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5月19日(日)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編・口頭試問編)の様子

5月19日(日)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編・口頭試問編)の様子

執筆者 | 八阪 義浩

5/19(日)にzoomを用いたオンライン形式で
「2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」

~面接実践編・口頭試問編~
を開催いたしました。

こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。

この日は午前・午後ともに面接試験対策に特化した講座で、
受検されるみなさんが一番苦労されているであろうロールプレイと、
それを客観的に捉えて説明しないといけない口頭試問について
1日でまとめて学べる形でお届けしました。

特に口頭試問編は今年度から新規に開催している講座で、
弊社のHPや公式LINEでの改良・追加がまだ完了していない段階で
見切り発車的に開催しているので、「知る人ぞ知る」講座みたいになっています。
こちらは早く掲載できるように、鋭意制作作業を進めていきますね。

そして、午前・午後のどちらの講座も、かなり早い段階から満席になったこともあり、
やはり多くの方が困られている・何かヒントが欲しくていらっしゃるんだろうなと
参加される方の困り度の高さも感じながら当日を迎えました。

面接試験(面談)や口頭試問が上手にできるようになるためには、
ある程度の試行回数や、壁にぶつかる経験、自分を見直す姿勢などが要りますので、
その経験を弊社の講座を通して得てもらって、
CCとして・プロとして、一皮むけるきっかけにしてもらいたいと思って
濃いめのフィードバックをたくさんさせていただきました。

当日参加してくださったみなさま、あらためてご参加ありがとうございます。
ぜひ、当日得たことをしっかり復習して、
少しでもご自身の身になる、力になる学び機会にしてくださいね。

それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。

ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。

「2級 面接実践編」の振り返り

「2級 口頭試問編」の振り返り

では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
今回は初参加の方も何名かいらっしゃいましたが、
慣れている方や弊社の講座にすでに馴染んでいる方とそん色ないくらい、
すごく充実したアウトプットを出してくださっていて、わたしも読んでいて嬉しくなりました。

ご自身の振り返りとして、そして他者の気付きとの違いを比較しながら
さらに学びを深める機会として、ぜひ参加者の声・気付きをじっくりと読んでみてください。

2級 面接実践編・口頭試問編 参加者の声

今回ロールプレイにチャレンジさせていただいて、やはり大きく自身の力不足を痛感しました。具体的には、CLが話してくれた言葉を点で拾うことに必死で、それを繋げてCLの面・道を俯瞰的に見ることができず、結果、口頭試問でも面談について自身の言葉で説明することができませんでした。これは以前から感じていた自身の課題であり、それを解消してくことがなかなかできないでいる自分をもどかしく感じていたりもします。

一方で、それでも多くの見学の方がいらっしゃるこの場でロールプレイ役に申し込むことができたのは、八阪先生の講座がいつも向上心をお持ちの素敵な皆様で、温かい空気の中で真剣に学び合える場だと思えているからです。
今回、録画させていただいた自分の面談から目を背けず、お送りいただいたチャットも見返しながら振り返りを行い、必ずCCとしての技量向上に繋げていきたいと考えています。
今回もご指導いただき本当にありがとうございました。

本日見学で初めて参加させていただきました。3ケースのロープレを拝見して、大変学びの多い時間となりました。まず初めに、見学参加を初めてする方向けに八阪先生より説明がありました。
・相手がされたいと思っているか
・相手がどうしてほしいか
という点を考えながら進めるという点に非常に共感しました。

いつもロープレの際に話が深まらない・状況把握だけになっていると感じていたのはこのせいなんだと気づかされました。自分が興味を持って聞きたいことではなく、CLが話したい事は何なのかを考えながら進めていないからなんだと思いました。
また、15%の合格率が示す意味。受験に対する意気込み・覚悟を問われ、身の引き締まる思いになりました。

今回、ロープレの最中に「今、何をしているのか考えながら進める」ということを意識しながら見学させていただきました。3ケースのロープレを拝見してたくさんの学びを得ました。

(中略・具体的な項目が7つ)

前回31回・初受験の際に伊藤さんの事例でしたが、終始「イライラするのを何とかしたいです」とおっしゃっていたことに対してどのように接すればよかったのか自問自答していました。
今回受講することで、CLがどうしてほしいのか・何を話したいのかを意識することで次は違ったかかわりができるのではないかと思いました。今すぐに実践したい気持ちになっています。本日は大変貴重なお時間を頂きありがとうございました。

今回、みなさんのロープレを拝見して、リアルタイムで先生のフィードバックを読ませていただいたことで、なるほど、だから自分はつまずいていたのかという点が痛いほどに理解できました。
その中で最も痛感したことは、改めて、関係構築が深く難しいものであるということです。つい問題探しをしてしまい、それが相談者への寄り添いと反対方向に行ってしまったり、本質からどんどん逸れてしまう。
これを防ぐには、CCの徹底的なセルフコントロールが必要だと感じました。CC自身の自己洞察、自己管理、これができないと、結果に向けて急いでしまう。答えが欲しい。だって、この後口頭試問を控えているんだから!と愚かしいほどに自分視点になってしまいます。
しっかり自分を見つめ、理解しつつ、あくまでCLのためにある時間であることを肝に銘じたいと思います。

■見学するときの姿勢について。八阪先生の「自分のアウトプットのクオリティがCLのためになる」という言葉が胸を打ちました。「自分が口頭試問をやるつもりで見る。評価する立場じゃない。」見学するときも、自分の目の前にこのCLがいたら自分は何ができるか。これから出会うためCLのために自分のアウトプットを向上させる!という姿勢で臨みます。そう考えると見学の時間が自分がCC役をするときと別の学びができて、同じくらい価値があると気づきました。
➝(ToDo)RPの後、自分の口頭試問バージョンを作る。

■「CLの話を正確に理解すること」ではなく、「わかってほしいこと、強く訴えたいことをきちんと掴む」。これまでCLの状況を正確に理解する意図で、CLの発言を自分が忘れないようにと繰り返したり質問していたので、「ストーリーの説明ではないところにこそ、意思や意図がある。話題理解ではない」ということを学びました。そしてCLが本当に聞いてほしいことは何なのか?を汲み取るためには、CCが考え抜き、それを言葉にするスキルは「熟練レベル」なのだとわかりました。
➝(ToDo)面談中に必ず一度は自分なりに考えたCLの気持ちや問題を、概念化して言葉にしてCLに伝えてみる。※その後のCLの反応の濃淡に注意。無理やり同意していないか?

■CLの問題を点で見ずに、変化を見よう思いました。例えば、今回のケース3の「今の気持ちは5:5。ではどのように変化してきたのか?」の場合や、CLが相談に来るまでの間「何度も悩んだり、迷ったり、ブレたり」した経緯を大切に支援をしたいです。 
➝(ToDo)CLに「ここに来るまでに、ご自身でこうしてみようかな?とか、考えたことは何かありますか。」と質問する。

■口頭試問について。これまで自信がなくて途中でギブアップしていました。「正解を言おう」と思って、自分の考えが間違っているという思いから言えなかったのだと思います。「20分をどんな意図で過ごしたのか、どんな視点を持って支援していたのか」を伝えるようにしてみます。
➝(ToDo)
主訴…CLの言葉よりも、CLの気持を概念化して言うようにする。
問題点…正解にこだわらず、とりあえず自分が問題だと思ったことを伝える。
目標・展開…①面談でできなかったことを展開に入れる。②CLの問題(短期)➝CCの問題(長期)で方策を考える

(口頭試問対策に苦しんでいるであろう)仲間とのグループワークで一緒に考える時間は多様な視点があり、自分なりの言葉でアウトプットできればよいと感じ、とても勇気づけられました。一番の収穫は今回の5問とも設問の意図を再確認できました。

特に「CLが訴えていた問題は何ですか?」はいつも、受検票に書かれているケース内容そのままか、論述なら逐語からの抜粋しか書けていませんでした。表層的なことではなく深層部の訴えたいことを自分なりの表現で一文程度にまとめる必要があるとは大きな気付きでした。

「CCから見たCLの問題は何ですか?」についてはまだCLの不足箇所を探すクセが抜けません。意識改善が課題です。とは言え、問題として捉えるポイントは間違っていなかったので、CLに問題共有として誠実に伝える表現方法から検討してみます。

「今後この方の支援を続けていくとしたら、どのように進めますか?」は相談内容の問題を解消するために実行すると効果のあること。ここも用意していった内容を答えていました。長期にわたる支援プランの見通しを、20分を客観視して順番に伝えればよいのだと思いました。

反省点ばかりですが、今日学んだことをアウトプットできるようにがんばります。

八阪先生、木上先生、本日もご指導をありがとうございました。
5/19の面接実践編講座に見学で参加し、今回はCLの小さな発言や何気に話してくださる言葉の意味について特に勉強になりました。

2ケース目の伊藤さんの「癪に障る」「実際は子育てしていない人間に負担が掛かっている」といったきつい言葉を、CLは優しい顔でCCに伝えている意味。また3ケース目の池田さんが40代から考えていたであろう転職について、相談中に話をしていた何気に聞いていたらその池田さんの思いに気がつかず、相談時間を過ごしてしまうリスク・・・。何気ない言葉や表情、言葉と表情の差異、相談者から発せられた考えていた期間や回数にもっとアンテナを張り、しっかりと感じ取ったよ、という意思表示を普段の相談に組み入れることを意識しようと思いました。

そうしたら、今日、職場で新規の相談者が来られました。

(中略・相談内容に触れる部分を書いてくださっていました)

そんな方がわざわざ会社を休んで登録してまで話を聞いてほしい思いや相談できない苦しさや一人で悩んでいる姿を想像できると随分悩まれたんだろうなあ・・と思わず私自身の心の思いが相談者に出ていました。
その方は40分程の相談で「今日は来て良かったです」と言われ帰って行かれました。その言葉を聞いてよかったと思いましたが、その相談者には申し訳ないのですが、口頭試問の練習もさせていただく心持ちでお話を聴いていました。

日々の相談の中では、これまで何気なく行っていた相談ばかりでした。そうして「なんで合格しないのだろう、真剣に真面目にしているのに」と思い続けていましたが、講座で学んだことを1つ1つ実践していくことで、相談者の発言の思いの深さに気がつくことが最近できかけているかなと感じています。この度もありがとうございました。

2級面接実践編に見学者として参加させて頂きました。冬の試験の時から繰り返し目を通しているケースのロープレを見学させていただいていますが、なかなかCLの問題がつかめずにおり、ケースを見学しては、果たしてどうやってかえすのがよいのだろうと、電車の中で、逐語録を見返して考える日々です。自分の中で、CLの情景が描けていないことが、この原因かなと思っています。今一度、面接事例読み解き編で学んだケースの分析を、今一度、自分でも振り返ってみたいと思います。

また、今回は自分自身が苦手とするケースでのロープレでしたので、ロープレの進め方や口頭試問での答え方など、参考になりました。
その他、カウンセラーとして、あえてCLに投げかけるテクニックなども、講座で話を聞いているときにはなるほどとなるのですが、実際のロープレに取り入れるには、まだまだ修行が必要そうです。語彙力のなさ、アウトプットなど、文字化することや言葉にすることが、まだまだ苦手なので、要改善です。自分の課題を再認識する機会となりました。本日もどうもありがとうございました。

ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。

当日の講座の様子

アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。

今回もみなさんすごく熱心に学んでくださっていましたね。
午前の面接実践編も、午後の口頭試問編も、どちらもみなさんが一番困っている
面接試験に向けたパワーアップを感じられる内容でしたので、
およそ3時間(午前・午後連続参加の方は6時間超!)の学びの中で、
ご自身の課題点に気づいたり、何を改善していけばいいのか方向性が見えたり、
たくさんの収穫を得ていただけたのかなと思っています。

アンケートの回答を見ていても、ご自身の面談の進め方・捉え方が
ガラッと変わるきっかけになった方が多いみたいで、
来てくださって本当に良かったなと思っています。ありがとうございます。

この記事を見ているみなさんにも、写真とアンケートの回答を通して、
弊社の講座の雰囲気や、わたしたちがCCの育成をするうえで大切にしている
「CL第一を本当に実践できる、本物のCCを育てたい」という想いが伝わっていたら嬉しいです。

それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。

弊社の2級CC対策講座 特集ページのご案内

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この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。

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みなさまのお越しを心からお待ちしております。

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