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11月17日(日)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編・面接事例読み解き編)の様子

11月17日(日)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編・面接事例読み解き編)の様子

執筆者 | 八阪 義浩

11/17(日)にzoomを用いたオンライン形式で
「2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」

~面接実践編・面接事例読み解き編~
を開催いたしました。

こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。

この日は実は弊社としては「休業日」だったのですが、
その設定をする前に講座開催日程を組んでいましたので
ひっそりとわたしだけが一人で仕事をしておりました。

相談に来るCLや指導を受けるCCに対しては、
自分のペースやコンディションを大事にしようね、と
お伝えしている立場なのに、なかなかに矛盾していますね(笑)

そして、実は遠方の宿に泊まって講座をしていたので、
いつもと環境も違う中での運営だったので、通信環境もベストとは言えず
ややお待たせする場面などがあってご迷惑をおかけしました。
それでも、なんとか無事に終わって、学びの機会をきちんと提供できて良かったです。

もう間もなく論述試験の本番が近づく中ではありましたが、
2級は論述試験から面接試験までの期間が非常に短いので
同時に対策を進めておくことは大事です。

今回初めて参加された方の中には、
弊社の講座の中身の濃さに驚いた方もいらっしゃったかと思います。
合格率15%の試験で成果をつかみ取るためには、
何事にも、どこまでも妥協しない姿勢を持つこと。これが本当の合格の秘訣です。

ぜひそれを、この秋冬の間に身に着けて、本番で・実務で活かしていってください。

それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。

ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。

「2級 面接実践編」の振り返り

「2級 面接事例読み解き」の振り返り

では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。

受講された方の意欲や熱意は、このアンケートの内容からわたしもしっかり受け止めています。
「アウトプットの質にこだわって、日常の1つ1つの場面で手を抜かないこと」
これはいつもわたしがお伝えしていることです。

15%の合格率を突破できる人のアウトプットの質・量はどういうものなのか、
この記事を読んでいるみなさんも、本気で2級合格を目指す方のアウトプットの質を
ぜひ感じ取っていただけると嬉しいです。

2級 面接実践編・面接事例読み解き編 参加者の声

グラフでの考え方、CL相談したいことのどの部分がポイントか、など惜しげなくご教示下さりありがとうございます。
紙の文章の7~8行の文字から、その方が3Dで浮かび上がってくるように感じました。
ここまでやるんだな。それが支援者としてのあるべき姿なんだな。という事が具体的に見えて、その方の人生に触れる覚悟をもって接する必要がある、生半可な気持ちではいけないんだ。もちろん一生懸命やっているけれど、一生懸命のポイントがずれていたら、それが相談者にとっての支援になっていないんだ、という怖さを改めて感じる時間となりました。

それを受け止めていける器を自分としてもしっかり用意していくために、目の前の人をわかろうとする姿勢をもって臨むことの大切さを再確認できました。ことがらや、目先のことを深ぼるのではなく、その人が何をわかってほしくて相談に来たのか?言葉にしない部分を見ようとする。見られるようになる力をつけるためのヒントがたくさんいただけたと思っています。講義後の皆さんの質問もとても参考になりましたし、丁寧にご回答いただき、支援者としての姿勢を振り返る貴重な機会となりました。

他の事例についても、どこまでできるかわかりませんが、自分なりに読み解きしてみるつもりです。本日はありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。

●20分の中で前に進めることばかり考えて寄り添いが足りなくなるとどうなるか、改めて試験であっても、目の前のいるクライエントに寄り添うことは変わらないと理解しました。

●口頭試問の回答で、反応だけでなく、意図→発言→行動→結果→評価の流れが必要と学びました。
しかし同時に、常に意図まで考えて発言しようとすると、考えすぎてしまい何を言ったら分からなくなる危険性も感じました。

●本日1回目の鈴木さんのケースにおいて、旦那さんがOKと言っているのに、自分自身がNGだと考えてしまう(問題点を自己生産している)のが問題という点については、全く気付けておらず、はっとしました。表面的な良くある問題に目がいきがちで、根っこの問題を見つけられるようになるには、常にその視点を持って、ケースを重ねることが必要だと感じました。

この度、八阪先生の講座に初めて参加させていただきましたが、見学用の安いチケットだったにもかかわらず、ロールプレイ内容の細かな解説や振り返りメールなど、盛りだくさんの内容で、コスパが良すぎて驚きでした。2000円でここまでして頂いて良いのかと思ってしまいました。
八阪先生の対人支援への姿勢が一貫されているように感じ、改めて私たちの仕事は、その時だけのいい人などは通用しないのだと身の引き締まる思いでした。たくさん勉強させていただき、ありがとうございました。

●フォーカスをあてるべきところ、枝葉の部分として触れないところのメリハリをつける必要性がわかりました。
●人間理解が深いなぁと、これまでの自分のさらっと予備情報程度に事例を斜め読みしていたので、ここまで準備をするべき、読み込むべきだったのかと、反省しました。
●なぜ、CL役の人が下を向いたり、あたりが強かったりするのかが言葉で説明できるようになった気がします。(これまでは、恥ずかしながら、CLの当たりはずれ(笑)と思っていました。)
●具体的展開について、誤解していた部分がわかってきました。こんな場合の展開って?!と悩むようなケースでも、考え方についての理解が進みました。
●展開を焦ったり、解決志向になりがちだったりといった、自分のできていない点について、認識することができました。
●逆説の表現「~が、」などのあとの部分に注目したいと思います。
●CLさんがこちらの話を受け入れる、現実を受け容れることに対して、意識をできていなかったので、これからはそのアンテナも立てることができそうです。

そんなつもりはなくても、「私、相談者をキャリコンの型にはめようとしている」というのを、感じた講座でした。自己理解不足、仕事理解不足、コミュニケーション不足って言葉、あれをキャリコン主導でやると、完全にアウトになる事例を、身を持って感じたのでした。相談者第一とは何かを、改めて考えさせられる貴重な機会でした。

八阪先生の講座では、「なるべく質問しない」スタイルを真似してみようとやってみているのですが、私のは、「横でただ聴いているだけ」で、問題把握や具体的展開に繋がらない自分がいて、これは相談者の時間を効果的に使っていないなと思っています。今回の講座で、じゃあどうやるのか? を、先生の形で見ることができて、訓練方法のヒントを得た気持ちです。

「面接読み解き編」は八阪先生のスタイルで進むのに対し、「面接実践編」で面談が進められる講座を受けるメリットってなんだろうと思ってたんですが、1つ1つの関わりを、しっかり見て、フィードバックしていただけることが、これに当たるんですよね。

さらに、他の受験生の関わりについてのフィードバック内容を学べるのは、3倍良かったです。個別指導よりも、私は好きかもしれません。

⭐️ 超おすすめポイント:意図性のあるかかわりのストックが増える

意図性を持って面談を進められるかは、相談者さんとの共同作業を進めるうえで、なくてはならないものですが、意図性は訓練で広げられるとはいっても、拡大できるスピードは人それぞれかなと思います。

この講座は、キャリコン役の受験生の関わりと並走する形で、八阪先生が「この関わりはおそらくこういう意図があるだろう」(もしくは、この意図なんなん?)+「俺ならこうする」が見える化されるので、自分がやったこと(他のキャリコンの関わりについて自分も考えたこと)を後で先生の考えや見え方と比較する+先生の方法を自分のストックに加えることもできる(加えなくてもいい)。プラス、試験官にはどう見えているかも理解できる講座でした。

チャットの速報ベースの記録でも、KMGという記号・目印をつけていただいているので、ココが関係構築とか、ココが問題把握だと理解できました。そもそも、自分ではココが関係構築といったように意識できていませんでしたし、逐語の活用方法自体が出来ていなかった事を実感しました。
さらに、八阪先生だったらこう考えるという部分が大変参考になります。相談者がどのような思いなのかを客観視できますし、問題ってココだったのだと改めて確認する事が出来ます。

多々ある改善点の中で特に重視して行うのは下記2つだと感じました。

1.問題把握(相談者が訴えたかったもの)
相談者の発言の背景にある感情、相談者がおかれた環境などを想像し、
分かろうと努力すると学びましたが、実際には出来ていないため、
CC視点の問題把握に至っていないんですね。
まだ相談者の言葉だけで相談者を理解しているつもりになっているようです。

2.何のために、その問いかけをするのか、
問いかけの結果は?と意識したつもりでも、考えが甘いように思います。
その結果、口頭試問でも、意図→発言・行動→結果→評価の流れが、
まったく説明できないのだと、やっと理解できたように思います。

改善点は理解しているのに、実際に出来ていないのは自分の努力が足りない以外にありません。
何のための問いかけかは、普段の会話の中でも意識できる事と座談会で合格された方がお話されていたと思います。日常で今まで以上に意識することで、少しでも近づきたいと思います。

また、話を聞きながら考える努力をする事。先生から提案いただいたように、他の人のロープレをOBとして見ながらもこの人の訴えたいことは何だろうかを考える練習をするようにしたいと思います。
今回も、勉強させていただきありがとうございました。

初めての見学で参加させていただきました。チャットで逐語を起こしながらの進行で、すごくわかりやすかったです。ロープレの休憩時間に、重要だと思うところをせっせとメモしていましたが、まさか逐語の書きおこしを送っていただけるなんて思っていなかったので、感激です。

八阪先生が、関係構築で大事なことは、意図→発言・行動→結果→評価と書いておられて、
私は、今までクライアントさんに寄り添う・受容・共感を浅く考えていたのだと、深く考えさせられました。
すべての基本は、クライアントさんとの信頼関係によって成り立つもの。だから一人一人に真剣に向き合う。この当たり前のことをもっともっと大切にしようと心に留めました。

今まで試験に受かるには?という視点でロープレの練習をしていましたが、対人支援をするということは、他人様の人生に関わること、だとあらためて思いました。今回の講座では、先生からの問いかけや考え方など、なるほどそういうことなのか、と納得することも多々ありましたが、一番の収穫は対人支援に関わる姿勢について、でした。

2級の講座なのでもちろん合格を目指しているのですが、先生はその先を見据えてのご指導をされていると感じました。小手先のテクニックで合格すればいいというものではなく、もっと本質的なものだと感じました。

●CLの問題は、話したことではなく訴えたこと。言語化していないことも含めて一番わかってほしいこと。
●面談中に課題を押さえる。→改善点のプランをきめ細かく立てておけるようになる。
●板挟みになっているCLさんは、自分で制限を作り出している。
 今後も同じようなことで悩むことになるから、この事案だけの解決をするのではなく本質的なことに目を向ける。
●怒りを抱えているCLは、未来の話をするのではなく、心の中にあるものを吐き出してもらう。そうしないと未来へ目が向かない。
●CC視点の問題は、CLが自覚していることは入らない。
●CLの話を丁寧に聴くだけではダメ。それは相談ではなくトーク。CLがわかってほしい、ここを聴いて(聞いて)ほしいことを聴く。
●CCは、面談中自分が何をしているのかわかっていること。客観的に把握しておく。

八阪先生、木上さん、本当にありがとうございました。逐語録を読み返しながら、復習します。
振り返りのメールもありがとうございました。

ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。

当日の講座の様子

アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。

ロールプレイの場面で、すごくいい笑顔になってくださっているのが嬉しいですね。
弊社の講座の良い雰囲気がこの記事を見てくださっている方にも
伝わって欲しいなと思いながら運営をしていますので、
みなさんのおかげでそれが表現できるのが本当にありがたいです。

読み解き編ではお顔の隠れている方が多いですが、
実際にはみなさんすごく真剣な目つき・表情で学び取ろうとされていて、
ここでも熱意がすごく伝わってきました。

もちろん、実際のロールプレイや講座の最中には、
悩むこと・考え込むこともたくさんあるのでしょうが、
そんな時間も含めて、CCとして成長して熟練レベルに近づいていける
弊社での学びをぜひ、一緒に体験してほしいです。

それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。

弊社の2級CC対策講座特集ページ・オンラインストアのご案内

弊社が企画・運営する2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
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わかりやすくまとめたページをご用意いたしました。

この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。

詳しくは「2級CC技能検定対策講座のご案内ページはこちら」の
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また、弊社では一部の講座をオンラインストアでも販売しております。
そちらのリンクボタンも掲載しましたので、併せてご利用ください。

みなさまのお越しを心からお待ちしております。