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12月28日(土)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編・口頭試問編)の様子

12月28日(土)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編・口頭試問編)の様子

執筆者 | 八阪 義浩

12/28(土)にzoomを用いたオンライン形式で
「2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」

~面接実践編・口頭試問編~
を開催いたしました。

こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。

この日は年内最後の講座ということで、わたしも気力・体力を振り絞って、
最後に良い学びを届けようと、いつも以上に力の入った講座となりました。
もちろん、毎回どの講座も大事にしているのですが、
区切りがあるとどうしてもいつも以上に意識をしますよね。

わたしの気合がみなさんに健全な熱意として伝わることを期待しつつ、
CCとしてのあるべき姿とは何なのか、熟練レベルだからこそ
基礎を大事にして欲しいことや、どこまでもCL第一でい続けることを
繰り返しお伝えさせていただきました。

この日の講座開催前に、たまたま見かけたいくつかの他社さんの講座PRを見て、
あらためて、弊社の良さや個性ってなんだろう?と考えていました。
答えが出ないまま講座の開催時間に突入しましたが、
今振り返ってみると、やっぱり

「目先の試験合格のテクニックではなく、本気でCL第一が実践できる
 本物のCCを1人でも多く輩出すること」

という弊社が掲げるビジョンに帰ってきますね。

今回の講座でも、フィードバックの1つ1つに、応答例の1つ1つに、
CL第一とは、何をどこまで徹底して考えることなのかを
具体的な例を交えながらお伝えしました。

講座を受講された方ひとりひとりに、CL第一の精神を宿してもらうこと、
それを実際に発揮してもらうことを目指した学びを、
これからもお届けしてきますので、2025年もよろしくお願いしますね。

それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。

ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。

「2級 面接実践編」の振り返り

「2級 口頭試問」の振り返り

では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。

受講された方の意欲や熱意は、アンケートを通してわたしもしっかり受け止めています。
自分で言葉を考えて、自分で発信する機会を大事なトレーニングと捉えるか、
ただの作業と考えるかで、頭の鍛えられ方が全然変わってきます。

本気で2級合格を目指すのであれば、上位15%に入るようなアウトプットをしようと
こだわって回答してくださるはずですね。
そんな受講者さんの熱意を、ぜひここから感じ取ってください。

2級 面接実践編・口頭試問編 参加者の声

今日もたくさんの学びをありがとうございました。初めて面接実践編に見学者として参加させていただき、気づき・発見が多く、まだ頭の中が整理できていないですが、今回気づいたこと、びっくりしたこと、改めて感じたことを身に着けていきたいと思います。
学んだことは下記のとおりです。

★大切なこと:CLの理解者になる=味方になる
・面接の会話を関係構築、問題把握、具体的展開を意識しながらかかわる
 わかっていたことですが、改めて大切さを感じました
・CLの発言から、どのように感じているのか、など同じ景色を見る
・CLの言葉数が少ないときは、混乱していたり、心が開かれていない証
 このCCに話していいか図られている
 →「お話しできる範囲でお話しください」など問いかけ、出てきた範囲で話を進めていく、その話に集中する。
  ペーシングが大切、ペースを合わせて話をする
・面談の冒頭はストーリーではなく、CLの状態を見る
  マシンガントークの方→たくさん話したい方
  開示しない方→開示いただくために時間をとる
・目の前のCLに集中する、興味を持つ
 想定していたストーリーと違うときは、準備していたことを全部捨てる
・CLが発言した矛盾した言葉も受け止める
・面談中の問題点の共有、具体的展開について
 面談中にCLへ伝えることで混乱する場合は言う必要はない
 口頭試問で理由とともに伝えればOK


今回は口頭試問まで見学をさせていただき、いつも回答してしまっていた自己理解、仕事理解、コミュニケーション、中長期視点で分けて考えていたことがとても恥ずかしくなりました。
今目の前にいるCLをどう支援するのか、原点に立ち返って考えていきたいと思いました。
本日はお時間をいただき本当にありがとうございました。また次回もどうぞよろしくお願いいたします。

八阪先生、木上さん、本日も貴重な学びの時間を提供して下さってありがとうございました。

初めて口頭試問編に参加させていただき、参加者の皆さんととても濃密な時間を共有することができて、とても満たされた気持ちです。面談終了後に即座に振り返って自分の言葉で説明する、ということに苦手意識があったのですが、面談を見学してCCの関りを真剣に考えることで、少し体力がついたように思います。

どう表現したらよりCLの心情に近いか、どう表現したらこの面談の根幹の部分を伝えることができるか、このCLさんは将来どうなったら今より充実して幸せを感じられるようになるのか、CLと同じ景色を見て同じ景色を感じるって、こういうことなんだなって味わいました。自分と違った皆さんの視点を聞くことで、なるほど~とかそういう見方もあるね、とか本当に私にとって有難い時間でした。
そして、最後に「先生だったらこう答える」の言葉が、あ~そうかぁとまたまた有難い共有でした。

試験では、じっくりと時間をかけて答えを練る時間はないので、まだまだ鍛錬が必要だと感じています。
自分が焦ったり余裕がなくなってくると、どうしてもCLを置き去りにしてしまいがちなので、CLさんと同じ目線で【二人三脚】を常に忘れずに。先生が例えた【二人三脚】はとても分かりやすかったです。

「二人で歩調を合わせないと転倒してしまいますよ」

目の前のCLの貴重な時間を自分の都合で転倒させてはいけない、ですね。最後に、CC役をして下さった方へも良い面談を見させていただき、お礼申し上げます。本当にありがとうございました。

2回目の受講(見学)をしました。1回目の受講を経て間隔を開けずに2回目の受講ができて本当によかったと思っています。
1回目の受講で、誰のための相談場面なのかを再認識しました。また、講座のロープレ場面を思いだしながら振り返りメールとchatを読み直し、しっかり自分のものにしようとロープレで実践をしてみましたが、頭では分かっていても実践ではできないのは何故だろうと思い2回目の受講をしました。また、ロープレでの違和感や、ロープレで微妙に感じるCLとの距離感に気づき、晴らしたい思いがありました。

これまで関係構築が崩れる問いをしていたこと。次はどんな問い掛けをしたらいいか考えていたり、CLの気持ちはどう変化しているのか想像で面談を進めていた。CLの話より自分の問い掛けに集中してしまう。問題点ばかり追いかけていることもある。ロープレの前半と後半の違いが大きいのは、問題共有や具体的展開を思い出し何とか時間内で合意を取らないとと、自分勝手な思いが先行していること。CLの気持ちを受容共感しどう受け止めたかCCから返していないこと。どうしたらいいですか?と聞かれた解決するためにと焦ってしまうことなど、今回の受講でも反省することが多かったです。

なにより違和感について受講後に考えてみました。翌日、ロープレ練習で見学をしたところ違和感に気づきました。
CCが思う事を聞いていたり、「具体的に~」という質問が多い事に気づきました。CLの気持ちがどのような状態なのか、「具体的に~」と言われて即答で返すCLだったとしたら、それはCLに無理させているのではないかと思えるようにならないと、この2級の熟練レベルには到達しない。
更に、答えを当てるゲームではないこと。人の気持ちは変化すること。その変化する一瞬が大事であって、良くも悪くもCLにしかわからない。自分たちの関わり一つで、CL自身が主役の相談場面でも、自分自身で問題の外い自分を置いてしまい、その場をやり過ごすだけのCLにとって苦しい相談になってしまうのだと未熟ながら思える様になりました。
ロープレでは、CLの思いの裏や分かって欲しいことなど、まだまだ考える余裕がないのが現状ですが、一歩でも熟練レベルに近づきたい。本当い受講した後は、自分自身の軸が強くなることを感じています。ありがとうございました。

今回の講座は見学者として参加させていただきましたが、いつものように学びの多い3時間となりました。この講座は八阪先生と木上さんの頭の回転の速さ、それに伴う頭の疲れは相当なのだろうなと思いながら、受講者の学習のためにといつも真摯にご対応いただき感謝しております。

また、ロープレを代表でご対応いただいた3名の皆様に改めてお礼申し上げます。ロープレ内容もさることながら、試験本番1か月を切ったところで、すでに大人数の前でロープレをしよう、見せてもよいという心意気、メンタルが素晴らしいなと思いました。
3名の皆様は誰よりも、オーディエンス(面接官)がいようがいまいが、準備できていますよ、いつでも面談してください、という準備が出来ている方々なのだな、と改めて感銘を受けました。
それに引き換え、私はまだ初めての実技試験を前に、当日は緊迫した雰囲気なのかな、どんなCLなのかな、面接官が気になるのかな、等とメンタルがブレブレの状況です。とにかく、メンタルは整えていかないとと皆様を見習いながら、以下を意識していきます。

・まずCLの様子を見る。あまり話さない人=信頼構築を図る、最初から話す人=話聞いてほしいと察知する。
・CLは主観で話すので、それを受け止める。否定しない。
・問題の共有必ずするべきではない=受け取るときに出す、→本人がいいたいことは重視する。
・問いかけのバリエーションを増やす。
・投げるボールは受け取ってもらえるものだけでなく、置く、少し投げるなど、変化をつける。
・何度も肯定的な側面からアプローチしても、否定に流れていくのであれば、無理に好転させる必要はない。
・口頭試問、いわゆる、自分の面談をすぐ客観視できるように俯瞰する力をあげる。
・今回の面談の逐語を読み返し、アプローチの仕方を勉強する。


上記を意識しながら、さらにRPの練習を励んでいきます。試験まで学んだことは実践しようと努力していきたいです。このような実のある学習の場を提供してくださる、八阪先生に改めて感謝です。

そして、八阪先生&木上さん、本年は大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。よりお年をお迎えください!
そして、みかんちゃん。遅くなりましたがお誕生日おめでとうございます。私と同じ月の生まれで勝手ながら嬉しく思います。すくすく成長してください!

「執行役員になれなかった私は、価値があるのでしょうか。居場所があるんでしょうか」
「俺の未来は恥ずかしいものになってしまうのか」

相談者の訴えていたことを、上記のように血が通った感情として捉えられるかどうかで、キャリコンの有り様が全く変わるということを実感しました。

「執行役員になれなかったので、このままだと一般社員になってしまう。どうしようかと思っている」

というようなサラッとした主訴とは、ぜんぜん違う。今回の口頭試問では、一緒に理想の口頭試問を考えるのに頭を悩ませた参加者の方から、このCCとしてのあり方を教えてもらった気持ちです。

同様のことを、これまでに八阪先生から何度も聞いていたはずなんですけれども、今回は何が違ったのか、なんで自分は今頃気がつくことになったのか。ちょっと考えてみたのですが、まだ答えは出ませんでした。ただ、自分が同様に認識できるかどうかで、その後の対話の内容も、目標も、方策も変わっていくのを実感できたのは、ものすごく意味がありました。

自分の口頭試問については、面談中にまだまだ問題把握ができてないということが浮き彫りになりました。
ここは、1つは、私の考える引き出しが少ないというところと、もう1つは、その問題を相談者さんに共有していないというのがあります。1つ目は研鑽を積むしかないなと思いますが、2つ目は今朝のロープレ練習から意識して実行するようにしました(ちょっとできました!)。

口頭試問で何を聞かれているのかを理解して、毎回の自分の面談を振り返り検証することは、闇雲にロープレ練習をするよりずっと効果的だと思います。これからも研鑽していきたいと思います。ありがとうございました。

今日一番身につまされたこととして、悩んでいる相談者に対してポジティブ発想になれるような関わりをしても、言葉届かないばかりか、それはただのCCの誘導、それでは関係構築できない(というようなお話をされていたかと思います)ということがあります。

相談者が語る言葉の中に、明らかな認知の偏りを感じてしまうと「この偏りをなくすと相談者は幸せになるに違いない」と安易に思ってしまい、その方向で話を進めたくなってウズウズした結果、実際そうしてしまうのですが…振り返るとやはり途中であまりうまくいかなくなることが多かったように思います。
相談者には相談者の強い思いがあって、それが偏っていようと間違っていようと、それ自体が相談者の大切な思いなので、簡単に変えられるようなものではないだろうし、その思いにこそCCは共感し寄り添っていかないといけなかったんだな…と感じました。

認知の変化を促すような展開をしたときに、あっさりと相談者が「そうですね、そうしてみます」と言ったとき、ほっと安心してしまったことがありましたが、あれは恐らく諦められてしまったのかもしれないな…と気づき、今日は反省しきりでした。相
談者ファーストじゃなくて、自分がラクになるための誘導的な関わりをしてしまったのかもしれません。今日の講座は、試験対策という枠を超えて、自分の普段の面談について考えさせられた貴重な時間となりました。

今日はありがとうございました。恐らく34回も受験することになると思いますので、この先もじっくり取り組んでいきたいと思います。その際はまたご指導頂けるとありがたいです。

口頭試問を受講して、改めて考えて直すことができました。参加者5人で口頭試問を考えてそれぞれの意見を出し合うと、皆さんのレベルが高く視点が違う事に気づくことができました。

表面上やCLが言ったことを口頭試問で何とか思い出しながら伝えていましたが、そうではないとやっと理解ができました。多分、今の自分だからやっと理解できるようになれたのかもと、自分自身を振り返る事もできました。面談で必死になってしまい20分間がやっとの状態で、口頭試問でズレた回答したり、何を言いたいのかわからなくなります。
また、口頭試問を考えながら、代表ロープレの振り返りでCLの見方の深さやCCの問いかけなど、本当に見方の違いに驚きました。

自分に甘く曖昧な見方の危うさがロープレに口頭試問に出ていることなんだと腹落ちもしました。沢山の気付きをいただきました。CCの皆さんの包容力と深さに並べるよう、進歩したいと強く思います。自分が納得すること、受け入れること、柔軟に出きることを目指します。ありがとうございました。

ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。

当日の講座の様子

アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。

今年最後の講座開催で、午前も午後も本当に充実した学びの場にしてくださって、
わたしとしてもすごくいい締めくくりになったなと思っています。
ロールプレイをした方の勇気と技術、そして見学で見守ってくださった方の温かさ、
口頭試問で最後まで真剣に・徹底して考え抜く姿勢など、
CCとして備わっていてほしい力が随所に見えて、嬉しかったです。

みなさんが見せてくれた力を身に着けるため・伸ばすために
弊社の講座や個別指導が役に立っているなら、わたしたちもそれが一番幸せです。

ぜひ、今回の学びで得たこと、気づいたことを
収穫も課題も次へと活かしていってほしいです。

それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。

弊社の2級CC対策講座特集ページ・オンラインストアのご案内

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この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。

詳しくは「2級CC技能検定対策講座のご案内ページはこちら」の
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また、弊社では一部の講座をオンラインストアでも販売しております。
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みなさまのお越しを心からお待ちしております。