先生がおっしゃったように、今の良しとしている心地よい状況の中での役割と否定的に考えている状況とを類似点が多いからと結び付けて提案するということを知らず知らずのうちに行っていることにも気づきました。
相談者の方との信頼関係が築けていれば、そこで相談者自身が思っている「NO」を言ってくれ、正しい方向に戻ることができますが、関係構築ができていなければ、どんどん逸れていくということが実感でき、今更ながらシステマチックアプローチで土台となる信頼関係(関係構築)が続いていくことで、問題共有ができるということを実感できました。私の中では大きな学びでした。

また、実務で学生支援には携わっておらず、2級の相談者として学生支援をとても苦手としています。学生支援をしている方のアドバイスではこれまでどのような就職活動をしてきたのか、早い時期にインターシップを受けた場合、まだ期間があるから大丈夫だと安心できるように話していけばいいと言われました。
ただ、本日の3ケース目のロープレを見学させていただいて、安易に方法を考えるのではなく、目の前の相談者に合わせて相談者の方が話したいように話してもらう、そういう関係づくりを心掛けるということを実感できました。本日の学生さんのように思いが強ければ、学生さんのペースに合わせて解決を急がない、時間中話を聴くことのみになることもあると思い、自分自身焦らずゆっくりじっくりお話を聴くという姿勢で、まずはお話を伺いたいと思います。

本日は、3回のロープレで関係構築の重要性そして相談者の方の言葉の向こうにある本当の気持ちについて今更ながら考えることができました。言葉の奥にある気持ちについて、意識しながら面談していこうと思います。

本日は貴重な経験をさせていただきありがとうございました。今後も学ばせていただきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

本日ロープレ役に挑戦して下さった3人の方有難うございました。勇気が無くというか、自信が無く手を上げられない私です。しかも、相談者が話したい話から目をそらさず、粘り強く対応していた所は素晴らしいなと思いました。自分だったらと考えると、逃げではないですが、他の視点の話題を出しそうな所でも、踏みとどまっていて、お手本にしたいと思いました。ちゃんと意図を持っているからこそ出来る事ですね。

気付いた事として、当たり前ですが、人は言葉にしないと何も伝わらないという事。基本的態度や関係構築と言っても、心の中、頭の中でどれだけ一生懸命な思いが有っても、言葉に出来ないと伝わらない。言葉にしてもズレはあるのだから。何か気恥ずかしさも有って「有難うございます」さえ普段から言っていないと口から出てこない、試験なら尚更です。日々仕事で実践したいと思います。その言葉一つから、氷が溶け出すも有るかもしれないと思いました。

CLが訴えた問題は、全体をお聴きした後、一歩引いて、相談者が一番話したかった事、話した量が多かったなと思える所を大きく捉えると、結局これが言いたかったんじゃないかが見えてくる事が分かりました。理屈で行けばこうするはずだけど、そうしない、出来ない何かが有るから悩むんですよね、という所が相談者のポイントで、その方の「鍵」になっているのかなと感じました。そこを一緒に考えて行ければ目標設定や具体的展開に繋がるのでしょうか。実践でやっていない事は本番でも出来ないと思うので、今後実践で意識して行きたいです。本日は有意義な一日を有難うございました。

本日もありがとうございました。今期初の学び直しでの参加でした。久しぶりの参加でしたが、衝撃回となりました。自分もCLのために役に立てる面談をしたい!と奮い立たせて頑張ろうと決意できた参加となりました。

大きな気付きは以下の2点です。
『口頭試問について』
見学の際の心得をお話ししてくださいましたが、見学者として一番客観的に面談を見ることが出来ているはずにもかかわらず、私は口頭試問の質問に具体的に答えることが出来ませんでした。RPを行った緊張しているはずの方が、具体的かつ客観的にご自身の面談を振り返ることが出来ており、自分の力のなさに悲しくもなりました。
ですが、苦手とか悲しいとかという事では済まされず、自分の面談品質は全て目の前の相談者に影響する、という事を肝に銘じ、練習を重ねていくしかありません。
参加するたびに、他の参加している方のレベルが上がってることに毎回驚きです。そしてきっとそれは努力のたまものだと思います。自分ひとりだと自己流になる可能性がありますが、見学させて頂く事で、自分の面談も客観的にみることが出来ます。他の方をRPや口頭試問を見ることができるこの機会に感謝です。現在、国キャリの論述問題を使ってCCの発言の意図を考える練習をしている発展途上中です。

『チームリーダーと管理職は近い仕事なのでは?」の先生の解説について』
この話をするとこの先どうなるのか、、、と聞いた時、衝撃でした。なぜならそこまで考えて面談できていないからです。「本当にCLが話したい内容なのか」「このCCのかかわりはCLに何をさせているのか」「そしてこれをするとCLはどうなるのか」明確に説明していただき、プロセスがよく理解できました。再度、頂いたChatを順を追って確認しながらさらに深めたいです。

本日はありがとうございました。今日はCLを担当させていただいたおかげで、「CCとしての口頭試問」の回答のみならず「相談者としての目線」からも含め双方の視点から、皆さんのお話、八阪先生のフィードバックを聴くことができました。グループディスカッションでは自分とは違う視点から相談場面をとらえている方のお話、支援の在り方などを聴き、多様な見方がある、できるのだということが実感できました。

今日学んだことは他にもいくつかあります。「具体的展開ではなく抽象的展開になってしまっている」というお話ではまさにこれまでの自身の口頭試問がそれにあたる、という反省がありましたし、「できたこと・できなかったこと」の回答が、「自分がゲットできたこと・できなかったこと」では不十分でありまた明らかにCL第一でない、「この20分で相談者のためになることで何ができたのか」を答えるべき、という部分では、そもそも当たり前のことなのでしょうが、改めてハッとさせられる気づきとなりました。

口頭試問は何のためにあるのか。「CC本人に尋ねてみないと評価できない要素があるから」。このことを「これまでしっかり考えられていなかった」(だから合格しなかった)ことがわかった、ということが今回得られたことだと感じています。
面談中に行った自分の質問や振る舞いの「意図」を面談終了直後の口頭試問で即座に振り返り、きちんと伝わるように話をするのは簡単ではありませんが、自分の頭の中にあるものを伝えられるように、「口頭試問の質をあげるため」に何が必要かをもう一度整理しなおして、試験に臨みたいと思います。

今日の講座を振り返りながら、私の口頭試問に対する姿勢がCC主体になっていなかったか?と自分に問いかけているところです。「できたこと・できなかったこと」「関係構築」の部分では、面談の中で自分がやったことという結果のみをお答えしていて、CLが置き去りにされていることに気づきました。

「こんな状態のCLさんだから、こういった関わりが必要と考えて、こういうアプローチをした。その結果、こんな発言や感情がCLから出てきて、こんな風にCLの状態が変わったとか気づきが生まれたのではないか。」というように、常にCLさんの立場に立って考えることができているかが問われているのだと思いました。

また、「CLが訴えていた問題」も、これまでは、面談の中でCLが発言したことを拾って答えていましたが、そうではなく、”直接言葉になっていない部分” ”CLが本当にわかってほしかったこと” ”心の叫び”を捉えて言語化すること、であったり、「CCが見たCLの問題」については、CLがよりよく生きていく(生活していく)ために必要なことだがCLが気づいていないことを取り上げること、といったことを学びました。口頭試問はCLに向かって、今の面談はこうでしたよね、とお伝えする場であることを念頭において臨みたいと思います。改めて、”CL第一の姿勢”が問われているのだということを実感させていただきました。ありがとうございました。

面接実践編の見学参加でした。これまでは見学でもストーリーを追うことに必死でしたが、今日は一歩引いて拝見(観察)し、相談者さんが「どんな人なのか」や問題把握の材料を探しながら聴いていました。

3人のCC役さんがお上手だったので「頭で考えたことを伝える」と、CLの反応や応答からCCの課題が見えてくる感覚を味わいました。CLの頭の中で思っていることをCCが代弁していくには、相談者のモノの考え方捉え方を肯定も否定もせず受け止めたうえで、CLが言ってほしいことを言う。
先日の個別指導でのご指摘部分「泥のついた野菜を調理もせずにそのまま相手に出している」だけでは伝わらないこと、話が深まっていかないこと、納得しました。今日のロープレではCCの感じたことを伝え、意図的にかかわることで、CLに変化(自己開示や気付き)が確かに起きていました。→口頭試問の回答材料に使えるように意識します。

CCの仕事や役割は「話を聞く存在であり、CLが言ってほしいこと理解する」こと。問題は解決していないけれど、話を聞いてもらえたおかげでスッキリして気持ちが整理できたということは自分にもよくあります。相談者が良い方向へ進むために「聴くこと」、定番質問を訊くことでは決してないと心に刻みます。質問タイムの質問回答を聞くだけでも、多様な視点があるので勉強になります。今日も学びの機会をありがとうございました。

ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。

当日の講座の様子

アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。

午前の面接実践編はとにかく大賑わいで、
25名しか表示できないzoomではもう溢れてしまっていますね。
いかに面接試験に課題感を持っている人が多いか、この集まり具合からもわかります。

弊社の講座に学びに来てくださる方は
「自分の合格という目先の自己都合でなく、CLのために上達しよう」という
CCとしての本質をきちんと押さえている方がたくさんいらっしゃいます。

今回ロールプレイをされた3名のみなさんも、
このCCとしての本質をきちんと押さえた人たちが集まる場で鍛えられたからこそ、
あの面談・口頭試問の質の高さに繋がっています。3名とも、相当磨き上げましたよね。

一方の口頭試問編は、参加者限定の講座だからこそ、
フィードバックのレベルも一段上げて、ピリッとくる厳しい話もしたかと思います。
その分、場が少しでも和めばと思って、くすっと笑える振る舞いも講座中に織り交ぜてみました。

真剣さの中にもそういうホッとブレイクできるシーンは、これからも大切にしていきたいです。
何より写真・画像を見れば、みなさんが楽しそうにされていますからね。
やっぱり笑顔って良い印象・良いイメージをもたらしてくれます。
これからもぜひ、弊社で一緒に楽しく&真剣に学んでいきましょうね。

それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。

弊社の2級CC対策講座 特集ページのご案内

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この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。

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みなさまのお越しを心からお待ちしております。